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前回の「スイーツの聖地沖縄巡礼の旅」に続いて、今回は北です。<br />北海道は帯広の十勝帯広空港に3月28日到着しました。<br /><br /><br />なぜ、帯広か?<br />北海道に詳しい方はご存じのことと思います。<br /><br />ここ帯広には、スイーツの二大勢力である柳月と六花亭の老舗菓子店が競っています。<br /><br />柳月は三方六(白樺模様のバウムクーヘン)、六花亭はマルセイ・バターサンドやサクサクパイを主力商品として洋菓子、和菓子などの品揃えも豊富です。<br /><br />この両店の他にも、巨大なスイートポテトが売りのクランベリーや良質なケーキやアイスクリームで高級感を演出する十勝とてっぽ工房などの個性派の店が覇を競っています。<br /><br />ソフトクリームやジェラート部門では、帯広市の広瀬牧場ウエモンズハートを初め、さらに足を伸ばすとあすなろファーミング(清水町)、嶋木牧場(十勝池田町)などの個性的な店が名前を連ねます。<br /><br />帯広周辺になぜこれほどまでに、スイーツのお店が集中するのか?<br /><br />その理由を求めて、帯広にやってまいりました。<br /><br />スイーツのあるところなら、どこにでも行く。<br /><br />前回の沖縄から、今度は北海道まで、日本列島スイーツ縦断の旅です。<br /><br />スイーツ道の情熱は熱く燃え盛るいっぽうで、その火はすべてのソフトクリームを溶かし、アイスクリームを水に帰さんばかりです。<br /><br />それじゃ、じぇんじぇん駄目じゃん。。。<br /><br /><br />

北のスイーツの聖地、帯広巡礼の旅、第一回~帯広スイーツ戦争勃発!

15いいね!

2016/03/28 - 2016/04/01

535位(同エリア1190件中)

2

18

スイーツの求道者あきあ

スイーツの求道者あきあさん

前回の「スイーツの聖地沖縄巡礼の旅」に続いて、今回は北です。
北海道は帯広の十勝帯広空港に3月28日到着しました。


なぜ、帯広か?
北海道に詳しい方はご存じのことと思います。

ここ帯広には、スイーツの二大勢力である柳月と六花亭の老舗菓子店が競っています。

柳月は三方六(白樺模様のバウムクーヘン)、六花亭はマルセイ・バターサンドやサクサクパイを主力商品として洋菓子、和菓子などの品揃えも豊富です。

この両店の他にも、巨大なスイートポテトが売りのクランベリーや良質なケーキやアイスクリームで高級感を演出する十勝とてっぽ工房などの個性派の店が覇を競っています。

ソフトクリームやジェラート部門では、帯広市の広瀬牧場ウエモンズハートを初め、さらに足を伸ばすとあすなろファーミング(清水町)、嶋木牧場(十勝池田町)などの個性的な店が名前を連ねます。

帯広周辺になぜこれほどまでに、スイーツのお店が集中するのか?

その理由を求めて、帯広にやってまいりました。

スイーツのあるところなら、どこにでも行く。

前回の沖縄から、今度は北海道まで、日本列島スイーツ縦断の旅です。

スイーツ道の情熱は熱く燃え盛るいっぽうで、その火はすべてのソフトクリームを溶かし、アイスクリームを水に帰さんばかりです。

それじゃ、じぇんじぇん駄目じゃん。。。


旅行の満足度
4.5
交通手段
高速・路線バス JALグループ ANAグループ 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
  • 帯広周辺になぜこれほどまでに、スイーツのお店が集中するのか?<br /><br />テレビ番組や書籍では、その結論部分を一番最後にもってきます。<br /><br />けれど、この旅行記では、いきなり結論を書くことから始めます。<br /><br />その理由は十勝平野のもたらす大地の恵みにあります。<br /><br />

    帯広周辺になぜこれほどまでに、スイーツのお店が集中するのか?

