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6月下旬から箱根登山鉄道で運行される「あじさい電車」に乗ってライトアップされた紫陽花鑑賞をしてきた。金曜日の夕方に出かけたかったのだが、予約で出遅れてしまったため、水曜日の夕方という微妙な日取りになってしまった。<br /><br />16:00 新橋−小田原 1571E<br />小田原で夕飯を食べる都合上、仕事帰りに直接新橋から東海道線に乗っていくことになる。妻と途中で落ち合って小田原に到着。途中平塚で特別快速の電車に追い抜かれたが、まあ、のんびり座っていくことにする。<br /><br />今回は事前に藤沢ー強羅間の往復乗車券をみどりの窓口で購入していたので、小田原駅改札で新橋−藤沢の定期区間を見せて出場処理をしてもらう。<br /><br />小田原駅改札を出て東口を歩き、地下道経由(いつの間にこんなに綺麗な地下街になっていたのか)で、地魚料理のお店「海舟」に到着。「地魚三種のしらす丼」をいただく。この日は天気が悪かったので生しらすは不漁だったそうなのだが、いやいや、こちらも充分美味しかったですよ。「あおさ」の味噌汁が割引でついてきたのも何気にうれしい(というか、すごいボリューム)。<br /><br />18:04 小田原−箱根湯本 7295<br />予定よりもちょっと早めなんだが、箱根登山鉄道の列車に乗ることにする。とりあえず小田原駅自由通路にあるコインロッカーに通勤鞄を押し込んで身軽になる。<br />箱根湯本方面に向かう列車は東海道線とは違って、すでにローカル線の風情。時間的に観光客も少なくてノンビリ乗車できた。<br /><br />18:23 箱根湯本−強羅 495<br />箱根湯本駅から登山用電車に乗り換え。昭和25年製の年季のいった車両。やはり夕方だけあって乗客は少なく、景色に合わせて座席を移ったりすることができた。<br /><br />強羅到着。強羅乗り継ぎの早雲台行きロープウェイはこの時間で最終便だそうな。駅窓口であじさい電車の整理券の交換をお願いしようと思ったら、一つ前のあじさい電車が出発してから窓口業務を始めるんだそうな。<br /><br />小田原から乗った列車の吊り広告に強羅公園のカフェ、というのが目に入ったので、時間つぶしがてら強羅公園まで歩いて行くが、(案の定)頑張って急な上り坂を登った割に閉園の看板を見ただけで終わる。<br /><br />まあ、強羅の駅前でノンビリするのも悪くないかとおもい、駅舎の脇のベンチに座りつつ、辛うじて開いていたお土産屋さんで買った飲み物なんかを飲みながら時間を過ごす。山の上なので風が涼しくて気持ち良い。20時前の強羅着の列車に乗って大勢のお客さんがやってくる。予約で一杯というのは伊達ではなかった。<br /><br />20:19 強羅−箱根湯本 (あじさい4号)<br />20時過ぎから改札開始。強羅公園から戻ってきたときに窓口で受け取った整理券を乗車券と一緒に見せて改札を通る。ちょうど入り口近くの2人がけの席だったので他人に気兼ねなくすごせてよかった。<br /><br />発車5分くらい前に、本日の運転士と車掌のコンビが各車両に回ってきてご挨拶。割とノリがよくて微笑ましい。ていうか、駅員さん全員がニッコニコでお見送りしてくれて、ちょっと嬉しくなる。なんか楽しそうに仕事してるなあ。<br /><br />あじさい電車は外が見やすいように内部の照明を一部消してあり、紫陽花の見所スポットでは全消灯&徐行してくれる。強羅まで登ってくる間もそれなりに紫陽花が咲いているのは見えたのだが、夜の明かりに照らされた紫陽花は幻想的な美しさという言葉がぴったり。上手い具合にちょっと小雨でしっとりした感じもあって、想像以上に美しいものを見ることができた。車掌さんの車内案内もなかなか面白く&ためになるもので、どうせだったら通常の運行時もアナウンスしてくれれば良いのに、と思ったりする。<br /><br />塔ノ沢駅で長時間停車&撮影会の時間を挟みつつ、21時10分過ぎに箱根湯本駅に到着。約一時間がとても短く感じられた。<br /><br />21:23 箱根湯本−小田原 7314<br />あじさい電車の余韻を残しつつ、小田原行きの列車に乗車。サラリーマン風のおじさんの乗客もちらほら。何してるの?って気になる。<br /><br />21:50 小田原−藤沢 3750M<br />熱海からやってくる快速アクティーに乗車。いい加減眠いので、快速運転はありがたい。妻は半分寝かけていたので、藤沢で無理矢理起こしてタクシーで帰宅。<br /><br />ということで、同じ神奈川県内とはいうものの、あまり足を伸ばすことの少なかった箱根で季節の風物詩を味わってきました。翌日の仕事がきつかったので、次回に利用するときは予約開始当日に電話して、金曜日の夜あたりに乗車したいところです。

