桐のかほり咲楽で河津桜　２日目＜最終日＞

2016/02/26 - 2016/02/27

花見旅行2日目は河津と下田

＜河津＞
1日目に桜は満喫したので2日目は軽く流せばいいと思っていたが、ホテルの女将さんから温泉会館より上流が満開だと教えてもらいそっちに回って大成功だった。


＜下田＞
下田には期待していたが見事に裏切られた。
歴史と文化のあるロマンチックな街だと思っていたが、単なる寂れた田舎町だった。
こんなことなら河津でゆっくりするか修善寺あたりを散策する方がましだった。


＜下田→長泉沼津IC＞
下田で時間をつぶして夜遅くに帰る予定だったが、下田には何もないので渋滞覚悟で16時半過ぎに帰路についた。
湯ヶ島辺りからノロノロ運転になったが、恐れていた大渋滞にもならず新東名に乗ることができた。

エリア 河津温泉郷・今井浜(静岡)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

☆咲楽＜空の花＞

今日もいい天気
花見日和

今井浜温泉 桐のかほり 咲楽 宿・ホテル

☆咲楽＜空の花＞

マダムとお嬢が内湯で朝ぶろ

☆咲楽＜湯楽＞

Ｒは湯楽
湯船は大きいが残念ながら景色がない。

2日目　2月27日（土）　朝

【咲楽＜馬酔木 [あせび] ＞】

朝食は1階の馬酔木

8時半と9時の2択の内9時でお願いしてた。
8時50分に降りて行ったら既に準備は整っていた。

【咲楽＜馬酔木＞】

昨夜の石楠花とは趣が違う。
馬酔木（あせび）、石楠花（しゃくなげ）の他に、山法師（やまほうし）、石蕗（つわぶき）、百日紅（さるすべり）と難しい名前がついた部屋がある。
残りの３部屋も見たかった。

