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 弘法大師空海。真言宗開祖。高野山金剛峰寺。<br /> 伝教大師最澄。天台宗開祖。比叡山延暦寺。<br /><br /> 中学の教科書にも出てくる平安仏教の双璧ですね。 ともに唐に渡ったいわばライバルですが、庶民派空海に対して最澄は朝廷の覚えもめでたいエリートだったと習いました。<br /> 空海は全国を旅して行く先々で救民活動をしたとのことで、各地に伝説が残っています。 一方、最澄は雲上人のように高座に鎮座していて、田舎回りなどはしなかったように思っていましたが・・・。<br /><br /> ところが、実は千葉県に、空海・最澄がともに足跡を残している田舎があるのだそうです!<br /> それは長生郡長南町。 世帯数3,200、人口8,500。 里山が広がる典型的な田舎です。

えっ! 最澄って、あの最澄? 《 千葉県・笠森観音 》

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2016/02/07 - 2016/02/07

4位(同エリア62件中)

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     弘法大師空海。真言宗開祖。高野山金剛峰寺。
     伝教大師最澄。天台宗開祖。比叡山延暦寺。

     中学の教科書にも出てくる平安仏教の双璧ですね。 ともに唐に渡ったいわばライバルですが、庶民派空海に対して最澄は朝廷の覚えもめでたいエリートだったと習いました。
     空海は全国を旅して行く先々で救民活動をしたとのことで、各地に伝説が残っています。 一方、最澄は雲上人のように高座に鎮座していて、田舎回りなどはしなかったように思っていましたが・・・。

     ところが、実は千葉県に、空海・最澄がともに足跡を残している田舎があるのだそうです!
     それは長生郡長南町。 世帯数3,200、人口8,500。 里山が広がる典型的な田舎です。

    同行者
    一人旅
    交通手段
    自家用車
    利用旅行会社
    個別手配
    旅行の満足度
    4.0
    観光
    4.0
    交通
    3.0

    PR

    • 【 笠森観音入口 】<br /><br /> それでは先ず、最澄ゆかりのお寺、笠森寺(通称笠森観音)に行ってみましょう。<br /> (この日は一応お参りのつもりで行ったのですが、帰ってから4トラベルで紹介したいと思い、それに必要な写真を撮るために2週間後にまた行きました。そのため2日分の写真が混じっています)<br /><br /> 圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の「茂原長南IC」を降りて国道409号線を市原方面に向かうと、約5kmで写真の看板がいやでも目に入ります。<br /> 右折しましょう。

      【 笠森観音入口 】

       それでは先ず、最澄ゆかりのお寺、笠森寺(通称笠森観音)に行ってみましょう。
       (この日は一応お参りのつもりで行ったのですが、帰ってから4トラベルで紹介したいと思い、それに必要な写真を撮るために2週間後にまた行きました。そのため2日分の写真が混じっています)

       圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の「茂原長南IC」を降りて国道409号線を市原方面に向かうと、約5kmで写真の看板がいやでも目に入ります。
       右折しましょう。

      笠森観音 寺・神社

    • 【 駐車場への道 】<br /><br /> 派手な看板につられて曲がったのに、拍子抜けするほど何もない道が続いています。<br /> でも心配しないで130mほど進んでください。

      【 駐車場への道 】

       派手な看板につられて曲がったのに、拍子抜けするほど何もない道が続いています。
       でも心配しないで130mほど進んでください。

    • 【 無料駐車場 】<br /><br /> はい、駐車場です。<br /> 無料です。「無料」というのは私の好きな言葉の一つです。 それだけでこのお寺が「良いお寺」のように思えてきます。

      【 無料駐車場 】

       はい、駐車場です。
       無料です。「無料」というのは私の好きな言葉の一つです。 それだけでこのお寺が「良いお寺」のように思えてきます。

    • 【 でも・・・ 】<br /><br /> うわっ! こんな所にも中〇語が。<br /> このお寺も爆買いを期待しているのかと、さっきの「良いお寺」という印象が吹き飛びました。

