【グアダラハラ・トラケパケ】WESTIN Guadarajaraとテキーラエクスプレス前の周辺観光

2016/03/24 - 2016/03/26

”Tequila Express”に乗るためにグアダラハラへ！

観光列車でグアダラハラから５０ｋｍ北西に位置する町テキーラを訪ね、テキーラの原料となるアガベの農園と、収穫したアガベが蒸留される工程を、農園所有の工場でテキーラを飲みながら見学するというメキシコらしい陽気な日帰りツアーです。

私は下戸なのでテキーラなんて強いお酒は飲めないのですが、主人がお酒好き好きなこともあり、大人向けの楽しそうな雰囲気に惹かれ1か月前に予約。まだローシーズンなこともあり土日祝日のみの運行でしたが人気列車のようで、1か月まえですでに残席は一桁台でした。

2006年にアガベ畑の景観と伝統的なテキーラ工房が世界遺産に登録されていることもあって乗車を楽しみにしていました。

でもその前にグアダラハ市内観光です。

エリア グアダラハラ(メキシコ)

WESTINはセントロから車で15分ほど離れたビジネスエリアに位置しており、市内観光には不向きです。私達はテキーラエクスプレスに乗る事がメインだったので駅近くのWESTINにしましたが、結局は市内観光もしたので頻繁にタクシーとuberを利用しました。
お隣はHiltonです。

廊下。比較的新しいのでハードは立派なのですが防音はダメダメです。

ツインルーム。
窓際のランプの電球が切れてました>_<

シンクは一つですが鏡も大きく広々しているので使いやすかったです。
ミネラルウォーターは4本置いてあり毎日補充してくれます。

くるっと後ろを向くとお風呂。
シャワーは固定式ですが大きなバスタブがあります。すぐにお湯もでるし水量も問題なし。

エアコンの効きも良いしクローゼットも広かったです。ベッドの寝心地も◎。

ただキャパシティの割にフロントの人数が足りてない(ｰ ｰ;)チェックアウト時は20分も立ったまま待たされました。あっと言う間にチェックアウトの行列ができてました。

部屋からの眺め。住宅地に面していました。ホテル周辺には期待しないほうがいいです。

二階にあるレストラン。グリル料理＆イタリアンです。
2回利用しましたがそれほど高くないし味も上品でなかなかでした。

ルームサービスのコンチネンタルブレックファースト。2日間とも朝食はルームサービスをとりましたが、注文して20分位で届くしフルーツは甘くて美味しかったです。二階のレストラン同様ジャムも小瓶で数種類出してくれます。

2泊して、WESTINグアダラハラはビジネスホテルをちょっと立派にした感じという感想です。

グアダラハラのセントロを観光します。観光と言ってもグアダラハラは見どころが少ないので1日もあれば十分です。

写真は歴史遺産の街並みを代表するソカロです。
有名なレストランLa Chataは大行列ができていました。

無料で見学できるハリスコ州庁舎（Palacio de Gobierno)。

メキシコ独立の父イルダゴ神父が奴隷解放宣言をした場所であり、先住民出身の大統領ベニート・ファレスが暗殺されかかった地でもあります。

入ってすぐ中央階段には壁画の巨匠オロスコが描いた『立ち上がる僧侶イルダゴ』がものすごい迫力で迫ってきます。

かなり大きな壁画で階段は写真撮影する人でいっぱい。

二階の会議堂にも、つながれてたチェーンを切断し奴隷が解放される様子を描いたオロスコ作の壁画があります。
閉会中は誰でも会議堂に入ることができます。

ソカロが大規模工事中、メキシコがセマナサンタという祝日のためカテドラル周辺は人でごった返しており、移動するのも一苦労でした。

やっとの思いでカテドラル内に入るとミサ中でした。

何かの儀式をしているようで、みんな前のめりで撮影していました。

教会内ってカメラ撮影が憚れるものですが、以前メキシコ人に尋ねてみたら、教会内でも撮っても大丈夫よ〜と言っていました(；´Д`A

グアダラハラは大都市ですが見どころは歩いて回れる範囲にほぼ集中しています。
ハリスコ州自体の治安はイマイチですが、グアダラハラの観光地周辺は悪くはないほうですので安心して歩けます。

ただし、日が落ちてからの人通りのない道には注意してください！

広場ではメキシコではあまり見ない野良猫ちゃんたちが食事中でしたo(^_^)o

メキシコに春を告げるハカランダが見頃でした。紫色の花で散るのも早くまるで日本の桜のようです。

1997年に世界遺産に登録された「オスピシオ・カバーニャス（Hospicio Cabanas）」は外せないということで3日目の午前中に見学しました。

料金は一人70ペソですが、私たちは居住ビザを持っているのでFMカードを提示すると一人45ペソになりました。メキシコの美術館や博物館ではメキシコ在住者と外国人では料金が違うことが多いです。
火曜日は無料デー。

オスピシオ・カバーニャスは現在は文化センターとして画廊やコンサートホール、礼拝堂として機能していますが、もともとは病院施設をもつ孤児院として1980年まで使われていました。

建物内は広くたくさんの部屋があり、たくさんの現代アートも展示されています。

ここでの見どころはなんといってもグアダラハラ出身の巨匠オロスコが描いた『スペインのメキシコ侵略』と総称される巨大な天井画＆壁画です。

おどろおどろしくてとても迫力があり、太陽の光が差し込んで幻想的でもあります。

ベンチがあるので、ここに寝転がって天井画を眺めます。
写真の方は座ってますが本当に横になってOKです（笑）

カフェも併設されています。

比較的きれいなトイレも多々あって観光地として整っています。

買い物をしに約8キロ離れたTlaquepaque(トラケパケ)という街へタクシーで移動します。
オスピシオカバーニャス前の広場からトラケパケ中心地まで100ペソでした。タクシーだと15〜20分ほどでつきます。

トラケパケはマリアッチ発祥の地！
多種多様な民芸品のお店が集まっていてショッピングの街として観光客に人気の古都です。ビーズ細工やオアハカバックやセルビン焼など、メキシコ全土の民芸品を購入することができます。

小腹が減ったのでレストランでナチョスを注文。2人では食べきれず；＿；
最近はすっかりこちらの食事に慣れて辛くないと物足りなくなってきました(ｰ ｰ;)

時間によってはマリアッチ楽団がお客さんのリクエストに応えてくれるそうです。

トラケパケで我が家は一時帰国用にたくさんお土産を購入しました。
サンミゲルデアジェンデ同様インテリア店も多いです。

グアダラハラから11キロ離れたところにあるトナラより街が洗練されている分価格は高めですが、買い物好きには楽しい場所ですよ！

トラケパケからタクシーでWESTINへ戻った際は20分ちょっとかかって140ペソでした。

グアダラハラからトラケパケへは路線バスもありますが、かなり遠回りで40分以上かかるそうなのでタクシーのほうが便利かと思います。