2016/05/27 - 2016/05/27
18位(同エリア127件中)
ベームさん
5月27日、3日目。
今日はチューリヒを離れザンクト・ガレンとアッペンツェルに行きます。
ザンクト・ガレンはスイスの北東部、ボーデン湖に近い交通の要衝で、古くからの繊維・織物産業と世界遺産の壮麗な修道院で有名です。
写真はザンクト・ガレン修道院大聖堂。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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地図右上。②、③。
ボーデン湖南岸のスイス側に位置します。 -
朝のテレビ。
G7、日本。「オバマは今日歴史的な広島訪問を行う」。 -
チューリヒ駅。
スイス国鉄のIR/インターレギオナル、急行列車です。 -
8時9分発。チューリヒ空港、ヴィンタートゥール、ヴィル経由ザンクト・ガレン行。
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スイスも落書きが多かった。でもドイツ、フランスほどではない。
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ザンクト・ガレン到着9時18分。
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駅前。大がかりな工事中でした。
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駅前通り。
ザンクト・ガレンはスイスで7番目に大きい都市ですが人口は7万5千人ほどだそうです。日本では小都市。 -
高い建物は市庁舎。
多分ザンクト・ガレン唯一の高層ビルでしょう。 -
本日の宿、駅前のヴァルハラ。
1泊12700円、朝食込。 -
荷物を置いてすぐ出かけます。
コルンハウス通りと云うのを行くとなにやら道が赤くなっています。 -
建物の窓に「赤の広場」の文字。
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2005年に造られたシュタットラウンジと言うモダンアートだそうです。
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オープンカフェははや賑わっています。
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何とも奇妙な空間。
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先ず町の全景を、とケーブルカー/ミューレッグバーン乗り場に行くと運休中。
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気を取り直しザンクト・ガレンの大聖堂に向かいました。
ガルス広場です。 -
ガルス広場。
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大聖堂の後ろ側に面しています。
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ショコラテリー・アム・クロスタープラッツ。
ガイドブックによると美味しいチョコレート屋さんだそうです。後でここで一休みしました。 -
大聖堂と修道院に囲まれた広場に入って行きます。
大聖堂の正面に回り込んで壮大な二本の塔を見るためです。 -
ところが大聖堂の正面はご覧のとおり櫓を組む工事中で入れない。なにかイベントをやるらしい。腹立ちますねえ。はるばるやって来た観光客の事をもっと考えてください、と言いたくなります。
西洋ではこういった歴史的遺構をバックにコンサートなど催し物をすることが多いですね。 -
かろうじて隙間に潜り込んで写しました。もっと後ろに引いて撮れば素晴らしい絵となるのに。
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ザンクト・ガレン修道院大聖堂。
612年、アイルランドの修道士ガルスが僧坊を建てたのが始まり。ガルスは646年この地で亡くなったが8世紀の初めころ修道院が造られ、集められた文書を勉強するためヨーロッパ各地から修道士たちが集まってきた。 -
修道院が中世ヨーロッパ学芸の中心となっていくと同時に町にも繊維産業が興り、交通の要所として交易が盛んになっていく。
18世紀には綿工業、19世紀には精緻な刺繍やレース編みの産地としてさらに発展し今に続いている。 -
今の建物は1755から1767年の建築、後期バロック様式の傑作。
修道院図書館と共に1983年世界遺産に登録される。 -
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まず建物の周りを見て回ります。
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側面。
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ガルス広場方面。
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ガルス広場に面する後ろ側。右の建物は図書館。
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ウィキからの借用です。
工事していなければこういう写真が撮れます。 -
絵葉書です。
2本の塔の姿、その壮大さは去年訪れたドイツ、オットーボイレンの大聖堂を思い出します。 -
では大聖堂内に入ります。
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バロックの華麗な装飾、これもオットーボイレンの大聖堂に似ています。
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内陣。
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主祭壇。
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内陣の天井。
