ルーマニア旅行ー６：トゥルチャ（ドナウは波高し）

2016/06/14 - 2016/06/17

ブカレストからミニバスで約４時間半かけトゥルチャに到着した。ここで３泊してデルタ観光する予定でした。
しかし、来る時に嫌な予感がしていたのですが、まさに的中しました。

ホテルでデルタツアーはありますかと聞くと、グループツアーはありませんとのこと。街の代理店を回ればと思い回りましたが、すべてボート１隻単位で、一隻あたり３００〜４００ユローしました。これで完全にデルタ観光は消滅した訳です。
もう愕然としました！

まる2日間ビールを飲み、ドナウ川を眺めていてもしょうがない。ふと河口の街まで定期船で行くかと考えました。定期船は４時間で河口の街スリナまで行きます。１日1便、１３：３０発、行ったら泊まるしか手はありません。幸い、トゥルチャのホテルが格安だったので、１泊分は捨て、ドナウ・クルーズとしました。船の料金は４６Ｌｅｉ（１２４０円）。

結論として、トゥルチャは個人旅行者にとってドナウ・デルタ観光の拠点にはなりません。まさに「ドナウ川は波高し」です。

この定期船の船は途中、いくつかの村によりスリナまで行きます。のんびりした速度で、ドナウ川クルーズには最適です（飽き安い人には辛いかも）。最初は大人数ですが、徐々に人は減り、中間より少し先に行ったＣＲＩＳＡＮというところでだいぶ人が降りてしまい、船内がかなり寂しくなりました。このＣＲＩＳＡＮはどうも釣りで有名な場所のようです。

ペリカンを見にきたのですが、もう完全な諦め状態で、スリナで１泊して、翌日・朝７時の便で帰る予定でした。
今回はドナウ川クルーズで諦めよう！

表紙の写真はペリカンが写っています。さてどこでペリカンが見れるのでしょうか。
それはこの次の旅行記−７で書きます。

このトゥルチャからバスが各地に出ています。北部方面ではＩａｓｉ行きも出ていますので、北部に回る人はブカレストに戻らず行けます。

ビールとコーラどちらが高い。このバス駅の裏手がレストランとバーが併設されています。ここでコーラは５Ｌｅｉ（１３５円、スパーでは３Ｌｅｉ）、ビールはなんと３．５Ｌｅｉからあるのです。ビールの方が安いです。でもさすが暑くなってきたら値上げされて、最低４．５Ｌｅｉに変わってました。もう夏本番というところまできました。
着いた１４日は夕方に激しい雷雨があり、もう町中が水浸し状態でした。スリナに着いた１５日も午後に激しい雷雨でした。まさに季節の変わり目です。まあ、踏んだり蹴ったり状態です。

エリア トゥルチャ(ルーマニア)

これがバス駅で、各地にバスが出ています。

ここがバス駅裏手のレストラン・バーです。

ビールが安いので呑み助が多くいます。

ここが定期船の切符販売所

スリナ以外の行先もありました。

これが桟橋

町中

公園

これが乗船したモルドバ号

右手の船です。

では出港です

トゥルチャの街

もう踏んだり蹴ったりのトゥルチャでした。

輸送船も航行してます。

これはホテルです

最初の村

電柱の上に鳥の巣です。

さらに進む

両岸は平原が続く

牛が飼われています

まだ家があります

次の村です

ここでも電柱の上に鳥の巣です

小型船も走ってます

もう夏空です

ここがＣＲＩＳＡＮです。

もう大半の乗客は降りてしまいました。

ここでも電柱の上に巣

水鳥がいます

少し変な雲行き

もう両岸は湿地帯で人は住んでいません

遠く続く湿地帯

先ほどまではこんな夏空でしたが

人が住まない湿原が続く

雲行きも変わってます

スリナの街に到着

４時間は長い

なんと到着に合わせて激しい雷雨です。

ここまでは最悪の展開が続く

この旅行記へのコメント （3）

• まみさん 2017/07/05 20:58:20

  電柱の上の巣の鳥は

  コウノトリですね！
  ルーマニアで雇った現地ガイドさんが、コウノトリが巣が作るのはまだきれいな自然が残っているあかだ、と自慢していました。

  寅さん からの返信 2017/07/06 04:37:07

  RE: 電柱の上の巣の鳥は

  まみさんへ
  
  　粗雑な文章のブログを読んでいただきありがとうございます。
  
  電柱の上の巣ですが、ドナウ川の河口デルタに行った時ですね。河口はスリルがありました。
  
  マックは日本では入らないので、東欧で入ったらマック・カフェがお洒落でしたね。
  そうトイレはレシートの暗礁番号を入力しないといけない店がありました。
  
  なにぶん、WIFI事情が良くないので写真のUPが遅れていますので。
  
  寅

• 尚美さん 2016/06/17 05:51:20

  ペリカンの写真、ありがとう！

  寅様
  
  すごく嬉しかったです。
  ヨーロッパでは時々ペリカンが見られてテンションが上がりますが、あんなに群生している所に行けていいですね。
  
  >表紙の写真はペリカンが写っています。さてどこでペリカンが見れるのでしょうか。
  
  わかりません。
  次の旅行記を楽しみに待っています。
  
  ルーマニアでも6月は雨の日が多いのですね。
  旅の間に雨が続くと、ちょっと憂鬱な気分になったりしますよね。
  
  スチャバにも行かれるのですね。
  私ももっと旅行日数があれば行きたかった所です。
  便があると書いておられたヤシ経由ではなく、ブカレストから行かれるのですか。
  では、今後お天気に恵まれますように。
  
  尚美