【咲楽＜馬酔木＞：サラダ、茶わん蒸し、小鉢】

昨日の料理もそうだったが、家庭でも作れるようなものでもさすがに一味違う。
プロの仕事

【咲楽＜馬酔木＞：味噌汁】

昨日の海老を使った味噌汁
海老の出汁がきいて凄く美味しい。

【咲楽＜馬酔木＞：湯豆腐】

朝から食べ過ぎ
椎茸が美味しかった。

【咲楽＜馬酔木＞：えぼ鯛】

唯一の残念はこれ。
個人的にはアジが食べたかった。

【咲楽＜馬酔木＞：フルーツ、ヨーグルト、コーヒー】

写真で見るとそれほど食べていないが、この段階でお腹は苦しかった。
マダム曰く、昨日食べた分が消化しきれていないから。

☆咲楽＜空の花＞

チェックアウトの後も下の駐車場を使わせてくれるので電車で河津に移動することも可能。

河津の町は駐車場が不足しているし渋滞が酷いらしいので最初はそのつもりだったが、女将さんから上流が満開と教えてもらい車で移動することにした。

○国道135号線

朝食を食べ終えた9時半頃はスイスイ流れていたのに、10時前にはノロノロになってしまった。
ノロノロだが動いているので何とかなるだろうと思うしかない。

○涅槃堂近く

河津の町も渋滞していたが、役場への三叉路を過ぎたら走り出した。
なんとか涅槃堂手前で駐車場を確保。
最後の1台だった。

下流の駐車場はどこも満車だったので、下流目的だったらたいへんなことになるとこだった。

○かわずいでゆ橋

女将さんのいうとおりで昨日より花がきれい。

昨夜、車でこの橋を走った時に橋の上から桜を見ていた人がいた。
踊り子温泉会館の屋根も見えている。

河津桜 花見

○かわずいでゆ橋

橋から更に上流もピンクに染まっている。

≪生産者直売所＠かわずいでゆ橋〜峰小橋、河津川南岸≫

土手の下にみかんの直売所がある。
見ていたら次から次に売れている。

≪生産者直売所：甘夏5個入り100円、ニューサマーオレンジ5個入り100円≫

どれでも100円。嘘のように安い。
甘夏とニューサマーオレンジ（日向夏）を1袋づつ買った。
帰って食べたら、どちらも美味しかった。もっと買うべきだった。

○かわずいでゆ橋〜峰小橋、河津川南岸

峰小橋までは行かず途中でＵターンしたが、見事な桜だった。

女将さんと話していなかったら、ここまで来ていなかった。
女将さんのおかげです。

○踊り子温泉会館〜かわずいでゆ橋、河津川南岸

かわずいでゆ橋の南岸を下ると昨夜来た夜桜峰会場になるが、昨夜より開花が進んでいる気がする。

○新町の大ソテツ

峰大墳湯公園に行く途中に寄ったが、全くのハズレだった。
面白くもおかしくもない。

○峰大墳湯公園

1時間に1回温泉が噴き上げるらしく、11時3分に調度いい。
誰も来ていないのかと思ったら、結構な人出で驚いた。

峰温泉大噴湯公園 公園・植物園

○峰大墳湯公園

上から見る人がたくさんいたので、つい釣られて登ってみた。
さっきまでは風上だったのに、風が舞っていて風下になってしまった。

○峰大墳湯公園

11時30分ジャスト
墳湯が始まった時は運悪く風下になってしまって、少し濡れてしまった。

温泉の湯なので濡れても害はないと墳湯前に説明があったが、マダムとお嬢は逃げ回っていた。

○峰大墳湯公園

久しぶりに虹を見ることができた。
写っていないと思ったが、ちゃんと写っていた。

○峰大墳湯公園

足湯もあって、運よく席があいたので浸かってみた。
初めての足湯体験。

○峰大墳湯公園

Ｒの場所は温泉が出ている口のすぐ側だったので結構熱かった。
2・3分に一度足を上げないと我慢できないぐらい。

足を拭くタオルを用意していなかったのでハンカチで足を拭くはめになった。
初めての足湯体験なので仕方がない。

【売店＠峰大墳湯公園：温泉玉子2個 150円】

昔箱根の大涌谷で温泉玉子を食べたことがあった。
大涌谷の温泉玉子は真っ黒だったが、ここの玉子は白い。

硫黄の関係だろうか？

○踊り子温泉会館?かわずいでゆ橋、河津川南岸

11時頃と比べるとますます綺麗になっている。
先に通った時から1間30分ぐらいしか経っていないが、花が大きくなっている。

○かわずいでゆ橋?峰小橋、河津川北岸

この辺りの桜も2時間前より綺麗になっている。
決して目の錯覚でない。

○伊豆ばら園

入口にご自由にと書いてあったので入れてもらったが、どこにも薔薇はなかった。
いくらハウスでも冬には咲かないのだろう。

○涅槃堂

涅槃像は東南アジアでよく見聞きするが、日本ではマイナーな存在。
後付けの知識だが、涅槃像は全国に34例しかないらしい。ていうか34例もあるのか。

仏像に興味はないので、外からチラ見した。

涅槃堂 名所・史跡

○桜見晴らし台

涅槃堂の裏山に簡単な遊歩道が設えてある。
河津川を見下ろすのに調度いい裏山で涅槃堂の一部と思っていた。

ネットで調べたところ、沢田地区の人たちがミカン畑を１年がかりで整備して今月オープンしたばかりだった。

○桜見晴らし台

海抜約45メートル。
河津川の桜並木が一望できる。

○館橋〜荒倉橋、河津川北岸

車で下流に移動
上流とは人出が全然違う。

第34回河津桜まつり 祭り・イベント

○館橋〜荒倉橋、河津川北岸

どの饅頭も同じようなものと思っているでしょうが、店が違えば饅頭の味も違います。
どうぞ味見していって下さいと饅頭屋のお姉さんが叫んでいた。

○館橋〜荒倉橋、河津川北岸

店の賑わいが昨日とは全く違う。
道行く人の目線も店を向いている。
これじゃあ桜を見に来たのか、店を見に来たのかよくわからない。

≪ドライフルーツ屋＠館橋〜笹原公園、河津川北岸≫

ドライフルーツ屋があって、結構売れていた。
人が買っていたら、気になるのが人情ってもの

≪ドライフルーツ屋：いちじく 1,000円×2袋、桃 1,000円×2袋、巨峰 1,000円×1袋≫

最初いちじくを買ったら袋いっぱい入れてくれたものだから、気を良くして桃や巨峰も買っておこうってことになった。

毎年買いにくる人もいる人気店らしい。

≪ドライフルーツ屋：合計 5,000円≫

生産者のような雰囲気を出していたが、接客はわりと手馴れていた。
農家なのか、ドライフルーツの製造者なのか、販売業者なのか。
実際のところは不明だが、売っている商品は安い。

○了仙寺

河津の次は下田に移動。
まっぷる伊豆16−17を見ていたらペリーロードを歩いてみたいと思った。

ペリーロードと言えば了仙寺でしょう。

了仙寺 寺・神社・教会

○ペリーロード

ところが、これがとんだ食わせ物。

かろうじて情緒らしきものは少しだけあったが、あとは何もない。
歩いている人もいない。

ペリーロード 名所・史跡

○ペリーロード

小奇麗なアジアン雑貨屋が１軒、カフェが2・3軒あっただけ。
残りは営業している感じはしない。

チェンマイで20バーツで買ったモン族のポーチがアジアン雑貨屋の500円特売コーナーに置いてあって大笑いした。

風待工房（骨董屋＆カフェ）は入りつらい空気が漂っていた。
下田日待（雑貨）に至っては御用の方は電話しての張り紙が貼ってある始末。もちろん電話までする根性はない。

まっぷるのライターは本当に自分の足で取材したのだろうか？

○旧澤村邸

ここはまっぷるには載っていなかったが、無料なので寄ってみた。
戦前に下田町長だった長者のお屋敷
澤村家より市に寄贈されたと書いてあった。

旧澤村邸 名所・史跡

○大横町通り

ペリーロードは諦めて大横町通りに来てみたが状況は変わらない。
なまこ壁の建物が並んでいる古い町並みと勝手に思っていた。
なまこ壁は一部に残っているだけだった。

まっぷるには足湯と手湯が点在と書いてあったが、湯の出ていない手湯があっただけ。

≪日新堂≫

三島由紀夫のマドレーヌ、買っとくべきだったかな？

日新堂菓子店 グルメ・レストラン

≪道の駅 開国下田みなと≫

他の道の駅を知らないが、スタイリッシュな外観に驚いた。
外観はおしゃれだが、中はそうでもない。

道の駅 開国下田みなと 道の駅

≪まるごと下田館＠道の駅 開国下田みなと≫

栗原はるみおすすめの山田鰹節店のかつお節が置いてあったのでお買い上げ

≪伊豆漁協直売所＠道の駅 開国下田みなと≫

農協の直売所が16時まで、漁協の直売所が16時半までと閉店時間がやけに早い。
ひものでもと思ったが品揃えがよくない。

後で知ったが、かねさんという干物専門店が敷地内にあったようだ。