    テレビ番組や書籍では、その結論部分を一番最後にもってきます。

    けれど、この旅行記では、いきなり結論を書くことから始めます。

    その理由は十勝平野のもたらす大地の恵みにあります。

  • 十勝では、良質な小麦と豆類が取れること。<br /><br />小麦粉はケーキやバウムクーヘン、パイなどのスイーツの下地に欠かせないものです。<br /><br />他にもパン生地にも小麦は使われていますよね。<br /><br />帯広では、ますやを筆頭に美味しいパン屋がたくさんあり、パン好き女子たちを狂喜させています。<br /><br />小豆は和菓子の餡として用いられたり、たい焼きやお饅頭の肝心要の心臓部となります。<br /><br />

    十勝では、良質な小麦と豆類が取れること。

    小麦粉はケーキやバウムクーヘン、パイなどのスイーツの下地に欠かせないものです。

    他にもパン生地にも小麦は使われていますよね。

    帯広では、ますやを筆頭に美味しいパン屋がたくさんあり、パン好き女子たちを狂喜させています。

    小豆は和菓子の餡として用いられたり、たい焼きやお饅頭の肝心要の心臓部となります。

  • そして、ソフトクリームや生クリームの素材となる牛乳は地元のよつ葉乳業が毎日、新鮮な牛乳を届けてくれます。<br /><br />最後にスイーツにとって一番外せないものをこの帯広で古くから生産しています。<br /><br />皆さん何だと思われますか?<br /><br />砂糖?<br /><br />正解ですが、もっと厳密に答えてください。<br />

    そして、ソフトクリームや生クリームの素材となる牛乳は地元のよつ葉乳業が毎日、新鮮な牛乳を届けてくれます。

    最後にスイーツにとって一番外せないものをこの帯広で古くから生産しています。

    皆さん何だと思われますか?

    砂糖?

    正解ですが、もっと厳密に答えてください。

  • その砂糖は何からつくられるのか知っていますか?<br /><br />さとうきびは南の島の鹿児島県の西南諸島と沖縄です。<br /><br />寒冷な北の大地北海道では、甜菜(てんさい)、英語ではビートという植物の根から砂糖を生産します。

    その砂糖は何からつくられるのか知っていますか?

    さとうきびは南の島の鹿児島県の西南諸島と沖縄です。

    寒冷な北の大地北海道では、甜菜(てんさい)、英語ではビートという植物の根から砂糖を生産します。

  • そのビート工場である日本甜菜製糖という会社がここ帯広に明治時代から操業を続けているのです。<br /><br />つまり、スイーツをつくるのに必要な小麦・豆類・牛乳・甜菜(砂糖)のすべてが十勝平野で揃うのです。<br /><br />十勝の自然はスイーツの種となる子どもたちを慈しみ育む偉大な母です。<br />こうしたわけで、私は北海道は帯広をスイーツの北の聖地と呼ぶのです。<br /><br />さあ、聖地巡礼第二章は帯広に場所を移して、レポを再開します。<br /><br />写真は日本甜菜製糖株式会社のビート資料館。

    そのビート工場である日本甜菜製糖という会社がここ帯広に明治時代から操業を続けているのです。

    つまり、スイーツをつくるのに必要な小麦・豆類・牛乳・甜菜(砂糖)のすべてが十勝平野で揃うのです。

    十勝の自然はスイーツの種となる子どもたちを慈しみ育む偉大な母です。
    こうしたわけで、私は北海道は帯広をスイーツの北の聖地と呼ぶのです。

    さあ、聖地巡礼第二章は帯広に場所を移して、レポを再開します。

    写真は日本甜菜製糖株式会社のビート資料館。

  • この旅行記のターゲットとなる冷たいデザート、アイスやソフトクリームの食べ歩きレポin帯広の記念すべき最初の店はしげジェラートです。<br /><br />ここは洋菓子店のあさひやが経営するアイスクリームのお店です。<br /><br />帯広駅から少し外れた場所で、観光ガイドブックにはあまり載っていないお店。<br /><br />私は食べログの帯広アイスクリームランキングで発見しました。<br /><br />第6位のお店。<br /><br />

    この旅行記のターゲットとなる冷たいデザート、アイスやソフトクリームの食べ歩きレポin帯広の記念すべき最初の店はしげジェラートです。

    ここは洋菓子店のあさひやが経営するアイスクリームのお店です。

    帯広駅から少し外れた場所で、観光ガイドブックにはあまり載っていないお店。

    私は食べログの帯広アイスクリームランキングで発見しました。

    第6位のお店。

  • まだオープンしてすぐのような外観は、新しくてスタイリッシュです。<br /><br />(2015年7月10日オープン)

