フィリピン最後の楽園エルニド(2) 島々を巡る　《フィリピン紀行(10)》

2014/12/24 - 2014/12/28

フィリピン最後の楽園と呼ばれるパラワン島北部のエルニド沖に浮かぶミニロック島での2日目です。
前日のコーディネーターとの打ち合わせで、午前にはスSnake Islandなどを巡るグループツアーを、午後には別の島(Dibuluan Island)にあるビーチクラブでのんびりするプランを予約しました。
透き通った海の中のいきものを見た感動が忘れられません。

《1日目》
13:50　Island Transvoyagerのプライベート空港にてチェックイン
15:35　Manila発
16:30　El Nido空港着
17:30　El Nido港到着
18:30　Minilock Island着
19:30　クリスマス・イブ・ディナー

★《2日目》
9:00　Island Hopping出発
    ・Snake Island→Cudugnon Cave
11:00　Dibuluan Beach Club
17:00　Miniloc着

《3日目》
6:00前　日の出を見る。
10:00　Entalula Beach Clubへ
14:00　Big Lagoon→Small Lagoonへ
16:30　Miniloc着

《4日目》
5:30　Sunrise Cruise
終日Miniiocで遊ぶ。

《5日目》
9:00　Big Lagoonへ
11:00　Miniloc着
15:00　Miniloc出航
15:35　El Nido港着
17:40　El Nido空港発
18:50　Manila着

エリア エルニド(フィリピン)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

パラワン島 Palawan 北部　エルニド El Nido

エルニドの島々


El Nido Resorts（日本語）
http://www.elnidoresorts.com/ja/

El Nido, Parawan 観光全般（英語）
http://www.elnidopalawan.com

夜が明けました


前夜に着いたときは真っ暗でわからなかったミニロック島の景色が浮かび上がってきました。

エル 二ド リゾーツ ミニロック アイランド ホテル

風は強いけれど、いいお天気です

テラス席での朝食は風が爽やかで気持ちいい

炭火と土鍋でビビンカ bibngka を焼いていました


フィリピンのパンケーキです。これがなかなか手間がかかるもので、もち米を砕いてから一晩ふやかして生地にします。作っているところを見たのは初めてでした。
焦げないようにバナナリーフの上に生地を流しています。

上から炭をのせて蒸し焼きにするんですね

焼きあがりました


ふわっふわです。塩卵とチーズが入っています。

いい朝です

朝のミニロック島のコテージの周り


どこまでも澄んだ水にそびえ立つ大理石の奇岩。縁に小さなコテージが並んでいます。

大きな屋根のような樹にクリスマスのイルミネーションが付いていました

フィリピンのクリスマス・リースが船着き場の門を飾っています

海辺のクリスマスツリー

カヤック遊びもいいな

船着き場はかなり潮がひいていました

船着き場からのミニロック・アイランド・リゾート全景


潮が満ちると一段高くなったコテージの前まで水がきました。
中央にカフェやバーがあるレセプション棟と、カヤックやダイビング用品を置くアクティビティ棟。左右にタイプの異なるコテージが広がっていて、私たちの部屋は一番右端の1階でした。

私たちが泊まったコテージ棟。潮が満ちるとテラスは海の上に浮かんでいるように見えます。

波止場でJackfishの餌付けが始まり、水面が真っ黒になるほど魚が集まってきました


Jackfishはアジ科の魚全般を指すようですが、普段考えるアジよりもずっと大きい50cmぐらいのナマズのように黒い魚でした。
周りで餌付けをしながらシュノーケリングを楽しむ人たちもいっぱいいます。
私たちも今日のツアーようにスノーケルを借りました。

船着き場の水の底には真っ青なヒトデが寝そべっていました。天然にこんな青色があるとは！
その名もアオヒトデ Blue Linckia Sea Star。

＜本日のアクティビティ＞

午前：Island Hopping （2時間）
・ビガン島 VIgan Island（別名 スネークアイランドSnake Island）〜パラワン本島のクドゥグノン洞窟 Cudugnon Cave