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身廊天井の華麗な装飾も素晴らしいです。
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豪華な説教壇。
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華麗な装飾で見る者を圧倒します。
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パイプオルガン。
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パイプオルガン。
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素晴らしい彫刻。
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祭壇。
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ピエタ。
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最後の晩餐でしょうか。
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小石が積み上げられています。
どういう意図か分かりませんが、「力と光を与えたまえ」など信者の願いが書かれています。。 -
修道院図書館の入り口です。大聖堂の南側に回り込んだところで気が付きにくいです。
黒い柱に修道院図書館と書かれているのでようやく分かりました。 -
バロックホール。
入ると靴の上から大きなスリッパを履かされました。皆大きなスリッパを履き音もなく歩いています。
館内は撮影禁止なので絵葉書で紹介します。 -
修道院設立当初から書籍が集められ、それを見るためヨーロッパ各地から僧侶、修道士たちが集まり学問の中心となって行きます。
16万冊を超える蔵書、2200冊の古文書の写本など世界最大級の中世の文献を収蔵しています。
以下絵葉書です。 -
館内の装飾も目を欺くもので、大聖堂と共に世界遺産に指定されています。
室内にはなんとなく古本の匂いが漂っていました。 -
キリスト教伝道のためボーデン湖を渡る聖コロンバヌスと聖ガルス。
コロンバヌスはさらに旅を続けたがガルスは今のザンクト・ガレンの地に留まって僧院を開いた。 -
修道士ルイテルスが自分の書物をガルスに贈呈する。
1125年頃の絵。 -
ハレルヤ聖歌。
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ザンクト・ガレン修道院全景。絵葉書。
右下の塔は聖ロレンツォ教会。 -
修道院を後にして、ショコラテリー・アム・クロスタープラッツで一休み。
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店内。写してよいかと訊くと快くOK。
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修道院のすぐ北にある聖ロレンツォ教会。
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ブルゴーニュ風の屋根。
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大聖堂の塔が見えます。
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聖ロレンツォ教会。
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祭壇の後ろにあるパイプオルガン。
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側廊との間の柱の装飾。
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特徴のある天井様式。
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木製なのは重量を減らすためでしょう。
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ではこれから街なかを歩きます。
シュピーザーガッセには出窓のある建物が軒を連ねています。 -
建物建築と同時では無く後で取り付けられたことが分かります。こういった後付けの出窓はインスブルックでも見た記憶があります。
出窓は富の象徴としてドイツで領主、高位聖職者、豪商の館によく見かけますが、多くはこのようにとってつけた物の様ではなく建物と同時に造られるかもしくはより一体化させるように造られています。 -
17世紀以降交易で財を成した商人たちが自分の富を誇示するために競って取り付けたと云います。
このような出窓は市内に111もあるそうです。 -
南国の果実のようです。
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これは何でしょう。天使が貝殻を被っている? 上の彫り物は南国の果実のようなのでこれも南洋貿易で財を成した商人か。
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二つの階を跨ぐ大きな出窓です。
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天秤で死者の魂の重さを図る大天使ミカエル?
あくどい商売をした償いに天使を飾り、最後の審判では天国へ行かせてください、という虫のいい魂胆か。
或いは単に商売上の天秤か。 -
下部の彫り物は白蛇。
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キューピッドが白鳥や鰐と戯れ、下で支えている白鳥は蛇を咥えている。
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地球を背負うアトラスと頭を抱え込んでいるアラビアの商人?
