2016/07/12 - 2016/07/12
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harukogyuuさん
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死ぬまでに1回は見ておかなくては、と思っていた場所。なかなか行く決心がつかなかったけど、今回訪れることができてよかったと思う。世界中の人が、ほんの数十年前の普通の同じ人間が、戦争になるとどのようなことをするのかを。決して他人事ではないと思った。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
クラクフからアウシュビッツ博物館に行く一番メジャーな方法はバスだと思う。「アウシュビッツ行き」というのはなく(なんか収容されそう!)「オシフィエンチムOswiecim行き」のバスに乗る。
クラクフ駅の旧市街とは反対側にあるバスターミナル。2階に切符売り場がある。前日に、この超アナログ時刻表を確認しておくと安心。緑が乗り場を示していて、赤が時間。MDA バスターミナル (クラクフ) バス系
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切符売り場はこんな感じ。でも、席が予約できる訳ではないので、バスの運転手から買う方が確実かな。
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朝、D8に行ってみるとオシフィエンチム行きのミニバス(多分15人乗りぐらいの大型タクシーみたいの)がいたので、急いで乗る。12ズロチ払ってから、運転手が、「席はいっぱいだから立っていけ」と言う。へ?と思ったけど、まぁ通勤のことを思ったら1時間ちょい立っててもいいか、と思い乗ることに。
でも、実は1席空いていてセーフ。しかし、ポーランドがほかのヨーロッパの国と違うのは立ち席が普通にあること。高速を通るような大型のバスにも立つ人用に、天井にバーがついている。 -
このミニバス、結構地元の人の足として利用されていて、途中、結構乗り降りがある。アウシュビッツ博物館の前に着くと、運転手が叫ぶ。大半の人はここで下車。
ここどこ?みたいな何もないところ。一応矢印が書いてあるのでその通りにまっすぐ歩いていくと -
駐車場の中に入り、左手に入口が見えてくる。
ちなみに、この写真の右側のバスが、帰りに乗るチケット争奪戦のあるバス。
ここの乗り場の位置(バスの入口の位置)をしっかり頭に入れておくことと、移っている電柱ぐらいに張り付けてあるバスの時刻表の写真を撮っておくことをおすすめします。 -
バスの見えたところから左を向くと、入り口が見える。
オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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雨がひどく降ってきて、セキュリティーゲートの列や、いつから入れるかわからない人の列でぐちゃぐちゃ。
セキュリティーゲートの隣の入口から中に入ると、売店やトイレがある。書籍やお菓子、水、雨合羽とかも販売している。両替所もあった。
ちなみに、この辺りは借りてきたWifiルーターが全く機能しなかった。田舎すぎるんだろうね。
アウシュビッツ・ビルケナウは事前予約が必要。当日券もあるみたいだけど、もちろん空きがなければ入れない。こんなところにきて入れないのも残念だし。
公式HP http://visit.auschwitz.org/?lang=en
基本は3時間のツアーで、2時間アウシュビッツ博物館で、1時間ビルケナウの見学といった感じ。私は英語のツアーに参加したけど、説明がうまいので十分理解できたし、このツアーでないとここの惨劇は理解しきれないと思った。(参考までに私のレベルはTOEIC730点ぐらい) -
時間がかなりあったので、とりあえず、朝ごはん。隣にあるカフェでリンゴのケーキとカプチーノ。このケーキ超うまい!
