夕暮れのクラクフ旧市街広場

2015/07/13 - 2015/07/16

クラクフは17世紀初めまでポーランド王国の首都であり、多くの歴史的な建造物が残されています。日本では奈良に例えられるポーランドの古都で世界遺産にも登録されています。7月半ばの夏の夕暮れ時、仕事の合間に中央広場をサーと見てきました。

エリア クラクフ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: その他
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

旧市街の石畳を行く観光用の馬車です。優雅に市街を巡るのには最適な乗り物です。立派な白色の乗り物に2頭の馬、御者付ですので値段も相応と思われます。

広場の中心にある織物会館（スキンニツェ,The Cloth Hall）です。歴史を感じさせる美しい建物です。この広場には多くの観光客が集まりますが、夕方なのでそれ程多くありません。

織物会館 (織物取引所) 市場

ヨーロッパでは多くの人が集まる場所では、ストリート・ミュージシャンの演奏に巡り合う場合が結構あります。ギタリストのこの音楽家は、準備中であったためか、人がまだ集まっていません。夏ですが夕暮れ時には気温も下がり、上着やセータを羽織った方が目立ちました。

織物会館前の広場のレストランには、昼間ならビールや飲み物を楽しむ多くの観光客がいます。そろそろ引き上げる時間帯なのか、客数は多くありません。

広場の一角にあるサンアダルバート教会(Church of St. Adalbart)です。ポーランドで最も古い教会の1つだそうです。西欧の教会にくらべて素朴な感じがします。

向こうに見えるのは市庁舎塔(Town Hall Tower)です。

市庁舎塔は、高さも結構あって煉瓦色と白のコントラストが美しい建物で、広場でとても目立っています。

旧市庁舎の塔 建造物

広場で目立つ他の建物がこの聖マリア教会(St. Mary's Basilica)です。ゴシック様式の建造物で13世紀に建てられ、14世紀に再建されたとのことです。この教会にはポーランドを代表するパイプオルガンがあります。

聖マリア教会 寺院・教会

聖マリア教会で行われたオルガン・コンサートに参加しました。教会内部の様子です。金色の飾りが目立つ豪華ではありますが、落ち着いた雰囲気が感じられました。

聖マリア教会 寺院・教会

コンサート直前の教会内の様子です。フラッシュ禁止なので暗めですが、雰囲気は伝わるのではないかと思います。音響効果が抜群で、厳かで迫力あるコンサートを楽しむことが出来ました。

聖マリア教会 寺院・教会

市庁舎内を見学する機会がありました。これは市庁舎の中の様子です。明るい照明が一般的な日本や米国とは異なり、薄明りの中で種々の行事が行われるようです。ヨーロッパの伝統と思われます。

旧市庁舎の塔 建造物

旧市街広場の近くにあるグルンワルトの記念碑(Polmnik Grunwaldzki)です。ポーランド王であったヴワディスク2世の騎馬像が設置されています。この記念碑は1910年に建てられましたが、ドイツ軍に破壊され、再建されたものです。ポーランドの歴史を象徴している建造物のようです。

広場から数百メートル程の場所にあるレストラン(Jarema)でポーランド料理の夕食を楽しみました。ポーランド料理は概して美味しく、スープなどは抜群です。途中で日本人グループが入ってきました。ツアーの定番コースにこのレストランが組み込まれているようで、観光客に人気の店です。写真に示すように、通りに面した外の席でポーランド料理を味わうこともできます。

ヤレマ 地元の料理