    まだオープンしてすぐのような外観は、新しくてスタイリッシュです。

    (2015年7月10日オープン)

  • 外のかわいらしく並んだ椅子もおしゃれで素敵です。<br /><br />ジェラートのほかにバフェやアイスケーキなども扱っているようです。<br /><br />店の中はガンガンに暖房をきかせています。温度計で計ったら30度あったので驚きましたが、これは窓際の光があたる席で、席を移動して計測し直したところ、26度でした。

    外のかわいらしく並んだ椅子もおしゃれで素敵です。

    ジェラートのほかにバフェやアイスケーキなども扱っているようです。

    店の中はガンガンに暖房をきかせています。温度計で計ったら30度あったので驚きましたが、これは窓際の光があたる席で、席を移動して計測し直したところ、26度でした。

  • カタナーラとは、プリンを凍らせたようなもの。<br /><br />これは、このお店、ジェラートしげの店員さんの言葉です。<br /><br />くるくる回転する冷凍庫にディスプレイされています。<br /><br />回転ディスプレイの中にあった「カタラーナ」というアイスに「スタッフお勧め」の貼り紙。<br /><br />意志薄弱で優柔不断。<br /><br />すぐに影響されやすい私は、こういうのに弱いんです。<br /><br />「カタラーナ」に決定。<br /><br />この店は予め客が自販機でチケットを購入し、引き換えに商品を受けとります。360円也。<br />

    カタナーラとは、プリンを凍らせたようなもの。

    これは、このお店、ジェラートしげの店員さんの言葉です。

    くるくる回転する冷凍庫にディスプレイされています。

    回転ディスプレイの中にあった「カタラーナ」というアイスに「スタッフお勧め」の貼り紙。

    意志薄弱で優柔不断。

    すぐに影響されやすい私は、こういうのに弱いんです。

    「カタラーナ」に決定。

    この店は予め客が自販機でチケットを購入し、引き換えに商品を受けとります。360円也。

  • 見た目は、やはりプリン。<br /><br />スプーンで上部の表面部分をすくいとり口に運びます。<br /><br />カラメルのカリカリ感がいいですね。対照的な中身のソフトな食感。<br /><br />生クリームをギュッと凝縮した濃厚で確かな旨みが頬をほころばせます。<br /><br />プリンよりも美味しいかも。<br /><br />ただ強烈な甘さゆえ、糖分の塊のような冷や菓子で、カロリーもめっちゃ高そう。<br /><br />食べ過ぎたらちょっとヤバいような……

    見た目は、やはりプリン。

    スプーンで上部の表面部分をすくいとり口に運びます。

    カラメルのカリカリ感がいいですね。対照的な中身のソフトな食感。

    生クリームをギュッと凝縮した濃厚で確かな旨みが頬をほころばせます。

    プリンよりも美味しいかも。

    ただ強烈な甘さゆえ、糖分の塊のような冷や菓子で、カロリーもめっちゃ高そう。

    食べ過ぎたらちょっとヤバいような……

  • しげジェラートでは、もう一品食べてみました。<br /><br />やはり、店名にもなっているジェラートを食べないわけにはゆくまい。<br /><br />店員の若い男性に何がお勧めかを聞いたところ、ティラミスと答えてくれたので、それと、あと一つ、スタッフお勧めと表示のあったバナナのダブルをカップで注文しました。460円也。<br /><br />

    しげジェラートでは、もう一品食べてみました。

    やはり、店名にもなっているジェラートを食べないわけにはゆくまい。

    店員の若い男性に何がお勧めかを聞いたところ、ティラミスと答えてくれたので、それと、あと一つ、スタッフお勧めと表示のあったバナナのダブルをカップで注文しました。460円也。

