国立歴史民俗博物館（１１）

2016/02/12 - 2016/02/12

２０１６年２月１２日、佐倉にある歴史民俗博物館の続きです。世界は大航海時代で、日本もその影響を受けていました。当時の輸出品や輸入品を見ると少し日本側に不利な貿易ですね。金銀が輸出品で、人参や漢方が買う方ですね。螺鈿の箱なども輸出された様です。

エリア 佐倉・四街道(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

東アジアの貿易。

日本と東アジアの関係。

やはり、メインは朝鮮と中国ですね。

明皇帝勅書、足利義満が倭寇を捉えた事によるお礼状みたいな物でしょうか。紙に皇帝を示す竜の爪が３〜４本描かれています。

朝鮮では、倭寇にも官位を与えて、懐柔したらしい。

沖縄出土陶磁器破片。

明国から豊臣秀吉にあてた有名な文章。

現物があるのですねぇ。秀吉が怒って破ったかと思って居ました。

安土桃山時代の日本地図他。

ポルトガル国インド副王信書。キリスト教の保護について書かれているらしい。

暹羅船（タイの船）。１５世紀後半。ヨーロッパのガレオン船の影響を受けている。

寧波船図（唐船図巻）。１８世紀前半。

異国渡海朱印状（徳川家康が島津忠恒に与えた物。安南国との貿易を認めている）。朱印状は１回しか使えず、幕府に返納した様です。

オランダのスヒップ模型。１７世紀中旬頃。

京都の南蛮寺の扇絵。狩野永徳の弟、宗秀作。

地球儀。１６３２年マテアス作成。各国の地図を基に正確に作成されている。

マリア十五玄義図。１７世紀、信徒の信仰に使われていたと考えられている。

花樹草花蒔絵螺鈿洋櫃。メイドインジャパンです。見事な細工です。

藤秋草鳥蒔絵螺鈿箪笥。桃山時代の作。輸出品。

花鳥蒔絵螺抽出付平櫃。江戸時代初期。

花樹鹿虎蒔絵螺鈿洋櫃。桃山時代。

ロザリオ。

十字架。

メダイ？

当世具足。鉄板が多用されいる。

織田信長楽市令制札。岐阜城城下に立てられた物。

北条家楽市令制札。厚木市荻野に立てられた物。１６世紀。

織田信長楽市令制札。原本の写し。

織田信長楽市令制札（加納宛）。

池田元助楽市令制札（加納）。

世田谷のボロ市の始まりの北条家が出した楽市令掟札。

同じく世田谷の市への掟書。

織田信長楽市令掟書。

結構細かい。

安土城天守金箔瓦。

茶壺みよしの。

更紗、生糸など交易品。

続き。

貿易港であった堺と博多。

秀吉の刀狩り朱印状。

続き。

太閤尺検地。次は江戸期以降です。

江戸図屏風。

左から２番目の屏風。

その３。

その４。

これで終いです。明らかに洛中洛外屏風図に対抗している（笑）。

千代田城。

踏み絵。

板踏み絵。

江戸時代の貿易品。銀。

海産物。

鮫皮加工品。

生糸。

人参代往古銀。

漢方ですね。

朝鮮通信使。

絵巻物に描かれた通信使。

諸大名が朝鮮通信使を接待したのですね。お礼状。

朝鮮人参と人参代に使われた銀。市場に出回るのより質の良い銀が使われていたそうです。これで（１１）は終わります。