2015/12/13 - 2015/12/13
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ecchanさん
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3つ目は金沢⇔和倉温泉間を走る七尾線観光特急列車「花嫁のれん」です。
名付けの由来は花嫁の幸せを願い婚礼の日にのれんを贈る伝統文化に因み
ご乗車のお客様の幸せを願う思いから「花嫁のれん」が2015年10月3日デビュー。
豪華絢爛な列車はTV番組でも紹介され、人気が高いため指定席券ゲットは
無理と諦めつつもJR西日本電話予約サービスへ何度か空席確認するうちに
相席ですが1席確保できたので、旅程を練り直し観光列車めぐり旅となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
和倉温泉駅構内にある「花嫁のれん」実際にくぐって体験できます。
-
和倉温泉駅1番ホームにある駅名表示板も豪華です。
-
花嫁のれんの到着・出発に合わせて、駅員さんたちは赤い半被をまとい歓迎。
能登かがり火の飾りも素敵です。 -
金沢からの「花嫁のれん1号」が到着し、乗客を出迎えます。
この後、車内整備があり折返しの2号になります。
私はこの2号が金沢で折返し3号として和倉温泉へ到着後の4号に乗車して
金沢へ向かいます。その間の時間を「のと里山里海号」往復利用します。
「のと里山里海号」の旅行記はこちらです。
http://4travel.jp/travelogue/11096760 -
「のと里山里海号」に乗るまでの時間を利用して、「花嫁のれん」の外観を撮影。
金沢方面へ向かう2号・4号は2号車が先頭になります。 -
1号車の最後尾から撮影。今、外観を撮っておくと実際に乗る4号車には
早く入って内装の写真を撮れそうです。時間の有効活用ですね(笑)
乗車券は北陸トライアングルルートきっぷを利用できますが、
別途指定席特急料金1,380円が必要です。 -
ロゴマークに込められた想い(JRおでかけネットHPより引用)
石川の伝統工芸である加賀水引をモチーフにしたロゴマークでは、花嫁のれんを
くぐる神聖で幸せな気持ちを表現。簡単に解けない水引の淡路結びには末永く
お付き合いしたいという意味がある。さらに互いに結び合う輪には北陸の旅が
「仲良く和やかで楽しい旅」であるようにとの願いが。ロゴの文字をよく見ると
全ての文字が繋がっているが、これは当列車が人と人、心と心を結ぶことの表現。 -
1号車と2号車の連結部分の左右のドアが出入口です。
外観も伝統工芸が満載です。超豪華〜 -
加賀屋監修の和装ユニホーム着用のアテンダントさんがお出迎え。
-
連絡を通路を上って向かいのホームへ
-
和倉温泉駅2番ホームから見た花嫁のれんの外観
デザインは輪島塗や加賀友禅をイメージ -
和倉温泉駅2番ホームから見た花嫁のれんの外観
金沢金箔もイメージ -
和倉温泉駅2番ホームから見た花嫁のれん1号車からの全景
「和と美のおもてなし」がコンセプト -
和倉温泉駅2番ホームから見た花嫁のれん2号車からの全景
-
「花嫁のれん2号」が金沢へ向けて出発した後も手を振って見送る駅員さんたち。
-
いきなりですが、「花嫁のれん4号」16:30和倉温泉駅発に乗車。
早速、和と美のおもてなしに息をのみます〜 -
1号車にある「伝統工芸品展示スペース」
400年の歴史を誇り、国内シェア99%を占める金沢の金箔。
この伝統工芸展示棚壁面は金沢の代表的な金箔メーカーである「箔一」の
施工により金沢金箔の装飾が施されています。
この対面に物販スペースがあり、その客室側壁面も金沢金箔装飾ですが、
写真がもっとブレブレだったので載せてません。 -
1号車の客室は8つの半個室からなる空間です。
通路は日本庭園の飛び石をイメージした絨毯を敷き、
各個室はそれぞれ友禅のオールドコレクションをあしらった空間になっています。 -
通路左側から先ず「桜梅の間」(おうばいのま)
親しみのある桜と忍耐があり生命力の象徴である梅。
「和と美のおもてなし」を表現する「花嫁のれん」の象徴的な部屋として
春を感じられる空間。(半個室の説明は全てJR西日本おでかけネットより引用) -
「桜梅の間」は4人掛け席、紅色の生地で統一。ヘッドレストカバーにはロゴマークも・・
-
「撫子の間」(なでしこのま)
撫子は鎌倉時代より調度や衣服にも使われ秋の七草にも数えられる伝統的な柄です。
吉祥文様の笹も描かれており、めでたく・可愛さも感じられる空間。 -
「撫子の間」は4人掛け席です。
-
「扇絵の間」(おうぎえのま)
将来の展望が広がる末広がりを表現する扇は吉祥文様のひとつです。
様々な個性の絵柄を描き、この部屋を訪れる人々の「家門繁栄」や
「商売繁盛」を願う空間。 -
「扇絵の間」は3人掛け席です。(回転式シート)