      【 でも・・・ 】

       うわっ! こんな所にも中〇語が。
       このお寺も爆買いを期待しているのかと、さっきの「良いお寺」という印象が吹き飛びました。

    • 【 案内板 】<br /><br /> 地図中央の「木レンガ広場」・・・ベンチがあるだけです。<br /> 「弁天谷池」・・・不透明な水にゴミが浮いているだけです。 池を巡る木道も途中から鉄パイプで閉鎖されています。<br /> 地図左上の「展望台」・・・無粋な鉄のやぐらです。 展望台より周りの木が高いので、何も見えません。<br /> 「天満宮平」・・・何もありません。ただの空き地です。<br /><br /> それらを巡りながら行く道もあるのですが、つまらないので、今回は女人坂と書かれた道を選びましょう。

      【 案内板 】

       地図中央の「木レンガ広場」・・・ベンチがあるだけです。
       「弁天谷池」・・・不透明な水にゴミが浮いているだけです。 池を巡る木道も途中から鉄パイプで閉鎖されています。
       地図左上の「展望台」・・・無粋な鉄のやぐらです。 展望台より周りの木が高いので、何も見えません。
       「天満宮平」・・・何もありません。ただの空き地です。

       それらを巡りながら行く道もあるのですが、つまらないので、今回は女人坂と書かれた道を選びましょう。

    • 【 女人坂 】<br /><br /> 駐車場の真向かいに、女人坂と呼ばれる参道があります。<br /> 100mちょっとの短い坂ですが、石段の段差がややきつく、各段の奥行が中途半端で歩きづらいです。 「女人坂」という名前に騙されたことを後悔します。<br /> もっとも、現実の世の「女人」はみな手ごわいものですが。

      【 女人坂 】

       駐車場の真向かいに、女人坂と呼ばれる参道があります。
       100mちょっとの短い坂ですが、石段の段差がややきつく、各段の奥行が中途半端で歩きづらいです。 「女人坂」という名前に騙されたことを後悔します。
       もっとも、現実の世の「女人」はみな手ごわいものですが。

    • 【 お地蔵様 】<br /><br /> 坂の手前にお地蔵様が。<br /> ここには何度も来ていますが、花が萎れているのを見たことがありません。 大切にされていることが分かります。

      【 お地蔵様 】

       坂の手前にお地蔵様が。
       ここには何度も来ていますが、花が萎れているのを見たことがありません。 大切にされていることが分かります。

    • 【 女人坂 】<br /><br /> こんな感じです。<br /> 手摺りは「東京築地芙蓉講」という団体が奉納したものだと石柱に書いてありました。<br /> 実感を込めて・・・ありがとうございます!<br /><br /> でかでかと名前を書いた灯篭や石柱などを奉納する会社や団体は多くありますが、手摺りという実用的なものにお金を使ってくれる所はそうないと思います。

      【 女人坂 】

       こんな感じです。
       手摺りは「東京築地芙蓉講」という団体が奉納したものだと石柱に書いてありました。
       実感を込めて・・・ありがとうございます!

       でかでかと名前を書いた灯篭や石柱などを奉納する会社や団体は多くありますが、手摺りという実用的なものにお金を使ってくれる所はそうないと思います。

    • 【 巡礼 】<br /><br /> 巡礼の方とすれ違いました。<br /> 「お早ようございます」と声を掛けると、「ご苦労様です」と返してくれました。 <br /> 私は物見遊山で来ているので気が引けて、お背中に向かって礼をしました。<br /> ここ笠森寺は「坂東三十三観音札所」の第三十一番札所ということで、よく巡礼姿の方を見かけます。

      【 巡礼 】

       巡礼の方とすれ違いました。
       「お早ようございます」と声を掛けると、「ご苦労様です」と返してくれました。 
       私は物見遊山で来ているので気が引けて、お背中に向かって礼をしました。
       ここ笠森寺は「坂東三十三観音札所」の第三十一番札所ということで、よく巡礼姿の方を見かけます。

    • 【 三本杉 】<br /><br /> 坂の左手に「三本杉」が見えてきました。<br /> 3本の杉が癒着したものなのか、地表近くの根からひこばえのように幹が立ったものなのか分かりません。<br /> 2本繋がったものはよく見かけますが、三本というのは珍しいのだとか。<br /> だから?

      【 三本杉 】

       坂の左手に「三本杉」が見えてきました。
       3本の杉が癒着したものなのか、地表近くの根からひこばえのように幹が立ったものなのか分かりません。
       2本繋がったものはよく見かけますが、三本というのは珍しいのだとか。
       だから?

