２０１６年２０日間スイス一周５：アッペンツェル。

2016/05/27 - 2016/05/27

５月２７日、３日目。
ザンクト・ガレンから日帰りでアッペンツェルへ。

ザンクト・ガレンの南の位置しオーストリア、リヒテンシュタイン国境に近い標高７９０ｍにある人口７千人の町。牧畜と酪農が主産業でアッペンツェラーチーズ、木工品、レース編みなどが特産。
特徴のある切妻屋根と美しい壁画が描かれた民家が街の中心部を形造っている。

スイスは直接民主制の国であるが、定期的にこの制度を行っているのはこことグラールス州のみである。毎年４月の最終日曜日に町の有権者全員が広場に集まり、各種議案の可否をを挙手で決定する。ランツゲマインデ/州民集会という。

写真は楽しいお土産屋さん。

エリア アッペンツェル(スイス)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

アッペンツェル。地図右上③
チューリヒ～ザンクトガレン～アッペンツェル～ザンクトガレン。

ザンクト・ガレンとアッペンツェルを結ぶアッペンツェル鉄道。
ザンクト・ガレンの駅から５０ｍほど離れた片隅にホームがあり少し分かりにくかった。

車内。
いかにもローカル線らしい。

途中の景色。

途中駅ガイス。
ＡＢはアッペンツェル・バーンの頭文字。

のどかな風景が続きます。

アッペンツェル駅。

駅舎ホーム側。

可愛い駅舎。

駅前。
まっすぐ行くと町なかへ。

駅前の郵便局です。

少し先に教会と城館のような建物が見えます。

アッペンツェラーチーズなどアッペンツェルの特産品の店。

教会に見えたのは聖母修道院マリア・デア・エンゲルでした。

１６１３年の起源。

祭壇。

アッペンツェル・ギルドハウス。

城館のように見えたクランクス城。

クランクス城。
来歴は分かりません。

城館の先駅前から続くポスト通りを右に曲がると大きなお土産屋バザール・ヘルシェがあります。

屋根の形はこの地方特有のようです。

子供が喜びそうなお店です。

その前は小さな広場になっていて熊の泉がありました。
暑くなってきて観光客はアイスクリームを食べたりテラスの日陰で休んでいます。

壁面の装飾もアッペンツェルらしい。

ハウプト通りに出ると聖マリティウス教会が姿を見せました。

聖マリティウス教会。

小さいながらザンクト・ガレンの大聖堂の様な装飾です。

緑の木をあしらった綺麗なお堂です。

主祭壇。

パイプオルガン。

教会の裏の墓地。

日本のお寺の墓地は塀で囲われて陰気ですが、西洋の墓地は開放的で明るいです。

ゆるやかな起伏の牧草地。

こんなのどかな所で永遠の眠りにつく魂は幸せです。

出窓がありました。

ハウプト通りは町の中心で、アッペンツェル独特の切妻屋根と壁画の建物が軒を連ねています。

このお店はカフェです。

婦人洋装店。

その看板。

民芸品のお店。

カウベルがぶら下がっています。

指物師。

鉋/かんなの看板が架かっています。

薬屋。

屋根の下の文様が綺麗ですね。

ハウプト通り。

レストラン。

パン屋兼カフェ。

三王亭。

これもレストラン。

カフェ。

可愛らしい絵です。
赤い玉で遊んでいる熊はアッペンツェルの紋章です。

通りに建つ聖十字架カペレ。

ランツゲマインデの開かれるランツゲマインデ広場です。
広場全体工事中でした。

広場を取り囲む建物。
ホテル・サンティス。

コンディトライ、カフェ、ホテル。

ランツゲマインデ参加者の像。挙手で賛否を表しています。

ランツゲマインデの様子。皆立ちずめで何時間もやるそうです。
賛否が拮抗した場合どうやって数えるのでしょう。
スイス政府観光局の資料より借用。

２０世紀初頭壁に絵を描くようになる前はこのような様子だったそうです。

広場を過ぎると壁に文様を描いた建物は少なくなってきました。

ハウプト通りのはずれにたつカプチーナー修道院。

修道院の礼拝堂です。

祭壇。中央が主祭壇。

主祭壇。

ピエタ。

ハウプト通りの先は牧草地。

修道院辺りから。

スイスらしい風景です。

一本裏の道で街中に戻ってみました。
事務所のようです。

壁絵のはやる前の昔からの家でしょう。

スイスの百貨店マノールのアッペンツェル店。
デパートといえども郷に入れば郷に従えです。

州庁舎。
街なかで地元の人は殆ど見かけませんでしたがここで数人見ました。結婚の登記の済むのを待っているのでしょうか。

チーズ店。
私はチーズが苦手なのでアッペンツェラーチーズはとうとう試さずに終わりました。
町をほぼ一回りして駅に行きザンクト・ガレンに戻りました。

建物を見て歩くだけでも楽しい町でした。