午後：Dibuluan Beach Club

9:00　出発！


昨日ミニロックまで乗ってきた船で行きます。足が広がっているので船着き場には就けずに沖に待機しています。小さなボートから乗り移って、さぁ出発。

海のあちこちに浮かぶ黒い大理石の奇岩島を見ながら楽しい船旅

ミニロック島の絶好シュノーケリング・ポイント


泳ぎが達者な人ならコテージから泳いで来れる近さで、後日ここでシュノーケリングをしようかと思いましたが、その日は波が高く、あまり泳ぎが得意でないため諦めました。

エルニド・リゾートの中でも高級なパンガルシアン島のコテージが見えました


人気のコテージでここに泊まりたかったのですが、クリスマス休暇であっという間に埋まっていました。

最初の目的地、ビガン島 Vigan Island、別名スネークアイランド Snake Islandが見えてきました


ミニロックから30分ほどです。

たくさんの船がすでに来ています


浜辺からかなり離れたところで停まりました。

ビガン島 ビーチ

小さなボートが迎えに来ないと思ったら、歩いて浜辺に上陸です。潮が引いて遠浅になっています。

遠浅のビーチがすばらしくきれいです

ちょうどスネークになりました


潮が引くとビーチが湾曲して蛇のように見えることからスネークアイランドの名を持つと聞きましたが、まさに蛇の背の砂浜で海水が分けられています。

丘を5分ほど登り頂上へ向かいました

途中の林の中で猿をみつけました

頂上から見下ろすスネークな浜辺

夢のような海の色

再び船に乗り、ざく切りにしたような岩を通り過ぎました

パラワン本島のクドゥグノン洞窟 Cudugnon Caveにやってきました

人が通れる程度に入り口を人工的に開けた洞窟です。中も狭いのかな？

クドゥグノン洞窟 洞穴・鍾乳洞

横たわり少しずつずれながら、やっと通り抜けます。ガイドさんがお手本を。

中の天井は高く、うっすら差し込む光が幻想的でした

洞窟内は意外と長く、隙間を伝って次の洞窟につながっていきます

岩の深い谷底でした

日本軍兵士がここで隠れたまま亡くなったことも多かったそうです。

暗い洞窟の中の白い石灰岩が印象的でした

Mickey Mouse Hole


ミッキーマウスに見えるから(笑)だそうです。

ミッキーマウスは意外と大きい

ここに潜んでいると、岩壁にいろんな形が浮かんで見えただろう

11:00　Dibuluan Beach Club


洞窟からそのままディブルアン島 Dibuluan Islandの浜辺にやってきました。ここでランチを食べ、夕方まで自由に遊ぶ予定です。

宿がなく浜辺にカフェがあるだけの島で、10名ほどのお客さんしかいません。静かで贅沢な気分です。

ディブルアン島 自然･景勝地

ベッドを置いた東屋が建てられていました

のんびり

借りてきたスノーケルを取り出して覗き込んでみると…うぁー??


ほとんどビーチ経験がないのでこれだけでもう感動的です。

こんなにきれいに見えますが、この時期は風が強く波が荒くなって海中は濁っているそう。フィリピンの12-2月は雨季明けで爽やかに晴れる日が多い春ですが、ベストシーズンと思いきや、パラワンでは3-4月の雨季前の夏真っ盛りが一番いいとここに来てから知りました。めちゃくちゃ暑いけれど風がなく、海の中は穏やかで、もっときれいに見えるそうです。

海の中の椎茸みたいだ


イシサンゴ Plate Coral

あっ、青い魚が隠れている！

オオシャコガイたち


ドレスのフリルみたいな色をしてる。シャコガイだから食べられるのだろうか？いや、食べたくない。

スパンコール付きだ！

かわいいなぁ

ひと泳ぎしてお腹が空いてきました

南国ランチ

名も知らぬ　遠き島より
流れ寄る　椰子の実一つ

午後にたっぷり昼寝をした後はカヤックに乗ってゆらゆら

潮が満ちてきて水の流れは速くなっているけれど、ずいぶん遠くまで海の底が見えます

そろそろ日が傾いてきた

お嬢さんがココナッツジュースをオーダーすると、ヤシの木に登り始めるスタッフさん

産直 生ジュース

そろそろミニロックに帰ろうか


17:00にミニロック島に戻りました。
全身が筋肉痛。ゆらゆらしていただけなのに。
サンセットクルーズに行こうかとも考えていましたが、夕食までゆっくり休もう。

今日の夕食はダイニングで

エル 二ド リゾーツ ミニロック アイランド ホテル

魚介類のグリル。好きなものを選んで焼いてもらいます。

うーん、いい匂いだぞー

豚の丸焼き レチョン は欠かせないようで…

魚介プレートにサンミゲル

食後にバーでラテを飲みながら、バンドライブを聴く

うまいなぁ

出会った魚や貝の名前が知りたくて、ギフトショップで図鑑を買いました


Snorkeler's Guide to Marine Life of the Philippines

by Lee Goldman
ISBN-13: 978-9710321346
http://www.amazon.com/Snorkelers-Guide-Marine-Life-Philippines/dp/971032134X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1459659347&sr=8-1&keywords=9789710321346

今日のタリサイ・メッセージはGood Night


Good day, Good Night。おやすみなさい。


フィリピン最後の楽園エルニド(3) シュノーケリング＆カヤック三昧　《フィリピン紀行(10)》
http://4travel.jp/travelogue/11118827
…につづく