    • 【 子授楠 】<br /><br /> 三本杉のすぐ先に観音様を背にした「子授楠」があります。<br /> 楠の幹に穴が開いており、それをくぐると子供を授かるということです。<br /> 「男性が先にくぐって、次に女性がくぐると効果がありますよ」とお坊さんが大真面目で説明していました。<br /> なんでも梨花さんというタレントがこの穴をくぐって子供を授かったそうです。<br /> 私は梨花さんという人を知らないのですが、何人もの参拝客がその話をしながら通り過ぎて行きましたから、この話は結構知られているんですね。

      【 子授楠 】

       三本杉のすぐ先に観音様を背にした「子授楠」があります。
       楠の幹に穴が開いており、それをくぐると子供を授かるということです。
       「男性が先にくぐって、次に女性がくぐると効果がありますよ」とお坊さんが大真面目で説明していました。
       なんでも梨花さんというタレントがこの穴をくぐって子供を授かったそうです。
       私は梨花さんという人を知らないのですが、何人もの参拝客がその話をしながら通り過ぎて行きましたから、この話は結構知られているんですね。

    • 【 穴を通して観音様を拝む 】<br /><br /> そのあと、見るからに品のない、子連れの若い母親たちが大騒ぎをしながらやって来ました。<br /> 大声で「穴」だ「観音様」だと言いながら、とてもここには書けない下品な話をして大笑い。<br /> あげくに「アタシはウチでダンナにくぐらせてるから授かるよ」などと子供の前も憚らず馬鹿を言い合っていて、順番待ちをしていた人たちが顔を見合わせてその場を離れるという有様でした。<br /> 日本はいったい、いつからこんな国になってしまったのでしょうか。

      【 穴を通して観音様を拝む 】

       そのあと、見るからに品のない、子連れの若い母親たちが大騒ぎをしながらやって来ました。
       大声で「穴」だ「観音様」だと言いながら、とてもここには書けない下品な話をして大笑い。
       あげくに「アタシはウチでダンナにくぐらせてるから授かるよ」などと子供の前も憚らず馬鹿を言い合っていて、順番待ちをしていた人たちが顔を見合わせてその場を離れるという有様でした。
       日本はいったい、いつからこんな国になってしまったのでしょうか。

    • 【 芭蕉句碑 】<br /><br /> 気を取り直して先へ進むと、すぐ右側の崖に芭蕉の句碑がありました。<br /> 天和年間(1681〜1683)に芭蕉がここに来て俳句を詠んだのだそうです。<br /> しかし、角度と距離のせいで、何と書いてあるのか読めません。

      【 芭蕉句碑 】

       気を取り直して先へ進むと、すぐ右側の崖に芭蕉の句碑がありました。
       天和年間(1681〜1683)に芭蕉がここに来て俳句を詠んだのだそうです。
       しかし、角度と距離のせいで、何と書いてあるのか読めません。

    • 【 芭蕉句碑 】<br /><br /> ズームアップしてみると、「芭蕉翁」という字が見えますが、あとはやっぱり見えません。<br /> そこで崖の下に立てられた木札を見ると、「五月雨に この笠森を さしもぐさ」と書かれています。<br /> 俳句の素養はゼロなので、この句の何がいいのか分かりません。 そこでネットで調べましたら、やはり教養のある人というのはいるもので、「五月雨に打たれて、笠森(笠)をさしている」という意味だとありました。 笠森という寺名と笠という言葉をかけ、さらにその笠をさすという言葉と「さしもぐさ(観音様の仏力を表す言葉)」をかけているのだと、句の面白さが説明されています。<br /> しかしながら、この句は芭蕉全集に載っていないこと、芭蕉の年表には芭蕉がここに来たという記録がないこと、さらに天和年間には芭蕉は火事に遭ったり甲斐に移り住んだりしていて、とても南総まで来る暇はなかったのではないか、という冷静な考察までされています。<br /> その道その道、すごい人がいるものですね。<br /><br /> 「 やきいもを くったら屁が出る クソも出る 」<br /> これは私が小学校のときに作って学級文集に載った俳句です。

