福岡市赤煉瓦文化館　　東京駅や奈良ホテルを設計した辰野金吾の作　

2016/01/10 - 2016/01/11

昭和通り沿いにあるとても印象的な赤煉瓦の洋館。

無料で開放されています。

外観は19世紀イギリスのクィーンアン様式。中はアールヌーボーの影響もみられます。

入って左にある文学館では、福岡出身の作家や福岡を題材にした小説をテーマに企画展が行われています。

エリア 博多(福岡)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

天神から昭和通りへ

ほどなく見えてくるこの赤煉瓦の建物が福岡市赤煉瓦文化館

設計したのは辰野金吾氏

東京駅や奈良ホテルを設計した方です。

入口です

入ってすぐのところにある「文学する椅子」・・・と題されたオブジェ

文学する椅子にはこんな飾りが・・・知恵の象徴の鳥、フクロウです。

この奥にあるのが特別展示室なのですが、中は撮影禁止です。

シンプルなアールヌーボー様式ですね。
アールデコと言ってもいい感じ

クリーム色で統一されたとても上品なインテリア

辰野金吾さんの肖像です。

おお？なかなかに味があるお顔をしていらっしゃる

１階見取り図

２階

辰野さん・・・鹿鳴館も作っていたんですね。

こちらもまた辰野金吾設計の日本銀行本店

赤の印がついているものが現存する建物。
これは奈良ホテル

そして、これは辰野金吾の代表作　東京駅です

この建物は保険会社の社屋として使用されたため、華美な装飾を避けて作られたのだそうです。

１階
辰野金吾の展示

ランプ一つとってもとてもクラシックでいいですね。

階段を上がります。

この階段は辰野金吾がパリで見たというエッフェル塔の影響が残っているのだそうです。

鉄を使った装飾の階段。
アールヌーボー様式。

この窓も、今では珍しい上に開閉するタイプ。

こういう色合い、いいなぁ

階段

螺旋階段は上ることができません。

天井が高い！
会議室なのですが、とても落ち着いた雰囲気です。

こちらも会議室。

こちらは小さ目の会議室です。
家具もとても落ち着いた雰囲気です。

こちらは大会議場

隣接する部屋にはピアノが置かれていました。

この大会議室は時折コンサートで使用されます。

階段

大会議場で催されるコンサートのポスター
月に１度ほどのペースで開かれます。

昭和通り