2016/07/14 - 2016/07/19
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pp235さん
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7月14日 JL749 成田-デリー、9W312 ムンバイ泊
7月15日 9W313 オーランガバードへ、エローラ石窟群観光 オーランガバード泊((1)はここまで)
7月16日 アジャンタ石窟群観光 9W7149 ムンバイ泊
7月17日 9W331 デリーからアグラへ アグラ泊
7月18日 タージマハル観光 JL740で帰国
成田―デリー間の往復は、特典航空券で確保したので、デリー発着のツアー(国内交通・ホテル・ガイドさん・食事込み)をパラダイス・ツアーさんにお願いし、現地の日本語ガイドさん(グプタさん)にデリー到着から出発までお世話になりました。
グプタさんは、教師から転職して日本語ガイド歴5年、JTBやHISなどいろいろな旅行会社のツアーガイドをしているとのことでした。
今回は、ハードスケジュールで申し訳なかった。
- 旅行の満足度
- 5.0
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往路は、JALのフルーツミールを予約してみました。
海外旅行ではおなかの調子が普段より良くないため、今回は、行き先がインドということで、少しは体調維持に役立つかと… -
フルーツミールの朝食
最初にアレルギーの有無を聞かれて、特にないと答えていたためか、フルーツがパンにのっています。 -
往路のプレミアムエコノミー席は、なぜかとても空いていて、全部で6人くらいしか乗っていませんでした。
他のクラスは、もっと乗客が多かったのですが。 -
デリー空港着。
eビザだったので、一番奥のカウンターまでどんどん進みます。
審査を受ける人は他に誰もおらず、待ち時間なし。
私は左手の指紋をとるのに時間がかかりましたが、同行した義理の母は、指紋は一切取られず、何も言われずに非常にスムーズに通過。
見るからに問題なさそうだったのでしょうか…。 -
ジェットエアウェイズに乗り換えて、ムンバイへ。
デリー、オーランガバードは、エアインディアなら、直行便があるので、デリーで一泊して翌朝オーランガバードに向かう方がよいかも。
今回、ジェットエアウェイズにこだわってしまったこともあり、ハードスケジュールになりました。グプタさんは、ホテルに泊まらずに夜を明かしたようで、気の毒でした。
機内食は、チキンカレーとホウレンソウのビリヤニ。見た目は今一つですが、味はおいしかったです。アイスクリームが後から配られます。 -
翌朝、ムンバイ―オーランガバード間のジェットエアウェイズの機内食。
野菜のサンドイッチです。 -
オーランガバードのホテルは、ヴィヴァンタ・バイ・タージ。
普段は、経済的なホテルですが、ここはインド。気持ちよく過ごすために、今回はよいクラスのホテルをお願いしました。ヴィヴァンタ バイ タージ オーランガバード ホテル
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ホテルの部屋。一階のガーデンビューの部屋です。
ヴィヴァンタ バイ タージ オーランガバード ホテル
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オーランガバードの街を出て、エローラに向かいます。
グプタさんは、アジャンタ・エローラは年1、2回しか来ないとのことで、歴史学など修士号2つを持ち、ガイド歴41年、日本語ガイド歴4年のラムさんが、エローラ・アジャンタを案内してくれます。オーランガバードには、日本語ガイドは4人しかいないとのこと。
写真は、オーランガバードの町の城壁にある52の門の一つ。
朝だったので、スクールバスや学校前に集まっている生徒をたくさん見かけました。
ちなみに、オーランガバードには、学校が600校、大学が5校あるそうです。 -
途中、道端から、ダウラタバードを撮影。
頂上まで上るのに1時間半、全体の見学に4時間はかかるそうです。
行ってみたいと思っていたのですが、結構大変そうだったので、風景を見るだけで十分かも。ダウラターバード 城・宮殿
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車線は無関係のようです。どんどん車を追い抜いていき、日本だったら危険!と思うところですが、今回の旅行では、それほど危ない感じはありませんでした。
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デカン高原は溶岩でできた高原のうち最も大きい高原で、標高600メートル、夏は43度程度、冬は8度程度。
エローラに向かう途中は、畑が広がり、遠くに台形の山が見えます。
作物は、ねむの木、レモン、トウモロコシ、マンゴー、グァバ、カスタードアップルなど。 -
インド全体で1700の石窟があり、うち1241窟が、ここマハーラーシュトラ州にあります。1700のうち、80%が仏教、16%がヒンドゥー教、4%がジャイナ教。
溶岩は、彫るのに硬すぎず、柔らかすぎずよいそうです。
エローラに到着後、まず、第10窟から。
7世紀に作られた礼拝堂で、キリスト教の聖堂に似ています。
獅子の上にコリント様式の柱に支えられた上部に、菩提樹や天女の彫刻が見えます。
天井の梁は、木材建築のコピーとのこと。エローラ石窟群 寺院・教会
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内部には、全部で35の八角柱があります。
釈迦は、半跏趺坐ではなく、蓮の形の椅子に腰かけており、これは王の座り方。
頭上には、菩提樹の木、右には金剛菩薩、左には蓮華菩薩が彫られています。
ここで、ラムさんは、お祈りの言葉を唱えてくれました。
堂内に響きわたり、聞きほれてしまう美しさでした。エローラ石窟群 寺院・教会
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堂の2階に上って、10ルピー払うと、音楽を奏でる場として使用されていたギャラリーに入り、上から堂内を眺めることができます。
エローラ石窟群 寺院・教会
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第10窟を出て、第8、7窟の外側。
左に文殊菩薩、真ん中に子孫繁栄の神、奥に子供、天女、召使が彫刻されています。エローラ石窟群 寺院・教会