      【 芭蕉句碑 】

       ズームアップしてみると、「芭蕉翁」という字が見えますが、あとはやっぱり見えません。
       そこで崖の下に立てられた木札を見ると、「五月雨に この笠森を さしもぐさ」と書かれています。
       俳句の素養はゼロなので、この句の何がいいのか分かりません。 そこでネットで調べましたら、やはり教養のある人というのはいるもので、「五月雨に打たれて、笠森(笠)をさしている」という意味だとありました。 笠森という寺名と笠という言葉をかけ、さらにその笠をさすという言葉と「さしもぐさ(観音様の仏力を表す言葉)」をかけているのだと、句の面白さが説明されています。
       しかしながら、この句は芭蕉全集に載っていないこと、芭蕉の年表には芭蕉がここに来たという記録がないこと、さらに天和年間には芭蕉は火事に遭ったり甲斐に移り住んだりしていて、とても南総まで来る暇はなかったのではないか、という冷静な考察までされています。
       その道その道、すごい人がいるものですね。

       「 やきいもを くったら屁が出る クソも出る 」
       これは私が小学校のときに作って学級文集に載った俳句です。

    • 【 二天門 】<br /><br /> 芭蕉句碑のすぐ先に風神・雷神を擁する二天門があります。<br /> このお寺、「笠森観音」で通っていますが、正式には「大悲山楠光院笠森寺(だいひざんなんこういんかさもりじ)」といい、天台宗の別格大本山だそうです。 北伝仏教のお寺ですから音読みで(りゅうしんじ)と読みそうなものですし、訓読みにするなら(かさもりでら)の方が自然だと思うのですが。<br /> そこでお坊さんに確認したら、ちょっと不機嫌そうに「かさもりじっ」と言われました。

      【 二天門 】

       芭蕉句碑のすぐ先に風神・雷神を擁する二天門があります。
       このお寺、「笠森観音」で通っていますが、正式には「大悲山楠光院笠森寺(だいひざんなんこういんかさもりじ)」といい、天台宗の別格大本山だそうです。 北伝仏教のお寺ですから音読みで(りゅうしんじ)と読みそうなものですし、訓読みにするなら(かさもりでら)の方が自然だと思うのですが。
       そこでお坊さんに確認したら、ちょっと不機嫌そうに「かさもりじっ」と言われました。

    • 【 風神様 】<br /><br /> 向かって右に風神様がおわします。<br /> この形相を見たら、邪心のある者は退散することでしょう。<br /> それにしても、天井の千社札、どうやって貼ったのでしょう? まさか風神様の頭に乗ってということはないでしょうが・・・。

      【 風神様 】

       向かって右に風神様がおわします。
       この形相を見たら、邪心のある者は退散することでしょう。
       それにしても、天井の千社札、どうやって貼ったのでしょう? まさか風神様の頭に乗ってということはないでしょうが・・・。

    • 【 雷神様 】<br /><br /> そして左には雷神様が。<br /> 子どものころ、カミナリ様にへそを取られるから「くわばら、くわばら」と言って蚊帳に逃げ込むように教えられたことを思い出します。<br /> その後、カミナリ様というのは雷神様のことで、その雷神様は菅原道真のことだと、高校の歴史の先生に教わりました。 さらに「くわばら」というのは道真の領地「桑原」のことだとも。<br /> 先生ってすごいな、とその時は思いました。<br /> 後年、自分がなってみて、会ったこともない人物や見たこともない事件について受け売りを喋っているだけの自分に気づきましたが。

      【 雷神様 】

       そして左には雷神様が。
       子どものころ、カミナリ様にへそを取られるから「くわばら、くわばら」と言って蚊帳に逃げ込むように教えられたことを思い出します。
       その後、カミナリ様というのは雷神様のことで、その雷神様は菅原道真のことだと、高校の歴史の先生に教わりました。 さらに「くわばら」というのは道真の領地「桑原」のことだとも。
       先生ってすごいな、とその時は思いました。
       後年、自分がなってみて、会ったこともない人物や見たこともない事件について受け売りを喋っているだけの自分に気づきましたが。

