2016/05/18 - 2016/05/23
1936位(同エリア8655件中)
mis7さん
映画『007 スカイフォール』『007 スペクター』のQ役などで知られるイギリスの俳優、ベン・ウィショー(Ben Whishaw)くん。
ある日突然彼にどハマリした私は、彼の出演作品を観るべく映画館に足繁く通ったり、DVDを観ることを日課にする日々を送っていました。
そんな彼がブロードウェイの舞台に出演することを知った私は、真っ先にこう思いました。
「アメリカは行ったことがないけど治安悪そうだし怖そうだし、一緒に行ってくれる友達もいないし一人でニューヨークとか無理無理。次、ロンドンで舞台やる時に観に行こうっと☆」
これが去年(2015年)の9月頃の話。
それがどう思考の変化を辿ったものか、今年(2016年)の元日にこんなことを思ってしまったのです。
「…ニューヨークに行けばウィショーくんに会える…。そうだ、ニューヨーク行こう…」
元日に決めたことは実行しなければいけない…なぜかそんな風にも考えてしまい、ここから私の初めてのニューヨーク、初めてのアメリカ大陸への一人旅が始まりました。
きっかけはミーハー案件でしたが、たくさんの一期一会と人の優しさに触れた素晴らしい旅になり、帰国するより前に自分の「好きな街リスト」に早くもニューヨークを加えていました。
こんな素敵な街に行くきっかけを与えてくれたウィショーくんにも感謝しています。
またいつか必ず行くぞ、ニューヨーク!
★2日目は自由の女神と911メモリアルミュージアムを訪ね、夜はベン・ウィショーくんが出演する舞台The Crucibleを観てきました!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
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NY2日目。
前夜は興奮と時差ぼけのためかあまりよく眠れませんでしたが、この日は自由の女神見学のため朝早くから行動開始です!
自由の女神があるリバティ島行きフェリーもシティパスを使って乗ることができますが、事前に得た情報によると大勢の観光客が訪れ大混雑するため、朝一番で行くのが良いとのこと。
フェリーのオフィシャルサイトで調べたところ、リバティ島行きの朝一番のフェリーはバッテリーパークを8時半に出発します。
シティパスを乗船用のチケットに交換しなければいけないのですが、窓口が何時に開くのかは記載がなくわからなかったため、とりあえず7時にホテルを出発しました。
バッテリーパーク到着が7時半、窓口は7時50分頃にオープンしました。
さすがにこの時間だと空いていてチケット交換もスムーズ、乗船前のセキュリティチェックもあまり待たずに済みました。バッテリー パーク 広場・公園
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飛行機と同じくらい厳しいセキュリティチェックを終え、いよいよ乗船です!
2階のデッキは屋根がないため、ほとんどの乗客がここに集まります。
朝はやや曇りがちだった空も少しずつ晴れ間が見え始めました。
徐々に近く見えてくる女神。スタチュー シティ クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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「サイズ感は違えどお台場でも自由の女神は見られるし、行かなくていいかな…」
出発前は実はそんなことを思っていたのですが、実際に見るとやはりテンション上がりました!
いやぁ、来て良かった!笑スタチュー シティ クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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女神を通り過ぎて振り返ると、マンハッタンが見えます。
いよいよリバティ島に到着。
上陸します。スタチュー シティ クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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島の端に女神が立っているため、上陸すると正面から女神を見ることはできませんでした>_<
あまり見ることのない女神の後ろ姿。
これはこれで貴重かも?自由の女神像 モニュメント・記念碑
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シティパスで女神の足元(台座の部分)まで上がって行くことができます。
荷物を入口にあるロッカーに預け、エレベーターに乗り足元の階へ。
女神の足元から見上げて撮ってみた写真。
顔が全く写っていません^_^;自由の女神像 モニュメント・記念碑
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リバティ島にはレストラン(朝早かったので開いていなかった)と小さなお土産屋さんがあるくらい。
次の予定もあるため30分ほどで見学を終え、再びフェリーに乗ります。
バッテリーパークに帰る前に、リバティ島から10分ほどのところにあるエリス島へ。
ここには移民博物館があります。エリスアイランド移民博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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時間もなくあまり興味もないため、移民博物館は寄りませんでした。
でも、博物館のこの建物が写真に撮りたかったのと。エリスアイランド移民博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ここからのマンハッタンの眺めが最高だと聞いて、エリス島に寄ってみました。
お天気も最高です!エリスアイランド移民博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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たなびかぬ国旗とマンハッタン。
ここから再びフェリーに乗り、バッテリーパークに戻ります。
バッテリーパークには10時頃到着。
その時間に出発するフェリーにはお客さんがびっしり乗っていて、乗り場も混雑しセキュリティチェックのための長い列ができていました。
リバティ島に行くにはやはり朝一番が正解のようです。エリスアイランド移民博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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バッテリーパークからこの建物を目印に目的地まで歩きます。
ワン ワールド展望台 建造物
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今はグラウンドゼロと呼ばれる、ワールド・トレード・センター跡地。
今年の1月に『ザ・ウォーク』という映画を観ました。
1974年フランス人のフィリップ・プティさんという曲芸師が完成したばかりのWTCのふたつのタワーの間にワイヤーを張り、命綱なしで綱渡りをしたという実話を元にした作品です。
その時プティさんが見た風景はもうここにはありません。グラウンドゼロ 9/11メモリアル モニュメント・記念碑
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テロの犠牲となった方々の名前が刻まれています。
グラウンドゼロ 9/11メモリアル モニュメント・記念碑
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グラウンドゼロの隣にあるミュージアムへ。
こちらのセキュリティも飛行機と同じくらい、とても厳しいです。
建物周辺も他の観光地に比べ、警察官の姿を多く見たように思います。
ミュージアムには911のテロ以前、その当日、以後のWTCに関する様々な資料、写真などが展示してあります。
WTCを使って綱渡りをしたプティさんの写真も見ることができます。国立9.11メモリアル&ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
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シティパスではこちらのミュージアムか、イントレピッド海上航空宇宙博物館かどちらかひとつを選択して見学できます。
戦争(テロ)の犠牲者を悼む911ミュージアムか、アメリカ海軍が戦時に使用した航空母艦を利用したイントレピッド博物館か。
その選択肢にどことなく、アメリカが抱える「矛盾」を感じました。国立9.11メモリアル&ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
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順調に見学を終え、お昼ごはんを食べることに。
お店は日本出発前から決めていたこちら!