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お昼に撮った車外から見た「扇絵の間」
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扇絵の間から通路がカーブしてます。
-
「鉄線の間」(てっせんのま)は2人掛け席です。(回転式シート)
蔓が鉄のように硬く強いことから結びつきの縁起物として
花嫁衣装等に使用されてきました。列車の旅で人と人の
結びつきを更に強くし、心の中に鮮やかや花が咲く空間。 -
「菊の間」
菊は不老不死・延命長寿の象徴とされ吉祥文様のひとつです。
縁起が良く高貴な花と言われています。
ゆったりと気品溢れる優雅な気分が味わえる空間。 -
「菊の間」は2人掛け席です。(回転式シート)
-
「笹の間」ここが指定席です。
吉祥文様の笹は威勢がよい・節度がよい・清浄である・不変であるとされ
縁起物おひとつです。梅も同時に描かれ、再々縁起のよい旅を送ってほしいと
いう願いが込められた空間・・・私にピッタリの空間だったのでは(笑) -
「笹の間」は3人掛け席です。(回転式シート)
この席に一人旅の女性が座り、向かい側に私が座り・・・
でも間の席は最後まで誰も座りませんでした。キャンセルされたのかなぁ・・ -
お昼に撮った車外から見た「笹の間」の配置です。
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「錦秋の間」
紅葉が川にながれている様を意匠化した竜田川文様は豊かな四季がある
日本ならではの美しい情景のひとつです。様々な草木が見事に配置され
錦のような美しさで旅の思い出を彩る空間。 -
「錦秋の間」は2人掛け席です。
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「青の間」
流水に菊の花びらの組合せを菊水文様と言います。
不老不死・延命長寿・無病息災・邪気払いの縁起物として
親しまれてきました。旅が安全に進むようにと願いを込めた空間。 -
「青の間」は4人掛け席です。
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青の間からみた半個室の配置
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出入口デッキの装飾、金箔もいいけど赤の内装も外装と相まって素敵です。
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1号車と2号車の連結部分の扉も綺麗です。
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洗面台の側壁面は金の装飾で豪華です。
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シックなお手洗いの扉、車椅子対応(お手洗いは2号車に1ヶ所だけです)
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お手洗い内も落ち着いた輪島塗の内装
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では2号車の探検に行きましょう・・・・・天井の照明も
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2号車の通路の絨毯も流水のイメージだそうです。
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お昼に撮った車外から見た2号車4人掛け席と2人掛け席
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2号車展望シート1人掛け席
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2号車のシートはすべて回転式です。
オリジナル回転椅子の背面、木の格子が特徴的です。 -
2号車に設けられたイベントスペース
金沢以北の13市町が毎週土日に伝統芸能の披露や地元産品の試食・販売などの
地域色豊かなイベントを週替わりで「楽市楽座」を実施。でも花嫁のれん4号では
比較的イベントは少なくてこの日も何もありませんでした。 -
2号車の内装は伝統的によく使用される輪島塗の図柄を表現しているので、
ドアが閉まったところを撮って席へ戻ります。 -
自分の席から振り返ってみた通路
-
自分へのお土産「花嫁のれんクリアファイル」と
読書好きな次男の嫁さんへのお土産「金箔の栞」 -
全員に配布された「氣多大社(けたたいしゃ)」の「氣」と書かれた縁起物
羽咋市にある能登国一宮で、名の通り良い気が多く集まる神社とか。
また、縁結びの神社でも有名で人気があるそうです。
お守りとして大切にさせていただいてます。 -