    • 【 奪衣婆像 】<br /><br /> 雷神様の裏には奪衣婆(だつえば)の像があります。<br /> 奪衣婆とは、三途の川で渡し賃の六文銭を持っていない死者の衣服をはぎ取って、その衣服の重さで極楽に行かせるか地獄に行かせるかを決めたお婆さんだというようなことを聞きました。<br /> 聞いたのは学生時代、聞いた場所は東京の靖国通りにあるなんとかいうお寺だったと思います。 いい加減な記憶なので、上の話も間違っているかも知れません。<br /> それにしても、渡し賃さえ無い貧しい死者の衣服をはぎ取るとは。<br /> 私の家の近くにも、そういうことをしそうなお婆さんがいて・・・いや、口が、いや筆が、いやキーボードを叩く指が滑りました。 くわばら、くわばら。

      【 奪衣婆像 】

       雷神様の裏には奪衣婆(だつえば)の像があります。
       奪衣婆とは、三途の川で渡し賃の六文銭を持っていない死者の衣服をはぎ取って、その衣服の重さで極楽に行かせるか地獄に行かせるかを決めたお婆さんだというようなことを聞きました。
       聞いたのは学生時代、聞いた場所は東京の靖国通りにあるなんとかいうお寺だったと思います。 いい加減な記憶なので、上の話も間違っているかも知れません。
       それにしても、渡し賃さえ無い貧しい死者の衣服をはぎ取るとは。
       私の家の近くにも、そういうことをしそうなお婆さんがいて・・・いや、口が、いや筆が、いやキーボードを叩く指が滑りました。 くわばら、くわばら。

    • 【 閻魔大王像 】<br /><br /> そしてご存じ閻魔大王。<br /> どうもこのお寺、お参りするには相当の覚悟をもって行かないといけないようです。<br /> 後ろめたいことのある人は気をつけた方が・・・。つまり私のことですが。

      【 閻魔大王像 】

       そしてご存じ閻魔大王。
       どうもこのお寺、お参りするには相当の覚悟をもって行かないといけないようです。
       後ろめたいことのある人は気をつけた方が・・・。つまり私のことですが。

    • 【 観音堂 】(国指定重要文化財)<br /><br /> さあ、お目当ての観音堂です。<br /> 清水寺などに見る「懸け造り」という建築様式ですが、お堂の四面すべてが懸け造りになっている、つまり「四方懸造(しほうかけづくり)」と呼ばれる建築は日本でここだけなのだそうです。<br /> 1028年に後一条天皇の勅願で建立されたものの、その後焼失し、現在の建物は文禄年間に再建されたものだということですが、それにしてもゆうに400年以上経っているわけです。<br /> 長さの違う61本の柱で支えられた危なっかしい建物がよくもそれだけの風雪に耐えたものだと、すなおに感動します。

      【 観音堂 】(国指定重要文化財)

       さあ、お目当ての観音堂です。
       清水寺などに見る「懸け造り」という建築様式ですが、お堂の四面すべてが懸け造りになっている、つまり「四方懸造(しほうかけづくり)」と呼ばれる建築は日本でここだけなのだそうです。
       1028年に後一条天皇の勅願で建立されたものの、その後焼失し、現在の建物は文禄年間に再建されたものだということですが、それにしてもゆうに400年以上経っているわけです。
       長さの違う61本の柱で支えられた危なっかしい建物がよくもそれだけの風雪に耐えたものだと、すなおに感動します。

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      • by はにぃp8 さん 2016/06/25 10:24:06
        「坂東三十三観音札所」の第三十一番札所
        ねんきん老人様

        こんにちははにぃp8です。
        先日はコメントありがとうございました。
        遅ればせながら笠森観音の旅行記拝見させていただきました。

        フォートラベルで仲良くさせていただいてるトラベラーさんが
        「坂東三十三観音札所」の巡礼をされていて
        千葉の巡礼地が交通の便が悪くて困っているという話を聞いたのですが
        こちらの笠森観音のことかな?と
        旅行記を拝見しいて思いました。

        観音までのルートは車での紹介でしたが
        バスなどは本数がすくなそうですよね。

        観音堂の作りの素晴らしさは
        ちょっと目を引く存在感。
        見晴らしはあまり無いとの内容でしたが
        そこに至るまでのお堂の作りは一見の価値がありそうですね。

        女人坂を選択して
        三本杉 子授楠と見て歩くか
        男坂からゆるーくお参りするか
        結構悩みそうです。
        そして 黒招き猫は外せないような・・
        両手あげてるセット買いが 私には必須です。

