2016/05/26 - 2016/05/30
706位(同エリア2038件中)
美ら百景さん
気まぐれで、ずいぶん間開けて続きを書いてしまい、すみません。
コメントをくださった方、ありがとうございます。
どうやってコメントを返して良いのか、フォートラベルの使い方がよく分からないので、ごめんなさい。
西表島に着いたところで、すっかり旅日記が止まっていました。
島に着いてからの日々を記します。
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
-
大原港でレンタカーを借りました。
沖縄では、普段は、オリックスとか全国チェーンのレンタカーを使うことが多いのですが、西表島は端から端まで走っても50kmくらい、アップダウンも少ないし急ぐこともない、そしてなにより大手より4000円ほど安かったので、地元レンタカー屋さんで軽自動車を借りました。
大原港でレンタカー屋さんと合流、心配なくらい簡単な手続きをして車のキーを貰いました。
う〜ん、、、走行距離は12万kmオーバーです。
エンジンをかけ、エアコンを全開! 荷物を積み込み、少し涼んでから出発しようかなんて思ったら、あんまり涼しくなりません。
これは、走行距離が12万kmだからなのか、軽自動車だからなのか、沖縄の暑さのもとで「こんなモノ」なのか、よく分かりません。
それでも、時速40〜50kmくらいで走ると、けっこう涼しくなりました。
エアコンの室外機に真面目に風が当たれば、そこそこ涼しくなるようです。
彼女は先ず海を見たいというので、大原から一番近いビーチに行ってみました。
南風見田の浜というビーチで、「はいみだのはま」と読むそうです。
緑のトンネルを抜けると、砂浜が広がっていました。
トイレもシャワーも無いようで、全く手付かずの自然の浜辺でした。
ただ、この浜は漂流物が多いですね。 -
南風見田の浜は、西表島外周道路の一番南の端にあるので、ここからぐるっと島での宿がある上原集落(北の方)を目指します。
大原集落のすぐ先にサキシマスオウの巨木を見に行く遊覧船で有名な仲間川があります。
それを過ぎて少し行くと、古見のサキシマスオウノキ群落というものがあります。
仲間川上流で見られる、サキシマスオウノキがココでも見られます。
ただ、自然保護の為に作られた遊歩道からはちょっと全貌が見えにくく、ビジュアル的には「う〜〜ん」という感じです。 -
さらに進むと、由布島があります。
ココは、水牛車に乗って浅い海を渡って行くのが有名です。
でも、由布島も通過しました。
なんだか、有料施設ばかり通過しているケチ男みたいですね。
彼女はというと、ヤキモチスイッチは未だ入らず、平穏です。
由布島を過ぎると、黒毛和牛を育てている牧場を幾つか見ながら、高那という場所に至ります。
高那にはかつて、日本最南端の温泉が湧いていて、ネイチャーリゾートホテルが素晴らしい露天風呂を営業していたのですが、何年か前に温泉が枯れてしまい、いまは、ネイチャーホテルとして営業しています。
高那を過ぎると湾の浅瀬を直線道路で渡る場所があります。
ちょうど、ここから左手の奥に、ピナイサーラの滝が見えます。
深緑色した西表の山から、真っ白な糸が下がるように落ちる滝、見えるとちょっと得した気分になります。
もっと近くで見たい場合は、現地のネイチャーツアーに参加して、カヤックとトレッキングで滝のすぐ下(別ルートから上に行けるツアーもあるらしい)まで行けます。
でも、西表の酷暑の中、8千円とか1万円とか払って、カヤックを漕いで、さらに歩いて、、、どうなんでしょう?
