2016/07/16 - 2016/07/18
960位(同エリア2027件中)
じんさん
クロアチアの一番南、アドリア海に面した城塞都市ドブロヴニク。美しい景観の街並みから『アドリア海の真珠』と呼ばれ、数々のジブリ映画とも関連付けられることも多く、今や日本でも超有名になった観光地の一つ。もちろんユネスコの世界文化遺産にも登録されている。
今回、ドブロブニクでの滞在は2泊3日。とは言っても、ドブロヴニク空港への到着が夜8時半着、帰りの便が午後3時出発と、ドブロヴニクでの実質的な滞在時間は1日半程度。欲を言えば1週間程度滞在したかったが、都合上仕方がない。
前にクロアチアを旅行した時のクロアチア通貨「クロアチア・クーナ」の残りを引っ張り出し、ドブロヴニクへと向かった。
表紙写真:スルジ山山頂の戦争博物館屋上から見たドブロヴニク
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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空港からバスに乗って約30分ほどし、ようやくドブロヴニクの旧市街に到着。この日は飛行機の出発の遅れなどもあって、我々がドブロヴニクの旧市街に到着できたのは夜10時近く。早速『ピレ門』をくぐって城壁の中へ。驚いたことにドブロヴニクはこんな時間帯でもまだまだ人通りの絶えない賑やかな街だった。
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予約したホテルはこの小道の先にある「アパートメンツ・ジロン」。ピレ門からも歩いて数分のところにあってロケーションは抜群。
チェックイン後、この小道にあるレストランで軽い夕食をとる。他のお店も結構夜遅くまで営業しているので、夜、部屋の窓を開けてるとさすがに騒がしかった。 -
今回宿泊した部屋は、小さなキッチンなども付いたアパートメントタイプ。トラディショナルな調度品や絵画の飾ってある天井の高い部屋。
完全なファミリー経営のところで、チェックイン、部屋の使い方の説明やら、チェックアウト後の荷物の一時預かりの相談だとかは経営者(だと思われる人)のお母さんが対応してくれた。 -
時間も遅かったが、特に疲れてるわけでもなかったので街へと散歩にでかける。
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変な形のグミをたくさん売ってるお店発見。まだまだ営業中。
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猫2匹発見。
ドブロヴニクには猫が多いと聞いていたが、噂通り。しかもこの猫たち、岩合さんの『世界猫歩き』に出演した猫たちと思われる。 -
ふらふらと歩いていると前方に階段。ローマのスペイン広場のように若者たちが階段に腰をかけている。まだまだ眠らないドブロヴニクの街、お店も開いてて安心して歩いてられそうだけど、とりあえず初日はこの辺で切り上げることに。
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2日目の朝、まずは城壁へ。
向かう途中にあったインフォセンターの前でふいに頭上からハトフンが落下。幸い直撃は免れたものの、頭や腕に一部被弾。「ウンが付いた」「幸先いいね」と素直に喜べず、部屋に戻って被弾した箇所を洗い流してから出直す。宿が旧市街の中のすぐに出直せるところで助かった。 -
オノフリオの大噴水。
「噴水」と言っても、脇にある「顔」の口から水が出ているだけ。 -
ようやく城壁へ。
城壁に登ると眼下には一面赤い屋根の街並み。
城壁はドブロヴニク旧市街をぐるっと囲うようにあり、このまま歩いて一周することができる。ドブロヴニクの中でも人気の高いアクテイビティ。ちなみに城壁の上は反時計回りで一方通行となっている。 -
海上に10隻近くのカヌー。ドローンが空からカヌー軍団を空撮。
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絶壁の上に立つ城壁の上を歩く。
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ドブロヴニク旧市街の背後にあるスルジ山。山というよりはちょっと小高い丘といった感じ。あの山頂から見たドブロヴニク旧市街はドブロヴニクを代表する風景。のちほどロープウェイを使って登る。
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見張り台。
城壁の上は日陰になってるところが少なく、歩き続けているとさすがに暑いのでちょっと避難。 -
見張り台の中から見たところ。額縁に入れた絵のよう。
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城壁の下にあったちょっとした海水浴場。
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港。ボートツアーなどがここから発着。
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屋根瓦。一枚一枚微妙に色が違う。
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その瓦がランダムに並べられて絶妙な模様を描いている。
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その家々が集まると見事な街並みの出来上がり。
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城壁の上を散歩していた猫。後ろから近寄ってきた。
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ミンチェタ城塞。
ドブロヴニク旧市街の北西の角にたつ。 -
ミンチェタ城塞から見たドブロヴニク全景。
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城壁を一周した後はランチタイム。
お店はガイドブックやレストランガイドのサイトでも人気の高かった、旧市街の中にある「カメニツェ」というところへと向かった。
お店の名前になっている「カメニツェ」とはクロアチア語で「牡蠣」を意味する。ここは当然、牡蠣をオーダー。ここの牡蠣はドブロヴニクよりやや西の方にあるストンという町で獲れる。形は小ぶりに見えたけど、味はとても美味しかった。何よりも安い。 -
イカ墨のリゾット。
クロアチアのアドリア海沿岸はイタリア料理の影響も大きく、美味しい食事が比較的安く食べられるのがうれしいところ。 -
手長海老。
大人の男性の胃袋は満たされない量ではあったが、とても美味しい一品。海老だけでなく、とにかくスープがよかった。さらにそのスープを小皿に取り分けたイカ墨のリゾットにかけて食べたらこれまた絶妙な味に。 -
デザートのロジャータ。クロアチア風カスタードプリン。甘すぎず、手作り感のある味。
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レストラン「カメニツェ」は広場に面していて座席はほぼ屋外にある。鐘楼の鐘が鳴り響くたびに、たくさんの鳩が群れをなして頭上を舞い飛ぶ。そして、地元の人が広場にドバっと餌を撒くので鳩たちがそれに群がる。圧巻だったけど、多すぎで正直気持ち悪いレベル。