  • 商品を手渡されて試食開始です。<br /><br />まずバナナの方から。<br /><br />沖縄石垣島のミルミル本舗で食べたバナナとはまったく違います。<br /><br />こちらのほうが酸味があります。あまりバナナ感はない。<br /><br />一方、ティラミスは甘いですね。子ども向きの味かな。<br /><br />この店の立地が明和小学校と大谷高校のすぐ近くにあり、客層も子ども同士や親子連れが多いので、そういう人たちをターゲットにしているのでしょう。<br /><br />帯広駅からも遠く、観光客よりも地元密着型の事業スタイルなのかな。<br /><br />空のカップを返しに行くときに、店員さんに聞きました。<br /><br />このお店の一番のこだわりは何ですか?<br /><br />曰く。<br /><br />地元の新鮮な牛乳の美味しさを最大限に引き出すことです、とのこと。<br /><br />ついでに店内の温度管理をしているんですか、という質問には、イエスでした。<br /><br />アイスを美味しく感じられるのは適温がやはりあるのです。<br /><br />しげジェラートは店の外装・内装ともお洒落で明るく、やる気のあるお店という印象を持ちました。

    商品を手渡されて試食開始です。

    まずバナナの方から。

    沖縄石垣島のミルミル本舗で食べたバナナとはまったく違います。

    こちらのほうが酸味があります。あまりバナナ感はない。

    一方、ティラミスは甘いですね。子ども向きの味かな。

    この店の立地が明和小学校と大谷高校のすぐ近くにあり、客層も子ども同士や親子連れが多いので、そういう人たちをターゲットにしているのでしょう。

    帯広駅からも遠く、観光客よりも地元密着型の事業スタイルなのかな。

    空のカップを返しに行くときに、店員さんに聞きました。

    このお店の一番のこだわりは何ですか?

    曰く。

    地元の新鮮な牛乳の美味しさを最大限に引き出すことです、とのこと。

    ついでに店内の温度管理をしているんですか、という質問には、イエスでした。

    アイスを美味しく感じられるのは適温がやはりあるのです。

    しげジェラートは店の外装・内装ともお洒落で明るく、やる気のあるお店という印象を持ちました。

  • このアイス屋を経営している洋菓子店のあさひやさんは目と鼻の先にあります。<br /><br />興味を持ったので、入店してみました。<br /><br />店に入るや、ケーキが色鮮やかに展示されているショーケースに目が釘付けになりました。<br /><br />ケーキの彩りもさることながら、値段が安いのに驚きます。<br /><br />ショートケーキ類のどの商品も300円代の安さ。<br /><br />この価格設定は何もあさひやさんに限られることではなく、柳月などの他のお店も同じように安い。<br /><br />それは、以前に書いたように、ここ帯広では、菓子の食材となる小麦、砂糖、乳製品などがいずれも自給でき、原料コストが廉価で手に入るので、それが商品価格に反映されているのです。<br /><br />ほかに、帯広市の人口が168,404人(平成28年2月末日現在)で、北海道の市町村人口の第6位の大都市であること。<br /><br />観光客ばかりではなく、地元民もスイーツをたくさん食べるので、需要と供給の関係で価格を抑えることができる、という面もあるでしょう。<br /><br />そして群雄ひしめくスイーツ店どうしが、生き残りをかけて激しい価格競争を繰り広げて、さらに価格を押し下げている。<br /><br />このような価格は、東京など首都圏ではとうてい考えられない。<br /><br />帯広が北のスイーツの聖地であると強調する所以です。<br /><br />上の写真はあさひや外観<br />「おびひろ観光ナビ」より転載<br />http://obikan.jp/post_spot/1378/<br />

    このアイス屋を経営している洋菓子店のあさひやさんは目と鼻の先にあります。

    興味を持ったので、入店してみました。

    店に入るや、ケーキが色鮮やかに展示されているショーケースに目が釘付けになりました。

    ケーキの彩りもさることながら、値段が安いのに驚きます。

    ショートケーキ類のどの商品も300円代の安さ。

    この価格設定は何もあさひやさんに限られることではなく、柳月などの他のお店も同じように安い。

    それは、以前に書いたように、ここ帯広では、菓子の食材となる小麦、砂糖、乳製品などがいずれも自給でき、原料コストが廉価で手に入るので、それが商品価格に反映されているのです。