        熊野神社とかいて ゆやじんじゃ
        名水が飲めるのはさらに有難い。
        笠森寺から10Km。近いのか遠いのかビミョー。

        最寄駅から少し行くと今話題のみすみ鉄道があるのですね。
        きいろいあの電車と笠森寺を組み合わせて
        素敵な旅ができそうな・・・
        笠森寺ちょっと行ってみたくなりました。

        はにぃp8

        ねんきん老人

        by ねんきん老人 さん 2016/06/26 10:24:45
        RE: 「坂東三十三観音札所」の第三十一番札所
        はにぃp8様、お早うございます。
         笠森観音の記事をご覧くださり、投票もしてくださって、ありがとうございました。
        >
        > フォートラベルで仲良くさせていただいてるトラベラーさんが
        > 「坂東三十三観音札所」の巡礼をされていて
        > 千葉の巡礼地が交通の便が悪くて困っているという話を聞いたのですが
        > こちらの笠森観音のことかな?と
        > 旅行記を拝見しいて思いました。

         まさにその通りだと思います。
         バスで行く方も結構いらっしゃいますが、その場合には笠森観音だけに予定をしぼらないと、日程的に無理だと思います。
         熊野神社、いすみ鉄道は別の機会にということで。

         でも一度は行ってみる価値があると思いますので、是非おでかけになり、「黒塗り招き猫」を購入され、この世の幸せを全部手に入れてください。

         これからもよろしくお願いいたします。

        ねんきん老人
      • by OKW さん 2016/06/21 20:57:41
        興味深く拝見しました。
        ねんきん老人さん こんにちは

        笹森観音良いですね!是非行きたい寺院ですが、車がないと難しそうですね?

        また、いつも私の旅行記を閲覧して投票頂きありがとうございます。

        OKWより

        ねんきん老人

        by ねんきん老人 さん 2016/06/22 09:16:05
        書き込み、ありがとうございました。
        OKWさん、お早うございます。

         小生の駄文にお付き合いくださり、その上書き込みまでしてくださって、ありがとうございました。
         確かに笠森観音は車がないと不便です。バスで来ている人もいるにはいますが、本数も少ないので、それなりに覚悟が必要です。

         OKWさんの旅行記は沢山あるので、読み落とすともったいないと思い、古いものから順に一つずつ拝読しています。
         いつも感服するのは、要点をピシッと捉えた簡潔な説明文です。だらだらと長く書くのは誰にでもできますが、短い文章で意を伝えるのはとても難しく、私には真似できません。
         小学校のときの作文で、先生から「何を言いたいんだか、さっぱり分からない」と言われたことは、今でもトラウマとして残っており、数ある劣等感の一つになっています。

         これからもOKWさんの写真と文章を楽しませていただきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

        ねんきん老人
      • by まむーと さん 2016/05/14 11:01:41
        奥が深くて面白かったです。
        ねんきん先生、こんにちは!
        (老人と言うのはやはり気がひけます)

        4トラは、旅行の予習と旅行の疑似体験が出来るので、テレビを見ずに4トラを見ています。
        ねんきん先生の旅行記は、その場の雰囲気が伝わって来てその場にいているようです。
        見事な外階段があるお寺に下品な母親達。
        そんな話をあけっぴろげに喋りつつ、参拝するギャップが面白いです。

        「 やきいもを くったら屁が出る クソも出る 」の句。
        茶化しているようで、またそれは生きる上では一番大切な事。
        生きるってまさにそれ。
        流石、ねんきん先生の子ども時代ですね。

        招き猫
        ビビっと来た猫ちゃんを買いたいと思っています。
        GWで行った愛知県常滑市が生産地だと看板で見ました。
        私も、早く招き猫ちゃんの購入の縁がきますようにと思いました。

        200円の拝観料は安いです。
        法隆寺の高い事!
        子どもにも容赦しない価格。
        お寺の拝観料は5人家族には恐いです。。。

        ねんきん老人

        by ねんきん老人 さん 2016/05/14 13:15:06
        えーっ、それはないでしょ!
        まむーとさん、こんにちは!

