2016春　春の韓国二大祭り　①チネ（鎮海）軍港まつり　スンチョン（順天）夕日鑑賞編

2016/04/09 - 2016/04/12

【春の韓国二大祭り　モーゼの奇跡珍島海割れと桜の鎮海軍港祭り　韓国15の見所巡り　４日間】という長～い名前の読売ツアーに参加しました。

韓国へ行くのは１年ぶり。
【チンド（珍島）】の海割れが見たくて、このツアーを選びました。
【チンドの海割れ】は、日本では、天童よしみさんの【珍島物語♪】で広く知られる所となりましたが、私は、10年ほど前に、ある方のブログで知りました。
【珍島物語】を知ったのは、もっと後のことでしたが、ずぅ～っと行きたい～と願っていました。

今回、申し込んだツアーは、念願の【チンドの海割れ】を見られるだけではなく、とても盛り沢山な内容になっていました。
自力で行くとしたら、ゆうに１週間くらいはかかると思われます。
それが４日間にギュっと濃縮されていて、かなりハードスケジュールなことは予想できたけど、久しぶりにパッケージツアーに身をゆだねることにしました。

１日目　関空　⇒　釜山　⇒　チネ（鎮海）軍港祭り　⇒　スンチョン（順天）湾夕日鑑賞　スンチョン（泊）
２日目　スンチョン（順天）ナガンウッソン（楽安邑城）民族村　⇒　モッポ（木浦）ユダル（儒達）山　⇒　チンド（珍島）海割れ　⇒　クァンジュ（光州）（泊）
３日目　クァンジュ（光州）　⇒　チンジュ（晋州）　⇒　釜山（泊）
４日目　釜山　⇒　関空　　

エリア その他の都市(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: その他
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 読売旅行

関空発　11：00　⇒　釜山着　12：30
エアプサンで空路、キメ（金海）空港へ。
空港ターミナル出口で、ガイドさんがお出迎え。

今回、総勢45名の参加でバスは２台です。
あまり、パッケージツアーは利用しないけど、前回、カンウォンド（江原道）の旅で利用したときは、総勢４名で個人旅行のような気楽さだったので人数の多さにビックリしました。

私は友だちと２人で参加しましたが、バスは２号車で22名のお仲間とご一緒します。

ご夫婦が４組、後は、みな女性・・・バス１号車は分からないけど、２号車は、私たちを筆頭に平均年齢は高めです(*^_^*)

では、まずは、【桜のチネ（鎮海）軍港祭り】へ出っ〜ぱぁ〜つ！！

【チネ（鎮海）】は韓国南部、キョンサンナンド（慶尚南道）のチャンウォン市（昌原市）にある韓国最大の軍港の町です。

ここで、毎年４月１日から10日まで【軍港祭り】が開かれます。
現在は、桜祭りとして知られている軍港祭りですが、始まりは桜とは関係なく、韓国で初めて【イ・スンシン（李舜臣）将軍】の銅像を立て、追悼祭を行ったことをきっかけに、チネの風物詩であった桜も一緒にお祭りにすることにしたのだとか。

