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二つ目の訪問地、クラクフへ移動しました。<br />列車に揺られて数時間、途中何度か止まっていたものの、お昼前には到着しました。<br />今日は平和学習デーですね。<br />映画で有名なオスカー・シンドラーの工場からアウシュビッツ絶滅収容所まで、ぎゅうぎゅうに詰め込んでありました。<br /><br />ちょっとかけ足になった感はありますが、両方見学できたことで歴史への理解が少し深まったような気がします。また、アウシュビッツというものが現在進行中の問題に対しても、何かできないかと模索中だったことにも驚きました。<br />過去を記憶するだけでは十分ではない。現在に立ち向かい、未来を創ることに積極的に関わっていかなければいけない。<br />そんなメッセージが伝わってくる数時間でした。<br /><br /><br />麗しのポーランド・東ドイツ9日間<br /><br />9月27日 羽田発ANA便にてミュンヘンへ。LOT便に乗り継ぎ、ワルシャワへ。ワルシャワ泊。<br /><br />9月28日 午前ジェラソヴァ・ヴォラへ。午後ワルシャワ市内観光。夕方ミニコンサート鑑賞。ワルシャワ泊。<br /><br />☆9月29日 午前クラクフへ電車で移動。午後昼食後オスカー・シンドラーの工場見学。その後アウシュヴィッツ絶滅収容所見学。クラクフ泊。<br /><br />9月30日 午前ヴィエリチカ岩塩坑観光。午後クラクフ市内観光。クラクフ泊。<br /><br />10月1日 午前ヤヴォルへ。平和教会見学。午後国境を越え、ドイツ・ドレスデンへ。ドレスデン泊。<br /><br />10月2日 午前ドレスデン市内観光。午後マイセン陶磁器工場見学。ベルリンへ移動。ベルリン泊。<br /><br />10月3日 午前ベルリン市内観光。午後ポツダム市内観光。ベルリン泊。<br /><br />10月4日 出発まで自由行動。午後ベルリン発フランクフルト乗継ANA便にて羽田へ。<br /><br />10月5日 午後羽田着。

東欧に行ってみよう! 3日目:古都で感じる歴史の重み

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2014/09/29 - 2014/09/29

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sasha glen

sasha glenさん

二つ目の訪問地、クラクフへ移動しました。
列車に揺られて数時間、途中何度か止まっていたものの、お昼前には到着しました。
今日は平和学習デーですね。
映画で有名なオスカー・シンドラーの工場からアウシュビッツ絶滅収容所まで、ぎゅうぎゅうに詰め込んでありました。

ちょっとかけ足になった感はありますが、両方見学できたことで歴史への理解が少し深まったような気がします。また、アウシュビッツというものが現在進行中の問題に対しても、何かできないかと模索中だったことにも驚きました。
過去を記憶するだけでは十分ではない。現在に立ち向かい、未来を創ることに積極的に関わっていかなければいけない。
そんなメッセージが伝わってくる数時間でした。