「あじさい電車」に乗って箱根のあじさい観光

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2016/06/29 - 2016/06/29

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まいこさん

6月下旬から箱根登山鉄道で運行される「あじさい電車」に乗ってライトアップされた紫陽花鑑賞をしてきた。金曜日の夕方に出かけたかったのだが、予約で出遅れてしまったため、水曜日の夕方という微妙な日取りになってしまった。

16:00 新橋−小田原 1571E
小田原で夕飯を食べる都合上、仕事帰りに直接新橋から東海道線に乗っていくことになる。妻と途中で落ち合って小田原に到着。途中平塚で特別快速の電車に追い抜かれたが、まあ、のんびり座っていくことにする。

今回は事前に藤沢ー強羅間の往復乗車券をみどりの窓口で購入していたので、小田原駅改札で新橋−藤沢の定期区間を見せて出場処理をしてもらう。

小田原駅改札を出て東口を歩き、地下道経由(いつの間にこんなに綺麗な地下街になっていたのか)で、地魚料理のお店「海舟」に到着。「地魚三種のしらす丼」をいただく。この日は天気が悪かったので生しらすは不漁だったそうなのだが、いやいや、こちらも充分美味しかったですよ。「あおさ」の味噌汁が割引でついてきたのも何気にうれしい(というか、すごいボリューム)。

18:04 小田原−箱根湯本 7295
予定よりもちょっと早めなんだが、箱根登山鉄道の列車に乗ることにする。とりあえず小田原駅自由通路にあるコインロッカーに通勤鞄を押し込んで身軽になる。
箱根湯本方面に向かう列車は東海道線とは違って、すでにローカル線の風情。時間的に観光客も少なくてノンビリ乗車できた。

18:23 箱根湯本−強羅 495
箱根湯本駅から登山用電車に乗り換え。昭和25年製の年季のいった車両。やはり夕方だけあって乗客は少なく、景色に合わせて座席を移ったりすることができた。

強羅到着。強羅乗り継ぎの早雲台行きロープウェイはこの時間で最終便だそうな。駅窓口であじさい電車の整理券の交換をお願いしようと思ったら、一つ前のあじさい電車が出発してから窓口業務を始めるんだそうな。

小田原から乗った列車の吊り広告に強羅公園のカフェ、というのが目に入ったので、時間つぶしがてら強羅公園まで歩いて行くが、(案の定)頑張って急な上り坂を登った割に閉園の看板を見ただけで終わる。

まあ、強羅の駅前でノンビリするのも悪くないかとおもい、駅舎の脇のベンチに座りつつ、辛うじて開いていたお土産屋さんで買った飲み物なんかを飲みながら時間を過ごす。山の上なので風が涼しくて気持ち良い。20時前の強羅着の列車に乗って大勢のお客さんがやってくる。予約で一杯というのは伊達ではなかった。

20:19 強羅−箱根湯本 (あじさい4号)
20時過ぎから改札開始。強羅公園から戻ってきたときに窓口で受け取った整理券を乗車券と一緒に見せて改札を通る。ちょうど入り口近くの2人がけの席だったので他人に気兼ねなくすごせてよかった。

発車5分くらい前に、本日の運転士と車掌のコンビが各車両に回ってきてご挨拶。割とノリがよくて微笑ましい。ていうか、駅員さん全員がニッコニコでお見送りしてくれて、ちょっと嬉しくなる。なんか楽しそうに仕事してるなあ。

あじさい電車は外が見やすいように内部の照明を一部消してあり、紫陽花の見所スポットでは全消灯&徐行してくれる。強羅まで登ってくる間もそれなりに紫陽花が咲いているのは見えたのだが、夜の明かりに照らされた紫陽花は幻想的な美しさという言葉がぴったり。上手い具合にちょっと小雨でしっとりした感じもあって、想像以上に美しいものを見ることができた。車掌さんの車内案内もなかなか面白く&ためになるもので、どうせだったら通常の運行時もアナウンスしてくれれば良いのに、と思ったりする。

塔ノ沢駅で長時間停車&撮影会の時間を挟みつつ、21時10分過ぎに箱根湯本駅に到着。約一時間がとても短く感じられた。

21:23 箱根湯本−小田原 7314
あじさい電車の余韻を残しつつ、小田原行きの列車に乗車。サラリーマン風のおじさんの乗客もちらほら。何してるの?って気になる。

21:50 小田原−藤沢 3750M
熱海からやってくる快速アクティーに乗車。いい加減眠いので、快速運転はありがたい。妻は半分寝かけていたので、藤沢で無理矢理起こしてタクシーで帰宅。

ということで、同じ神奈川県内とはいうものの、あまり足を伸ばすことの少なかった箱根で季節の風物詩を味わってきました。翌日の仕事がきつかったので、次回に利用するときは予約開始当日に電話して、金曜日の夜あたりに乗車したいところです。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
グルメ
4.0
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル 私鉄

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