～ベル・モンターニュ・エ・メール　で過ごす休日～　　

2016/01/10 - 2016/01/10

ベル・モンターニュ・エ・メールの上質な空間で、豊かな自然と　海の恵みのグルメを堪能しながら過ごしました。
青春１８きっぷの残りの消化を考えていて、「花嫁のれん」か「べるもんた」城端コースのどちらかを狙ったところ、花嫁号は全滅でしたがべるもんたが取れたので、優雅に休日を過ごすこととしました。
乗り鉄とグルメだけの、中身の無い旅行記ですが、よろしければご覧ください。

エリア 小矢部・福光・城端(富山)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

金沢までは当然青春１８切符で各駅停車利用ですが、金沢から先、ベル・モンターニュ・エ・メールの出発地である高岡へは、元々のJR北陸線が北陸新幹線開業により経営分離され、あいの風とやま鉄道となったことにより青春１８きっぷは使えないため、いっそのこと富山まで北陸新幹線の切符を別途購入しました。

金沢駅 駅

金沢から富山まで、JR東日本E7系つるぎ　に乗車。
H27北陸新幹線新規開業区間に乗るのは初めてです。

北陸新幹線 乗り物

いつかはグランクラス、乗ってみたい♪

もっとも短距離便の「つるぎ」では利用が見込めないためか、グランクラスは閉鎖されています。

この扉をくぐってみたい。

金沢から富山まで、23分間の新幹線旅。
いやぁ、このインテリアはセンスが良い！東海道新幹線も見習って欲しい。

富山駅構内の「白えび亭」で、白えび天丼定食を食べました。

白えび亭 グルメ・レストラン

初めて食べる「白えび天丼」
あっさりしていて、女性でも食べやすいと思った。
事実、女性客もかなり多かったです。

富山から　あいの風とやま鉄道で高岡へ行き、JR城端線べるもんた号に乗り換えます。
JR城端線に乗るために富山-高岡間を通過する場合は、青春18であいの風とやま鉄道にも乗れます。

高岡駅 駅

早速、車内で　ほろ酔いセット1500円　を注文。　
ほたるいか　小魚　ほたるいかのあられ　と、選べる好きな地酒がセットです。

お酒は　五箇山の三笑楽を選びました。　
やや甘口で口当たり良く、飲みやすかったです。
JALファーストクラスの機内搭載用に選ばれたこともあるようです。

車内ガラスケースの中に、南砺地方の名産品が展示されています。

天井も、所々新しくしつつ、キハ40系標準装着の扇風機はそのまま残してあるなど古さを活かしています。

所々の停車駅で、地元の人が迎えてくれます。
車両片側のカウンター席は90度横向きで、風景や駅の様子が良く見えます。

カウンター席は木製のチェア。
反対側の4人掛けボックス席2ボックス分、合計8人すわれるところにカウンターチェア約4席だけなので、カウンターのほうがゆったりしていて快適でした。

こちらはボックス席。
従来のキハ40のボックス席のモケット張り替え、壁張り替え、テーブル取り付けでイメージは一新していますが、座席そのものと広さは改造前のキハ40のままで、満席だと窮屈です。
昔、JR津山線で急行「つやま」にキハ48が使われて、ボッタクリ遜色急行と言われたり、同じく津山線の快速「ことぶき」キハ47に設けられた指定席が、最低の指定席と揶揄されていたのを思い出しました。
キハ40「べるもんた」は座席の広さのみに関しては「最低の指定席レベル」ですが、素晴らしいソフト面のサービス、上品にリニューアルされたインテリアが相まって、座席指定券の追加のみで乗れる列車としては総合的に最高峰のレベルだと思いました。

福野駅到着。

福野駅 駅

福野には大きな工場があります

福光駅停車。
城端まで、あとわずか。

福光駅

福光駅 駅

心和む、故郷の風景。

終点の城端駅に到着。

城端駅 駅

城端駅でエノキタケのコンソメスープの試飲をやってました。
おいしかったので、一株購入。良いお土産となりました。

城端駅停車中
隣は忍者ハットリくんの　ラッピング車。

Belles montagnes et mer 〜べル・モンターニュ・エ・メール〜

Belles montagnes et mer ＆　忍者ハットリくん

「べル・モンターニュ・エ・メール」に乗務する女性車掌さんと板前さん。

折り返し、べるもんた号は高岡駅へ向けて出発しました。、
南砺市の観光協会の方？が見送ってくれます。

帰りの車内では、握り鮨の盛り合わせをオーダー。お値段は2000円と少々値が張りますが、列車内で寿司が味わえるのは現時点では唯一無二、特別なオンリーワンの魅力を持った「走る和風ラウンジ」です。
カウンター席は1人あたりのスペースが広く、目の前の風景をも「おかず」として、ゆったりと食事が楽しめます。

高岡駅到着後、駅前で「日本海高岡なべ祭り」というイベントに立ち寄ってみました。

高岡ボルシチ鍋を食べてみました。
普通に美味しかったですが、何か北陸ならではの、海の幸などの特色があれば、と思いました。

高岡駅から　あいの風とやま鉄道の新しい電車で津幡駅まで行き、津幡駅からは　IRいしかわ鉄道の、七尾線から来た古い４１５系電車で金沢まで戻ってきました。

生まれ変わった金沢駅。とても沢山の人で活気があり、街全体が明るく感じました。
今回はあわただしく日帰りですが、次回は北陸でゆっくりしたいです。