2016/05/14 - 2016/05/16
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katzeさん
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2泊3日でリスボンを旅行しました。
1日目 リスボン市内(国立古美術館、発見のモニュメント、ジェロニモス修道院、ベレンの塔)
2日目 シントラ、ロカ岬、ファド鑑賞
3日目 リスボン市内(サンタ・ジュスタのエレベーター、サン・ジョルジュ城・ケーブルカービッカ線)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
1日目、午前9時過ぎにリスボン空港着。
空港から市内の宿泊予定のホテルへは、1番の空港バス(20分に1本出ています)で終点のひとつ前まで、所要時間は30分くらいでした。
ホテルのチェックイン時間よりかなり早かったにもかかわらず部屋に入ることができたので、荷物を置いてさっそく観光へ。
まずはリスボアカード(24h)を買うために、ロシオ広場近くのインフォメーションセンターへ。
このカードで地下鉄やバスなどの市内交通機関に乗れるほか、美術館等に無料(または割引)で入ることができます。18.5ユーロ。
使用する時に日時と氏名を自分で記入する方式です。
ほとんどの乗り物は自動改札方式で、地下鉄の駅も電車内もわりと清潔です。
乗る都度、券売機で切符を買う場合は、コインしか使えない(またはつり銭切れでお札が使えない?)こともあるので要注意。 -
国立古美術館へ。(リスボンカードで無料)
土曜日にもかかわらずここはかなり空いていました。 -
博物館を出たあとは、ガイドブックに載っていたソラール・ドス・ヌネスで昼食。
本当はロブスターのリゾット目当てでしたが、残念ながらこの日はありませんでした。
日本人だと言うと、プレートにこんなサービスが。
味の方は特別どうということもなかったけれど、店員さんは感じが良かったです。 -
次にベレン地区へ。
最寄りのベレン駅から川沿い(地図で見ると湾にしか見えませんが、テージョ川という名前がついています)に歩いて15分くらい。発見のモニュメントを外から見た後、中に入って展望台へ。
この日はマラソン大会かなにかをやっていたようで周辺はかなり賑わっていました。 -
モニュメント屋上の展望台からの眺め。天気がよければ眺めはもっといいはずですが。
-
次に、徒歩でジェロニモス修道院へ。
-
入り口近くの祭壇には横たわるキリストの像が。
-
修道院の中庭。
この日は曇りでしたが、晴れた日は回廊に施された彫刻が映えて美しいだろうなと思います。
真ん中のは噴水か? -
次にベレンの塔へ。
ガイドブックには入場は18:00まで、とあったので大急ぎで向かったのですが、なぜか17:30でしまっており、 中に入ることはできませんでした。 -
夕食は、サン・パウロ広場に面したタベルナ・トスカ。
雰囲気も店員さんのサービスも良く、料理も美味しかったです。
特にイカのフライが、柔らかくてプリプリで美味しかった。
いつもは頼まないデザートまで注文してしまいました。 -
2日目。ホテルの部屋からの眺めです。まずまずの天気。ホテルで朝食を済ませます。
この日はちょっと遠出をして、シントラとロカ岬へ行く予定。 -
ロシオ駅から9時発の電車に乗ってシントラへ。
(駅は地下鉄のロシオ駅からは少し離れた場所にあるので注意)
この日は日曜で、電車はまあまあ混んでいました。
余談ですがボックス席が、向かい合った人と膝がくっついてしまいそうなほど狭い…
40分くらいでシントラ駅に着き、そこからさらに循環バスを利用してシントラの名所をまわります。
まずバスのドライバーから周遊パスを購入。
このパスで循環バス(434番)とロカ岬までのバス(403番)に乗ることができます。
値段は確か12ユーロ。 -
循環バスはシントラ駅→王宮→ムーアの城跡→ペーナ宮殿→シントラ駅 の順に回るのですが、私たちはバスが一方の方向にしか走っていない(逆向きのバスはない)ことを知らずに、一気にペーナ宮殿行ってしまい、そこから徒歩でムーアの城跡→バスで王宮→徒歩でシントラ駅へ戻るという非効率なことをやらかしてしまいました。
