初夏のレッサーパンダ紀行【8】 江戸川区自然動物園&大崎公園子供動物園&上野動物園 相変わらずお美しいユウユウさん@江戸川 キキじいちゃん、19歳おめでとう!!@大崎 今夏は避暑地に移動かな?@上野
2016/06/18 - 2016/06/18
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jilllucaさん
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海外出張帰りからの関東遠征。
今回の遠征は、2016年にまだ足を運べていない動物園を中心に回りたいと思います。
第1日目の今日は、江戸川区自然動物園、さいたま市大崎公園子供動物園、そして、上野動物園です。
江戸川区自然動物園は昨年の1月以来、大崎公園子供動物園は昨年9月以来で「随分久しぶりだな」との自覚もあったのですが、なんと、上野も昨年11月以来で半年以上行けていませんでした。
各園共に飼育されている全員のパンダに会えて大満足・・・特に大崎ではキキじいちゃんのお誕生日をお祝いできたのが良かったです。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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今朝、成田空港に到着し、その足で京成本線のモーニングライナーに乗車、JRと東京メトロを乗り継いで西葛西駅へ・・・目指すは江戸川区自然動物園です。
江戸川区自然動物園は行船公園内の入園無料の動物園、9時30分の開園と同時に入園することができました。 -
あ〜、今日はレッサーパンダのガイドがあるんですね・・・14時までは居られないのが残念です。
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こちらが江戸川区自然動物園のレッサーパンダ舎です。
屋外放飼場1面のみの展示場で、寝室との扉は開放されていました。 -
江戸川区自然動物園で暮らすレッサーパンダは、
2000年7月17日生まれのブナ君、
2002年6月21日生まれのユウユウさん、
の2匹です。 -
日本で暮らす約250匹のレッサーパンダの中でもお隠れ度の高さではトップクラスのユウユウさん。
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普段は出て来るなりヤマモモの木の中に隠れてしまい、居るのは分かっているけど写真は撮れない場合が多いそうなのですが、今日はヤマモモの木の下の方で毛繕いをしてくれていました。
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この後に大崎公園でお会いした関東のファンの方に報告したら「それはラッキーでしたね」と言われました(笑)
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整ったお顔立ちにキラッキラな瞳・・・もうすぐ14歳とは思えない若々しさです。
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そして、相方のブナ君は相変わらず放飼場の巡回に余念がありません。
今年16歳でさすがに換毛からの復活には時間が掛かるようになってきているようですが、尻尾以外はほぼ完了の状態になっているようです。 -
今年16歳と言うのにアクティブなブナ君。
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ヤマモモの木の中を巡回し、
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放飼場も巡回し、設置されたハシゴをひょいひょいと降りてきました。
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今日はお客さんに見えるところでのお昼寝を選択したユウユウさん。
たまにはこのように営業活動(寝てはいますが・・・)もしてくれるようです。 -
ユウユウさんがお昼寝に入り、ブナ君も涼しい寝室に入ってしまったので他の子に会いに行くことにしました。
プレーリーさん。 -
暑い夏は気持ちよく泳ぐペンギンを見るのもいいですね。
フンボルトさん・・・気持ちよさそう。 -
園内を一回りしレッサー舎に戻りますが、ユウユウさんもブナ君も変わりなく(笑)
次の園に向かうことにしましょう。 -
江戸川区自然動物園から西葛西駅に戻り、地下鉄とJRで浦和駅へ、浦和駅から国際興業バスでさいたま市大崎公園へ。
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公園の中に無料の子供動物園があり、レッサーパンダが暮らしています。
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大崎公園子供動物園のレッサーパンダ舎。
屋内展示室と屋外放飼場が1つずつで構成されています。 -
今日は暑いですが、屋外放飼場には木の影ができ、時折、涼やかな風も吹き抜ける感じでした。
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屋外放飼場に出ていたのはミクさん。
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ミクさんは1999年7月21日秋吉台自然動物公園サファリランド生まれ、今年17歳になるおばあちゃんパンダです。
いわゆる秋吉台の美形4姉妹の内の1匹、秋吉台から日本平に移動したアーニャさんが先日天国に旅立ち、あの4姉妹も残るはミクさんと、アーニャさんと一緒に日本平に移動したアーヤさんの2匹だけになってしまいました。 -
気持ちよさそうにすやすや。
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屋内展示室はキキ君。
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キキ君は1997年6月18日長野市茶臼山動物園生まれ・・・そうなんです、今日はキキじいちゃんの19歳の誕生日なのです!!