         同じ県内にある親しみというだけで、他県の方にはどうということもないお寺の記事を書いたのに、丁寧に読んでくださり、さらに投票・書き込みまでしていただいて、身の縮む思いです。

         招き猫、常滑産ですか!?
         どこで作っているのかなど、まったく考えませんでした。何度も行っているお寺で、これを買わずして笠森寺を語るなというくらいに言われている猫ですから、無意識のうちにお寺の関係筋にある職人さんが作っているような錯覚をしていました。
         それが縁もゆかりもない愛知県の職人さんが注文数を焼いて、これまた縁もゆかりもない運転手さんが他の積荷と一緒にトラックで運んでいるのだと知って、「それはないでしょ!」という気分です。
         それにしてもあのお寺の土産物屋の熱い売り口上は何なのでしょう?
         私は、あの売り子さん(おじさんですが)は自分も買わずに帰るなどということはできず、家中黒猫だらけになっているだろうと思っていたのですが。

         まあ、嫌味はそのくらいにして、「笠森寺の招き猫は常滑焼だよ」というネタはこれからいろんな所で使えると思います。
         来週旅行会社の人と飲むことになっていますので、そこで披露してビールの追加ぐらい向こうに持たせてやろうかと、今から楽しみです。
         ありがとうございました。


        > 200円の拝観料は安いです。
        > 法隆寺の高い事!
        > 子どもにも容赦しない価格。
        > お寺の拝観料は5人家族には恐いです。。。

         まったく同感です。私も子供3人を連れてあちこちの神社仏閣を拝観しましたが、何の興味ももたずに境内の砂利を蹴って遊んでいる子供たちに、「いくら払ったと思ってるんだ!」と言いたい気分でした。
         拝観料ばかりか駐車料金まで取る寺社には、「デパートだって買い物をした客の駐車はタダなのに」と腹立たしい思いをしています。

         と、長くなりましたが、神仏の罰が当たるかも知れませんので、この辺でやめておきます。
         重ねて、ありがとうございました。

        ねんきん老人(老人であることは、ショーウインドウに映った自分の姿からはっきりと思い知らされています)

        まむーと

        by まむーと さん 2016/05/14 15:09:33
        笠森寺の裏で焼いてるかもですよ。
        >  招き猫、常滑産

        常滑市が生産1位らしいですが、常滑が100%ではないですよ。
        常滑の招き猫は、小判を持っているのが特徴だとか。
        (注文によるでしょうが)
        ご利益がある御守りも、何円の世界の内職だろうし、ありがたい品も現実的なもんです。
        で、最後に神社やお寺で息を吹き込んで仕上がりなので、やはりそのお寺のありがたい品です。

        > ねんきん老人(老人であることは、ショーウインドウに映った自分の姿からはっきりと思い知らされています)

        えー!
        それなら私もおばさんです。

        ねんきん老人

        by ねんきん老人 さん 2016/05/14 18:54:03
        ま、そんなもんか・・・と半分納得です。
        まむーとさん、慰めていただき、ありがとうございます。

         今日の午後は専らネットで招き猫と常滑焼の勉強をしていました。
         常滑の招き猫が有名なのは浅学の私も聞いていたところですが、有名どころか、シェアはダントツとのこと。それ以外にも産地はあるものの、常滑の人気に対抗できず、「常滑系」などという言葉を冠して売っているようですね。
         でも、いかに常滑でも、作品はあくまでも工作物で、魂を吹き込むのはそれぞれの寺社なのだというまむーとさんのご指摘には納得です。
         私の知人に仏像を彫る人がいますが、作業を見ると、寝かせた木を押さえるのに足で踏んづけたりしています。自分はあくまでも「形」を作っているだけで、最後にお寺で開眼供養をしてもらって、はじめて仏像になるのだと言っていました。

         話は違いますが、オーストラリアの土産物屋で売っているコアラの縫いぐるみは殆どがmade in Chinaですね。ハワイのムームーやアロハシャツもそうだと聞きました。
         でも、それらはオーストラリアやハワイでしか買えないということで、産地の中国でも勿論売っていないということですから、お土産、名物が必ずしも現地産でなくても、割り切って買えばいいお土産になるのは確かだと思います。

         また笠森観音に行ったら、その辺を理解した上で売り手の口上を楽しむことにします。
         まむーとさんのお蔭で、新しい視点を得ることができました。ありがとうございました。

        ねんきん老人

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