最初に行ったペーナ宮殿のチケット売り場で3箇所全てのチケットを買い、リスボンカードの割引が効いて、一人29.14ユーロ。 -
10時くらいでしたがペーナ宮殿の入り口にはすでに多くの人が並んでいました。
中に入ると回廊にぎっしりの観光客…団体客が立ち止まってガイドの説明を聞いているため、こんな大渋滞が起きているようでした。
サクサクと見て回ってさっさと次に行きたかったのに…
でもこんなに混んでいたのはここだけで、城跡も王宮もさほど混んではいませんでした。 -
やっとペーナ宮殿を見終えて、徒歩でムーアの城跡まで戻ります。
こういう、あまり修復されないまま朽ちている歴史的建造物が個人的には好きです。 -
結構な距離を登ったので頂上に着いた頃にはヘトヘトでしたが、眺めは最高。
曇り空で気温も低めでしたが、途中汗をかいたりしたので脱ぎ着のし易い、動き易い服装がおすすめ。 -
城跡を見終えて、循環バスで王宮まで戻り、昼食。
ここはレストランやお土産屋が沢山あり、王宮というより食事や買い物目当ての人が多いようでした。
私たちが入ったのは、Restrante a Taverna。テラス席で、豚肉と野菜がゴロゴロ入ったスープみたいなお料理を注文。
通りすがりに何気なく入ったのであまり期待していなかったのですが、接客もお料理も良かったと思います。 -
昼食後、レストランから歩いてすぐの王宮へ。
-
ペーナ宮殿に比べると嘘みたいに空いていました。
ささーっと見て、シントラ駅へ徒歩で移動。ここから403番のバスでロカ岬へ。 -
シントラ駅からロカ岬へはバスで約40分。バスは30分に一本でていました。途中うねうねした道を走るので、酔わないように注意。
到着した頃にはすっかり晴れて、バス停から歩いて行くとロカ岬のシンボル、石碑が見えてきました。 -
石碑のまわりには石碑をバックに写真を撮る人だかりができていて、ポジションの争奪戦のような状態でした。
-
岩を伝ってこんな断崖を端まで進んで写真を撮っている人が沢山いましたが、高所恐怖症ぎみの私はこのあたりまでが限界。
一番端の岩に座って大西洋を見ながらサンドイッチ食べている人もいました。
よく怖くないなあ…
滞在1時間ほどで403番のバスに乗って再びシントラ駅へ戻り、ここからまた電車に乗ってロシオ駅まで戻ります。
シントラ駅の切符売り場の女性がものすごくだるそうで、客の質問にも面倒くさそうに答える。
あまりにやる気のなさを隠さない対応に笑えてきました。 -
一度ホテルへ戻り少し休んで、20時から予約しておいたファドを聴けるレストラン、Clube de Fadoへ。
時間があったので、通りがかったカテドラルに入ってみます。 -
華やかさはないけれど、大地震にも耐えた重厚なつくりに圧倒されます。
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5月半ば、20時でもまだこんなに明るい。
サッカーの試合でリスボンのチームが勝ったのか、クラクションを高らかに鳴らしながら走る車や、チームのタオルを持った人たちが多くいました。 -
20時のレストラン開店直後には客はほとんどいませんでしたが、このあと続々と入店し、20時半にはほぼ満席状態でした。
-
21時半頃、いよいよファドが始まります。
ファドを20分やって、20〜30分間の休憩を挟み(この間にスタッフが一気に料理をサーブしたり注文をとったりします)、またファドが始まる、の繰り返し。歌い手は毎回違う人でした。
悲哀たっぷりの歌声は迫力があって引き込まれました。
ここは一応、高級レストランで、ネットでは料理の評価も高かったのですが、個人的には料理も接客も値段相当とは言い難い…
でもファドは素晴らしかったので、行って良かったです。
ちなみにドレスコードはないようで、ワンピースやジャケットを着ている人もいれば、Tシャツにジーンズといったカジュアルな人もいました。 -
ファドを3組聴いて、店を出たのは23時過ぎ。
こんな遅い時間に、ゴミの回収車が…
私の住むドイツでは(日本でもそうですが、ドイツは特に)夜に大きな音を出すのはNGなので、同じヨーロッパでもこんなに違うのかと驚きました。 -