    ほかに、帯広市の人口が168,404人(平成28年2月末日現在)で、北海道の市町村人口の第6位の大都市であること。

    観光客ばかりではなく、地元民もスイーツをたくさん食べるので、需要と供給の関係で価格を抑えることができる、という面もあるでしょう。

    そして群雄ひしめくスイーツ店どうしが、生き残りをかけて激しい価格競争を繰り広げて、さらに価格を押し下げている。

    このような価格は、東京など首都圏ではとうてい考えられない。

    帯広が北のスイーツの聖地であると強調する所以です。

    上の写真はあさひや外観
    「おびひろ観光ナビ」より転載
    http://obikan.jp/post_spot/1378/

  • ともあれ、どうしてもショーケースの写真を撮りたくなった私は、取りあえず「豆乳プリン」を注文して、店員さんに撮影の許可を申し出ました。<br /><br />すると、「ちょっとお待ちください」と言った後、奥の偉そうな女性(店主さんでしょうか、チーフでしょうか)に確認を求めたところ、なんと答えはNO。<br /><br />にべもない感じで。<br /><br />撮影禁止となったことは今回が初めてです。<br /><br />潔く引き下がりましたが、なぜ駄目なんだろう、とそれからずっとこのことばかりを考えました。<br /><br />理由その1<br /><br />店のショーケースは価格も書いてあるし、店の経営戦略も反映される一番デリケートな部分だから、店の責任者が神経質になるのは当然だ。だいたい、ショーケースを撮影させてくれなどと臆面もなく頼むこと自体、ぶしつけで無神経だ。<br /><br />最初はそう考えました。<br /><br />ところが、驚いたことに、食べログの「あさひや」を見ると、みな普通にショーケースを撮影して、写真が掲載されている。<br /><br />彼らブロガーたちは、店に無許可で勝手に撮影したのだろうか?<br /><br />そんなことはあるまい。。。<br /><br /><br />理由その2<br /><br />私が明らかによそ者の観光客だから断られた。<br /><br />このあさひやさんは学校のそばに店を構え、地域密着型の経営を目指しているようだ。<br /><br />下手に有名になって連日観光客が大挙して押しかけ、品切れが相次いだり、店が混雑したりすると、常連さんたちに迷惑がかかる。<br /><br />この理由はありそう。<br /><br />地域の人への献身のあまり、たくさんお客さんに来店されたら困るという骨のある経営理念が本当にあるのなら、素晴らしいとしかいいようがない。<br /><br />理由その3<br /><br />私がライバル店から情報を盗みにきた、とみなされた。<br /><br />これは理由2とも関連するが、帯広の二大洋菓子店の柳月と六花亭は駅周辺で、地元に加えて観光客も取り込もうと経営努力をしている。<br /><br />この二大勢力に食い込もうとしているのが「あさひや」だ。<br /><br />昨年「しげジェラート」を開店させたように、ライバル店が扱わない隙間のアイス分野に進出し、さらに地域密着型を謳うことで差別化を図ろうとしている。<br /><br />まさに、帯広スイーツ戦争がいま勃発、といったところ。<br /><br />この戦場に、何も知らない私がのこのこと現れたところ、すっかり競合店の偵察員とみなされてしまった。<br /><br /><br />理由4<br /><br />そんな難しい話ではなく、単に私が挙動不審で怪しい奴だった。<br /><br /><br />正解は4でしょう。たぶん(笑)。<br /><br /><br />ちなみに豆乳プリンは普通にうまかった。

    ともあれ、どうしてもショーケースの写真を撮りたくなった私は、取りあえず「豆乳プリン」を注文して、店員さんに撮影の許可を申し出ました。

    すると、「ちょっとお待ちください」と言った後、奥の偉そうな女性(店主さんでしょうか、チーフでしょうか)に確認を求めたところ、なんと答えはNO。

    にべもない感じで。

    撮影禁止となったことは今回が初めてです。

    潔く引き下がりましたが、なぜ駄目なんだろう、とそれからずっとこのことばかりを考えました。

    理由その1

    店のショーケースは価格も書いてあるし、店の経営戦略も反映される一番デリケートな部分だから、店の責任者が神経質になるのは当然だ。だいたい、ショーケースを撮影させてくれなどと臆面もなく頼むこと自体、ぶしつけで無神経だ。

    最初はそう考えました。

    ところが、驚いたことに、食べログの「あさひや」を見ると、みな普通にショーケースを撮影して、写真が掲載されている。

    彼らブロガーたちは、店に無許可で勝手に撮影したのだろうか?