この出窓を作った商人は自分が地球を背負っているという自負心があったのでしょう。 -
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2頭の熊です。
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下で支えているこの怪物、何でしょうか。獅子かな、想像力の乏しい私には分かりません。
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シュピーザーガッセ。
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不気味な彫り物です。
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これが建物と一体化した出窓だと思います。
豪華なものですね。 -
ムルテル通り。
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メインストリートです。
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ブローダーブルンネンだったか。
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テキスタイル博物館に来ました。
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ザンクト・ガレンの産業の中心である繊維、織物産業の様々な資料、世界各地の型紙や図案を展示しています。
この種の博物館としては世界有数だそうです。 -
入場券は布製です。
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精妙で美しい織物の数々。
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KENZOなんて本があります。
高田賢三の事でしょうか。 -
館内風景。
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今まで布地なんかには関心がなかったのですが、色彩豊かな多様な織物の技術には驚きました。
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機織りを試させてくれます。
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結構面白い博物館でした。
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これからアッペンツェルに行きます。
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アッペンツェルからザンクトガレンに帰ってビールを一杯。
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夜のテレビ。
伊勢志摩でのG7終わる。 -
オバマ大統領広島訪問。
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この旅行記へのコメント (2)
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- frau.himmelさん 2016/07/01 10:38:32
- チューリッヒ美術館・ザンクトガレン
- ベームさん、おはようございます。
足跡が見えたので、あいけない!と、お邪魔しました。
昨夜チューリッヒ美術館とザンクトガレンを見せていただきました。
コメントを入れようと思っていましたのに、用事ができてそのままに。
ザンクトガレンには宿泊なさったのですね。
私もあの町はとても気にいりましたので、宿泊すればよかったかなーと思いました。
世界遺産の図書館にもお入りになったのですね。
チューリッヒ美術館は1昨年でしたか、数十点の作品が来日したとき見に行きまして、チューリッヒで本場のものを見たいと思っていました。
ベームさんのお写真を見せていただくと、シャガールの「婚礼の光」、ピカソの「大きな裸婦」、ゴッホの「サントマリーの白い家」、表紙に使っていらっしゃるホドラーの「遠方からの声」、カンデンスキーの「黒い点」などの作品が来日しており、懐かしく拝見しました。
5月27日、ちょうど、オバマ大統領が広島を訪れた日。ベームさんも同じようにテレビを映していらっしゃったので、わが意を得たりと思わずニンマリ。
なかなか、向こうのテレビで日本の映像は出てきませんが、さすがにあのニュースは全世界に送信されたようですね。
さあ、私も急いで次の旅行記に取り掛からなければ。
himmel
- ベームさん からの返信 2016/07/01 20:28:40
- RE: チューリッヒ美術館・ザンクトガレン
- himmelさん、
今晩は。
今回のhimmelさんの旅行記興味深く拝見しました。ポツダム宣言と、トルーマンの原爆投下命令にいたる秘話 は良くお調べになりました。
トルーマンの原爆投下後の声明はいかにも強者の言葉に満ち溢れていていささか反感を持ちますが、勝者の論理とはこういうものなのでしょう。
それにしても時の日本軍部が原爆の存在を知ってか知らずしてか、国体護持のためポツダム宣言を無視しさらに何十万人の日本人を死に至らしめた罪悪は許すことが出来ません。
オバマ大統領の言葉は言葉としてまことにいう事なしです。しかし人類始まって何千年か何万年か、人類の叡智がいかに蓄積されようともいまだに争いの最後は力です。オバマがなんと言おうとアメリカは原爆、水爆を持つことで世界の警察たる位置を保っているのです。中国も負けじと力を誇示しています。悲しいかな人類いつまでたっても強い物が勝つのです。
himmelさんが訪れた日誰もいなかった。ドイツ人にとってヒロシマやナガサキ、原爆投下は遠いよその国の昔の出来事なのでしょうね。
チューリヒ美術館展があったのですか。チューリヒ美術館はスイスの画家は別として、その他の画家についてはその代表作と目される作品はあまりなかったように思わいた。ルーヴルとかオルセーとは比較できませんが。でもスイスの画家を知ることが出来為になりました。
ザンクト・ガレンは何年か前himmelさんが行かれましたね、あれを拝見して私も行こうと思ったのです。
お互い旅行記どちらが先にゴールするか、頑張ります。
ベーム
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