2016/02/22 - 2016/02/22
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フィギアスケート四大陸選手権が終わって翌日、十分で行われた平渓天燈節に行ってきました。
私は過去にもこのお祭りに2度来たことがあります。
初参加した2011年、台北動物園駅から十分へ向かうシャトルバスでたまたま隣に座ったおばちゃんに「整理券はどこでもらえるのですか」と尋ねたことがきっかけで、十分に到着してからもずっとあちこち連れて行ってくれました。そのおばちゃんは十分老街に友人の店(民宿)があって、そこに私も連れて行ってくれその民宿の受付をしていたご友人に私を紹介してくれました。
第1班の整理券を入手した私にたいして第3班の整理券をゲットしていたおばちゃんは「第3班の時の方が夜空で綺麗だから第3班も私と一緒に入場して一緒にあげよう」と、一度お別れした後も私を探して誘ってくれたりもしました。
誰が興味あるねん!ですが2011年のその様子はこちら↓
http://4travel.jp/travelogue/10552061
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
これが2011年にその人と一緒に天燈をあげた時の写真。
このお祭りの良さを友人に話すと行ってみたいということだったので、
翌2012年、友人をこのお祭りに案内しがてら、この写真とちょっとしたお礼を持ってまたあのおばちゃんの友人の店に行ってみました。
するとおばちゃんの友人がいらっしゃったお店の受付には見知らぬ若い女性。おばちゃんの友人の娘さんか?と思いながら写真を見せて「この人を探してるんだけど」と話してみましたが全く知らないようで、(私が中国語を全然話せない事もあって意思疎通もろくに出来ない状態でした)結局写真とお礼を託すことも出来ませんでした。
特に連絡先を交換していたわけではないのすが「毎年このお祭りに来ている」と言っておられ、毎回夜の天燈あげまでは友人の店を手伝っているようだったのでお祭りの日にこの友人の店に来れば会えるかと、最悪でもご友人に写真を託すことぐらい出来るかと甘く考えていたのでこの時は妙にしんみりしてしまいました。 -
それから更に4年、スケートの翌日が年に一度の平渓天燈節(十分会場)だったのも、何かの縁じゃないか、今度こそおばちゃんに会えるんじゃないかと3度目の天燈節に行きました。
この日予定では松山文創園区へ行ってから15:00ぐらいに十分行きバスに乗ろうと予定していましたが、道を間違い松山文創園区へ行く気力をなくして少し早いですがもうさっさと十分に行くことにしました。
天燈際があるこの日、十分のトイレは長蛇の列が出来ているでしょうからMRT動物園駅でトイレを済ませてシャトルバス乗り場へ。
14:00動物園前から十分へのシャトルバスに乗りました。往路で50元支払い、復路は無料で乗れます。 -
この時間だとバスは乗車率3〜4割ぐらい、がらがらでした。
きっと天燈あげに参加する整理券を狙う人はもっと早く行くし、見にだけ行く人はもっと遅く行く中途半端な時間だったのだと思います。
台北を出てしばらくするとこんなのどかな風景が続きます。この日はお天気が良くなくて残念。 -
約一時間の乗車、15:00前に十分に到着しました。
この建物の窓、ランタンの形してます。 -
台鉄十分駅付近にもたくさんの天燈屋がでます。
この時すでにたくさんの人々が個人で天燈をあげていました。
私も2012年に友人と来た時には、みんなで廣場で天燈をあげる整理券をもらおうとお昼前に到着しましたがそれでも整理券にはありつけず、天燈会場に向かう道中の天燈屋で友人と2人で天燈を買いお願い事を書き込み空にあげ、広場でみんなで一斉に天燈をあげるのは見るだけ見て帰りました。
そうする人も多いのだと思います。 -
お昼に杏仁豆腐しか食べていない(でも2個だけど)ので何か食べよう、と思いながら歩いていたら九分で有名なタロイモ団子を売っているお店を見かけたので入りました。
この日は屋台もたくさん出ていますがやっぱり座って食べられる方がありがたいです。 -
白玉団子に似た芋圓(タロイモ団子)は台北でも豆花やかき氷のトッピングでたいていどの店にもありますが、九分の芋圓は有名なので九分に近いここで食べておかなければいけないような気になって衝動的に食べてしまいました。
-
十分は鉄道好きな人には有名ですよね。おなじみの線路すれすれに、店がある光景。
更に電車が通らない時は線路上で天燈をあげています。電車が通る直前に鉄道員さん?が笛を吹き人々が線路脇に退避します。十分老街 旧市街・古い町並み
-
さてさて、2011年にお世話になった人の友人の店はどこだったかなと捜し歩きました。
確かこの辺だったんだけど…と、私が「この辺」と思ったところは普通の民家でがっちり扉が閉まってました。
お店閉めちゃったのかしら??ここじゃなかったかなあ。