    そんなことはあるまい。。。


    理由その2

    私が明らかによそ者の観光客だから断られた。

    このあさひやさんは学校のそばに店を構え、地域密着型の経営を目指しているようだ。

    下手に有名になって連日観光客が大挙して押しかけ、品切れが相次いだり、店が混雑したりすると、常連さんたちに迷惑がかかる。

    この理由はありそう。

    地域の人への献身のあまり、たくさんお客さんに来店されたら困るという骨のある経営理念が本当にあるのなら、素晴らしいとしかいいようがない。

    理由その3

    私がライバル店から情報を盗みにきた、とみなされた。

    これは理由2とも関連するが、帯広の二大洋菓子店の柳月と六花亭は駅周辺で、地元に加えて観光客も取り込もうと経営努力をしている。

    この二大勢力に食い込もうとしているのが「あさひや」だ。

    昨年「しげジェラート」を開店させたように、ライバル店が扱わない隙間のアイス分野に進出し、さらに地域密着型を謳うことで差別化を図ろうとしている。

    まさに、帯広スイーツ戦争がいま勃発、といったところ。

    この戦場に、何も知らない私がのこのこと現れたところ、すっかり競合店の偵察員とみなされてしまった。


    理由4

    そんな難しい話ではなく、単に私が挙動不審で怪しい奴だった。


    正解は4でしょう。たぶん(笑)。


    ちなみに豆乳プリンは普通にうまかった。

  • さて、冷たいスイーツを求めて帯広市街を探索するわけですが、移動手段が問題です。<br /><br />帯広市街はとても広い。<br /><br />私は免許を持っていないので、レンターカーはボツ。<br /><br />レンタサイクルはシーズンオフのこの時期には使えません。<br /><br />徒歩では帯広市街の移動が大変。とても無理。<br /><br />そこで、十勝バスさんが運行している『おびひろ1dayスイーツ満喫』バスパック≪菓子王国十勝のスイーツ満喫!≫なるものを発見しました。<br /><br />帯広市街をバスに1日乗り放題で、しかも1冊4枚つづりで加盟店のスイーツを4点食べ歩きできる「スイーツめぐり券」がつく、という企画です。<br /><br />柳月やクランベリー、ますやのパンなど40店舗が対象となります。<br /><br />料金は1350円で、迷わずこれを購入しました。<br /><br />参加店も多く、引き換えできるスイーツの種類もいろいろあって、大変な優れものです。

    さて、冷たいスイーツを求めて帯広市街を探索するわけですが、移動手段が問題です。

    帯広市街はとても広い。

    私は免許を持っていないので、レンターカーはボツ。

    レンタサイクルはシーズンオフのこの時期には使えません。

    徒歩では帯広市街の移動が大変。とても無理。

    そこで、十勝バスさんが運行している『おびひろ1dayスイーツ満喫』バスパック≪菓子王国十勝のスイーツ満喫!≫なるものを発見しました。

    帯広市街をバスに1日乗り放題で、しかも1冊4枚つづりで加盟店のスイーツを4点食べ歩きできる「スイーツめぐり券」がつく、という企画です。

    柳月やクランベリー、ますやのパンなど40店舗が対象となります。

    料金は1350円で、迷わずこれを購入しました。

    参加店も多く、引き換えできるスイーツの種類もいろいろあって、大変な優れものです。

  • 今回、この券で食べた冷たいスイーツが1点。<br /><br />それを紹介します。<br /><br />場所は帯広駅ビル、エスタの2階。<br /><br />十勝平野特産のおみやげものがたくさん並び、スイーツも食べられる十勝物産センターです。<br /><br />写真は十勝の豆を使ったアートで、物産センターのコーナーに展示されていました。<br />

