2016/05/18 - 2016/05/18
212位(同エリア482件中)
風待人さん
山口市小郡上郷にある旧桂ヶ谷貯水池堰堤(きゅうかつらがやちょすいちえんてい)がこの夏にも正式に国登録有形文化財に指定されるとの報を受け、行ってみることにしました。
ネット上のブログ等を見ると結構、簡単に行けそうな感じだったので大した知識も地図データも持ち合わせず行ったのが5/17の午後。
ネットの記事にあった林道から山道に入るも堰堤近くの川には行き着くも道が見つからず違う道を模索しました。
ヒュツテ 桂谷 ランプの宿という里山体験が出来る宿の方角に向かって行くもケータイの地図や車のナビの地図からは遠ざかって行きます。
その道も諦め、自転車道の脇に有る、「小郡上水道貯水池入口」なる石柱の奥に進むも道さえも見失うほどの草木や倒木に断念して徒労の内に帰路に着きました。
気を取り直して翌日はあちこちのブログ記事を参考に、林道の脇の山道から行けることがわかり再チャレンジしました。
途中で道に迷うものの、20分位で目的地に到着。
湿地となっている河原に降りて全貌を見ることが出来ました。
赤いレンガ作りの堰堤は静かに風に吹かれていました。
その時、背後に見えた景色に見覚えがあることに気づきました。
その景色は昨日ヒュツテ 桂谷 ランプの宿に行く道すがら横切った資材置き場ではないですか。
資材置き場の脇の山道を行くとものの3分で昨日通った道に出ました。
この二日間の山歩きはなんだったんだろうと思うと一気に疲れが出てきました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
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向かって右側の道が林道、左側が山道のようです。昨日は林道を散策しましたが旧桂ヶ谷貯水池に行き着くことが出来ず、今日は左側が山道からアクセスしてみます。
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山道の入口はこんな感じです。
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山道の入口のすぐ左手にある支柱と朽ちかけたドラムカンの間を山側に入っていきます。
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目の前にはお約束のように倒木が有ります。
まあ山道には付き物ですね。気にせずに乗り越えていきます。 -
足元は急な凸凹道で水が染みていて滑りやすいので注意が必要です。
余談ですが私が履いているスニーカーは焦げ茶。
山道を歩いたことが家人にわからないように泥と同じ色のスニーカーです。 -
この手の道にしては珍しく道がよくわかります。
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どうやら分岐点のようです。私が見たブログ記事には真っ直ぐ進むと書いてありましたが、真っ直ぐ方向に道が見当たりません。
左右に道らしき道があります。
右側の道がしっかりとしていたのでそちら側を進むことにしました。 -
登り坂ですが道がハッキリとしていて歩きやすいです。
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倒木というよりは立ち入り禁止のサインのように感じましたが乗り越えて歩いてみます。
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途中で道が下り出しましたが、ケータイの位置情報を見ると堰堤が有るダム湖からは遠ざかってしまいました。
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今来た道を引き返します。行きは登り坂でしたが帰りは下り坂、2度程尻もちをついてしまいました。
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先程の分岐点まで引き返して目を凝らして見ると何とか道らしき形跡を認めました。途中で左右に分岐していましたが取り敢えず左側の道を行きました。
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山道が開けてきて太陽光が照らしています。
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意外とあっけなく目の前に赤いレンガ作りの建物が見えました。
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これが旧桂ヶ谷貯水池なのでしょうか。
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堰堤の上を歩きたかったのですが立ち入り禁止となっていました。
老朽化していて安全が確認できないからでしょうか。 -
堰堤の上側はこんな感じでレンガの隙間から草木が生えていました。
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管制塔でしょうか、しかし、私には独房のように見えました。
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裏側から眺めた堰堤の様子です。
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このレンガの組み方は芸術的ですね。センスを感じます。
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管理棟も苔むしてはいますがレンガ作りが綺麗だと思いました。
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裏側には水がチョロチョロと流れていました。
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堰堤を真正面から見たくて元来た道を戻ります。
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この位置からだとよく見えますがちょっと遠いです。下の草原にどこからか降りれないものかと模索しました。
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幸いにして右手の山肌から何とか降りれるようでしたので降りてみます。
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元々は水を蓄えていたのか湿地のように粘土質の泥が敷かれ中央には小川が流れていました。
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ぬかるみに足を取られながらも堰堤の直下まで来ることが出来ました。
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色あせた目の前の風景には時の流れを感じます。
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堰堤の反対側の景色です。草や木々に覆われていて静かな雰囲気です。
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足元はぬかるんでいてマムシなどが出てきそうで怖いです。
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中央には小川が流れていました。
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山道まで引き返していると見たような風景に出くわしました。
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昨日、迷いながら通った道の途中にあった資材置き場です。
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資材置き場の脇の山肌を通れば昨日通った道に辿り着きました。
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