娘とセブ島へ　その１はオスロブの町とジンベイザメシュノーケリング

2016/07/12 - 2016/07/16

娘と４泊５日で、セブ島に行きました。
ジンベイザメに会いに行くのにいろいろ考えた結果、バスで行ってオスロブで１泊してオスロブの町を見て、翌日ジンベイザメシュノーケルとスミロン島デイツアーを楽しむことにしました。

その１の、１日めはセントレアからセブ島へ。
ホテルはセブシティの「サミットサークルセブ」。
２日めは、バスでオスロブへ。
ホテルは「オスロブマロンゾペンションハウス」。
３時間２０分かけての移動と、オスロブの町・ローカルスパ。
３日めの、待望のジンベイザメシュノーケリングまでの旅行記です。

エリア セブ島(フィリピン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
• 航空会社: フィリピン航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

空港へは１３：３０までに行けばいいのですが、諸事情で朝早く家を出たので空港手前のイオンモール常滑に寄り道。

中くらいのスーツケースなら無料のロッカーに入れることができ、身軽に買い物ができます。

ランチを食べた後、イオンと空港を結ぶシャトルバス乗り場へ。
平日なのに満席。
１０分でセントレアに着きました。

初めて乗る、あまり評判のよくないフィリピン航空。

遅延が多い・機内が寒すぎる・シートが狭い・モニターどころかオーディオもない・機内食がおいしくない・ＣＡが気が利かない・・・そんなに！？

３０分遅れて出発。
さんざん悪い話を聞いてきたので、たった３０分なら上出来と思ってしまう〜

シート狭いけど、座れないわけではないし。
ブランケットや新聞もあるし、機内エンタメ以外は我慢できそう。

機内食はチキンがなくなって「フィッシュオンリー」って言われたけど、普通に食べられるよ〜！
健康チェックカードの書き方がわからなくてＣＡさんを呼んだら、日本語が上手な日本人じゃないＣＡさん(イケメン)が隣に座って丁寧に教えてくれた！
当たり前のことが素晴らしく感じる！？

渋滞していて、空港からホテル「サミットサークルセブ」まで５０分かかりました。

初めてのセブは、マクタン・セブシティのどちらに泊まるかで悩みました。
今回はジンベイザメに会いに行くのが一番の目的だったので、アクセスのいいセブシティで、そして治安がよくないらしいのでホテル周辺が便利なところを選びました。

古いけど広く、シンプルな部屋です。

wi-fiは普通に使えましたが、時間が経つとパスワード入力画面になってしまうのが面倒。
日本のプラグが使えるコンセントがあって、携帯の充電には困りませんでした。

バスタブはなく、シャワーのみ。
シャワーヘッドを固定するホルダーが壊れていて不便でしたが、清掃後もその状態なので直すつもりはないんでしょうね。
歯ブラシはなく、タオルもバスタオルしかありません。

ガイドさんから「夜１０時以降は泥棒の活動時間なので、１０時になったらホテルから出ないように」と言われました。
もう９時半頃でしたが、少しだけ街を歩いてみたいと近くのコンビニへ。
帰り道で中年のおばさんにすっと手を出され(お金ちょうだい)、無視すると「か−っ！！」と威嚇された娘は、超ビビッていました。

２日め。

ホテルの朝食は、パンとおかずは６種類くらい・エッグステーション・お粥・スープ・サラダ・シリアル・ドリンク。

ジュースがまずい・・
朝食は少ししか食べない人向きのビュッフェです。

朝から雨が降る中、オスメニアサークルをぐるっと歩いてみました。
ホテルの近くにはマクドナルド・ケンタッキー・ジョリビーなどのファストフードや、コンビニ・ドラッグストア・マッサージ店があって便利そうでした。
ホテル下のロビンソンデパートも少し見て、ロビンソンの両替所を利用しました。
１００００円が４４７０ｐ。
旅行記の日本円換算は、このときのレート２.３で計算してあります。