少し坂になったところで振り返ると混雑ぶりがとてもよくわかりました。 -
その時、わ〜きゃ〜と人々が騒ぎ出しました。みんなの視線の先を見ると、誰かが上げた天燈が電信柱に引っかかっていました。
天燈を空に飛ばすのは綺麗で風情もあるのですが、やっぱり途中で落ちてくるのも見たことがあるし、飛ばす前に天燈に火が引火して燃えてしまっているという何とも残念な様子も見たことがあります。
この時は電線焼き切れるんじゃないの?とハラハラしましたがそのうち外れて空に上がっていきました。外れた時にはそばにいた人全員が拍手喝さいでした。 -
さっきの芋圓が意外に少量でお腹にまだゆとりがあったのでもう一軒、お食事処に入りました。
少し待ちましたが回転が速くすぐに席に着くことができました。 -
「煮卵付き」に惹かれて乾麺50元を頼んだけどやっぱり牛肉麺なんかの汁物の方が良かったかな。
一人旅だとなかなか数品頼んでシェアが出来ないのがつらいところで、同じテーブルに相席してた人達のおかず系がとても美味しそうでうらやましかったです。 -
みんなが紙にお願い事を書いて七夕のように木につるしている一角がありました。
私も書いてみようかなと思わず足を止めるとすぐにスタッフのような人が声を掛けてくれました。紙を渡され勧められるがままに中の机について書き出した時に、ちょっと怪しい宗教っぽい気がしてきました。「これはまずいかなあ」と思ってかなり躊躇しましたが勧誘されてもどうせ言葉わからないし…。
お願い事を書くだけ書いて木にその紙をくくりつけると親切なスタッフが写真を撮ってくれその後特に勧誘されるわけでもなくお礼を言ってここを後にしました。
耶蘇と福音とか書いてあったのでキリスト教系なのだと思いますが実際ここは何だったのか良くわかりません。怪しいわけでなく本当に純粋な宗教だったのかもしれません。そうなら親切心に裏があるのではと疑ってしまって申し訳ない。
そしてこのお願い事の紙に「これからも良い旅が出来ますように」と書いた気がしますが、この旅行から帰って数週間後、ニューヨーク行き航空券が当たりました。思い返してみても最近願掛けをしたのはここだけです。ここはもしかしたらすごい効果のあるパワースポットだったのかもしれません。 -
さらに会場に向かっていると日本人には違和感ありありの看板が。
松坂ポークってどうなん?牛じゃないん??
看板に気を取られていましたがよく見るとこの松坂ポークの後ろに、2011年にお世話になった人の友人の民宿がありました。
人の記憶って恐いですね。たった五年前のことなのに、民宿があったのはもっと十分駅寄りだった気がして何度ももっと駅に近い場所をうろちょろ探してました。 -
民宿の入口付近から中をのぞくと、受付カウンターには若い男の子、その奥のくつろぎスペースにも若い旅行客らしき人が数人いただけでした。
2011年に来た時にはこの受付カウンターにいた女性が親切にしていただいた方の友人だっだのですが…。
受付カウンターにいた若い男の子にこの人知ってますかと尋ねてみようかと思いましたが翌年来た時にカウンターにいた若い女性に聞いてみましたがダメだったし、このカウンターの若い男性に探し出してもらったとしても5年も経った今、私のことなど覚えてないかもと不安になって結局何も行動せず旅館を後にしました。 -
ご本人やあの時のご友人がいらっしゃったら声をかけたのですが…。
大げさかもしれませんがこれはきっともう会えないという事なんだろうなあと思えてきました。
「毎年このお祭りに来ている」と言っていたのでこの友人の民宿にこのお祭りの日に行けば会えるだろうと簡単に考えていましたが、旅先で知り合った人とはそんなに簡単に再会できるものじゃないんだと。
だからこそ「一期一会」という一瞬の出会いを大切にする事が大事なんだと変に感傷的になって歩きました。 -
そもそもここに来たのは天燈祭を見ることより、天燈祭に来るであろうそのおばちゃんに会いに来たので、その人に会えなかった時点で「帰りは混むからもうさっさと帰ろうか」とも思ったのですが、折角この日にここまで来たなら見て帰ろうかという思いもあって、優柔不断にどうしようかと思いながら帰ると決心も出来ずになんとなく会場に向かいました。
逆方向に変わった格好をした人が歩いてきたので
写真を撮らせてもらえないかなあと近づいていくと
男性が私のカメラに気付いてすぐに女性二人にも声を掛けてこんなポーズを取ってくれました。
これはこの地方の民族衣装でしょうか? -
平安段三路が十分観光大橋につづく道と別れるとこら辺に、事務所のテントなんかがあります。多分、この年も広場での天燈あげに参加する整理券はここで配っていたのだと思います。
なんだかこちらのゆるキャラが2体、写真を撮ってもらう人もいました。 -
ここでパンフレットをもらいました。
この後天燈あげ会場の広場までさらに歩きました。が、この時、目の前にスーツケースをがらがら転がしてる女子3人組。
移動の途中か何かでどこにも預けられなかったのでしょうか?
