2015/12/25 - 2015/12/28
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はなだいこさん
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横浜住まいの2人が、物好きにも、大阪から船で釜山に渡ってみることにしました。
そして、せっかくだからと、船旅の前に大阪にも数日滞在して街をぐるぐる。
少しばかり個人的色彩の強い大阪滞在記です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
羽田朝6時半発のJAL便で、まずは大阪へ。
伊丹空港からはリムジンバスで難波に向かいます。
これは大阪へ飛ぶときの、ここ10数年来の決まったパターン。
そんな私達を待っていてくれるのは、大阪はミナミの台所のひとつ、「黒門市場」で働く -
チャーちゃん(通称)。
某たこ焼き屋の看板おばあちゃんです。
以前は、なんばグランド花月脇にある本店の看板オババ(夫の言葉)だったのですが、2年ほど前、黒門市場内にできたこの店に移動してきました。
本店の一枚看板の移動とあって、私達だけでなく、かなり多くのお客さんがこちらの新店舗に河岸を変えた模様です。 -
一方、チャーちゃんが「すっごく良い子やねん」と言っていた美人のウッチャンは、未だ本店勤務。
茶色く色付いてカリッとしたたこ焼きが嫌いな私達の好みを覚えていてくれ、いつもいい案配の品を出してくれます。
けれどもこの度は育休中とのことで、残念ながら会えませんでした。
可愛いだろうな~、ウッチャンの赤ちゃん。
だけど早く店に戻ってきてほしい。 -
チャーちゃんには、本店でバイトをしていたベトナム人のビンちゃんを紹介されたこともありました。
当時のビンちゃんは、ベトナムの大学卒業後、夫の母校である横浜の某国立大学大学院に入学するまでの半年間、バイトをしながら語学学校に通って日本語に磨きをかけていました。
横浜に移住して大学院生になってからは、焼き肉屋でアルバイト(写真)。
専攻は環境化学で、「土壌」についての研究をしていますが、おそらくはベトナム戦争当時、大量のダイオキシンがバラまかれた地方の出身ということが、学習の強い動機付けになっているんでしょう。
「将来はベトナムに帰って、自分が学んだことを ベトナムの若者に教えたい」
と言うビンちゃん。
奨学金をもらえるようになってからはバイトはやめ、今は博士課程に進んで勉学に専念しています。 -
ビンちゃんが友達と2人で我が家に来た時には、大きな肉の塊を茹でたりしながら、1時間以上かけて、とても美味しい生春巻きを作ってくれました。
故郷のお母さんが送ってくれたというニョクマムを使った付けだダレの美味しいこと!
面白かったのは、ふたりで台所に立つと、あとは勝手に棚や引き出しを開けて鍋や食器を取り出し、持参しなかった調味料類もどんどん探し出して、自分の家のキッチンみたいに使い始めたところです。
それが妙に面白くて嬉しく、なんだかとても楽しい待ち時間でした。 -
話を戻して・・・
こちらはいつお会いしても、とても元気な82才。
私が店に持ち込んだ大きな荷物を見て、
「これからどこかに行くなら、その荷物、うちで預かりましょうか」(原文はコテコテの大阪弁)
と言ってくれました。
その「うち」というのが店の事でなくて、近くにある一人暮らしのチャーちゃんの自宅の事なんだから、驚くやら恐縮するやで、丁重にお断りしました。
たこ焼き愛好家の夫は、「たこ焼きが好きだから」、地元横浜のたこ焼きには見向きもしません。
年に数回出かける大阪の、チャーちゃんの居る店でしか食べたくないんでしょう。
飲食店にしろ何にしろ、お客さんって、店につくんじゃなくて人(店員さん)につくものみたいです。
暖かい春が来たら、また、チャーちゃんに会いに行きたいな~。
ちなみに、私たちの好きな外側がまだ白っぽいふんわりたこ焼きは、塩で頂くのが一番美味しい!
