桜満開の錦帯橋　岩国城　足を伸ばして広島焼と原爆ドーム（2016年春の日帰りShort Trip第4弾）

2016/04/02 - 2016/04/02

4トラトラベラーの方の旅行記を拝見して桜の似合う錦帯橋にこの時期行ってみたいと思い、桜前線を注視しつつ日程を検討。当日は天気も良く素晴らしい眺めを堪能。岩国城からの眺めも最高でした。関西生まれでお好み焼き好きには外せない本場の広島焼も堪能。広島焼は行く店がことごとくランチ終了の中、ようやく3か所目で食事にありついたという苦労もありましたが景色、食事ともに満足のいくShort Trip第4弾となりました。

エリア 錦帯橋周辺(山口)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩

始発に乗り九州から瀬戸内の美しい景色を眺め岩国へ向かいます。
山陽本線に乗るときは常に海側の席に座り景色を堪能するのが通例となっている。

岩国駅へ到着。駅舎は普通です。

錦帯橋行きのバスへ。バスは大混雑。幸い座ることができましたが錦帯橋に近づくにつれ渋滞でかなり時間がかかりました。その中でよかったのはバスの運転手さん。「錦帯橋に行かない方は前のほうに来てください。たぶん降りれませんよ」「バスの中は満員で暑くなるので窓をお明け下さい」「バス代が値上がりとなりました。○○円をご用意ください。値上げしてすみません」「帰りは○○経由のバスに乗ると遠回りになりますのでご注意ください」と混雑で疲れのたまった乗客を盛り上げていました。

錦帯橋に到着。普通は「道の駅」ですがここは「橋の駅」。桜が満開で綺麗です。

橋の駅 錦帯橋［錦帯橋バスセンター］ 道の駅

付近は大渋滞で信号機だけでは混乱するので警官が交差点に立って誘導。

目の前に錦帯橋が見えてきました。

錦帯橋 名所・史跡

往復の料金は岩国のバス停でバス代と錦帯橋の往復、岩国城のロープウェイ往復その他がついていたチケットに含まれていました。数百円お得だった気がします。

まずは最初の登り。なだらかな階段になっています。

橋から見た桜も美しい。

河原は徐々に車で埋まっていきます。

橋を登ったら次は下り。

アップダウンが続きます。

錦川は清流。水がとても澄んでます。

錦川 自然・景勝地

桜と屋形船。

今日この日に来てよかったと思う満開の桜と清流。絵になります。

坂の上下が続くのでスリップ注意。

錦帯橋を渡ると噂に聞いた武蔵と小次郎の名を冠した店が並びます。
橋から近い順にまずはお食事処むさし。ソフトクリームの種類は尋常ではなく人がたくさん並んでいます。

むさし グルメ・レストラン

手前がソフトクリーム（165種類）、真中が売店、奥がお食事処。

むさしらしく勝利した巌流島の名を冠した肉があります。

隣は佐々木屋小次郎商店。こちらのほうが本格的なソフトクリーム屋さんだそうです。隣のむさしは噂によるといつからか名前を変え対抗してきたとのことです。

佐々木屋小次郎商店 グルメ・レストラン

ここも大きな店。厳流焼に負けじとこちらは小次郎焼が売られています。

この方は岩国城第３代当主の吉川広嘉公。錦帯橋を初めてかけた人だそうです。

吉川広嘉公銅像 名所・史跡

きれいな水が豊富なためか美しい景観。

旧目加田家住宅。ここは江戸中期の中級武士の館。

旧目加田家住宅 名所・史跡

現在の中流家庭よりも裕福な家。

ロープウェイで岩国城へ。

岩国城ロープウエー 乗り物

ここもそこそこ混んでます。

上空から見た錦帯橋周辺。

天守閣までは舗装された広い道と山道がある。

途中で山道に入ります。

天守閣が見えてきました。桜がとても綺麗。

岩国城 名所・史跡

岩国城は1806年に竣工後7年後の江戸幕府の一国一城令により廃城となる。現存する城は眺望も考慮され元の場所から30m南側に昭和37年に鉄筋コンクリート造りで建てられたもの。