４階のホテルの入口からタクシーで、サウスバスターミナルへ。
ここからタクシーに乗ると、スタッフがタクシーのナンバーを書いた紙をくれてドライバーに行先を告げてくれます。
１階のデパートと共有の出入り口では、タクシーをつかまえてはくれますがナンバーは控えてもらえません。

ホテルから１０分・８９ｐ(２０４円)で、バスターミナルへの乗り入れ料１０ｐ(２３円)は別に払いました。

タクシーを降りると、スタッフに「オスロブ？」と聞かれました。
たくさんの観光客がバスを利用するのですね。

「ＤＯＯＲ　０８」にはオスロブに向かうバスが停まっていて、次々に乗客が乗り込んでいるのが見えました。
バスターミナルの様子を見る暇もなく、私たちも車内へ。
スーツケースはスタッフが荷物室に入れて、降りるときに出してくれます。
すぐに満席になって出発しました。

出発すると、車掌さんが料金を徴収に来ます。
「オスロブ　パブリックマーケット」まで１４５ｐでした。

バスの中が寒いと聞いて準備万端で乗りましたが、それほどでもなく長袖１枚プラスで快適でした。

バスの窓から、フィリピンの人々の日常を見るのはおもしろいです。

バスのシートには硬いビニールのカバーがかかっていて、それがあちこち破れているので体に刺さって痛い・・
バスの中では音楽が流れていたり、映画を上映していたり。

しばらくすると、のどかな風景に変わります。
牛や山羊などの動物が、草を食む様子が何度も見られました。

車内ではwi-fiが使えますが、さくさく快適に使えるというほどではありませんでした。
それでも、長時間の車内での時間つぶしにはなります。

乗車中、お菓子販売の人が２回乗って来ました。
私たちは買いませんでしたが、結構売れていました。

出発してから２時間たったところで、ドライブインみたいな場所に停まりました。
トイレ休憩〜？トイレの利用料金は５ｐ(１１円)。
到着まであとどれくらいかかるかわからなかったのでトイレに入ると、げっ！
便座がない・・どうやって用を足すんだろう・・？
考える時間もないし、中腰でお尻がつかないように頑張りました。

ジャングルちっくなところにも家が建っていて、洗濯物が干してあったり子どもたちが遊んでいたりと、セブシティのホテルからは見られなかった景色。

おお〜！
車窓から見える海が美しすぎる！！

行きは進行方向に向かって左側の席に座ると、陽が当たらずに、海岸沿いでは海が見られます。

３時間２０分で、オスロブパブリックマーケットのバス停に到着。
車掌さんが、「もうすぐ着くよ」と教えに来てくれました。

バスを降りた途端に「マロンゾ？」と寄って来た人がいて、トライシクルに乗せられるかと「ウォーク、ウォーク」と歩いて見せて断ったけど、ただの親切な人だったかも？

バス通りから海の方向に向かって歩くと、ニワトリの声しか聞こえない静かな道が続きます。
絶対、人よりニワトリのほうが多い・・

今日泊まるペンションは、高い建物のセバスチャンホテルの斜め向かい。
真向いはなんと棺桶のお店でした。

バス停から徒歩３分で、「オスロブ　マロンゾペンションハウス」へ。

チェックインのとき、明日の予定を聞かれました。
「ジンベイザメとスミロン島に行きたい」と伝えると、「朝６時に集合して、送迎代は１５０ペソ」と即答でした。

大きなダブルベッドの部屋はテレビも冷蔵庫もありませんが、寝るだけなので問題なし。

１泊してオスロブの町も見たいし、朝早くからジンベイザメを見に行きたい。
ツアーは楽だけど日帰りは嫌だし・・と迷っていたとき、オーナーが現地価格ですべて手配してくれるこのペンションをみつけて、ここだ！と即予約したのです。