刻みネギがたっぷり入ったポン酢で食べるのもお勧めです。 -
ところで、日本橋にある南北に細長い黒門市場は、市民のための市場でもあればプロの料理人も買い出しにくる市場でもあり、私たちのような物好き観光客はチラホラ、といった案配の通りでした。
写真はチャーちゃんの友達が社長をやっているフグの専門店で、私たちも横浜まで、ふぐちりとてっさのセットを配送してもらったことがあります。 -
以前大阪で正月を過ごした時には、大阪中央市場が開く初荷の5日の朝を待って黒門市場で鰹を買い求め、ホテルで捌いて頂いたこともありました。
なんせ夫は、椎名誠さんと一緒で、「かつお命」の人ですから。
そんな事をする変わり者の観光客もたまには居るけれど、買い物客の中心は地元民と料理人だった・・・。
そんな黒門市場が、ここ2年ほどの間にガラリと変わってしまいました。
お客さんの中心は今では観光客。
特に昼時などは、細い路地にひしめく人たちの7割が中国人で、次に多いのが韓国人。
日本人はパラパラ、といった感じでした。
(ちなみに・・・
醤油と生姜とニンニクに小さな包丁まで買ってホテルで食べた鰹ですが、チューブ生姜とニンニクがあんなに不味いものとは知らなかった~!) -
お客さんが変われば商売のやり方も変わるわけで、
昔から店頭にお持ち帰り用のおでんを置いてあった店には、歩きながら食べられるような器が用意されるようになり、 -
肉屋の前には、これまた歩き食い用の唐揚げが並べられて。
まあ、このあたりなら地元の人や日本人観光客も食べるかもしれないし、 -
「タコの頭にタマゴが入ってるよ」
とのコピーが付けられたこんなものなんかも可愛いものだけれど、 -
外国人観光客相手に魚屋が始めたのは、これまた食べ歩き用のフグの唐揚げ。
「レンジでチンして食べると美味しいよ」
てなことが書いてあるようですが、ご覧のように2000円。 -
果物屋の店先には、6個で550円のものすごく小さなイチゴ。
-
牡蠣は一番お安いものでも1ピース700円でした。
私たちの馴染みの横浜の名酒場「栄屋」なら、同じサイズの新鮮な牡蠣が、高い時でも3個900円で頂けます。 -
一番右のウニなんか、1個で2000円!
-
となると、12月の寒い店先で、温かい日本酒やホカホカの御飯も無いまま、ウニと牡蠣だけを立ち食いして去った3人連れのお客さんのお勘定は、一体いくらになるのか?
これだけで1日の食事代とホテル代が賄えそうです。 -
こちらでもまた、御飯やアルコール無しで「マグロだけ」の立ち食い。
-
この店の「松阪牛 神戸牛 佐賀牛」の食べ歩き焼肉セットなんか5500円(!!!)でしたよ。
夫は「ひえ~っ!」と声をあげ、
「こないなモン、誰が買うかい!」
と言う大阪人の声も聞こえてきそうですが、もちろん買う方がいるからこの値段で並べられているわけで・・・。 -
そして、たくさんの店がイートインスペースを設けるようになり、そこがまたどこもかしこも外国人旅行者で超満員です。
昔と変わらぬ品揃えと風情が保たれている店ももちろんありますが、そういう店に外国人旅行者が目を向けることはほとんど無さそう。
「売れるから」アジやサバに代えて季節はずれのウニを置き、
「売れるから」日本人なら手を出さないような高い値をつける。
円安とあって大量に押し寄せる外国人観光客の存在が、市場の性格自体をも変えつつあるようです。
大好きだった市場なのに。
「観光地」の商売とは、元々そんなものなのかもしれませんが・・・。 -
美味しいたこ焼き朝食後は日本橋のホテルに荷物を預け、1日早く大阪入りした夫の宿がある街に向かいました。
釜ヶ崎もしくはあいりん地区と呼ばれる所です。