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食後は旧市街の中を適当に散策。
多くの人に鼻をつままれたような銅像を発見。鼻が高くなるだとか、何かご利益でもあるのだろうか。 -
こちらは見世物のオウム。他に緑のオウムも。海賊風の男性が肩や手に乗せてくれる。
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部屋で少し休憩した後、今度はロープウェイに乗ってスルジ山山頂へ。ロープウェイ乗り場までは宿から徒歩で7,8分ほど。時間帯がよかったのか、特に並んでいる人もいなくてすんなりと乗れた。
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ツアーのパンフレットなどにほぼ100%掲載されているショット。ドブロヴニクに来たからには見ておきたい眺め。この日は天気が良かったおかげもあり、青い海の中に褐色のドブロブニク旧市街がよく映えた。
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こちらはスルジ山の山頂から南の方を見た景色。
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上半身裸の男が岩場の上に。
この男の仲間たちが流行りのドローンを飛ばしてドブロヴニクを空撮。 -
こちらは帰りの飛行機の上から撮影したドブロブニク周辺地域。
残念ながらドブロヴニク市街自体の撮影は失敗に終わる。。。 -
スルジ山の山頂に立つ謎のアンテナ。テレビ塔だとか。
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アンテナ近くにあった戦争博物館。
もともとは要塞。せっかくなので入ってみることに。 -
1991年の内戦の様子を写真や映像などを中心に説明。内線もドブロヴニクの歴史を語る上では欠かせない歴史上の一ページなだけに、見ておきたい場所。この後、旧市街の中を歩くとまた違った目線で見られる。
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城壁を巡ってる間に見た家。屋根が壊れたまま。これも内戦の爪痕か?
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特に案内は出てなかったが博物館(要塞)の中に階段があったので登ってみると上に出られた。
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要塞の上から見たドブロヴニク旧市街の風景。
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スルジ山を下り、帰りの空港へ向かうバスのバス停をチェック。
一日早いけど、時間に余裕のあるうちに。バス停はロープウェイ乗り場の真ん前。チケットはこの向かいにある小さなお店で購入できる。バスは1時間に1本程度。到着は予定時刻よりも早かったり、遅かったりと時間はあまり正確ではないようだった。到着時刻も日によって違ってる感じ。その日その日の飛行機の離発着に合わせてるのだろう。ここのバス停が始発ではないので先客がいるが、経験した限りでは満員で乗れないということは無かった。シーズンにもよるのだろう。 -
夜は妻リクエストにより寿司レストランへ。
場所はダブルービック大聖堂の近くの「OYSTER&SUSHI BAR "BOTA"」というところ。
ネットで調べた結果、旧市街の中でお寿司が食べられそうなお店が数軒あり、その中でも評価が高かったこのお店にした。ここもテーブルはすべて屋外にあり、予約の入ってるテーブル以外は7時ぐらいにはほぼ満席に。 -
前菜に巻物系とタタキ、メインに握りを注文。
結構リーズナブルなお値段で、美味しくてボリュームがあった。
店長かマネージャーらしき女性が各テーブルを回って、しきりに味はどうかと確認。うちのテーブルにも3回ぐらい来ただろうか。 -
握りのセットメニュー。
本当は3種×4カンの計12カン。オーダー時、「メニューに書いてあるサーモンが今日は無いので代わりのものを入れますね」と言われて内容が変更。料理人がアバウトなのかサービスしてくれたのかわからないが、この結果に。
最後ちょっと不安になったが、ぼったくりされることもなかった。おかげでお腹いっぱいに。お寿司自体のクオリティも高く、いいお店だった。 -
食後は夜の港へ。
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帰りに持ち帰りのできるパラチンケ(パンケーキ)を購入。クロアチア・グルメを満喫。
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最終日、フランチェスカ修道会へ。
世界で3番目に古い薬局がある。 -
城壁の上から見たフランシスコ会修道院の中庭。
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フランシスコ会修道院の中、中庭を囲う回廊部分。
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貴賓のサイン。
日本のところにある「清子」さんのサインは誰かと思えば、元紀宮殿下の黒川清子さんだとか。 -
フランチェスカ修道会付属の教会。
内装がすばらしい。 -
聖ブレイズ教会。
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ローラント像。聖ブレイズ教会の前に立つ。
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聖ブレイズ教会の中。
中はあまり広くないけど、ステンドグラスを通して入る光線で色鮮やか。 -
また市街をぶらぶらと散歩。
猫がだいぶリラックスした感じで寝そべっている。 -
ドブロブニクを離れれる前にランチ。
お店は聖ブレイズの横のレストランに適当に入ってみた。
蛸のグリルを頼んだら、ボリューム的にだいぶお上品な感じで出てきた。美味しかったけど。 -
妻はシーフードパスタ。
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余った最後のクロアチア・クーナでアイスを購入。
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また妻が猫を発見する。
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こちらにも猫。港の周辺には猫がたくさん。
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小魚を釣り始めるおばさん。それに群がってきた猫たち。海面をのぞき込む姿がかわいい。上の写真の猫も含めて、模様的にこの一団はファミリーな様子。
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こんな小魚を狙っている。
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「釣れないにゃー」とあくび。
ドブロヴニクでこんな感じで猫たちと日がな一日のんびりと過ごすのもいいかも。
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