久しぶりの女子旅ーベトナム・フエ

2016/02/01 - 2016/02/03

「６月ごろ台湾にマンゴー食べに行こうと思うけど、いかが？」
暮れも押し迫ったころ、いつもの旅仲間S子さんに声をかけました。
「ウーン。台湾よりベトナムに行きたいな」ということで一気に盛り上がったベトナムへの女子旅です。11月〜3月が乾季ということでじゃあ急いで決めないと。４人が名乗りを上げました。
女子だけなので、ツアーにしましょうと検索しました。ベトナム経験者の好みを主張して、ホイアンは外せません。ホーチミン、ホイアンのツアーはなかなか見つからず、情報収集したら、出てきました。
「ダナン直行便で、ダナン、フエ、ホイアン泊、全行程観光、３食付で３９，８００円」航空代金にも満たない価格に大乗り気です。しかし、これまで気ままな旅をしてきたババ連ですので、３日間フルで歩き回るのに不安を覚えます。「じゃあ、延泊して最後の日はゆっくりしましょう」延泊代８，０００円をプラスして、サーチャージ等を含めて５２，０００円。
年末慌ただしく予約を入れ、ホーチミンは立ち寄りませんが、２/１〜５のベトナム旅行が成立しました。

エリア フエ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

2／1 成田発 15:25ーーダナン着19:50 ベトナム航空
３８名の大所帯です。
ダナン空港に着くと、ゲート前でガイドのジョンさんが、グループごとに名前を確認します。大所帯ですので、大変です。ホテルに着くと大急ぎで食堂で夕食にありつきます。随分前から準備してあったと思われる冷めた食事でお腹を満たし、就寝。
明けて2／２。
フエに向かって出発。
街はテトに向けての準備でお正月気分満開です。
２０１６年のテトは２/８が元旦だそうで、６日からテト休みに入るそうです。
まさに年末というところに遭遇したわけです。

ホテルのロビーの一隅にお供え物。
これもお正月が近いからでしょうか？

バンブー グリーン セントラル ホテル ホテル

ホテル前に集合してさあフエに向かって出発。
その時店先でで見つけた「ヤシの実」
もうすぐ出発だけど・・・。
いっちゃう？
好奇心いっぱいのババは決断が速い。
「一つ下さいな｝
気のいいおばさんが、さっそく切り分けてくれました

４人で回し飲みです。
ちょっと青臭いけど、のどを潤すのにぴったりのココナッツジュースです。
「果肉（？）もおいしいよ」と内側にくっついている白いココナツをつつくためスプーンを貸してくれました。
ツルツル、プリプリして美味しかったです。ｊ
ごちそう様でした。

３８人の大所帯ですが定刻にフエに向けて出発です。
海岸沿いの道をドライブ中、牛の行列が横切ります。
今のところ、ダナンはお天気は上々ですが、これから向かうフエは雨模様です。
大きな誤算がありました。
11〜３月が乾季なのは、ホーチミンのある南部だったのです。
フエ、ホイアンは中部なので、乾季ではなかったのでした。
地図が読めないoneonekukikoです。

牛の軍団は、バスを尻目に悠々と横断です。
道路を渡って、海沿いへ移動です。

海沿いのドライブを楽しんで、トンネルを抜けるとフエが近づきます。
途中のおみやげ屋さんで、４人で色違いのベストや小物をを購入。
早速お買い物パワー満開です。
女子旅ですから。
夫との二人旅だった２年前も同じお土産やさんに立ち寄りましたが、「トイレ休憩」だけでした。

二年前と同じコースで、まずは「カイディン帝陵」
カイディン帝は中国の支配が終わり、フランスの統治下となった時代の皇帝です。
中国、グエン朝、フランス、南北分裂そして統一。変遷の中を生きてきたベトナム。
エネルギーを感じる旅の始まりです。
ダナンを出発した時は、まだお日様が顔を出していましたが、ひと山越えると雨模様です。雨模様の中、赤いきれいな花がお出迎えです。
２年前はお花なし。
テトを迎える準備でしょうか？華やぎを感じます。