この一帯には宿(ヤド)をひっくり返して蔑称化(?)した、「ドヤ」と呼ばれる簡易宿泊所が昔からたくさんあり、かつての高度成長期には、毎日大量の日雇労働者が、ここから大阪中に派遣・供給されていたはずです。
同じようなドヤ街は東京と横浜にもあって、我が横浜なら寿町、東京であれば山谷という街がそこです。
東京の山谷は「山谷ブルース」(by岡林信康)の山谷ですよ・・・って、ちょっと知ったかぶりですが。
https://www.youtube.com/watch?v=yuPyhdzyGlI
ん〜、こういう歌が流行る時代もあったんですね〜。 -
仕事の手配をする小指の不自由な方々には労賃をピンハネされ、行政からも見離された日雇い労働者たちが時々暴動を起こしたりする、一般市民にとっては不穏で危険な近づいてはいけない街。
そんなところだったようです。
以下は夫から聞かされた野坂昭如さんの話。
大阪の友人にミナミを案内すると言われた野坂さん。
力を入れ、カッコをつけた三つ揃えで待ち合わせ場所に出向いたところ、「気取りやがって」とへそを曲げた友人に、釜ヶ崎の真ん真ん中に連れて行かれたそうです。
「場違いな姿をした自分をにらみつけるたくさんの目の、どれほど恐ろしかったことか」
と、野坂昭如さんが回想していたとのこと。
とても楽しい語り手だった野坂さん。
親しい友人である大島渚夫妻のパーティーで祝辞を述べた直後、大島渚さんの顔面にいきなりパンチを飛ばした酔っ払い野坂さん(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=n1CNy0eIzuY
依頼されたスピーチの指名を待っていたのに忘れられ、イライラしながら飲んでいるうちに、すっかり出来上がってしまったんですって。
残念ながら、暮れに亡くなられました。 -
暴動の度に怒りの対象となった西成警察署は、今では高い鉄柵とコンクリートの塀に囲まれて鉄壁の防御態勢。
けれども歳月は流れ、景気が後退して住民の平均年齢もあがっていくうちに、ここでもまた街の風情が大きく変わりつつあるようです。 -
「ドヤ」から簡易宿泊所へ、そして今では「ホテル」だの「旅館」だの「アパート」だのと名を変えた安宿の前には、長期滞在住人のものと思われる自転車がずらりと並べられていますが、稼働しているものは少なそうで、人影もまばらでした。
-
夫が以前利用した、警察署の正面にある宿の廊下にはこんな風景があったり、
-
電子レンジなどもある自炊設備や洗濯機などが各階に用意されていたりして、まだまだたくさんの長期滞在労働者はいるみたいだし、
-
街角で、目出度く年末の餅つきも行われている一方(この日は12月25日)、
-
まだ明るいうちから、仕事を終えてか仕事にあぶれてかクリスマスを祝って(?)か、道路をテーブルに宴会を始めている方々なんかもいましたが・・・。
町の空気が変わってきた理由の一つは、先ほども触れたように、長期滞在住人の高齢化にあるような気がします。
この街で暮らす現役労働者の数が、高度成長期と比べてどれだけ減ったのかは判りませんが、住民の高齢化の進行は、何本かの路地を歩いただけで一目瞭然。
若い女性に車椅子を押してもらって街を行く老人の姿もたくさん見かけました。 -
少し注意して路地歩きを続けると、街のあちこちに「福祉の方」との文言があることに気付きます。
共同住宅が「福祉の方歓迎」ならば、 -
コインランドリーも歓迎。
-
こんな感じの看板を立てた
「福祉住宅案内所」
とか
「福祉保護申請相談案内所」
などといったところが、街のあちこちに見受けられます。 -
この地区に2軒あった銭湯の一つに昨晩入ったという夫が、番台のおばちゃんに聞いたところによると、「福祉の方」とは「生活保護を受けている方」の事なのだそうです。