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座っている釈迦の周りに、土地を象徴する象、空を象徴するユニコーン、水・海の象徴のワニ、その他想像上の動物が彫られています。
両側に菩薩の彫刻。エローラ石窟群 寺院・教会
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第6窟内
柱や床に穴が開いているのは、足場を組むために使われたものだそうです。エローラ石窟群 寺院・教会
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第5窟内
エローラ内で最も広い僧院
少し高くなったところは、食事や読書のためのテーブルとして使われたそうです。エローラ石窟群 寺院・教会
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第5窟に向かった眺め。
雨季のためか、コンクリートで付け足された庇の上から、滝のように水が流れています。
第4〜1窟までは、足元に気を付けて自分で見ておいでということで見てきました。エローラ石窟群 寺院・教会
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第12窟
木材の建築物をコピーした学院
3層構造で、上から下へ彫り進められたそうです。
3人の教師と41人の生徒がいたとのこと。エローラ石窟群 寺院・教会
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第12窟のシンメトリーの美しい回廊
エローラ石窟群 寺院・教会
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第12窟内の7体の釈迦が並んで彫られた壁
エローラ石窟群 寺院・教会
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いよいよ、第16窟、カイラーサナータ寺院へ向かいます。
エジプトのアブシンベルの2倍、7千人の彫刻家が150年かけて作ったそうです。
入場前に、外側に彫られている、ヒンドゥー教のシヴァ、パールバーティー、ヴィシュヌ、ブラフマー、ラクシュミ―、ガルーダ等々の説明がありました。
カイラーサナータ寺院には3000体の彫刻があるとのこと。エローラ石窟群 寺院・教会
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寺を、グリフィン、象、スフィンクス型の動物など様々な動物が支える形になっています。
写真に写っていない手前の7段の彫刻は、片側はマハーバーラタの物語、もう片方にはラーマーヤナの物語です。
彫刻ができた後も、14世紀に漆喰の壁画が描かれるなど、加工が続けられたようです。エローラ石窟群 寺院・教会
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周りの回廊には、様々な姿のシヴァやヴィシュヌが彫られています。
エローラ石窟群 寺院・教会
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本堂の中のリンガ
ここに行く途中に写真を撮るサービスの勧誘がありますが、10ドルするので断るようにラムさんから注意を受けました。エローラ石窟群 寺院・教会
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表側2階に上がったところからの眺め
寺院全体が馬車のような形だとの解説でした。エローラ石窟群 寺院・教会
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バスで、ジャイナ教窟に向かいます。
エローラ石窟群 寺院・教会
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バスを降りるとかわいい牛が。
ほかにもたくさんの牛が歩いていました。エローラ石窟群 寺院・教会
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第32窟
これもカイラーサナータ寺院のような馬車の形とのことです。
ジャイナ教の聖人は、23人。
ジャイナ教徒には、シェタンバル(白いターバンを巻き、菜食主義者。卵や肉だけでなく、ニンニク・玉ねぎ・唐辛子を食べない場合もある)とディガンバル(裸)がいるとの説明がありました。エローラ石窟群 寺院・教会
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2階にはガジュマルの木の下のインドラ
エローラ石窟群 寺院・教会
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第33窟の壁画
エローラ石窟群 寺院・教会
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第33窟の天井にも絵が描かれており、色彩も残っています。
エローラ石窟群 寺院・教会
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9時前から入場し、13時ごろに終わりました。
入口近くのエローラ・レストランで昼食です。エローラ石窟群 寺院・教会
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ターリーの昼食。
パパド、白米、チャパティとカレー(豆カレー、野菜カレー、チキンカレー)
味は少し辛目でおいしかったです。エローラ石窟群 寺院・教会
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テキスタイルの工房に寄りたいか聞かれ、義理の母がインド綿を買いたいと言ったので立ち寄ったお店。
どちらの面からみても模様になっているとのことでしたが、見せてもらった生地は、思っていたのとは違ったようで、何も買わずに退出。 -
ホテル横のDマートに行ってみました。
中は撮影禁止。
水1リットル、マサラ50gがそれぞれ15ルピー(約24円)ととても安い! -
ヴィヴァンタ・バイ・タージの庭。
スコールが降ったのと、蚊に刺されるのが心配だったので、結局庭には出ませんでした。 -
夕食は、ロータスレストランで、ビリヤニをいただきました。
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スープをいただいた後、野菜ビリヤニ、チキンビリヤニ、マトンビリヤニを取り分けました。
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