この日ここにスーツケースを持ってくるのはやめた方がいいんじゃないかと。すごく混雑するので本人達も大変だし周りも迷惑だと思います。
来年以降このお祭りに参加をご検討の方、確かに十分に来てしまうと預けるような所は無さそうなのでどこか別の場所で預けてくるようご検討ください。 -
16:30、天燈広場が見える所を確保しました。
既に多くの人がビニールシートなどを広げて座っていてステージの正面などは既にいっぱいでした。ここはステージの真横でステージは見えませんが、ステージよりも広場から上がる天燈を見に来たのでまあ良いか、と。
早く行かないと見える場所を確保できませんが、一人旅にとっては天燈あげが始まるまで暇でした。 -
しかも、途中一時間勘違いしていることに気付き「まだ後一時間以上もあるのか!もう帰ろうか」と、「でも折角ここまで来たのに」という心の葛藤をまたもや繰り広げたりしてました。
こういう時友人との旅行だったらいくらでも楽しくおしゃべりしてたらあっという間に時が過ぎるのだけど。
紫色のジャンパーを着たスタッフが広場に入ってきたのが17:35頃。 -
そして第1班の参加者が入ってきたのが18:00頃でした。
私が見ていた場所はステージの真横だったのでこんな舞台裏が見えていました。
参加者が参加者が天燈にお願い事を書き込んでいる間にステージでは太鼓などが披露されていました。 -
18:13、第1班の天燈が夜空に放たれました。やっぱり綺麗だ。
でもあっという間に空にあがっていくのでもう一回ぐらい見ようと -
第2班の天燈あげまで見てから帰りました。
この会場付近はとても混雑していて前にも後ろにも進めないような状態の場所もありましたが
なんとか道路に出ると混んではいるけど歩ける状況でした。 -
帰りのバスの列は座って帰る「座位」席列と立って帰る「立位」席列とに別れています。立位席列の方が進み具合は早いんだけど、バスがいっぱい待機していて次から次へと出発しているのはわかっていたので「座位」席列に並びました。
台北まで一時間、疲れたところに立ちっぱなしはキツイと少し待ってでも座って帰るか、バスにのるまで立って待つならバスでは座れないけど並ばずに乗るか、難しい選択でした。
おばちゃんには会えなかったけど旅の良い思い出として覚えておこう。
台湾のこのおばちゃん、カルロヴィヴァリのデビット、タリンクシリアラインで同室だったエストニア人女性、等々、私の大事な旅の思い出、財産。
こういう出会いがあるので一人旅はやめられません。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 尚美さん 2016/05/08 14:31:57
- 平渓天燈節、思い出があるんですね
- marketa様
そうかもしれません、七夕飾りのお願い事が叶ったのかもしれませんよ☆彡
ワクワクのニューヨーク旅行、もうすぐですね!
空に上がる点燈、わかっていてもやっぱりすごくきれいです〜。
優しいおばちゃんとの再会が出来なかったのは残念です。
私も期待しながら拝読しましたから。
でも、すごく良い思い出ですよね。
ホント、一人旅はやめられません。
marketaさんの事だから、また素晴らしい出会いを積み重ねていかれる事と思います!
では、またね。
尚美
- marketaさん からの返信 2016/05/09 00:16:44
- RE: 平渓天燈節、思い出があるんですね
- 尚美さま
こんにちは。
旅行準備でお忙しい時にコメントありがとうございました。
尚美さんはポーランドでお世話になったおじさんに
facebookで友達申請されてましたよね。
そうやってちゃんとその後も連絡が取れる人がいるっていいなあと思います。
うらやましいです。
ところで尚美さん、準備は順調ですか?
お互い次の旅行楽しみましょうね。
marketa
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