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ここがセキュリティーゲート。ツアー開始の15分前にならないと中に入れないけど、そんなことどこにも書いていないので、みんなわからず大行列しちゃう。
重要な情報として、ここへは大きな荷物を持っては中に入れません。かなり厳格にサイズを確認され、たしか(30?四方だったかと)私は斜めの肩掛けのバックを持っていましたがNGでした。
この写真の奥に見えている明るいところにある建物がクロークで100円ぐらいで荷物を預かってくれます。できたらあまり荷物は持って行かない方がいいですね。
そんなこんなで、ツアーにはギリギリセーフで間に合いました。 -
セキュリティーゲートを抜けると、イヤホンと受信機をもらう場所があって、そこを抜けて外に出ると、「English」の札を持っている人が2人ぐらいいて、適当にくっついていく。
そこで、受信機のチャンネルを何番に合わせてください、と言われ、マイクのテスト。30人ぐらいのグループだけど、とても聞きやすいので大丈夫。 -
最初に、アウシュビッツ?と言われるところ。
入口には「働ければ自由になる」という虚しい文字が。誰も自由になれないのに。 -
意外だったのが、結構しっかりした建物であった、ということ。
どうやら、もともと存在していた建物だったらしい。 -
何棟かの建物に入って、それぞれの展示物の案内を受ける。その説明がなければ、なんともきれいな住宅街にすら見える。
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最初は藁の上に寝てたけど、人が多くなり場所がなくなってきたから3段ベッドになったらしい。
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ユダヤ人が収容されたことは有名だけど、それと同じぐらいヨーロッパじゅうの人が収容された。ハンガリー人やフランス人、イタリア人も。
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ガス室の仕組み。どんだけシステマティックに大量殺人がなされていたかがわかる。
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靴とカバンの山。これらは全て転売されていた。これらを入れていた倉庫は「カナダ」と呼ばれいた。なぜか、カナダ=楽園というイメージがあったらしい。
収容者たちは、殺されるのではなく、別の場所に住むと思っているから、1つのカバンに全財産を詰めてやってくる。シャワーを浴びたらまた手元に返すから、名前と住所を書かせている。シャワーと言われた毒ガスの部屋を生きて出てくる人は誰もいないのに。 -
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アウシュビッツからビルケナウ(アウシュビッツ?)という、あの線路がひかれている有名なところに移動するには、無料のシャトルバスに乗っていく。10分置きに走っているが、結構いっぱいになるので、これに乗る、という強い意志が必要。
帰りの乗り場は、行きに降りたところと同じ。
写真はビルケナウ→アウシュビッツの時刻表 -
建物にひかれた線路。その当時のまま。
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この貨車で、何日も飲まず食わずで連れてこられていた。
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この広大な敷地の中にバラックが並んでいた。木製の板は、戦後周辺の住民が生きるために持ち去っていた。優先順位が違ったからそれは仕方ない。
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ブリックの建物のも老朽化が激しく、中に入れるのは1,2棟しかない。このベッドに数人が寝ていた。
現地に夏にいてわかったのが、ここでは、冬の寒さもさることながら、夏の暑さが過酷だった。病気が蔓延して多くの死者が出たこともうなずける。 -
火がつけられることのなかった煙突だけが残る。
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ガス室は、ドイツ軍が最後に証拠隠滅のために破壊していった。
となりの小さな池からは、大雨になる度に、今でも人骨が出てきているという。 -
何人の人がここでなくなり、何人の人が戦争を生き残ったかはわかっていない。
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じっくりみて、さて帰らなくては、と現実に戻る。
行きに見たバスに乗るわけだが、ここにバスの時刻表ががる。「予約」はできない。「列」を作って待つ、という習慣もない。必要なのは、何がなんでもこのバスに乗る、という不屈の精神と戦略。
行きに見たバスの入口がどこにくるかを覚えておき、そこに近い場所に陣取る。バスがきた、と思ったらとりあえず、前の人にピタッとくっついて、ともかくバスに乗る。お金は握りしめておいて、運転手にすぐ支払えるようにしておく。 -
戦いに勝ったバスの上から。
ここにいる半分近くの人が乗れませんでした。立ち席でいいなら乗れたんですけどね。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ぐるぐる7さん 2016/08/12 16:12:46
- 私も見てきました。
- はじめまして。
もう7〜8年前、まだアウシュビッツ博物館が自由見学できた頃に行ってきました。今は予約が必要なんですね、大変だったことでしょう。
博物館(敷地)は本当に広くて、私も人の命を奪うのに完璧なシステムが出来上がっていたことに寒気を感じました。
クラクフ、素敵な街ですよね。美味しいものは食べられましたか?
これからも良い旅を! 旅行記を楽しみにしています。
- harukogyuuさん からの返信 2016/08/12 21:49:49
- RE: 私も見てきました。
- ぐるぐる7さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
アウシュビッツ博物館は、早朝なら予約がいらない、と書かれたブログもあったのですが、私が予約ページを確認し、朝8時半ぐらいから現地にいた限りでは、予約がないと、セキュリティは通してもらえてなく、チケット売場でも午前はもう空きがない、とか、すったもんだしてたので、難しいんだと思います。ビルケナウの方の入場はフリーでした。
クラクフはとても可愛らしい街で、とても楽しかったです。お料理は感激的に美味しいものには出会えませんでしたが、オブバジャーネックにハマり、リュックに詰めて帰りました!
旅は楽しいだけでなく、歴史の教訓をも、実感を持って教えてくれる大切な機会でもありますね。
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