ソリちゃん黄河源流へ旅行する　その1

2016/07/16 - 2016/07/16

　7月に4年ぶりに青海省の黄河源流へ旅行に出掛けました。現地でナビとドライバーを引き受けてくれた宗さんは、もう22年もの長いお付き合い。奇麗な奥様と二人の息子も皆大の仲良しなので、彼らと一緒に出掛けるのも楽しみの一つですね。

　ところでコースは今回も上海経由でした。トランジットの合間に小籠包とエビシュウマイ、青島ビールで腹ごしらえです。

エリア 中国

　翌日は天気が良かったので近くの山へ軽いハイキング。ルンルン気分で出掛けたまでは良かったんだけど、途中で後ろの車にオカマを掘られちゃって・・・。バンバーがちょっと破損しただけで被害が小さかったのはラッキーでした。

　この様なときは中国でもTELすると保険屋のスタッフが駆けつけてきて、色々と処理するんですね。でも流石中国、今回は3台が絡む事故だったんだけど、意見をまとめるのに30分はかかってましたよ。

　じっくり観察していたんだけど、金にはシビアな中国人でも車を持っている人たちは皆基本的に生活にゆとりのある層。
　興奮して大声で怒鳴るなんて下品な事は最後までしませんでしたね。

　最後は皆納得して軽く会釈して握手して分かれたのにはちょっと驚き。こんな山奥の地方でも大分変わって来ている事を実感しました。

　前の白い車は中国製なのが原因なのか、一番被害が・・・。イスラム系親子が乗っていて一番気の毒。
　ちなみに、後ろの車が私たちにオカマ、その勢いで前の白い車に“ゴツン”という、よくあるパターンでした。

　青海省の省都である西寧から北へ100km程行ったところにある峠。もうちょっと登ると、天気の良い日には雄大な祁連山脈が見えます。
　そしてその麓をシルクロードが伸びているのでス。

　初日は宗さんが贔屓にしている広東料理の銘店へ。色々と美味しいものをごちそうになりました。

　中国へ来ると青島ビールを注文する事が圧倒的に多いですね。油っこい中華に良く合うと思います。

　大好物の水餃子をオーダー。熱々をふきふき食べるのがお約束。

　随分皆食べましたね。無論私は一番・・・。きっと良く食べるやつだなぁ、などと・・・。んなことね〜か。長い付き合いでもんな。

　この日のメインの魚料理。川魚らしいんだけど、標高3000m近い場所にしか生息していない珍しいもので、地元ではかなりの高級魚との事でした。
　味 ?　そりゃあ美味しかったですよ。

　特大エビのチリソース。あまり辛く無い柔らかめな味付けになっていたので、食べやすかった様ですね。
　何品食べたのか分からないくらい沢山・・・。皆大満足でしたね。

　さて、翌日はいよいよ黄河源流に向けて出発です。途中にある結構大きな街、共和市にて軽めのランチを。
　きしめんに似ているうどんは、軽めの食事の定番。結構いけるんですよ。

　宗さんはしんちょうが188cmで体重は90kg。確か50のはずなんだけど、彼も昔に比べると食べなくなりましたね。昔は・・・。そりゃあこの体ですから 笑。

　ここは温泉という街。はるか昔泊まった事があるんだけど、流石に今は泊まれませんね。基本的に長距離トラックの運ちゃんや、バスで移動する人達が泊まる場所なので、食い物、トイレ、宿全てが最低レベルっすから。

　瑪多の街には予想より1時間以上も早く到着。西寧から600kmも離れてはいるものの、かなりの区間が高速化されてるので、道は概ね快適。
　そのかわり車の量は随分増えていて・・・。

　瑪多のホテルは街一番の瑪多賓館へ。富士山より大分高い標高400mにあるホテルだゼ！
　この日は流石に疲れたので、ホテル正面にある軽食屋で水餃子と炒め物の軽い夕食を。無論アルコールは無しです。

　私は大好物の水餃子を注文。喉越しがいいですからねぇ。

　宗さんは好物の焼きうどんを。ピリッと絡みの効いたものがお気に入りの様です。

　これも焼きうどんの一種。何処が違うんだろっ。まっいっかぁ、ちゅう感じでしたね。

　翌日は近場へハイキング。途中にはマーモットがあちこちに。人があまり住んでいないからなのか、警戒心はちょっと低い感じですね。地元の人にいわせると、ワシの恰好のご飯ダネなんだとか。

　この道をさらに奥へ行くと、淡水湖では世界一高い場所にあるオリン湖に突き当たります。ただ最近は出掛ける人が少ないので、道が荒れていて小型の車は通行不可との事。

　さて、今回はここまで。夕食などの様子はその2をご覧下さいね。