バスルームはシャワーのみで、アメニティは固形石鹸だけ。

チェックイン後に、今からツマログの滝に行けるか聞いたら「ノーウォーター」と言われました。
えー？自然の滝じゃないの？
午後には水がなくなるー？

バスに乗っているときにトイレに行きたくなるのを心配して、オスロブに着いてから遅いランチにしました。

またバス通りに行ってマーケットに入ってみましたが、中途半端な時間のせいか食事をしている人も食事ができる雰囲気もない・・

バス通りにあったカフェ「ＢＯＲＡ」。
韓国人家族が食事をしていたので、入ってみました。

バッチョイ５０ｐ(１１５円)とチキンセット８０ｐ(１８４円)。

バッチョイは塩ラーメンという感じでまあまあでしたが、チキンにかかっていた白いソースが塩辛くておいしくない〜

オスロブのマーケット周辺は見るところもないし、マッサージ店も閉店してしまっている。
滝も行けないしどうしよう〜とぶらぶら歩いていると、ちっちゃな美容院を発見。
あ、フットスパがある！
はあ〜？ペディキュアが５０ペソ(１１５円)！？

ローカルな美容院では、笑顔のスタッフが迎えてくれました。
フットスパ４５分２００ｐ(４６０円)をお願いして施術が始まると、「ヘアースパはいいわよ」と何度も勧められたので、フットスパ・ペディキュア・ヘアースパの３つをやることに。

写真を撮っている私の頭上の赤い帽子のようなものは、髪にトリートメントを塗布した後にかぶせられた保温器のようなもの。
紙とビニールと電熱線で中学生が作ったような感じで、もしかしたらホントに手作り！？

シャンプー台が見当たらないけどトリートメントはどこで流すんだろうー？と、娘と話していたら連れて行かれたのは、手洗い場兼洗面台！
シャワーはなく、手桶の水で流しました。

ちょっとびっくりなこともあったけど、２時間で髪・脚・爪をきれいにしてもらって４５０ｐ(１０３５円)だから文句なし♪

オスロブマーケット周辺にはコンビニやファストフードなどはなく、ローカルなお店しかありません。
小さな食品や雑貨のお店が、コンビニ代わりです。
他には、ハンバーガーやパンのお店がありました。

明日の朝食用に、パン屋さんでパンを買おうとすると・・
えーっ！？
１個５ｐ(１１円)？
小さいのは２ｐ(４円)だよー！

夕食はバス通りに並んでいる串焼きの屋台で食べようとしたら、急に大雨が降って来ました。
お店の人は慌ててテントを張り、お客さんは濡れない場所に避難と、バタバタしている感じ。

雨が止みそうにないので、チキンの串焼きだけ買ってペンションで食べました。
シーフードもあっておいしそうだったんだけど、ひとつひとつがデカい！
チキンの串焼きは細いのと太いのがあって、細いのは１本１０ｐ(２３円)。
炭火焼きで、少し甘いけどおいしかったです。

３日め。

５時に起きて、パン屋さんのパン(おいしかった！)とペンションの共同冷蔵庫から持ってきたチョコレートドリンクで朝食。
水着に着替えて、荷物をまとめます。

ペンションの共同冷蔵庫はここにあって、冷蔵庫から持って行ったものはノートに書いておいてチェックアウト時に清算しました。
チョコレートドリンク３２ｐ(７３円)・５００ｍｌのペットボトルの水１５ｐ(３４円)・カップラーメン３０ｐ(６９円)と、良心的な価格でした。

私たちはジンベイザメ→スミロン島→セブシティなので、ペンションに戻らず片道を送ってもらいます。
送迎のおじさん・おばさんにそう伝えると、代金は６０ｐ(１３８円)でした。