平成7年に復元された本来の天守台。この外人さんは山道を走ってきたのか、大汗をかき息も荒々しかったです。

天守閣に登ります。

天守閣から見た錦帯橋の写真を乱写。桜と錦川と錦帯橋、すべてが素晴らしい。

駐車場の車も増えてきました。

天守閣を降りてまた1枚。

ロープウェイ乗り場付近の公園からの景色。

ロープウェイ乗り場そばのシロヘビの館へ。

白蛇横山観覧所 動物園・水族館

階段にいるのがシロヘビ（本物ではない）。

白蛇です。

結構太くて大きい。苦手な人はスルーしてください。

公園内にある錦雲閣。

小腹がすいたので小次郎焼を1本注文。

噛み切るのにあごの力が必要ですがボリュームもありGood。

今度は河原からの錦帯橋。

清流とのコントラストがきれい。

奥の桜の下は花見で盛り上がってました。

真下から見た錦帯橋。

錦帯橋を見ながらの花見はうらやましい。

都心の公園と比べると混雑感はない。

満開の桜。

錦帯橋と屋形船。

桜と屋形船と錦帯橋。

隣の橋から見た錦帯橋。
なぜ隣の橋を渡っているかというと復路の橋の通行券を失くしてしまったから。情けない。

随分遠回りになってしまった。

岩国城の建設は大変だったなあと思わせるはるか遠くの景色。

バスで岩国駅に戻ります。
大渋滞のせいでバスは大幅に遅れています。

岩国から快速で広島へ。路面電車で広島焼のお店へ。

最初に訪れたのがここ「八昌」。ここは有名店で数多くのお弟子さんを排出したというオーナーがいるとのこと。残念ながら14時半でオーダーストップのため入店できず。

お好み焼き 八昌 グルメ・レストラン

2か所目もランチタイム終了。ここが3か所目で入店できた「新天地みっちゃん」。この店は県内に2,000店あるチェーン店「みっちゃん」の中でも創業者の流れを汲む老舗店（食べログより引用）とのこと。

新天地 みっちゃん グルメ・レストラン

最初は目の前で焼いてくれるカウンターに座りましたが、鉄板の熱が凄くてテーブル席に移らせてもらった。

天気も良くたくさん歩いたのでまず生ビールを飲み、「特製デラックス」1,100円を注文。うどんかそばを選べるのですが、定番のそばを注文。というよりうどんが広島焼きに入ることは初耳。味は美味しいですが感動するほどではなし。

地下街を通り原爆ドームへ。

前回来た時と比べ老朽化が目立つ気がした。現在補修工事中だそうです。

原爆ドーム 名所・史跡

今にも崩れそう。大地震が来れば崩壊してしまうかもしれない。

工事費29百万で大丈夫なのだろうか？

外国人が多数。珍しくアジア系より西洋系の方が多い。

熱心にガイドの説明を聞いています。

別の方角から見たドーム。
原爆ドームは、1915年に広島県内の物産品の展示・販売をする施設として建てられ、広島県美術展覧会や博覧会も催されていたそうです。設立当初は 「広島県物産陳列館」という名称でしたが、その後「広島県立商品陳列所」、1933年には「広島県産業奨励館」に改称されています。
設計者はチェコの建築家ヤン・レツル氏で、こうした大胆なヨーロッパ風の建物は非常に珍しく、川面に映えるモダンな美しさとあいまって広島名所の一つに数えられていたそうです。元は今よりも大きな建物であったようです。

負の遺産ではありますが周囲の景色と溶け込んで美しい。

沖縄南部戦跡を思い出します。

ドームのすぐそばにはお洒落なイタリアンレストランが。あ〜スパークリングワインが飲みたい。

路面電車で広島駅に戻る。地方の路面電車はICカードが使えないところが不便。いつも出口で慌ててしまう。

広島駅 (JR) 駅

広島は中国地方の中核都市。駅も大きく立派な都会。

16時45分の快速で家路に向かいます。

帰りも海側の座席に陣取り、瀬戸内の景色を眺めながらのんびりと九州に戻ります。