ちなみに、銭湯は2軒とも朝の6時から開いていて、夫が利用した入船温泉(ホームページあり!)は、広々としていて明るくてカランの数も多く、夕方の4時頃だったけれど、脱衣場も洗い場もそしてお湯も、とてもきれいで快適だったとのこと。 -
女湯もちゃんとあって、お風呂代は440円です。
手ぶらで来ても大丈夫なように、
貸しタオルは普通サイズが20円でバスタオルは40円。
石鹸は20円で、シャンプーとリンスは40円。
夫が買ったという髭剃りは30円。
その髭剃り、とてもよく切れたようですよ~・・・、ほっぺたが。 -
で、「福祉の方」。
バブルの崩壊によって日雇い労働者の数自体が減るとともに、この街に留まろうにも働き口がないのでドヤにさえ泊まれず、路上で寝るしかない人々が急激に増えてしまいました。
その後いろいろな経緯を経て、宿泊施設であるドヤを定住施設であるアパートに作り替え、入居時には保証金も保証人も不要で家賃も後払い可、という事にして彼らを迎え入れて、生活保護につながったら家賃をもらいましょう、という取り組みが進んだのだそうです。
この街で何人も見かけた車椅子の老人たちは、そんなこんなでこの街に暮らし続ける「福祉の方」なんでしょう。 -
町の空気が変わったもう一つの大きな理由は、多くの宿が、日雇い労働者に代わる新しい宿泊客を、旅行者に求めたところにあるんじゃないかと思います。
そのためには、部屋や布団などが清潔であることは必須。 -
度々訪れる大阪では、いつも6~7千円するホテルに泊まっていた夫が、
「短期の滞在ならここで十分」
と言い出したこの宿も、かつては間違いなくドヤで、
「禁煙室なんていう甘ちゃんな部屋なんか無かっただろうなあ」
とのことでしたが、今では、
とても小さなサイズの畳の3畳半だけれど
テレビ 冷蔵庫 エアコン 扇風機付き
窓が2面の明るい角部屋
部屋にも布団にも異臭などは無く、3泊中、ダニなどの昆虫関係のお出ましも無し
禁煙室で、タバコの匂いも消臭スプレーの匂いも皆無
これで一泊1700円。
角部屋でなければ1600円で、4畳半なら1800円だそうです。
但しこの宿は男性専用でした。 -
もちろん、女性が利用できる宿もたくさんあり、夫が前回利用した宿では、どう見ても堅気のミニスカートの女の子に、
「大浴場はどこですか?」
と聞かれたそうです。
長期滞在住人だと思われたんでしょうかね~。
それは分からなくもない・・・。
外国人の宿泊客もとても多いみたいです。 -
私にはまだ、この町に泊まる勇気はありませんが、ちょっとしたお知り合いの女性に宿泊体験者がいます。
一番下が小学生だという3人の子供を連れて、
ソウルのディープな鷺梁津(ノリャンジン)市場に魚を食べに行ったり、
同じくソウルの、もっとディープな馬場(マジャン)市場に焼肉を食べに行ったりする、
チャレンジママにして冒険旅行家のまむーとさん。
楽しい旅行記をたくさん書いてらっしゃいますが、とりあえずはその「あいりん地区子連れ滞在冒険旅行記」をご覧くださいませ。
http://4travel.jp/travelogue/11059592 -
最後におまけ。
この街ではUCCの缶コーヒーもカルピスのボトルも、みんな50円です。
実は「VCC」だったり「カラピス」だったりするんじゃないかと思い、試しに買ってみましたが、正規の商品でしたよ・・・たぶん。 -
その晩の食事は、夫の元同僚にして親友の中国人・范さんのお宅でご馳走になりました。
長年の友人だから、夫は平気で
「尖閣諸島は中国にやるから満州を返せ」
なんてキツイ冗談を言ったりもします。
淀川を見下ろす高層マンションにお邪魔すると、大きなテーブルには奥さんの手作り中国料理が満載。
范さんの故郷である旧満州は吉林省の名物だという一品もありましたが、どんな料理だったか・・・?