3つの観光列車の記念乗車証
-
3つの観光列車の記念乗車証、記念スタンプ面
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定刻通り17:53金沢駅到着
食のおもてなしは、4号は「ほろよいセット」のみ提供なので注文しませんでした。
じっと座ってるより、写真撮りにウロウロしてる方が多くて忙しかったですね(笑)
豪華列車をゆっくり楽しむために、食事やスイーツのて提供がある他の号に
次は乗ってみたいです〜 また会えますように(^.^)/~~~ -
晩ご飯をどこで食べようかと金沢駅東口付近をウロウロしていたら
気になる看板が出ていたので、ここ「海彦」に決めました。
(金沢セントラルホテル3階) -
メニューは「のど黒ごはん」
海鮮ばかりだったので、お肉が食べたくなっていましたが、
やはり北陸の〆もお魚という選択で・・・ -
私には珍しくアルコールもいただきます。「金沢梅酒ロック」とお通し
-
北陸を代表する高級魚「のど黒」を3つのミニ丼で美味しくいただきました。
右から「のど黒の焼き物」はそのままで・・・
「のど黒の天ぷら」は土瓶のおだしをかけて・・・
「のど黒の炙り」は薬味の葱味噌をのせて・・・ -
さて、本日の寝床へ向かうため、金沢駅西口ロータリーへきました。
晩ご飯のときにあった土瓶のオブジェとイルミが妙にマッチしてます。 -
金沢駅西口22:45発の夜行バスで次の目的地東京ディズニーリゾートへ向かいます。
北陸新幹線も検討しましたが、東京の次男宅へは後日泊りに行くので、
またまた時間を有効活用のため夜行バスを選択。
この旅行記を作成するまでに、高速夜行バスの事故が複数あり、
多くの尊い命が犠牲になられました。とても心が痛みます。
何をおいても安全第一を願うばかりです。 -
WILLER BUS リラックスワイドをネット予約、オプションを付けて
夜行バス到着後★朝食プラン(サンルートプラザ東京)10,000円 -
これが本日の寝床です(笑)目が覚めると夢と魔法の世界が待ってます〜
すでにアップしている続きの旅行記はこちらです。
・クリスマスバージョンのディズニーシーで夢の世界へ☆彡
http://4travel.jp/travelogue/11087125
・10周年の期間限定SMAP SHOP&表参道のカフェ・カイラで待つのも夢の時間
http://4travel.jp/travelogue/11087511
最後までご覧いただきありがとうございます。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- fuzzさん 2016/01/29 21:52:59
- テレビで観ました!!
- ecchanさん、こんばんは。
この雅な列車、テレビで観ました(*^▽^*)
ecchanさんは乗られたのですね、すごい(*^^)v
こんな素晴らしい列車に乗れて最高でしたね♪
展示スペース
飛び石をイメージした絨毯の通路。
半個室には「○○の間」とまるで旅館さながらですね。
トイレもスゴイ。輪島塗〜やるぅ〜。
fuzz
- ecchanさん からの返信 2016/01/29 22:56:51
- RE: テレビで観ました!!
- fuzzさん、こんばんは。
早速ご覧いただき、メッセージもいただいてありがとうございます。
運良くチケットが手に入り、乗車できて最高の気分でした〜
でも雅ゆえ、庶民派の私は浮き足立ってしまい
ゆったり座って雰囲気を味わえなかったです〜(笑)
また機会があれば落ち着いて、旅館にいる気分に浸りたいですね。
ecchanより
-
- みちるさん 2016/01/29 19:20:49
- こんばんは
- ecchanさん、こんばんは
いつもありがとうございます。
七尾線観光特急列車花嫁のれん号の紹介ありがとうございます。
ecchanさんは、すごく鉄道に詳しいですね。
スィーツ列車やグルメ列車とか、私の知らない世界です。
花嫁のれん号は、豪華で和の世界ですね。
まるでお部屋のように区切りがされていて、ゆったり旅が楽しめるようになってるのですね。
和倉温泉は昔行ったことがありますが、こんな電車でのんびりと旅が楽しめたら素敵でしょうね。
ご紹介ありがとうございました。
- ecchanさん からの返信 2016/01/29 22:37:27
- RE: こんばんは
- みちるさん、こちらこそありがとうございます。
早速ご覧いただき、ご丁寧にメッセージもありがとうございます。
私は電車に乗るのが好きなだけで、みちるさんの草花に対する知識や
山岳への造詣の深さに及ぶものではありません。
豪華列車ゆえに浮き足立ってしまい、ゆったり旅には程遠かったです(笑)
また機会があれば、ゆっくり座って雰囲気を味わいたいものです〜
ecchanより
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