彼女は関心があったようですが、滝が見えたのでそれだけで満足してくれました。
助かった・・・・。 -
ピナイサーラの滝ビュースポットを過ぎると、直ぐに上原集落です。
ここは、石垣島航路の港があり、また、食堂や宿泊施設も多数ある、西表島でも一番栄えた場所です。
ちなみに、石垣島と西表島を結ぶ船は、私が船を降りてレンタカーを借りた大原港と、この上原港の二つがあるのですが、どっちがお薦めかというと、無難なのは大原です。
というのも、石垣島から大原までの航路は、ほとんどが礁湖内を進むので、波は穏やか、しかも晴れていれば信じられないくらいの青の景色を堪能することが出来ます。
一方の上原航路は珊瑚礁の外側、つまり外洋を走るので、波の影響を受けやすく、台風接近時などは大原よりも先に上原航路が欠航します。
また、進む海も外洋らしく群青なので、トロピカルな景色を期待するなら、やはり大原がよいのでしょう。
しかし、ただでさえ揺れる八重山の高速船、その揺れを存分に楽しみたいのなら、この上原航路と、別の島ですが波照間航路がお薦めです。
舌を噛まないように、頑張ってください。 -
この上原には、あまり知られていませんが、素敵なビュースポットがあります。
展望台は無いのですが、山の上る道路から、西表の青い海を堪能できます。 -
上原近くのビーチというと、星砂の浜が素敵です。
珊瑚礁に囲まれた湾になっているので、波もなくシュノーケリングを楽しめます。
珊瑚はそれほど多くはないですが、きれいな熱帯魚がたくさんいます。 -
上原を過ぎて、さらに道を進むと、西表島のもう一つの大きな川、浦内川を渡ります。
この川にも仲間川同様に遊覧船があります。
ただ「一面マングローブの川を進み上流にはサキシマスオウの巨木!」みたいな仲間川とは趣が違い、どちらかというと、船頭さんの案内を聞きながら、密林に埋もれた人の痕跡を「なるほど〜!」と感心しながら進むような感じです。
まぁ、人によって感じ方は違うでしょうけど。 -
流れの緩やかな川を進みます。
船の折り返し点では下船でき、そのまま次の船までトレッキング(滝トレッキングなど)を楽しむこともできます。 -
外周道路に戻り、浦内川の河口を過ぎさらに進むと、白浜という集落で道路は終わります。
実はかつてこの先も、もう少し道路があったそうなのですが、今や道は木々に覆われ、人の痕跡は完全に森に還ってしまったそうです。
しかし、道は失われても集落だけは残ったそうで、それが陸の孤島といわれる「船浮集落」です。
白浜からは1日に数便、この船浮集落へ渡る船が出ています。 -
船浮き集落へ渡ってみます。
船の時間に合わせて白浜の港へ行くと、観光客と思われる数人が船を待っていました。
外国人も、若い女性もいます。
陸の孤島とはいえ、けっこうメジャーな観光スポットなんですね。
石垣島〜大原の船で書きましたが、船に乗るときは(飛行機も電車も)景色が大事。
だから、良い席を取りたいというのが私流です。
船の改札が始まったのを見て、急いで荷物を持って早足で船に向かったのですが、出遅れた彼女は、私が前を行く若いお姉さん達を追って船に急いだのだと勘違いして、ヤキモチスイッチON!!
不機嫌モードに入りました。
見晴らしの良い席はゲットできたのですが、隣が子供連れの若いお母さんだた事も不満、もう、何もかも不満、彼女は西表島産イノシシのような顔をしたまま、船浮までの短い船旅は終わりました。 -
船浮集落は、本当にひっそりとした静かな集落。
珍しがって写真を撮るのも失礼なので、静かな集落は静かに抜けて立ち去り、岬の反対側の浜辺「イダの浜」に向かいました。
陸の孤島の浜辺ということもあり、本当にきれい。
着替えて海の中に潜ってみると、ちょっと別格の珊瑚の景色が待っていました。
特に『宙に浮くサンゴ』は本当に驚き。
あまり詳しくは書かないので、ぜひ、船浮の不思議な景色を探しに行ってみてください。
以上
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
11