山菜と風景を楽しむ　（岐阜県・石徹白）

2016/05/26 - 2016/05/26

岐阜県に温泉とワラビ採りに行ってきました。場所はウイングヒルズ白鳥スキー場の満天の湯の所です。当然スキー場なのでかなりきつい斜面です。有料ですが毎年の楽しみとしています。

国道１５６号の郡上白鳥より県道３１４号に入り、石徹白方面に向かいます。途中、ルピナスの花や、山のあちこちに咲くフジ、ウツギの花を楽しみながら上って行きます。フジが満開です。


坂道を上りきると桧峠の案内板が見えます。そこを右折すると満天の湯。ここで山菜採りの受付けをしスキー場に入ります。フキやタラノメ、ウド等の山菜も採れます。

山菜採りの前に昔、釣りのホームグラウンドとしていた石徹白川を見に行くことに。この川はとても綺麗で、リゾート開発などしてほしくない場所でしたが、残念ながら開発され、あちこちにログハウスが建っています。

風景をしばし楽しんだ後、いよいよ山菜採りです。満天の湯で受付を済ませ山に入るも雨が強く降ってきました。以前、カメラのレンズに雨が当たりダメにしたことがあり、ここからの画像はありません。ワラビは少しでしたが、まあまあ採ることが出来たので良しとしましょう。

山菜採りの後温泉に入りましたが先客が一名のみ。岐阜市から来たというその方と世間話しながらゆっくり入浴。チョット休憩後帰路へ。山に来たことで妻も元気になり、まぁ満足の遠出でした。

エリア 郡上八幡(岐阜)

• 旅行の満足度: 3.5

郡上白鳥より県道314号に入るとルピナスの花が咲いていました。

綺麗に咲いています。

スキー場へは、こんな道路を上っていきます。

大きな木に花が見えますが、桐の花ではないようです。

良く見るとフジの花です。

フジの花はあちこちに見られます。

フジの花の時期は終わったと思っていたのでラッキーでした。

持ち帰りたくなるくらい綺麗です。

フジの花以外に、ピンクの花が多く見られます。

ウツギでしょうね。

かわいいです。

花を楽しみつつ、くねくねと坂道を走ります。

今回の目的の場所の「満天の湯」の案内板。

途中こんな滝もあります。この上はどうなっているのでしょうね。

坂道を上ること２０分くらいで頂上です。「満天の湯」はこの近く。

ゴルフ場の看板の後ろに何か建っています。

ここです。

看板の下から覗くと、こんなのがありましたが、道路からは見えないので、何だか残念な気がしますが、看板の方が早く建っていたのかも知れません。

この峠に、こんな案内もありました。

登山道です。

桧峠を直進し下って行くと石徹白です。せっかくなので石徹白川まで足をのばしました。

この下流に釣り人が一人いました。
石徹白川に初めてきたときは大きな石がゴロゴロあり、とても良い渓相でした。大きなイワナやアマゴが釣れました。アマゴは放流魚です（もともとはヤマメの生息域）。

ここにもフジの花が咲いています。水が綺麗です。この川は鮎も放流されますが大きくならないようです。以前、川の監視員が「ここは綺麗なのでうるか（鮎の内臓の塩漬け）を作れるし、生でも食べれるくらい」と自慢していました。

この川の近くを散策。
山菜になるニリン草です。トリカブトと似ています。分からないものは食べない方がよいですね。

ラショウモンカズラ。林の中に咲いていました。かわいいです。

ウバユリでしょうか。

タラノメの伸びたもの？
私共は何故かタラノメを見つけても採りません。二人とも好きじゃないのでしょうね。

桑の実ですね。懐かしいです。

トチの花。栃の実って美味しそうに見えますが、そのままでは食べられないのですね。

草花を楽しみ、十数年前の釣りを回想しつつ、スキー場にワラビ採りに向かう。

これは妻一人の成果です。採るのが面白いと言うので、私は見ているだけ。ワラビを採り始めてすぐザｱーザｱーと雨が降って来たので退散。

（山菜採りの料金は、人数ではなく袋の枚数によって変わる）