麗しのポーランド・東ドイツ9日間

9月27日 羽田発ANA便にてミュンヘンへ。LOT便に乗り継ぎ、ワルシャワへ。ワルシャワ泊。

9月28日 午前ジェラソヴァ・ヴォラへ。午後ワルシャワ市内観光。夕方ミニコンサート鑑賞。ワルシャワ泊。

☆9月29日 午前クラクフへ電車で移動。午後昼食後オスカー・シンドラーの工場見学。その後アウシュヴィッツ絶滅収容所見学。クラクフ泊。

9月30日 午前ヴィエリチカ岩塩坑観光。午後クラクフ市内観光。クラクフ泊。

10月1日 午前ヤヴォルへ。平和教会見学。午後国境を越え、ドイツ・ドレスデンへ。ドレスデン泊。

10月2日 午前ドレスデン市内観光。午後マイセン陶磁器工場見学。ベルリンへ移動。ベルリン泊。

10月3日 午前ベルリン市内観光。午後ポツダム市内観光。ベルリン泊。

10月4日 出発まで自由行動。午後ベルリン発フランクフルト乗継ANA便にて羽田へ。

10月5日 午後羽田着。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
ANAセールス

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  • ワルシャワ中央駅から出発します。

    ワルシャワ中央駅から出発します。

  • 電光表示。<br />日差しが反射してちょっと見にくいですね。

    電光表示。
    日差しが反射してちょっと見にくいですね。

  • ホームは地下です。<br />見送りだけなら入場券も要りません。

    ホームは地下です。
    見送りだけなら入場券も要りません。

  • この車両に乗車します。<br />コンパートメント車両かと思ったら、ごく普通の長距離列車でした。添乗員さんも驚いていました。

    この車両に乗車します。
    コンパートメント車両かと思ったら、ごく普通の長距離列車でした。添乗員さんも驚いていました。

  • 車中でサーブされたコーヒーとリンゴ。<br />季節によってはスナック菓子が出ることもあるそうです。<br />リンゴは小ぶりで皮は厚めです。<br />皮ごといただいてしまいました。

    車中でサーブされたコーヒーとリンゴ。
    季節によってはスナック菓子が出ることもあるそうです。
    リンゴは小ぶりで皮は厚めです。
    皮ごといただいてしまいました。

  • お手洗いに出たついでにデッキの窓から撮影しました。<br />時折駅やら操車場やらの近くを通りますが、そうでなければひたすら何もない平原を走りぬけていく感じです。<br />そもそもポーランドって平原という意味でしたよね。

    お手洗いに出たついでにデッキの窓から撮影しました。
    時折駅やら操車場やらの近くを通りますが、そうでなければひたすら何もない平原を走りぬけていく感じです。
    そもそもポーランドって平原という意味でしたよね。

  • こんな風景の方が普通。

    こんな風景の方が普通。

  • クラクフ本駅到着。<br />ホームには「今日の」ガイドさんがお迎えに来ていました。<br />ここクラクフではアウシュビッツも含めると4人のガイドさんにガイドしていただきました。

    クラクフ本駅到着。
    ホームには「今日の」ガイドさんがお迎えに来ていました。
    ここクラクフではアウシュビッツも含めると4人のガイドさんにガイドしていただきました。

  • 駅を後にしてバスに乗ります。

    駅を後にしてバスに乗ります。

  • 車窓より。<br />どうやら旧市街方面へ向かっているようです。

    車窓より。
    どうやら旧市街方面へ向かっているようです。

  • バルバカンです。<br />トラムの線路が見えてますね。

    バルバカンです。
    トラムの線路が見えてますね。

  • 行きついたところはレストランでした。<br />昼食のメインディッシュはピエロギでした。<br />キノコ、お肉、ポテトの3種類でしたね。<br />今日はこの後アウシュビッツの見学が控えているのでお酒は遠慮しました。

    行きついたところはレストランでした。
    昼食のメインディッシュはピエロギでした。
    キノコ、お肉、ポテトの3種類でしたね。
    今日はこの後アウシュビッツの見学が控えているのでお酒は遠慮しました。

  • 昼食後、先ずはオスカー・シンドラーの工場を見学します。<br />こちらは博物館として現在は営業しています。<br />博物館、と言っても工場の様子を見せているわけではありません。<br />ナチス時代のクラクフの様子が展示されているんです。<br />ナチス占領以前のコーナーから展示がはじまるので、時代の流れがとてもよく分かるようになっています。<br />特に印象的だったのはゲットーを囲んでいた壁でした。<br />いやがらせのように墓石の形に似せていたというのですから。<br />人間ってどこまでも残酷になれるものですね。<br />そこでガザの壁を連想してしまった私もちょっと不謹慎だったかもしれませんが……。