ジンベイザメの海岸まで１５分。

車を降りると、おおーもう始まっています！

まだ６：１５なのに、想像以上のたくさんの人！

まずは受付で名前と年齢と国を記入。
ローカルとフォリナーで書く場所が違うのに、間違えてローカルに書いてしまい書き直しました。

日本語の注意書きの紙を渡され、目を通します。

荷物は送迎のおばちゃんが、終わるまで持っていてくれました。
財布やスマホなどの貴重品もあったのでちょっと心配しましたが、大丈夫でした。

シュノーケリングの料金は１０００ｐ(２３００円)。
たぶんここで料金を払うと思うのですが、私たちの分は送迎のおばちゃんがまとめて払って来てくれました。
領収書にナンバーが書いてあって、順番が来るとナンバーが呼ばれます。
私たちは２６番でした。

ライフジャケットを着てシュノーケルを手にして出発するボートを見ると・・
ん・・！
ジンベイザメが見える！！
岸からでも見えるくらい、海面にいるよ！

すぐに順番が来て、ペンションから一緒に来た６人でボートに乗りました。

日焼け止めは使えないけど、朝早いのと曇りの天気で日差しの心配はせずに済みました。
水中カメラを握りしめ、ＧＯ♪

ポイントに近づくと、ひとりでボートに乗っているおじさんが。
ジンベイザメにえさをやっているんですね。
複数のジンベイザメが見えるので、「今日は何匹のジンベイザメが来ているの？」と聞くと「１１匹」と答えてくれました。

海に入るときにライフジャケットを脱ぐように言われ、１年ぶりのシュノーケリングにあたふたしながら海にドボーン！

おー！いるいるー！！

スタッフのお兄さんが写真を撮ってくれます。
ボートについている竿を持ち上げるようにして体をまっすぐにと指示されるのですが、体が浮いてしまってなかなかうまくいかない。

お兄さんも海に潜って、娘だけ・私だけ・２人一緒にとたくさんの写真を撮ってくれます。

写真を撮るときはしっかり潜るので、シュノーケルは必要ないです。
最初はシュノーケルをしたまま、何度も海水を飲んでしまいました。

ジンベイザメは人間など全く気にせずに、ひたすらエサを食べていました。
おこぼれをもらおうと魚がいっぱい集まって来て、水族館のようです。

私は最後まで竿から離れられず、ジンベイザメと一緒に泳ぐことはできませんでした。
娘は自由に動いていたようです。
でもジンベイザメはかなり近くに寄ってくるので、間近で見ることができて楽しかったです。

海に入っていたのは３０分。
余裕が出てきた頃に終了で、あっという間でした。

餌付けされたジンベイザメとはいえ、娘は大興奮でとても喜んでいました。
「また絶対オスロブに行って、ジンベイザメと泳ぐ！」と言っています。

この旅行記へのコメント （2）

• ハルトモさん 2017/01/25 09:46:03

  欲しい情報が盛りだくさん！！

  はじめまして！！
  ジンベイザメ見に行きたいなー。と考えていたところ素敵な旅日記を
  発見しかなり勉強になりました。
  
  バスの途中トイレ休憩があるか
  ペンション
  送迎
  荷物番の方の情報
  
  またお邪魔させて頂きます♪
  
  ハルトモ

  さんじゃさん からの返信 2017/01/28 19:43:01

  RE: 欲しい情報が盛りだくさん！！

  こんにちは。
  メッセージ、ありがとうございます！
  
  セブへの旅行を計画していらっしゃるのですか？
  私は昨年、初めてセブに行きました。
  最初は旅行会社のオプショナルツアー、次に日本人が経営しているペンションの日帰りツアーか１泊ツアーへの参加を考えましたが、どちらも料金が高くて迷っていました。
  路線バスが激安なのはわかっていましたが、現地での移動が心配で・・
  宿泊したペンションはアゴダで知り、結果全く問題なくジンベイザメシュノーケリングとスミロン島ツアーに行くことができました。
  安く済んだのもよかったけど、オスロブの町での滞在も楽しくて、泊まって正解でした。
  
  ジンベイザメ、あっという間に終わってしまいましたが楽しかったですよ〜
  ぜひ、体験してくださいね！