ルートヴィヒ２世最後の城・・・プリーンへ・・・・・ドイツ気ままに１８日間

2011/10/18 - 2011/10/18

１０月１８日
バイエルンの海と呼ばれるキーム湖は州最大の湖。ルートヴィヒ２世が建てたヘレンキームゼー城はこの湖に浮かぶ島にあります。
ルートヴィヒ２世は２度パリを訪問。その時ヴェルサイユ宮殿に感銘を受けこの城の建設を思いついたということです。
そして豪華絢爛な宮殿内部は勿論のこと、城の前に広がるフランス式庭園とラトナの泉も模倣だそうです。

１０月７日　　名古屋発ベルリン着
１０月８日　　ベルリン　　　　　　　
１０月９日　　ゴスラー　　　　　　　　
１０月１０日　ヴェロニゲローデ　　　
１０月１１日　ヴェロニゲローデ　　　　　
１０月１２日　クエドリンブルク　　　
１０月１３日　ドレスデン　　　　　　
１０月１４日　ドレスデン モーリッツブルク城へ日帰り
１０月１５日　ドレスデン　　　　　　
１０月１６日　ニュールンベルク　　　
１０月１７日　ニュールンベルク　　
１０月１８日　ミュンヘン　　　　　プリーンへ日帰り
１０月１９日　ミュンヘン　　　　　レーゲンスブルクへ日帰り　　　　　１０月２０日　ミッテンヴァルド　　　
１０月２１日　オーバーアマガウ　　　
１０月２２日　ミュンヘン
１０月２３日　ミュンヘン　
１０月２４日　ミュンヘン発　　　　　
１０月２５日　名古屋着　

エリア プリーン(ドイツ)

今日は９時２９分発の ＩＣＥ でミュンヘンへ。

１０時４７分。　着きました。ミュンヘン！　さすがＩＣＥは速い。

ホテルは去年泊まったホテル。
チェックインは１４時からなので、荷物を預けて又駅へ。
とはいってもこのホテル、駅のすぐ前なのでとっても便利です。

ミュンヘンは去年見て回ったので、今日は列車でほぼ１時間の キーム湖畔にあるプリーン・・　PRIEN AM CHIEMSEE ・・・に出かけます。
１１時４２分 ミュンヘン発。　１２時４９分　プリーン着
ここプリーンは、ルートヴィヒ２世がこのバイエルンの海と呼ばれる州最大の湖に浮かぶ島にへレンキームゼー城を建てたということで有名らしいです。

こちらがシーズンになると湖畔の桟橋まで走るミニＳＬの駅です。
今はシーズンオフ。
ＤＢの駅のすぐ横にあったと思います。

ＳＬはおそらくこの中にあるのでしょう。

駅から湖まで歩いても２キロぐらいで、途中までＳＬの線路のすぐ横を歩いて行きました。
ところどころ、木々に覆われてのんびりした道です。
しかし、この日はとても日差しが強く、もう大変！
気温も今までより高くコート無しでも平気です。　それで、脱いだコートを両手で頭にかざし日よけです（笑）
真っ青な空なんです。敢て肌を出して焼くこちらの人達にとってはそんなことは気にならないかもしれないですが,日差しがきつ過ぎる。
秋の日差しって強いんです。ベルリンでの寒さが嘘みたい。

桟橋のすぐ手前にある切符売り場。

遊覧フェリーに乗って出発です。

向こうにはりっぱな遊覧船が見えます。

ヘレン島に接岸です。

到着したのは地図の左下にあるヘレンインセル島。

降りて桟橋を歩いている時に、反対側で待つのは私達の乗ってきたフェリー乗船して、更にもうひとつの島フラウエン島に向かう人達。
上の地図を見るとわかるかと思いますが、フラウエン島に比べヘレン島がいかに大きいか。

先ほどの桟橋が後ろに。

あたりは果てしなく広ろがる大自然。しばらくは木陰のない道を歩きます。

広がる緑地。高低差あり。

やっと木陰になりました。
ホットひと息。
ここでお昼を。
今日島に到着してすぐ、お昼のことを考えましたが周りにお店らしきものは見当たらず。
島の入り口辺りにあったお店と言っていいかどうか、おばさんと息子のような人がいて、中には確かパンとソーセージだけが置いてあるだけのようなそんな所です。同じ船の観光客もそちらに行くので私達も。窓口・・・そんな感じの簡易な場所・・で買う。　
ソセージを挟んだ小さなパン　３ユーロ。ペットボトルのお水　３ユーロ。
値段のわりにはお粗末でした。

一休み後、更に歩くと今度は次から次へとこんな絵が描かれた物が立ててありました。
可愛らしくて、面白くて、つい何枚も撮ってしまいました。結構大きくて等身大以上ある物もありました。

なんだか長い道のり、歩くのが楽しみになってきました＾＾

広大な森のようです。まだまだ道は続きます。

やっと出てきました。
わーぁ、広ーい！

歩いている人、お掃除している人達が見えますか？　いかに広いかわかりますね。

ヘレンキームゼー城が遠くに感じられます。

あまりの広さに圧倒されどおし。お城の正面から湖に向かって伸びる広大な森。

お城をぐるっと回ると反対側にもあるのです。湖に向かって同じように造られた森が。　湖は遥か彼方。
なんと贅沢！

馬車じゃないと全部はとても回りきれません。

ルートヴィヒ２世がヴェルサイユ宮殿を模して建てたヘレンキームゼー城、ここには僅か９日間しか滞在できず、謎の死を遂げたため未完の部分が残っているとのことです。

噴水は掃除中でした。

ヘレンキームゼー城は、私にとってはお城というよりむしろ宮殿のほうがぴったりの外観でした。

帰りは林の中を抜けて途中から元来た道を帰ります。

牛がいるのは歩いている道の上の丘陵地です。
とってものどか。

こちらに向かって坂を上って行くと左手にレストラン、こんなところにあったんだ。

中に入ろうと思いましたが混んでいたので帰ることに。

正面に小さな教会がありました。

教会を背にして見えた風景。光と影が素敵。

教会には入れず、ドアの入り口に置いてあった寄せ植えの鉢。

この階段を下りると先ほどきた桟橋近くにでます。

ベンチでフェリーを待つ人達。 いい眺めですねぇ。

皆さん思い思いの場所でフェーリーを待ってます。

ここはフェリーの待合所。

湖の水が透き通っていてこんなに綺麗です。

帰りは日本語も書かれてました。
さあ、戻ります。

皆さん、やっぱり進行方向がいいんですね。景色がよく見えて。
日差しがきついので、中のほうがヒンヤリとして気持ちいいです。

プーリンの桟橋に近づいてきました。

今から出るフェーリーとすれ違いです。

着いたらチケット売り場のまえにミニＳＬがありました。　あれっ、来た時気づかなかったのかなぁ。

帰りは道を変えて大通りを歩いて。