2016/02/28 - 2016/02/28
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koumeさん
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京都市の南、ちょうど京都市と奈良市の中間点にある城陽市。
そんな立地にあったため、すでに平安時代には木津川水運の中継地として官制の旅館にあたる宿駅が置かれ、都に近い荘園地帯としても発展していたという歴史があります。
現在の城陽市は住宅地や工場が点在する人口8万人ほどの地方都市となっていますが、少し街なかを出ると近郊野菜の生産が盛んに行われる田園風景が広がっています。
そして高品質のお茶と府内随一の梅の産地としても知られ、青谷地域ではいたるところに生産用の梅林を見ることができます。ちょうど梅が花を咲かせるこの時期、青谷で催される梅まつりに出かけてきました。
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JR奈良線山城青谷駅。
京都駅から40分ほどの道程です。 -
青谷に山城という旧令制国名がつけられた駅名。
こういう場合は大抵「青谷」という駅がほかにあるものですが、やはり鳥取県に「青谷駅」がありました。 -
青谷の梅は生産用に育てられているので、観賞用の梅に比べれば、収穫しやすいように低い木ばかりです。
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そしてほとんどの梅は白梅でした。
実を採る品種の梅って白い花を咲かせるのかな。 -
梅の産地ですので集落の周辺ではあちこちで花を咲かせ始めた梅を見ることができるのですが、取りあえず幟旗を頼りに梅まつりの会場に向かいます。
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竹林を抜けると近郊野菜を育てる畑が広がっていました。
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黄色い菜の花を従えて立つ畑のなかの一本の紅梅。畑の主のおしゃれ心が感じられました。
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やがて梅まつりの会場の梅畑?に到着。
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梅まつりは2/27(土)から3/21(月・祝)まで開催されます。
この日は開催2日目。まだ花の咲き具合はこんなものでしたが、これからまだまだ見頃は続きそうです。 -
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人出もそこそこありましたが、梅の花が満開の頃はこの会場も混雑するでしょうね。
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梅の花枝も販売されていました。
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地元の特産品やうどん、カレーといった軽食の販売も行われていて、咲き始めた木の周りにシートを敷いてお花見を楽しむ方々もたくさんいらっしゃいました。
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しばし会場で花見を楽しんで、来る時とは違う道を通って駅方向に向かいました。
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梅まつりの会場を離れても梅はあちこちで見ることができます。
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実の収穫時の機動性を重視したレイアウトで整然と並ぶ背の低い梅の木々。
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幟旗を頼りに梅の里を巡りながら駅方向に向かいます。
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集落の中にあった神社。境内は梅を目当てに歩く人たちの休憩所となっており、地元の方々による地域の特産品の販売が行われていました。
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神社の背後の丘に町を展望できる場所があるということで急な坂を上ってきました。
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城州白。梅の品種名でしょうか。
青谷のある城陽市の城の字が使われていることから地域オリジナルの品種かも知れません。 -
展望場所にあった梅の木々。
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よく見ると地面にはあちこちに小さな花が咲いていました。
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展望場所にはこんな看板も。
う、梅ぼしのうた〜? -
梅干しの立場に立つとめっちゃ自虐的な歌詞。
作者は人ですから、梅の身の上を慮って作詞された訳で、逆に考えればそれだけ梅干しが日本人の食文化の中で頼りにされ、愛されていたのでしょうね。
明治時代の小学唱歌。子どもたちが口ずさんでいたんだ〜。そして運動会に日の丸弁当(今はこんな言葉使われませんかね?)を持って運動会に出かけたんンだ。他のおかずは何かな? -
展望場所から見た城陽市の眺め。
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青谷という地名は、青い山々に囲まれた谷からつけられたのではないでしょうか。
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こちらで生まれ育った皆さんにとっては、なつかしい故郷の光景かもしれません。
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そしてこの梅が咲き誇る風景は、自慢の故郷の風景。
(駅前でいただいたリーフレットの写真を抜粋) -
梅の木が溢れる集落を抜け駅に向かいました。
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この梅が咲き誇る3月には青谷の里も花見客で溢れることでしょう。
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