    今回、この券で食べた冷たいスイーツが1点。

    それを紹介します。

    場所は帯広駅ビル、エスタの2階。

    十勝平野特産のおみやげものがたくさん並び、スイーツも食べられる十勝物産センターです。

    写真は十勝の豆を使ったアートで、物産センターのコーナーに展示されていました。

  • 「とかち物産センター」では、あずきソフトクリームをいただきました。<br /><br />この商品は、この「スイーツめぐり券」のみの引き換えとなっていて、通常では手に入らないものです。<br /><br />「スイーツめぐり券」のパンフレットから、内容を引用します。<br /><br />『ジャージー牛乳の生乳を使用した濃厚な味わいに、十勝産小豆を使用したチッピングは絶品!』<br /><br />はい、その通り、絶品でした。<br /><br />味のほうは、いたってシンプル。<br /><br />クリーミーなソフトクリームの上に小豆煮を乗せただけ。<br /><br />小豆も味はシンプル。<br /><br />それでも美味しい。<br /><br />それだから美味しい。<br /><br />素材の持つ力だけをそのまま形にする。<br /><br />シンプルイズベストの典型ともいえる作品です。<br /><br />帯広で食べたアイスの中でこれが一番美味しかった。<br /><br />量も少ないけれど、これぐらいが健康のためにもちょうどいい。<br /><br />甘さも抑えられている。<br /><br />小豆はけっこうたくさん入っていますね。<br /><br />通常メニューの中にぜひ組み込んでもらいたい。<br /><br />もし、万が一、この記事を関係者の方が目にされていたら、ぜひご検討ください。

    「とかち物産センター」では、あずきソフトクリームをいただきました。

    この商品は、この「スイーツめぐり券」のみの引き換えとなっていて、通常では手に入らないものです。

    「スイーツめぐり券」のパンフレットから、内容を引用します。

    『ジャージー牛乳の生乳を使用した濃厚な味わいに、十勝産小豆を使用したチッピングは絶品!』

    はい、その通り、絶品でした。

    味のほうは、いたってシンプル。

    クリーミーなソフトクリームの上に小豆煮を乗せただけ。

    小豆も味はシンプル。

    それでも美味しい。

    それだから美味しい。

    素材の持つ力だけをそのまま形にする。

    シンプルイズベストの典型ともいえる作品です。

    帯広で食べたアイスの中でこれが一番美味しかった。

    量も少ないけれど、これぐらいが健康のためにもちょうどいい。

    甘さも抑えられている。

    小豆はけっこうたくさん入っていますね。

    通常メニューの中にぜひ組み込んでもらいたい。

    もし、万が一、この記事を関係者の方が目にされていたら、ぜひご検討ください。

  • 帯広がなぜスイーツの聖地か。<br /><br />くどいようですが、今回の旅の間、この疑問にずっとこだわってきました。<br /><br />答えは冒頭に書いた通りですが、特に強調しておきたいのは、ここはよつ葉乳業を中心として酪農が盛んな土地であることが要因として大きいかと思います。<br /><br />牛乳は鮮度が命です。<br /><br />広い十勝平野の中央に位置するよつ葉乳業の工場に集められた生乳は低温殺菌の技術によって鮮度を保ったまま美味しい牛乳や生クリームなどの乳製品になります。<br /><br />帯広で食べるソフトクリームがどこのお店も美味しいのは、ひとつにはこのような理由があります。<br /><br />もちろん、ソフトクリームやアイスクリームを主力商品としている企業はよつ葉に頼らず独自の牧場を持ち、ジャージー種などの牛を輸入して、生乳作りから一貫して製品作りを行っています。<br /><br />そして、このあずきソフトクリームを食べてみてわかったのは、十勝小豆は中国産小豆などと比べて、非常に良質な風味があるということです。<br /><br />この小豆を使った和菓子が柳月などのスイーツ王国の基礎を支えたというわけです。<br /><br />がぜん、十勝小豆に興味が湧いてきました。<br /><br />次回は、この十勝産小豆を用いたスイーツの魅力に深く迫ってみたいと思います。<br /><br />「北のスイーツの聖地、帯広巡礼の旅、第一回〜帯広スイーツ戦争勃発!」終わり<br /><br />「北のスイーツの聖地、帯広巡礼の旅、第二回〜十勝小豆を使った絶品スイーツを探せ!」に続く

