ポルトガル、スペインついでにイスタンブール　23日目　迷って楽しいエヴォラ

2016/04/29 - 2016/04/29

エヴォラの町は、とてもポルトガルらしい？と思われる街並み、歩くのが楽しい所です。

ホテルから広場への通り、至る所に可愛いお店を発見。ミニスーパーや
レストランは、いずれも値段は高くなく、観光客向けというより地元の方に人気のお店にちがいありません。

ポルトガルではリスボンやポルト以外は、本当に早くお店が閉まってしまいます。アパート滞在型の私たちにとって、食材やお酒の買い出し！、とても苦労しました。
なにせまだ明るいうちでも、スーパーは閉店、コンビニなんていうものは存在しないし、油断していると夕食はままならず、開いているレストラン探しに四苦八苦することになります。
エヴォラの町もやはり同様で、早めにレストランやスーパーの目星を付けたりして、貧じい夜を迎えないよう、街歩きしながらも考えます。

エリア エボラ(ポルトガル)

今日の始まり。まずは、ホテルのあるライムンド通りを広場の方に歩いて行ったところにあるカフェで朝食とします。

瓶は・・ありません。

ポルトガルのカフェでの朝食は安くて美味しく、楽しみです。
野菜は期待できませんが、普通のホテル（私たちが泊まることのできるレベルのホテルですが。）の朝食とは格段に違います。
焼きたてパンの美味しさは格別です。

ジラルド広場の入り口にあるミニスーパー。朝の散歩の途中に、ここで水を購入します。

気になるファドの案内。

美味しそうでお安いお店探し。大切です。

市場に行ってみます。ジラルド広場から右に坂を下ります。
この写真からエヴォラ検定（あれば？）上級者は、ご理解できると思います。・・・ここを曲がるのか、と。

教会が見えてきました。この近くに市場はあります。

サンフランシスコ教会のある広場です。まずは教会から攻めましょう。

教会内部は、一面、少しブルーがかったようなレンガやタイルで覆われています。清廉さを感じます。

サン フランシスコ教会 (エボラ) 寺院・教会

少し地味なようでも、凛として空気が張り詰めているような。

少し、光量が少ないような。

このアングル、気に入っています。清々しい雰囲気になれますよね。
ここより、人骨堂に入れますが、今の気持ちを大切に、ご辞退いたします。

そして向かいにある市場。この時間まだ活気がありません。

見るだけ。カテドラルに行くので荷物は増やしたくないので。

チーズは種類が本当に多くて買うのは難関です。癖のあるチーズはちょっと敬遠したいし、臭かったらどうしようとかと迷いながらあまりの安さ。
・・オブリガード！！と、つい買ってしまったわ〜

ここのワイン、とてもフルーティーで絶品。この旅行で一番のワイン間違いなし。大量購入したかった。ということで、・・・オブリガード！！またも、買ってしまった。
もしもこの地を訪れる方、必ずこの市場のこのお店お立ち寄りください。

生産者直結のお店みたい。ポルトガル語で色々と説明してくれるも、能書きいらず、飲んで納得。

帰り際、１ユーロショップ発見。バラマキ用のお土産あるかと入店しました。決して主人の好きなサソリワインはご勘弁です。
決して買いません。

それでもカテドラルを目指し、路地を徘徊・・散策。

１０月５日通りでのお土産屋さん。見るだけ。

リスボンよりもお安く、お買い得。

・・・オブリガード！！またもや、買ってしまった。
もう、いったんホテルに戻るしかないですね。買わないつもりが、なぜかバッグが重くて・・・

心新たにして、身軽にもなりまして。
もう途中の１０月５日通りの誘惑に負けず、カテドラルに無事到着です。
また荷物を置きにホテルに戻るというテツは踏みません。

エヴォラ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会

まずは、屋上に上がってみます。

ガウディ(見てから書いてますので）を彷彿させる奇抜な欄干の柱。

隅から隅まで歩いてみます。

階段はこのようなつくり。結構、スリルがあります。ここから顔出し・・しません。

教会に戻ってきました。

パイプオルガン。天正遺欧少年使節も聞いたとか。

とても気になるシャンデリア。

このようなアーチで作られている空間は、私のお気に入りです。

教会をぐるっと一周しました。

付属のミニ博物館。

昼食は、カテドラルにあるレストランでします。

赤と白、ハウスワインはなみなみにサービス。

エビが少しのアローシュとサラダ。。何の味もしないと思ったら、塩、コショウ、オイルはセルフ式。

隣の席との距離が経営度外視の配置。
でも、隣、日本語での会話。どうやら娘さんがポルトガルに嫁いで・・初孫が生まれて・・ダンナ様の両親とプチ観光・・全て聞こえてます。

