2016/05/07 - 2016/05/07
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yakyukozouさん
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5月7日 13時30分。
台湾好行B線で、金門島内を観光しました。
行きたかったのは、1949年に勃発した金門戦争の激戦地、古寧頭。
金門戦争は、台湾を助けるために日本から命がけでやって来た元軍人、根本博中将が作戦指導したことを知って興味を持ったのです。
台湾防衛の最前線ということで、身を引き締めて行ったのですが、古寧頭はとても静かなところで、兵士を見かけることもなく「国境の島」という緊張感はありませんでした。
余りに穏やかでここが激戦地だったなんてとても思えなかったです。
古寧頭は記念公園のような場所。
広いので、電動カートで移動しながら戦跡を見学して行きました。
古寧頭戦史館は、当時の記録を映像でも放映していたので日本人でも理解できました。
元軍人、根本博の名前を見つけることは出来ませんでしたけど、金門戦争史からは消えたと思っていた根本博の盟友、湯恩伯将軍の名前を見つけたときは、少しホッとしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
台湾好行B線は古寧頭の戦跡中心に周る観光バスです。
バスターミナルで30分近く待ちました。
乗車時間直前にガイドが来て番号札が渡されました。 -
台湾好行のバスが到着。
-
まず、バスターミナルの2階の金城民防坑道に入りました。
金門島では住民も自衛団を組織するなど、軍民一体となって戦争に備えていました。
823砲戦で砲弾が降り注いだことから住民も資金を出して掘ったトンネルがこの金城民防坑道です。 -
15分位の説明を受けて地下道を歩きました。
2?位の地下道をただひたすら歩きました。
歩く速度が速いのでついて行くのがやっと。 -
古寧頭に到着しました。
ここからは、電動カートに分乗して移動。 -
ここが古寧頭戦史館。
ここは金門戦争で最も激戦となった古寧頭戦役の資料館。 -
蒋介石への恩を返すため命がけで台湾に渡った元陸軍中将根本博のことは、この本で知りました。
蒋介石が、終戦時に邦人4万人を捕虜にすることなく帰国させたこと、そしてカイロ会談での蒋介石の発言が日本の国体を護ったことを知った根本博は、その恩を返すため1949年7月、台湾で蒋介石総統と再会し、台湾を救うべく国府軍の軍事顧問となったのです。 -
金門島の司令官は、湯恩伯将軍。
根本博は、「顧問閣下」と呼ばれ湯将軍の右腕として作戦を指導しました。
でも、湯将軍は金門戦争後の政争に負けて晩年は冷遇されました。 -
国府軍兵士の像が勇ましい。
金門戦争は台湾の命運を決する戦いだったのです。 -
1949年10月24日深夜、共産軍は援護射撃とともに大部隊でやって来た。
福建の漁村でかき集めた木造の帆船にたくさんの歩兵を乗せて。 -
赤い字が攻めて来た共産軍の経路。
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国府軍は上陸地点の浜辺に塹壕を掘って上陸した共産軍を内部に引き込んでたたく作戦。
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上陸した共産軍を引き込んでから、隠れていた国府軍兵士が火を放って、帆船が対岸に帰れないようにしました。
第2陣の共産軍の来襲を防ぐためでした。 -
上陸した共産軍は、島内に21両あったМ5A1軽戦車の火力に圧倒されました。
「金門の熊」と呼ばれたこの戦車が無かったら古寧頭の戦いはどうなったかわからなかったはず。 -
逃げ場を失った共産軍は北方の海岸に追い詰められました。
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そこに海上から砲艇での砲撃、陸上からは戦車での砲撃。
根本博の作戦、そして空軍力、海軍力で優勢な国府軍の圧勝でした。 -
蒋介石総統はこのジープで凱旋しました。
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市街戦となった激戦の村、北山集落に向かいました。
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激戦となった海岸。
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こちらも。
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そして北山古洋樓へ。
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ここは共産軍が最後まで立て籠もり司令部とした民家。
現在も保存され悲惨な戦闘を伝えている。 -
自然博物館も訪問しました。
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金門島は牡蠣の養殖場でもあるそうです。
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金門戦争の功労者、胡連将軍記念館も訪問しました。
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慈湖三角堡と呼ばれるトーチカも見学。
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民宿のオーナーに聞いたら、金門戦争で活躍した根本博元陸軍中将のことは最近になって台湾でも知られるようになったようです。
でも、大陸との緊張関係は今も続く・・・ -
今日は、金門高梁酒を買って一杯。
190元。 -
今日から2泊お世話になる十八支梁民宿に到着です。
明日は、台湾好行A線で水頭周辺を周ります。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ハイペリオンさん 2016/06/04 09:55:39
- 日本人も覚えておくべきことですね
- 大変勉強になりました。
金門の戦争に関しては、私も少し本を読んだりしました。
しかし、根本中将と蒋介石の関係については全く知りませんでした。
漁船に乗って台湾までやってきたとは・・・。
門田隆将の本、買って読んでおこうと思います。
日本人軍事顧問団に関しては、
台湾側はその存在を公式には認めていないようですね。
日本人でもよっぽど台湾が好きな男性以外は知らないのでは
ないでしょうか。
多くの日本人に知ってもらいたいものです。
- yakyukozouさん からの返信 2016/06/04 15:56:34
- RE: 日本人も覚えておくべきことですね
- ハイぺリオンさん、こんにちは。
門田隆将さんの本は、感動して何回も読みました(笑)。
ハイペリオンがおっしゃる通り、もっと広く知って頂きたいと思って、
ちょっと重いのですけど投稿しました。
旅行記には、もっと書きたいことがあったのですが、
読み返すと重くなっちゃって、結局あの程度にしました(笑)
金門島の民宿のオーナーさんは、台北の大学院で金門島の文化研究していた人なのですけど、根本中将のことを詳しく知っていました。
すごく嬉しかったです。
台湾の人たちにももっと知ってもらいたいと思いました。
yakyukozouより
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