チャイナタウンにあるNha Trang One(ニャチャンワン)です!
私がいつも楽しみに観ているアナザースカイというテレビ番組(ご存知の方も多いと思いますが、著名人が自分にとって第二の故郷といえる街を訪れる旅番組)で郷ひろみさんが紹介されていたことで知りました。
有名なお店らしく、ガイドブック(地球の歩き方 2015〜2016年版ニューヨーク)にも掲載されていました。ニャチャン ワン アジア料理
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12時少し前に入店して待たずにすぐに座れましたが、12時を過ぎると広い店内はあっという間に満席に。
人気店のようです。
牛肉のフォーとえびの生春巻きを注文。
人気メニューでストックがたくさんあるのか、生春巻きは注文して20秒くらいで出てきました!笑
アジア系の料理店はサービスでお茶を出してくれるのが嬉しい。
ポット入りのこちらはジャスミン茶でした^_^ニャチャン ワン アジア料理
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牛肉入りのフォー。
こちらも注文して2分くらいで出てきました。
めちゃめちゃ美味しかったー!
ニューヨークで食べたものの中で一番美味しかったかも!
店員さんもとても感じが良く、とにかく安い!早い!旨い!の3拍子が揃ったお店でした。
また行きたい^_^
ストランド・ブック・ストア、セフォラなどで買い物した後、夜の観劇前に休憩を取るためホテルに戻りました。ニャチャン ワン アジア料理
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いよいよ今回の旅のメインイベントです!
ベン・ウィショーくん主演の舞台The Crucibleの観劇のため、18時過ぎに48th StreetにあるWalter Kerr Theatreに向かいました。
開演は19時。
18時半から開場が始まり、入場時に簡単な荷物チェックをされました。
カジュアルな服装でも問題なく、私はA4サイズの斜めがけのバッグを持っていましたがクローク等に預けずにそのまま席に持って行けました。 -
劇場内。
開演前は写真撮影OKでした。
内装も趣があって素敵です!
今回は舞台の下手寄り、前から2列目の席でした。
2列目とはいえ、舞台はすぐ目の前。
思わず動揺してしまうほど舞台と客席との距離が近かったです。 -
ウィショーくんが現れた瞬間は「ほ、本物だぁぁぁ!!!」ということしか思えませんでした^_^;
現実感がなく映画のスクリーンを通して見ているような感じもして。
でも、私の目の前に立ってお芝居している時はあまりの近さに正視できず、ウィショーくんの靴を見たりしていました´д` ;
今思うとなんてもったいない!
私のバカ!!!
英語劇なので出発前に原作を読み、物語を頭に叩き込んでいたのですが、ウィショーくん演じるジョン・プロクターは不貞を働き、その後ろめたさから常に怒りを持った人物として描かれています。
それゆえ感情を爆発させたり、女性に対して乱暴な振る舞いをしたり、自分の意見や述べている真実を受け入れない人々に対し大声を上げたりします。
ウィショーくんご本人は穏やかな人物として知られていますし、今まで映画で演じてきた役柄もふだんのウィショーくんのように穏やかだったり冷静な人物が多く、こういった激しい役柄を観たのは初めて。
英語ゆえ聞き取れないセリフも多かったのですが、高ぶった感情を隠さないウィショーくんのリアルな演技に引き込まれ、気がつけば時間も今いる場所も忘れるほど熱心に観ている自分がいました。 -
約3時間の舞台が終わり、ステージドアの前で出演者を待ちます。
ステージドアは出演者用の出入口で、出待ちできるようきちんと柵も設けてあります。
観客は開場時に配られるPLAYBILLを手にこの柵の外で待ち、出てきた出演者にサインをもらうのが恒例となっているようです。
しかし、プレビュー期間も含め3月から始まったThe Crucibleですが、ウィショーくんは他の出入口を利用しているらしく、終演後の目撃談はほとんど聞こえてきません。
でも!だがしかし!万が一ということもあります!
あとははるばるニューヨークまでウィショーくんに会いに来たわけですから、ご本人に迷惑がかからない範囲で自分ができる限りのことはやっておきたい、そういう気持ちもありました。 -
待ってみましたがやはりウィショーくんは現れず>_<
でも、パリス牧師役のJason Butler Harnerさんとメアリー役のTavi Gevinsonちゃんが出てこられたので、おふたりにサインをいただきました!
Jasonさんに日本から来ましたとお話したら「ホントに!?日本好きだよ!」とおっしゃっていました^_^
それがきっかけで、隣にいたウィショーくんファンのカナダ人の女の子が「あなた日本から来たの?」と話しかけてくれ、短い時間ですがお話したりしました^_^
Taviちゃんは本当に顔が小さくてめちゃめちゃ可愛かった!
すっかりファンになってしまいました。
また映画などにも出演してくれて、日本でも活躍を見ることができるといいなぁ。
大感動の中、NYの旅2日目も無事に終了です。
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