2016/04/06 - 2016/04/06
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無知無謀さん
2016年03月30日(水曜日)から04月09日(土曜日)まで10泊11日で、個人手配による夫婦のベトナム中部、北部の旅を楽しんできました。
ベトナムには10年前に一人旅で行きましたので2回目です(1回目の旅行記もアップしてあります)。ベトナムの印象を3つ並べます。
① アジア一般に言えることですが、若者が多く、活気があります。
② 観光地には欧米の方が非常に多く(オーストラリア人が多いのかもしれません)、かなり英語が通じます。
③ ISに揺れる欧米に比較すると安全では?
物価が安く、コストパフォーマンスの良い旅行ができます。
さて本旅行記は9本の観光編と2本の番外編で構成しています。
この旅行記は、どちらかと言うと備忘録であり、自己満足の記録です。本旅行記は写真と共に、フリー旅行のすばらしさと失敗談、および、こんなことを知りたい等も記しています。
尚、ツアー旅行以上に個人旅行では年齢による企画面・実行面で相違が生まれると思います。その意味では、60歳を越えた夫婦の旅であることを考慮してお読みください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
4月6日 フエ観光
昨晩から、インドシナ・パレスホテルに2連泊
地球の歩き方によると、「フエで最も客室数が多く、最も高層の17階建てデラックスホテル」。
プールを見ると、この時刻(06:15)、泳いでいる人がいます。 -
豪華な朝食。
ただ、旅も後半。
疲れが出てきており、食欲も減り気味。 -
朝食風景をもう一枚
-
内装は、ハノイでのヒルトン・オペラ・ホテルよりも豪華
-
ピックアップのツアーバスは8:00頃
出発です。 -
ところで、ツアー料金は1名278Kドン、入場料は別で410Kドン
写真の総合入場チケットは360Kドンとなっているが、50Kドンは何だか忘れました。
ツアー料金には、バス代、ボート代、ランチ代、英語ガイド代が含まれています。よくよく考えると、ツアー代は安いが、意外と入場料は高い。
360Kとして、4箇所で1800円ですから。日本並では? -
9:15入場
まずは、ミンマン帝陵(第2代皇帝)
門をくぐり、少し進むと石畳の中庭
死者の霊魂を守るとされる馬、象、役人の石像 -
そこから上に上るとミンマン帝の石碑のある建物
-
この顕徳門をくぐると位牌のある崇恩殿
-
イチオシ
屋根の龍
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崇恩殿
-
屋根 これ何?
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こっちは龍でしょう。
-
赤と金で彩られていて豪華な装飾
多分、皇帝の間 -
2層式の木造の建物
明楼です。
ミンマン帝の魂が帰ってくる場所? -
(明楼内にある)休憩所ではなく、魂が休むためのベッド。
-
後ろを見るとこんな感じ
-
9:50
多分、この先が墳墓
しかし、埋葬場所は不明 -
池を清掃しているのでしょうか?
大変な仕事です。 -
10:20
次は、カイディン帝陵(第12代皇帝)
入り口の階段に龍が刻まれている。 -
イチオシ
階段を登ると、馬、象、役人の石像
帝陵を守っているのでしょう。
ミンマン帝陵でも同じような像がありました。
中国西安の兵馬俑の小型版 -
左が、皇帝の偉業をたたえる2層造りで八角形の石堂、そして、右が、ヨーロッパ風の塔
-
ところで、本日の英語ガイドさんです。
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この上の大理石造りの正殿「啓威殿」の中へ
-
カイディン帝(啓定帝)はナポレオンに憧れていたとか・・・そんな説明あり。
ところで、カイディン帝陵は1920年からカイディン帝の死後6年経過した1931年まで、11年かけて作られたものです。
と言うことは、生きている間につくられた?
かつ、かなり若死なのですが、・・・・。
調べると、ベトナム阮朝第12代の皇帝(1885年10月8日 - 1925年11月6日)です。 -
金箔を施されたカイディン帝の像です。
-
正面からの像ではなく、横顔です。
ここの下にカイディン帝が埋葬されている。
歴代皇帝の中で唯一埋葬場所がわかっている皇帝です。 -
天井には龍がいっぱい
-
壁は、ギンギラギンの装飾です。
ところで、カイディン帝は国民から「フランスの保護下で贅沢な暮らしをしている傀儡皇帝」と見られ、その評判は芳しいものではなく、著名な民主主義者であるファン・チュー・チンからは批判され、グエン・アイ・クオック(後のホー・チ・ミン)は、啓定帝を風刺する戯曲「竹の龍」を著した。
ホー・チ・ミンがでてきました。現代ともつながる時代の皇帝なのです。 -
10:50
次に向かったのは、カンフーの実演会
特に見たくは無かったが、ツアールートですので。
ひょっとすると、入場料の410Kダンー360Kダンの差額かな? -
11:35
トゥドゥック帝陵(第4代皇帝)
入り口側の蓮池 -
パノラマ写真で
池は「謙湖」、島は「謙島」。 -
中庭を囲んで左が良謙殿、正面が鳴謙堂、右側が和謙殿、そして手前が恩謙堂。(間違っているかも)
ちなみに、「〜殿」は皇帝、「〜堂」は官僚にかかわる建築物 -
良謙殿
このように帝廟内の堂の名前には必ず「謙」の文字が入っている。これは、トゥドゥック帝の控えめな性格が反映されているのだという。自分で作ったわけであるか、謙虚な気持ちを表している。 ということだそうだが、・・・。 -
まん前が和謙殿。
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鳴謙堂へ。
座るな と書いてありますが、よく読むと、チケットを書くと帝の衣服を借りて座れるようです。 -
ここにも盆栽
盆栽は日本独自の文化だと思っていましたが、ベトナムに来て、ハノイで多く見られ、ここフエでも結構あります。どうやらアジア各国で流行しているおり、その中でもベトナムでは特に盛んのようです。
総じて、ベトナムの盆栽は日本のように小さいものではなく、かなり大きい。 -
イチオシ
謙宮門からでると前は蓮池(謙湖)
-
逆方向から、正面が謙宮門。二層になっている。ここからでて来ました。
-
ところで、ここも、カイディン定陵と同様、在位期間に造られています。従って、お墓というよりは、別荘地。
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トゥドゥック帝陵を後にします。
12:15
次は、お土産店みたいなところに降りました。
まずは、お香作り実演会 -
そして、すげ笠作り。
-