私も夫もすっかり酔っ払って忘れてしまいました。 -
奥さんが得意とする皮から手作りの大きくて美味しい餃子は、
-
いつもの中国方式で、必ず水餃子として提供されます。
-
十数年前に漬け込み、ここ数年は飲んでいないという怪しい薬草酒なども飲み、
-
いい気分になってはしゃぐおじさん2人と、冷静なカメラ目線の女2人。
今はかなり元気を回復した范さんですが、2年前には異国・日本でガンを患い、大手術をしました。
来日した時には小学生だった一人息子も、大学を卒業してからは家を出て一人暮らしを始めたので、范さん自身は、ぼちぼち故郷に帰って畑仕事でもして静かに暮らしたい、と考えているとのことでした。
けれども
・中国で新たに土地利用権を取得するのは極めて難しく
・ガンの予後検査を故郷で行うのも困難
・同じく吉林省出身の奥さんが田舎暮らしを好まない
といった理由で、「いつ帰れるか、まだわからない」みたいです。 -
翌日、チャーちゃんの店でいつものたこ焼き朝食を頂いたら、私は三宮へ韓国語の発音レッスンに向かい、夫はレンタサイクルで街をうろうろ、という別行動をとることになりました。
-
自転車は大阪駅前で借りることができ、最初の1時間が200円で、その後は1時間につき100円です。
電動アシスト付きの自転車もあって、お値段は同じ。
大阪は平らな街だから、なかなか便利な街巡り手段だと思いますよ。
但し、支払いにはクレジットカードが必要なのでご注意くださいね~。 -
別行動後の夕方、日本最大の韓国仏教寺院だという観音寺に集合しました。
場所は鶴橋駅の南方、コリアンタウンのすぐ近くにあるお寺さんです。
このあたりで暮らす在日の2世と3世が作った
「マダン(広場)」
というグループが主催する韓国伝統芸能「パンソリ」の会が、ここで行われると知ってのお出かけです。
もっとも、出かけたのはいいけれど、そもそもこの会を見つけた夫自体が「パンソリ」が何かを知らず・調べず、
誘われた私も私で、どんな会なのかも聞かず・調べずの状態でした。 -
帰国後に(遅い!)調べてみたら、パンソリとは、1人が叩く太鼓に合わせてもう一人が韓国の昔話を語り・唄う、韓国の伝統芸能のことを言うのだそうです。
太鼓が三味線に代われば日本の浪曲のようなものと言えるかな。
どんなものかというと、こんなもの。
https://www.youtube.com/watch?v=iivAOybAoNo
私の説明だけじゃ判るわけありませんから、ちょっと覗いてみて下さい。
ところがこの日の演奏は太鼓1人ではなく、韓国からやってきた「テハンサラム」と言う4人の男性グループでした。
太鼓に笛に鉦に合いの手の掛け声も加わった見事な演奏にのって、韓国語で唄い・語られる物語。
ありがたいことに、マダンの皆さんがその語りを日本語の寸劇にして演じてくれたので、どういう物語なのかもよくわかりました。
韓国語だけだったら、内容についてはお手上げでしたから。 -
アンコールはたくさんのお客さんを交えての踊りとなりました。
(マダンは日本の浪曲のようなもの、という話をしたので・・・)
私たちが大好きだった日本浪曲界の輝ける星・国本武春さんが
今回の旅行開始の前日、一足先にあの世へ旅立ってしまいました。
本当に残念でなりません。
私のすべての友人に、国本武春、聞かせてあげたかった。
今回のこの拙い旅行記は、稀代の浪曲パフォーマーだった天国の武春
さんに捧げたいと思います)
「国本武春の堪忍ブギ」
https://www.youtube.com/watch?v=ycsNE6cDho4
こんなこともやる浪曲師でした。
「忠臣蔵 赤垣源蔵 徳利の別れ」
http://www.youtube.com/watch?v=ycT-0PlGdaY
こちらは本業です。 -
韓国でだってどこで見られるかわからない珍しいパンソリを楽しみ、明日はいよいよ大阪の港から釜山に向けて出港と言う最後の晩。
まずは、梅田の地下にある串カツの超有名店「松葉」に行ってみようと思っていたのですが、この店、この春に、地下道の拡張工事のために立ち退きさせられていたのでした。
地下通路の壁にへばりついた「横一列 立ち飲み」の店で、 -
暖簾の内側はこんな案配。
ぎっちり詰め込まれるとカウンターに正対することはできず、体が斜めのダークダックス状態(ボニージャックス・デュークエイセスも可。SMAPはちょっと違う)になったものです。 -
目の前で揚げられた串カツを、
-
天井に頭を押さえつけられながら食べていた夫。
思い出の「松葉」。
懐かしいので写真を残しておくことにしました。 -