    昼食後、先ずはオスカー・シンドラーの工場を見学します。
    こちらは博物館として現在は営業しています。
    博物館、と言っても工場の様子を見せているわけではありません。
    ナチス時代のクラクフの様子が展示されているんです。
    ナチス占領以前のコーナーから展示がはじまるので、時代の流れがとてもよく分かるようになっています。
    特に印象的だったのはゲットーを囲んでいた壁でした。
    いやがらせのように墓石の形に似せていたというのですから。
    人間ってどこまでも残酷になれるものですね。
    そこでガザの壁を連想してしまった私もちょっと不謹慎だったかもしれませんが……。

  • ようやくここ、アウシュビッツ博物館へやってきました。<br />ガイドさんからは、一部の展示を除いて個人で利用する分には好きに撮影してもらって構いません、と言われていたんですが、結局ほとんど撮影できませんでした。<br />けれど、いまにも踊りだしそうなサンダルや、色が全くあせていないニベアの缶、大事にされていたはずの人形など、ここに展示されている物たちの持ち主たちはどんな人たちだったんだろう?と考えてしまいます。

    ようやくここ、アウシュビッツ博物館へやってきました。
    ガイドさんからは、一部の展示を除いて個人で利用する分には好きに撮影してもらって構いません、と言われていたんですが、結局ほとんど撮影できませんでした。
    けれど、いまにも踊りだしそうなサンダルや、色が全くあせていないニベアの缶、大事にされていたはずの人形など、ここに展示されている物たちの持ち主たちはどんな人たちだったんだろう?と考えてしまいます。

  • ビルケナウの方に移動します。

    ビルケナウの方に移動します。

  • 監視台に上がらせてもらいました。<br />ここにいた人には一体何が見えていたんでしょう。<br />ここからはあの「選別」も見えていたはず……。

    監視台に上がらせてもらいました。
    ここにいた人には一体何が見えていたんでしょう。
    ここからはあの「選別」も見えていたはず……。

  • アウシュビッツの方はまだ建物がしっかりしています。<br />もともと兵舎だったそうですから当然といえば当然ですが、それに比べてこちらの方は明らかに異質の建物です。<br />連れてきた人を人として見ていなかったんだと思うと、背筋が寒くなります。

    アウシュビッツの方はまだ建物がしっかりしています。
    もともと兵舎だったそうですから当然といえば当然ですが、それに比べてこちらの方は明らかに異質の建物です。
    連れてきた人を人として見ていなかったんだと思うと、背筋が寒くなります。

  • ところどころ煙突だけが残されている区画です。<br />戦後の混乱期に資材として建物の方は解体されてしまったそうです。<br />誰にとっても生きること自体が困難な時代だったんですね。

    ところどころ煙突だけが残されている区画です。
    戦後の混乱期に資材として建物の方は解体されてしまったそうです。
    誰にとっても生きること自体が困難な時代だったんですね。

  • 閉館直前の訪問だったので、ちょうど監視台に夕陽があたっていました。もともとの色よりもさらに赤く浮き上がり、とても不気味に見えました。<br /><br />今回のガイドさんからは、当時の様子を開設するだけではなく、現代の移民問題も絡めてお話しいただいたことがとても新鮮に感じられました。愛国心や自尊心の行きつく先が大虐殺や大量破壊だというのなら、こんなに悲しいことはありません。<br />歴史の戒めを心に留め、この場所を後にします。<br />(まさか一年もしないうちに欧州の移民問題があんなに深刻になるとは……)

    閉館直前の訪問だったので、ちょうど監視台に夕陽があたっていました。もともとの色よりもさらに赤く浮き上がり、とても不気味に見えました。

    今回のガイドさんからは、当時の様子を開設するだけではなく、現代の移民問題も絡めてお話しいただいたことがとても新鮮に感じられました。愛国心や自尊心の行きつく先が大虐殺や大量破壊だというのなら、こんなに悲しいことはありません。
    歴史の戒めを心に留め、この場所を後にします。
    (まさか一年もしないうちに欧州の移民問題があんなに深刻になるとは……)

  • 今夜のホテルにチェックインです。<br />Best Western Premier Krakow Hotelです。

    今夜のホテルにチェックインです。
    Best Western Premier Krakow Hotelです。

  • 広々としたお部屋でした。

    広々としたお部屋でした。

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