夏の軽井沢旅　オンシーズン前に②

2016/06/24 - 2016/06/25

翌朝、目が覚め、窓を開けると

美しい緑。

そして、鳥のさえずりが。


これよ、これ！

東京では、得られないものです。



写真正面は、ホテルのチャペル。

右側が、宿泊棟。

エリア 軽井沢(長野)

今回の旅のメインは、お食事。

朝食抜きでゆっくり起きて、

ホテル周辺をお散歩。


ランチに備えます。


写真は、ホテルのロビーラウンジ。

モダンなインテリアです。

同じく、ロビーラウンジ。


なかなか素敵なデザインホテルではありましたが、

お部屋の水回り等、

若干古さは否めませんでした。

（２０１５年にリノベーション後、リブランドオープン）

ホテルの庭を散策。

かなり日差しが強く、内心

「し、紫外線がっっ」と思っていたところ、


ホテルの方が、素敵な日傘を貸してくださいました。

ありがとうございます。


そろそろ、予約の時間･･･

フレンチレストラン「ル・シーニュ」へ。


Le Signe、英語だとSign、つまり兆し・予兆、

という意味だそうです。


エグゼクティブ・シェフの

上野宗士氏は、パリの有名レストランで修行後、

国内でも、「ベージュ・アランデュカス東京」で副料理長を

つとめるなど、気鋭の料理人です。

期待が高まります♪

おまかせで、ノンアルコールカクテルを

作っていただきました。


オレンジとパッションフルーツをたっぷり絞り、

炭酸で割った、この季節にぴったりのカクテルです♪

まずは、
アミューズ（先付）から。

タイトル：ミニャルディーズ


食後の小さな焼き菓子（ミニャルディーズ）に
なぞらえています。


左から、グリーンピースのアイス、

ビーツのタルト、フォアグラのムース、

フルーツトマト＆ミモレットチーズのガレット。


シェフの遊び心たっぷりです。


グリーンピースのアイスは、

グリーンピースだけの甘みで作られているそうで、

こんなに甘いものなのか、と驚きました。

続いて、ガラスケースの中から現れたのは･･･


まるで、色とりどりのマカロンのような

ボルディエの発酵バター。


発酵バターと言えば、

日本ではエシレが有名ですが、

バターの本場フランスでは、それを凌ぐほどの存在のようです。


お味は、以前口にしたエシレバターよりも、

濃厚なように思いました。


やはり、本場のバターは純度が高いのかしら。

今度は、木のケースに入って、パンが登場。

凝っています。


チアシードが入ったものをセレクトしました。

前菜。

タイトル：初恋


シェフが、長野県佐久の食材である鯉に

恋したことから付けられたそうです^^

お次は･･･


何か、パチパチとはぜるような音とともに
登場した、

タイトル：浅間山の火口って多分


高温で熱せられた岩塩の山に載せられた

クレソンのスープと鮑です。


岩塩を浅間山に見立てて、

火口って多分･･･、というお料理。


料理が進むごとに、メニュー名の謎が解けていきます。

メインの魚料理は、スズキのポワレ。


タイトル：黄一色に


うす黄色がテーマカラーとなった一皿。


皮のクリスピー感と、身のふっくら感のコントラストを

楽しみます。

メインの肉料理。


タイトル：北の国から　２０１６初夏


子羊のソテー。火の通りが絶妙で、柔らか〜い^^

付け合せのパプリカも甘く、可愛らしい盛り付け。


ルールールルルルルールー♪

なんと、

歌いながらサービスしてくださいました笑

続いては･･･


タイトル：黒雪


黒い雪？？？

と、首をかしげていると


おわかりになりますでしょうか。

右側の雪山のような物体。
（確か、岩塩を凍らせた、と聞いたような）


上の部分が黒トリュフなのです。

白トリュフのアイスクリームの上に、

黒トリュフの雪を降らせます。


トリュフのアイス、初めて食べました。

確かに、トリュフの香りがします。


黒いお皿と、白いアイスのコントラストも美しい。

食後のお茶は、


ハーブティーをセレクト。


レストランで育てているハーブの鉢から摘んで･･･

目の前で、淹れてくださいます。


贅沢。


レモングラスと、カモミールと、アップルミントの
ブレンドにしました。

夫は、コーヒーをオーダー。

プティフールと一緒にいただきます。


料理が素晴らしいのはもちろんのこと、

遊び心あふれる演出で、楽しい食事の時間を過ごせました^^



オンシーズン前の軽井沢、おすすめです♪