3日目。この日はホテルではなくロシオ広場のカフェで朝食。
朝からボリュームありすぎて、食べるのに時間がかかったし、ホテルで食べたほうが安上がりだったなーとちょっと後悔。
初日に買ったリスボンカードの期限は切れてしまったので、地下鉄ロシオ駅の券売機でヴィヴァ・ヴィアジェンを24時間乗り放題券として購入。6ユーロ。 -
ホテルをチェックアウトして、荷物を預かってもらい、まずはサンタ・ジュスタエレベーターに乗ってみることに。
10時前に着いた時にはすでに長蛇の列ができており、乗るまでに30分近くかかりました。
ただエレベーターで上がって降りてくるだけなのになぜこんなに時間がかかるのか、乗ってみて謎が解けました。 -
それはエレベーターの中でチケットチェックしていたから。
チケットを持っていない人は、ここでスタッフからチケットを買っていたりして時間がかかっていたようです。
外に券売機を置いて、並んでいる間にチケットチェックすれば早いのになあ…
私たちはヴィヴァ・ヴィアジェン乗り放題のカードを持っていたので、黄色い読み取り機にピッとかざして乗り込みます。 -
エレベーターで屋上まで上がると、さらに階段があり、そこから展望台に上がるには追加で3ユーロかかります。(ヴィヴァ・ヴィアジェンの乗り放題は対象外)
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次に徒歩でサン・ジョルジェ城へ。
ここには日本語のパンフレットがありました。 -
こんな城壁を歩いてみたり、展望台からリスボンの街を眺めたりして、1時間ほどで出ましたが、時間があれば考古学遺跡なども見学したかったです。
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リスボンに来たのだからケーブルカーに乗らなくては!ということで、道に迷いながら大急ぎでビッカ線乗り場へ。
この落書きだらけのケーブルカーで坂の下の終点まであっという間でした。 -
ケーブルカーを降りてホテルに戻る途中のカフェテラスで昼食。
ここも何気なく入ったのですが、リゾットが美味しかったです。
ホテルで荷物をピックアップして、来た時と同じ空港バスに乗って帰途に。
この空港バスはヴィヴァ・ヴィアジェンは使えませんでしたが、私の財布にリスボンカード(期限切れ)があるのを見つけたバスのドライバーさんが
「それがあるなら期限切れでも安くなるよ」
と教えてくれて、片道3.5ユーロ→2ユーロでのることができました。
(ちなみに、初日に空港バスに乗った際に往復チケットを買えばリスボンカードがなくても5.5ユーロですが、帰りも空港バスに乗るかわからなかったのでとりあえず片道チケットを買ったのでした)
リスボン。
治安が良く、外でも安心してガイドブックを広げられる街。(治安の悪い観光地では観光客はスリなどに狙われやすい)
地元の人より観光客の方が多いのでは?と思えるほど観光客が多く、だからなのか、お店の人も親切な人が多かった。
ヨーロッパに住んでいなければ訪れることもなかったであろうリスボン。
やっぱり旅行するなら温暖で人が親切で治安のいいところに限るわ…と実感した2泊3日の旅でした。 -
最後に、ホテルのこと。
今回泊まったのは、地下鉄バイシャ・シアード駅ちかくのRisboa Prata Hotel。
ロシオ広場にも行きやすく、周囲にレストランやカフェもたくさんありました。
スタッフはとても親切で道を聞いた時も丁寧に教えてくれました。
部屋も広くはありませんが清潔で使いやすかったです。
アメニティーはタオルの他に石鹸、シャンプー、ボディソープ、ボディローションシャワーキャップ。
ただ、デスクまわりやベッドサイドに空いているコンセントがひとつもなく、携帯等の充電はバスルームでするしかなくとても不便。金庫も壊れて使えませんでした。
朝食はバイキング形式ではなくオーダー形式で、注文用紙に記入し朝5時までにドアノブにかけておくというスタイル。基本メニューはひとり10ユーロ。内容はごくシンプルでした。
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