日程も、以前は、４月初旬ということで決まっていなかったのを、近年、１日〜10日というように決められたそうです。

【キョンファ（慶和）駅】

軍港祭りは、チネ区一帯で前夜祭に始まり数々のイベントとともに開催され、桜の見所は随所にあります。

キョンファ駅は、ガイドブックには必ず出てくる桜の名所のひとつです。

通っている汽車と、雨のように舞い落ちる桜の花びらが一体となる幻のような瞬間は、多くの写真家たちの憧れのフォトスポットなのだとか。

とは言うものの、この駅では普段、旅客業務は休止しているので、運が良ければお祭りの期間中のみ、汽車と桜の絶景が見られることもあるそうです。

なので、こうして、線路の中に入って好き〜に歩いても大丈夫〜

ただ、もう〜桜の花びらも残り少なくて、いよいよ終わりだなぁ〜というタイミングがザンネン〜！！

桜が満開の時の様子は、パンフレットやネットで見ましたが、ホントにキレイです。

桜の花びらに合わせるように、軍港祭りも明日が最終日です。

お祭りの日を惜しむかのように、そして、土曜日だということもあって、人出も多い。

まだまだ、お祭りの雰囲気はたっぷり〜です。

キョンファ（慶和）駅とキョンファ洞のセファ女子高校の間の約800ｍの桜のトンネルが特に有名なのだとか。

といっても、ツアーでの団体行動ではそれを見に行く時間もなさそうだし、ここでの桜を見る限りでは、行ってもトンネルは期待できなさそう〜

民族芸術のイベントは、お祭りに花を添えます。

以前、他所のお祭りでも見たことがありますが、お祭りらしくていいですねぇ〜

チネの軍港祭りというと、もうひとつの有名な桜スポット、【ヨジャチョン（余佐川）】に移動しました。
こちらも、大にぎわいです。

川の両側にずら〜っと桜並木が続きます。
こちらも、桜の季節は終わりに近づいているようですが。

今回のツアーは、３ヶ月前に予約しました。
自然が相手のツアーなので、開花状況もお天気も運を天に任せて。

ツアーは４/６か４/９出発の２コース。
私たちは都合のつく９日出発を選んだけど、たぶん、６日出発なら満開だったのかも。
でも、６日出発は、２日目が、どしゃ降り。。。
私たちが参加した９日出発のツアーは４日間、お天気にだけは恵まれました(*^_^*)

もちろん、桜が満開ならそれに越したことはないけど、日本の桜も今年は早く咲いたから、９日はもう〜ヤバいな〜と、予想はしていました。

だから、それほど、ガッカリもしていなくて〜
少しでも花が残っていてくれて、嬉しい。。。

でも、人の多さは想像以上。
韓国内外から訪れた人々で、橋の上もこの通り。

記念写真を撮るのもひと苦労です。

日本で桜に吊るされるものといえば、提灯が定番。

こちらでは、真っ赤な傘のオブジェが。
桜に雨傘！？意図は測り兼ねるけど、華やかだから？

これなら、桜の花びらが散ってしまって淋しくなっても、なんだか楽しい〜♪

雨傘エリアから、星のオブジェに。
こちらは、夜、イルミネーションとして輝くのかな？

日本の桜の名所では見たこともないし、想像もつかないコラボ。
所変われば品変わる〜という言葉が浮かびます。

星が終わったら、自転車が。

こちらの自転車も、夜には光り輝くみたい。

チネ区には、ほかにも、チネが一望できる【チェファン山（帝皇山）公園】、お祭りの期間中だけ立ち入ることが出来る【海軍士官学校】なども桜の美しさで知られているスポット。
ほかに、見たい場所が、あちらこちらにありそうです。

また、軍港祭りの期間中は、海上花火ショーなどのイベントも。

そんな中、目を惹くのは、７日〜10日にチネ公設運動場で行われる【軍楽儀仗（ぎしょう）フェスティバル】
軍港祭りなので軍楽の儀式があるみたいだけど、出演者が(@_@)・・・・・軍楽隊の中に兵役中の、シンドン、ウニョク、ソンミン(SUPER JUNIOR)、キム・ジェジュン(JYJ)の名前が。

特に、めっちゃファンということもないけど、ミーハーなので、こんなに近くに居るなら見たい〜！！

・・・・・という、数々の思いを、ツアーゆえにグッとガマンして、次の目的地へ。

バスに揺られて１時間30分、【チョルラナンド（全羅南道）スンチョン市（順天市）】の【スンチョン（順天）湾自然生態公園】に到着。

ここは、１年半ほど前にも来ました。
http://4travel.jp/travelogue/10950943

一面に広がる葦の群生地を見に来ました。
季節は秋で、葦の穂がこがね色に染まっていました。

今、葦は短く刈り込まれていて、新しく芽吹いた、まだ可憐な若芽が風にそよそよとなびいています。

この前は、山の上の展望台に登って、スンチョン湾の干潟の素晴らしい景色に感動したのですが、その時に、そこが夕日の名所だと知りました。
夕日が干潟やＳ字形の川に反射して、干潟が黄金に輝く美しいサンセットが見られるのだと。

でも、その時はお昼前だったので、夕日の時刻まではスケジュール的にムリであきらめました。

今回、ツアーの中に【国際庭園博覧会が行われたスンチョン湾からの夕日鑑賞】というのが盛り込まれていました。

前も今も一緒に来たのは同じ友だちです。
前に見られなくて心残りだった私たちの気持ちを知ってか、知らずか・・・まっ、知らないでしょうけど、ドンピシャなこの企画を見つけた時は、ホント〜喜びました。

・・・・・ですが、ツアーゆえ、山の展望台に登る時間はなくて、葦の群生地からの夕日鑑賞です。

思い描いていた情景とは、ちょっと、違う・・・・・

干潟や川に反射するサンセットは見られなかったけど、それでも、いちおう見られたので、良しとしよう〜
曇りや雨なら望めなかったのだから、晴れているだけでもありがたい〜

今宵のお宿は【スンチョン（順天）ロイヤルツーリストホテル】

近くのお店で、チョルラナンド（全羅南道）名物　炭火のカルビ【トッカルビ】をいただいて、それぞれの部屋に入りました。