秋吉台の宝宝(バウバウ)じいちゃんに次ぐ日本2位タイのご長寿パンダで、キキじいちゃんの双子兄弟のテンテンじいちゃんも東北サファリでご健在です。 -
キキじいちゃんは冷房の入った屋内展示室ですやすや。
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寝相が可愛いおじいちゃん。
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前足の位置取り具合がなんとも言えず可愛らしいのです。
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今日はキキじいちゃんの誕生日と言う事もあり13時からガイドがあるとのこと。
ミクさんがキーパーさんの雰囲気を感じ取って起き上がりました。
ミクさんの両目の白内障はかなり進行しているようで、キーパーさんによると「明暗は分かるようだがほとんど見えていないのでは」とのこと。 -
とべ動物園の緑乃介じいちゃんを見ていてもおもうのですが、目はほとんど見えなくても野性動物はそれを様々な能力でそれをある程度は補えるようです。
ミクさんも見えないなりにかなり精密に放飼場を理解し散歩を楽しんだりしています。
キーパーさんの膝にリンゴがあることも分かっていますね。 -
ミクちゃんにご飯をあげながらブラッシング。
大牟田市動物園の老カンホーム(老カンガルーの介護施設)ではないですが、老齢となった動物への介護は今後の各園の大きな課題になって行くと思います。 -
大崎公園としては、当面は他園の初老から高齢にかかるパンダを預かることにより、他園での繁殖を側面から支援したいとのことでした。
ただ、もし時代の要請として大崎での繁殖が求められるならそれもやぶさかではないとのこと。
日本のレッサー界における自園のポジション、役割をとても明解されておられて素晴らしいと思いました。
そして、この方針は大崎公園が今後も途切れなくレッサーパンダを飼育していくためにもプラスになると思うのです。 -
ミクさんに続き、もちろん今日の主役のキキ君のガイドもありました。
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19歳のキキじいちゃんですが食欲も旺盛なようで安心しました。
リンゴはもちろん大好きで、竹の葉もまだ食べれるそうです。 -
体調を崩し一時は4kg台まで体重がおちたこともあったそうですが、現在は5kg台まで回復しているそうです。
毛並みも年齢の割には綺麗ですし、長生きしてくれるもののと期待しています。 -
ガイドが終わり、だいぶ暑くなってきました
ミクちゃんは涼しい場所を見つけてお昼寝ですが・・・、 -
キーパーさんの判断により大事を取って早目に寝室に収容・・・早目、早目の判断で素晴らしいです。
元はアライグマ舎だったと言う寝室は現在は2区画になっており、キキじいちゃんの寝室からは屋内、屋外両方に出れますが、ミクさんの寝室からは屋外にのみ出れる構造になっているそうです。
将来的に必要になれば、現在の2区画を3区画に変更することも可能で、できればもう1匹老齢のパンダを引き取りたい希望もあるようです。
他園の老齢パンダを預かり、その事で他園の若者パンダの飼育環境を向上させ、間接的には繁殖に貢献する・・・こう言う園がいくつかあってもいいと思います。
大崎公園子供動物園はその先駆けの園なのかもしれません。 -
大崎公園でお会いしたレッサーファンの方と上野動物園に転進です。
メインゲートは改装工事中で、東京都美術館横の何やら趣きのある臨時ゲートから入園です。
上野動物園の入園料は大人600円です。
今日は3園を訪問しましたが、2園は無料、そして、日本を代表する動物園である上野動物園でも僅か600円・・・動物園と言う施設はすごいですね。 -
今日、最後に上野動物園に足を向けたのは、レッサーもさることながらこちらのペアが気になったから・・・。
デアちゃんとイコロ君が同居していました!!
日本中の動物園ファンが注目している花の東京のホッキョクグマ・ペアです。
細かい問題はいろいろとあるようですが、これまでの所は総じて上手くペアリングが進んでいるように見受けられます。 -
大きいプールに水を供給するための小さいプール(通称・お風呂)にデアちゃんが入っていたところ、そこになんとイコロ君が混浴希望!!
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何度も来られている関東のファンの方も初めて見たと言う光景を一見の僕に見せてくれました。
ありがとう!! -
ちょっとびっくりしたのかデアちゃんは慌ててメインのプールに飛び込んで行きましたけど(苦笑)
取り急ぎのターゲットは来年の恋のシーズンだと思われ、今年は少しずつお互いの存在に慣れてくれれば言う事なしです。
期待しています。 -
そして、イソップ橋下のレッサー舎へ。
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上野動物園にアンアンちゃんと黄太郎君の2匹のレッサーパンダが暮らしています。
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アンアンちゃんは定位置でお昼寝していました。
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イソップ橋の下で陰になっているとは言えここはかなり暑いと思うのですがアンアンちゃんはここにいることが多いですね。
この放飼場は、バックヤードがなく暑い夏でも寒い冬でも(まあ、レッサーにとって日本の冬の寒さなんて問題にならないでしょうけど)レッサーが放飼場で寝泊まりすると言う、日本を代表する園とは思えない設備的には不十分な施設ですが、数年前まで換毛でボロボロになっていたアンアンちゃんがここ2年くらいはとても綺麗な毛並を保っていることを見ると、何かしら彼らの負担を軽減する施策が打たれているものと思います。
黄太郎君はどうやら小屋の中にいるようで姿が見えませんでした。 -
上野動物園のレッサー舎の最大の弱点は暑さ対策だと思われ、一昨年はあまりの暑さに急遽、アンアンちゃんと黄太郎君を動物病院に避難させたこともありました。
以前、黄太郎君とテンテン君(すでにお星さま)が幽閉されていたオカピの屋内展示室の横の部屋に木がたくさん搬入されており、何やら懐かしい感じになっていました。 -
そして、巣箱も。
今夏はレッサーがこちらに避暑に来るかもしれませんね。
もし、そうなら大歓迎です。
でも、本筋としてはイソップ橋下の放飼場の改装をお願いいたいところです。
放飼場の暑さ対策の強化、屋内展示室あるいはバックヤード寝室の設置は上野がレッサー飼育を継続し、繁殖を目指すのなら絶対に必要だと思います。 -
レッサー舎に戻ると黄太郎君が小屋から出てきていました。
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東屋の上で寛いでいた黄太郎君。
なんせ上野レッサー舎は写真が撮りにくいので・・・これが今日の黄太郎君のベストショットです。
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