カイディン帝陵 建造物

カイディン帝陵 建造物

２年前の風景です。
ずいぶん雰囲気が違います。
やっぱり、お花があると、華やかで、お正月気分が盛り上がります。

石段を何段も上り詰めると現れるフランスの建築物を思わせる外観の建物です。

カイディン帝陵は、市街から離れたのどかな風景の中に突然現れます。
周囲の山を望むこの風景に惹かれます

カイディン帝陵 建造物

ベトナムの守り神「竜」

カイディン帝陵 建造物

ここにも菊のお花のお出迎え。

日本から渡った、有田焼きや、ガラスの破片で描かれたモザイク模様です。
叡智を感じます。
リサイクル。

まるで、織物のようですが、天蓋は陶器のモザイクです。
この下にガイディン帝が眠っています。
帝の力を感じる装飾です。

カイディン帝陵 建造物

街に入って「王宮」
濠を廻らした王宮門(午門)。
３つの門があり、真ん中は皇帝専用です。
門の前には、フラッグタワー。
ベトナムの国旗が掲揚されてます。

王宮門 (午門) 建造物

私たちはもちろん端の門から入場です。

２月というのに、春を感じさせる花達です。

門を入ると、グエン朝の政治の中心となっていた大和殿が現れます。
屋根には、ベトナムの守り神、九龍が睨みをきかせています。

太和殿 城・宮殿

大和殿を抜けると、装飾の素晴らしい、回廊が巡らされています。

奥に進むと、戦火のあとが窺われます。

川沿いを走ると、フォン川を見下ろす高台にあるティエンムー寺のシンボル、八角形七層からなる塔。
老婆が、いずれ支配者がここに塔を建てるだろうと予言したと言われています。
静かなお寺でした。

ティエンムー寺 寺院・教会

そして今夜のお宿は、王宮近くの「インペリアルホテル フエ」
夜着いて、朝出発するにはもったいないような、調度品が素晴らしいホテルでした。

インペリアル ホテル フエ ホテル

インペリアル ホテル フエ ホテル

そして、出かけた「宮廷料理」の夕食です。
素晴らしい細工を施したお皿が並びます。

ホテルの最上階のラウンジで、「ベトナムコーヒー」にありついて、夜景を楽しみ、フエの夜は更けていきます。

この旅行記へのコメント （2）

• poodle714さん 2016/07/31 10:24:20

  旅のアレンジも思いのまま

  oneonekukikoさん
  ベトナム女子旅におじゃましています。
  oneonekukikoさんは最初台湾狙いだったのですね。
  フレッシュマンゴーは本当に魅力的です。
  
  今年は2月にまたお正月気分だったのですね。
  不思議な何だか得した気分ではなかったですか？
  それに写真を見ると2月なのに半袖？とても暖かいのですね。
  日本では一番寒い時期なのに。
  また、菊といえば日本では秋のイメージですけど、ベトナムでは
  お正月のお花になるのですね。
  何もかも新鮮で面白そうです。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　poodle714

  oneonekukikoさん からの返信 2016/07/31 17:45:07

  RE: 旅のアレンジも思いのまま

  poodleさん
  書き込みありがとう。
  
  久しぶりの女子旅を満喫してきました。
  そぞろあるきに、お買い物。
  ホテルでのおしゃべり。
  
  そうなんです。
  マンゴー狙いで、６月下旬に
  台湾行きのフライト、ホテルを予約しましたが
  諸事情からキャンセルとなりました。
  
  目指せ、来年です。
  
  今日は、夫の母の１００歳の誕生祝いで
  横浜にあるホームに行ってきました。
  子供達、孫達、ひ孫達
  総勢２８名の大所帯でした。
  
  oneonekukiko