そして連れていかれたのは、私のホテルまで歩いて帰れるところにある「豚足のかどや」という店でした。
全面喫煙可
ビールはドライのみ
カウンター席はぎゅうぎゅう詰め
という三重苦の居酒屋でしたが、トロトロに煮込まれた豚足は絶品です。
コラーゲンパワーで翌朝のお肌はツヤツヤのプルプル・・・とはいかなかったけれど。 -
山盛りの豚足は600円。
私たちの両隣はどちらも若い女性のひとり客で、2人ともビールの後は日本酒を追加し、山盛りの豚足をきれいに平らげてお帰りでした。
大阪のおなごはたくましいなあ~。
ちなみにこのお店、メニューにないソフトドリンクやご飯は持ち込み自由ですよ。
豚足が好きだったら一度お試しください。 -
私はここ一軒でホテルに帰り、明日出港の船旅・釜山行き瀬戸内海日本海クルーズに備えて、荷物を整理しました。
発音レッスンの復習もちょっとしたいし。
写真でしか見たことのないパンスタードリーム号への乗船が待ち遠しい夜でした。 -
一方、夫は居酒屋のはしご。
「カウンターの左側のおっちゃんの話に1時間付き合い、そのおっちゃんが帰るのを待っていたかのように話しかけてきた右のおっちゃんと1時間飲んで帰った」
そうです。
人見知りの強い夫が珍しや。
その右のおっちゃんの今井さん、その節は夫がお世話になりました。
カムサハムニダ。
というところで、あまりに個人的な大阪日記はおしまい。
後はクルーズ旅行記に続く・・・かもしれません。 -
【追記】
その後、残念ながらチャーちゃんはたこ焼き屋家業を引退して、黒門市場の小さな魚屋さんに転職。
美人のウッチャンは本店ではなく難波店に復帰しています。
夫はこの旅以降も、大阪に出かける度に電話でお出ましを願い、
チャーちゃんとお茶や食事を共にしている模様です。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- まむーとさん 2016/01/17 15:19:46
- 次のソウルは5つ星泊ですよ♪(小心者なので)
- はなだいこさん、こんにちは(*^▽^*)
私が登場しましたね〜♪
私は、海外では自分が行方不明になったらと
危機管理し過ぎる性格で怖がりですよ。
私はあいりんギリギリ前のホテルでした。
その、道向こうが御主人の泊まられたホテルは、ど真ん中のど真ん中ですね!
私が探検するのは失礼かと思いやめました。
写真はまさにあいりんの日常ですね。
私はあいりんの地区の怖さより、黒門の怖さがもっと怖いと思いました。
私は20年前に黒門に行き、売れ残りのウニを
「安くなりますか?」と聞いたら安くならなかったので、「じゃやめときます」と立ち去ったら「ウニたった1つでまけっていうな!」と大きな怒鳴り声が聞こえました。
なので、今回の価格設定はなるほどでした。
日本で一番恐ろしかった思い出です。
立ち飲みの松葉も若い時から行きたかったけど、行ってくれる人もおらず一人で行く勇気もなく、結果行けませんでした。
山谷ブルース!
フォークソングの歴史を昔調べたので、知っていましたが、私が生まれた年でした!
岡林さんは滋賀出身で同志社大学卒の人なので、だからこそ、この歌が歌えたのかなとふと思いました。
奥が深く人情が一杯詰まった旅行記でした。
日本で働くアジアの方は高学歴ですね。
新今宮界隈で働くアジアの方も、たぶん皆さん母国ではエリートだと思いました。
御夫妻の人柄が表れていて、交流が素晴らしいです。
憧れます♪
- はなだいこさん からの返信 2016/01/19 00:05:52
- 雪の横浜より
- まむーとさん、こんばんは!
横浜は昨日の夜中に雪が降って少しばかり積り、朝は雨になっていたので、朝も帰りも一日中、ぐずぐずでベチョベチョの道を歩くのが大変でした。
以前ソウルで買った雨靴を履いて出かけたのですが、どうも雪靴だったみたいで防水性はなく、職場(小学校です ピーコスくんと一緒)に着くころには、靴下も足も水浸しでした。
個人的な旅行記への色々な嬉しい感想、ありがとうございます。
黒門市場での怖い経験には驚ろかされました。
そんな人もいるんですね。
私がそういう目に会わないのは、いつも隣に人相の悪い夫がいるおかげなのかもしれません。
3月のソウルの市場めぐりは、いつ、どちらに行くかが決まった時に連絡をいただければ、もしかしたら少しばかりお役にたてるかもしれません。
日取りが決まったら教えてくださいね。
おやすみなさい
はなだいこ
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