12:30
昼食です。
ツアー案内では、50種類のブッフェ と記されていましたが、確かにツアーの昼食としては最高かも。
インターネットでも、[Thang Long」レストランは高評価でした。
https://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g293926-d1179593-r22076407-Thang_Long_City_Tour_Restaurant-Hue_Thua_Thien_Hue_Province.html -
デザートの写真を一枚
-
13:45
午後は、まずは、阮朝王宮 -
大砲
地球の歩き方によると、この大砲は一度も使われたことは無いそうです。
超自然的な霊力があり、王宮を死守しているとか! -
王宮門
真ん中に3つ出入り口があります。
中央は皇帝用、左右は文官、武官用、そして、90度の両脇の出入り口が兵士、馬、象用だとか? -
まずは、太和殿へ。
-
イチオシ
北京の紫禁城を模して造ったものだそうだが、規模ははるかに小さい。
屋根には、いつもの龍の装飾
ところで、太和殿はザーロン帝(阮朝初代皇帝)が創建し、その後、修復を繰り返したが、ベトナム戦争で完全に破壊され、1970年に再建された。 -
太和殿の裏側です。
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阮朝王宮の地図
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「左廡(さぶ)」「右廡(うぶ)」は高級官僚の詰め所であったところで、左廡(さぶはいろいろなパネル展示
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イチオシ
回廊を歩きます。
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更に続きます。
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太平御覧書楼だと思うが、・・・。
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回廊の北側。ここにも龍が。
時間も無いことから、ここから反対側の回廊を歩いて戻ります。
後日わかったことですが、建中殿や和平門は更に北にあります。 -
反対側の回廊です。
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右廡(うぶ)は、皇帝の衣装を着けての記念撮影所
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ここにも盆栽
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15:05
王宮に入ってきた時は王宮門から。
帰りは、東側の仁門から出ます。
ところで、王宮内部をかなり回ったつもりでしたが、内部の内部の内部を回ったに過ぎませんでした。
回った外側に地球の歩き方で観光ポイントになっている延寿宮、顕臨閣がありました。
顕仁門を出たところにマイクロバスが待っているのかなと思ったが、甘かった。最初降りたところまで、かなり歩きました。 -
イチオシ
15:20
見学の最後は、ティエンムー寺
トゥニャン(慈悲)塔、7層8角形、各層に仏像が安置されているとの事。 -
釈迦を祀ったダイフン寺
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こんな像も
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ツアーの最後は、フォーン川をボートで
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こんな船に乗りました。
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結構広い川です。
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フエの街をボートから
夜のボートツアーはどうなんでしょうか? -
16:40 どこに着いたのか解りませんが、特にツアーの地図ももらっていませんので、・・・。
船が着くと、流れ解散です。
ということで、タクシーでホテルに戻りました。
実は、ホテルで夕食後に観光客が詰まる夜の綺麗な場所はどこかと聞いたら、実は、この場所でした(夜再び、タクシーで、ここで降ろされ解ったことですが、・・・) -
夕食は、フエの宮廷料理として、地球の歩き方に載っている、「イータオ・ガーデン」です。
ホテルで、予約していただき、タクシーで行きましたが、昼間観光した阮朝王朝の更に奥でした。 -
インターネットで事前に調べておきましたメニューを注文。少しお値段が変わっていましたが、メニュー1が220Kドン、メニュー2が280Kドン、ビール2本60Kドン、合計560Kドン 約3000円。
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結構派手な飾り付けで、日本人には食べきれない量です。
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もう一枚
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ただ、予約する割にはかなりすいていました。
オフシーズンなのかな? -
イチオシ
食後は、タクシーで観光客の夜集まるエリアに。
ぶらぶらして、お土産を少し買い、最後は12Kドン 60円のジャスミンティー。 -
フエの夜をもう一枚
-
ホテルに戻る際、ホテルの近くにある、フエ最大のショッピングセンター・フォンフープラザに行きました。
2階が食料品のスーパーマーケットで、はす茶、調味料などのお土産を購入。
実は、スーパーマーケットに入る際、リュックやバックは1階に預けます。財布は持って行く必要がありますので、ポーチと地球の歩き方(写真を見ながら品物を探すので必要)を預けず、スーパーマーケットに入ろうとしましたら、それらも透明の袋に入れられホチキスで止められました。
万引き防止かな? テロ対策ではないと思いますが、・・・。厳しい。
10年前のハノイ観光時のスーパーで同じ事がありましたが、今回のハノイのスーパーではそのような事はありませんでした。
しかし、フエでは、昔のハノイと同じでした。
(写真は、22時閉店直前のショッピングセンター)
さあー明日は最後の街、ホイアンに向かいます。
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