    帯広がなぜスイーツの聖地か。

    くどいようですが、今回の旅の間、この疑問にずっとこだわってきました。

    答えは冒頭に書いた通りですが、特に強調しておきたいのは、ここはよつ葉乳業を中心として酪農が盛んな土地であることが要因として大きいかと思います。

    牛乳は鮮度が命です。

    広い十勝平野の中央に位置するよつ葉乳業の工場に集められた生乳は低温殺菌の技術によって鮮度を保ったまま美味しい牛乳や生クリームなどの乳製品になります。

    帯広で食べるソフトクリームがどこのお店も美味しいのは、ひとつにはこのような理由があります。

    もちろん、ソフトクリームやアイスクリームを主力商品としている企業はよつ葉に頼らず独自の牧場を持ち、ジャージー種などの牛を輸入して、生乳作りから一貫して製品作りを行っています。

    そして、このあずきソフトクリームを食べてみてわかったのは、十勝小豆は中国産小豆などと比べて、非常に良質な風味があるということです。

    この小豆を使った和菓子が柳月などのスイーツ王国の基礎を支えたというわけです。

    がぜん、十勝小豆に興味が湧いてきました。

    次回は、この十勝産小豆を用いたスイーツの魅力に深く迫ってみたいと思います。

    「北のスイーツの聖地、帯広巡礼の旅、第一回〜帯広スイーツ戦争勃発!」終わり

    「北のスイーツの聖地、帯広巡礼の旅、第二回〜十勝小豆を使った絶品スイーツを探せ!」に続く

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  • けろ子さん 2016/04/11 21:21:27
    はじめまして
    私は帯広の出身で実家で小麦や甜菜、小豆などを作っているのでこんなにも帯広スイーツを褒めていただいてなんだか嬉しくなりました。
    私自身は、あまり甘い物が得意ではないんですが子供の頃から食べてきた帯広のお菓子は美味しいと思うし、お土産にもとても喜んで貰えます。
    たまたま新着記事で見て、嬉しくなってコメントしてしまいました。

    スイーツの求道者あきあ

    スイーツの求道者あきあさん からの返信 2016/04/14 16:19:35
    RE: はじめまして
    > 私は帯広の出身で実家で小麦や甜菜、小豆などを作っているのでこんなにも帯広スイーツを褒めていただいてなんだか嬉しくなりました。
    > 私自身は、あまり甘い物が得意ではないんですが子供の頃から食べてきた帯広のお菓子は美味しいと思うし、お土産にもとても喜んで貰えます。
    > たまたま新着記事で見て、嬉しくなってコメントしてしまいました。

    けろ子さん

    旅行記を読んでくださり、ありがとうございます。
    私は、日本全国、北は北海道から南は九州・沖縄まで旅をしています。
    見知らぬ街を歩きながら、心のどこかで、自分がこの先、ここに住んでみたい
    か?
    そう、自問自答を繰り返しています。
    終の棲家を探しているのだと思います。
    ほとんどはNoなのですが、帯広だけはYesなのです。
    大きな街で住むには便利。
    北海道でも、比較的雪が少ない。
    かと言って大都会すぎず、豊かな自然も十分に残している。
    バスの便がいい(私は運転免許を持っていないのです)。
    自転車が好きな私にとって、帯広は広い歩道に自転車レーンが十分にとってあるチヤリダーに優しい街です。
    真鍋庭園、紫竹ガーデン、足を延ばして十勝千年の森、ガーデン好きの私にはたまらない。
    モール泉が素晴らしい温泉天国。
    滋味豊かな十勝野菜。
    そして、極め付きのスイーツと美味しいパン。
    帯広の魅力は語りつくせません。
    こんな素敵な街が、けろ子さんのご実家なんて、うらやましい。
    しかも、小麦や甜菜、小豆などを作っておられる。
    私は農家の方は無条件に尊敬してしまいます。
    しかも、それが帯広スイーツの要ばかりとあらば、なおさらです。
    帯広巡礼旅のその2をいま書いています。
    引き続き読んでいただけたら幸いです。
    長々と失礼しました。

    あきあより

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