続いて、アズレージョが美しいと書かれていたロイオス教会にまいりましょう！。
楽しい時にする私のしぐさ？・・・波乗りのフラダンス・・・です。（主人曰く）

入った瞬間に、圧倒されました。瞬殺です。

カメラマン、血が騒ぎます。

エヴォラまで来たかいがありました。

おっと、足元にも注意！人骨堂です。

迷カメラマンは、決してアズレージョの方向だけに気を取られません。

誰もいない教会。

奇跡のようなBGM・・・荒城の月が流れていました。

歌いました・・・♪春高楼（こうろう）の 花の宴（えん）
巡る盃（さかづき） 影さして～♪

観客は受付の方、お上手！と。

言われたかは聞き取れず、旅の恥はかき捨てとばかりに退散しました。

教会の中庭の向こうは、カダヴァル公爵邸です。

ここの中庭もとても素敵です。

カダヴァル公爵邸の入場券

カダヴァル公爵邸 城・宮殿

公爵邸はギマランイスでも訪れています。
こちらの方が、少しだけ現代に近いような気もします。

窓からの眺めも。絵画のような。

開放的な空間が、今ここに住んでいるような気分に。なりませんね？

でも、さすがに公爵様、我が家の台所にこれほどのパンはありません。

いつも贅沢なご旅行ですね。
安めのスーツケースとは比較にもなりません。

一部、影絵を展示してある部屋が。世界の観光名所、日本の建物もありましたが、なぜここに、このようなものがあるのでしょうか。
少し場違いの展示に、・・・退散といたします。

昨日と同じカフェで休憩します。

天気も良し。新緑の清々しい広場、うきうきします。

ドーナ・イザベル通りを下っていきます。

ここの角を曲がって。

ジラルド広場に下る途中に、結構賑わっている広場がありました。
感じの良い広場ですが、ここは、上でたっぷりとビール休憩していたので通り過ぎます。

ジラルド広場に到着。
ここの噴水、クチコミに書かれています。シンボリストな噴水ですかね。子供たちの戯れが心を和ませてくれます。

ジラルド広場の噴水 モニュメント・記念碑

これより、シエスタの準備、スーパーを求めて城塞の外に行きます。

城塞の外、バスステーションの方向にスーパーがあることは確認済です。

大型スーパーは、エヴォラの新市街の静かな住宅地の中にありました。

ちょっと離れたスーパー。帰りのことも考えて、買い物は少なめ。

これよりホテルに戻り、シエスタです。

夕方ごろより、再び活動開始です。
まだ行っていない、街の西側、水道橋あたりを目指そうと思います。

ジラルド広場の教会の裏手を抜け、カノ通りを目指します。

水道橋 建造物

途中には、結構気になるショップが多くて目移り、立ち止まってしまいます。
まだ、６時過ぎ、日没までまだたっぷりと時間はありますし、ここは寄り道しましょうか
。

おいしそう・・引力ですから。

カノ通りに入って水道橋の片鱗が見えてきました。

だんだん高さを増していきます。
高架下の利用は万国共通、家づくりに最適。
電車が走らないだけ、騒音に優れていますが、水漏れの心配ありでしょうか？

こうなると、二階建てでは追いつかないみたい。

つられるままに要塞の外に。

サント・アントニオ要塞に到着。

やっとこ到着したのに、立ち入り禁止です！すごく歩きました！どうか、途中に要塞立ち入り禁止との情報を下さい(/_;)

入場かなわず。

水道橋の目的は叶わず。
ただ、まだ日は暮れず、天気も良くなってきたので、そのままホテルに戻らず、旧市街の城塞廻りを少し散歩してみます。

城壁 史跡・遺跡

城塞の外周は遊歩道になっていて、車道からは緑地帯を挟んでいるためとても静かです。ときどきジョギングをする人たちとすれ違うだけです。

旧市街に入る通路が所々にありますが、生活のために後世に作られた出入り口みたいです。

さて、ホテルに戻る折、日本食堂を発見。あれほど色々なレストランの下調べをしていたのに、衝動的に入ってしまいました。

その名は「サムライ」。
日本食を食べたいとは思っていなかったのに。気の迷いです。「サムライ」

パックに詰め放題の均一料金、無難なネタを選べるのが魅力。
意外なほど安く、それにマグロと鮭がウマシ！。
テイクアウトします。
海苔巻きで苺に生クリームインはもちろんのこと買いません。

お寿司を食べて、そして恒例の就寝前の宴。

もちろん、ツマミは市場で買ったチーズ。
美味しい、美味しい。
ワイン切れのための就寝となりました。

次に続く　http://4travel.jp/travelogue/11152023