2016/04/16 - 2016/04/16
709位(同エリア1663件中)
マローズさん
[毎年4月下旬頃まで咲く桜群と尾根を覆うツツジ]
松山市市街地には展望の優れた標高100m台の山が多いが、その中で一番の絶景を誇るのが、山頂に巨大なヨーロッパの城風展望塔が聳える360度パノラマの大峰ヶ台(141m)。この山頂には戦時中、海軍の高角砲台があり、四門の12センチ高角砲が設置されていたが、市制百周年を記念して、45.3ヘクタールの「松山総合公園」が整備された。
戦跡は跡形もなく破壊されてしまったが、巨大展望塔の設置によって絶景が得られるようになり、500種2,500本の椿を始め、1,000本の桜や花弁が小さく愛らしい色とりどりのクルメツツジ、バラ、百日紅等が咲き、ジェットスライダーを始めとした各種遊具、小型・大型犬別のドックランもあり、休日には多くの市民が訪れる。
園内各所に桜は咲くが、特に「花見広場」と「さくらの丘」が多い。前者はクルメツツジの絨毯の上に咲いているので、ファンタジックな光景が広がる。
ソメイヨシノは先々週の雨で散ってしまったが、今の時期は花弁の多いサトツツジ、八重桜類が満開。中には黄緑がかった花弁の御衣黄(ぎょいこう)もある。
また、山の南西の支尾根突端には、数基からなる客谷古墳群があり、その遊歩道は麓の松山市考古館(館内の写真撮影自由)へと繋がっている。
園内散策は一時間半ほどあれば十分だと思っていたが、古墳群や考古館の見学を入れると、3時間でも足りないほどだった。
公園の公式サイトは
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/shisetsu/koen/syoukai/sougoukouen.html
[散策コース]
車は最高所の第二駐車場に駐車したが、午後一時半位だったこともあり、一台分しか空いてなかった。まずは南東の道に進んだが、この道も以前の旅行記で触れた湧ヶ渕自然公園のように、味気ないアスファルト道路。
急カーブを過ぎた右上が花見広場で、クルメツツジに囲まれた桜の木の下で花見客が宜しくやっていた。尾根の突端は展望が優れており、正面に松山城を擁す城山を見ることができる。
そこから上部のちびっこ広場へ上がった後、道路に出て、三叉路から山頂の展望広場を目指す。広場手前の斜面もクルメツツジが絨毯化していた。
展望塔からは360度の展望が広がり、松山港から指呼の距離にある興居島の小富士(282.3m)も端整な山容を見せている。
戦跡ガイド書制作時に登った考古館背後の岩子山やその西の弁天山、その南支尾根の垣生山等も望むことができる。弁天山や垣生山の尾根、麓の山際には機銃陣地跡、塹壕、コンクリート横穴壕等、近くに松山海軍航空基地があったせいで、何十もの戦跡が眠っている。因みに松山城の城山には多くの陸軍の横穴壕跡が残る。
展望を楽しむと、三叉路からさくらの丘へと道路を下って行ったが、途中の東屋下には野良猫が一匹いた。かつては沢山の猫が棲みついていたようだが、ある動物愛護団体のブログを読むと、公園管理者が違法に捕獲して殺処分処置したらしいとのことだった。そのためか、野良猫は人間をかなり警戒している。
さくらの丘のソメイヨシノも皆、散っていたが、花弁の数が多い普賢象等の桜が咲き誇っていた。
そこからはドックラン沿いの道を南西に下って行ったが、途中、客谷古墳群の朽ちて倒れた道標があったので、見学した。
分岐に戻り、更に下って東之池沿いの道を歩いて考古館へと行った。館手前には、復元された高床式建物と移設された高月山古墳の石棺がある。
考古館見学後は猫の東屋の北東まで戻り、そこから椿園へと向かう歩道を下って駐車場へと戻った。
今月中に、GW中でも沢山の桜が咲く愛媛県内の高原の旅行記を投稿したい。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- 自家用車
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花見広場の突端のクルメツツジ越しの城山
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松山城をズームで捉える
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白っぽい桜。遠目に見たら御衣黄(ぎょいこう)のようにも見える。
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つつじに囲まれた花見は格別
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ソメイヨシノより花弁が多く、きれい
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「'94インターナショナル・アート・フォーラムin松山」で展示されたマーサ・ヘブンストン作の「心の宇宙を見た女」。像には皿や茶碗が貼り付けられている。
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子供も花見は楽しい
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黄色い植物に生える紫の花
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うっとりするような美しさ
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クルメツツジの絨毯に桜が影を落とす
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蝶や蜂も沢山飛んでいる
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山頂下もツツジの絨毯
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山頂の展望塔
松山総合公園 公園・植物園
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大峰ヶ台の展望塔
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低い方の展望塔内
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高い方の展望塔内
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展望テラスを見下ろす
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有料双眼鏡が設置されている通路
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下に花見広場、向こうに城山
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北西方向を望む
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四十島瀬戸の向こうに興居島の小富士
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餌を地面に置くと、私が立ち去るのを待って食べた猫。
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さくらの丘
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さくらの丘で咲き誇る
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花弁が多い普賢象
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客谷五号墳
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客谷古墳群。6~7世紀の円墳で直径は2〜10m。
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一字一石塔背後の東之池
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東之池沿いの御衣黄。
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御衣黄アップ
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盛土の上に移設された高月山古墳の石棺
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4世紀の高床式倉庫を再現
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考古館に展示されているナウマン象の化石
松山市考古館 美術館・博物館
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縄文時代晩期の男根を模した子孫繁栄のための石棒
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弁天山古墳の石棺と復元した木枠とミイラ
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