2015/12/29 - 2015/12/31
396位(同エリア2898件中)
ひろゆきさん
記念すべき自身30回目の海外旅行として、2015年の年末から2016年の年始にかけて、僕・妻・娘(1歳2ヵ月)・父・母・弟・妹の計7人でフランス・ドイツを訪問しました。
(両親と弟妹はドイツから合流)
1歳の娘を同伴するにあたり、多くの方の“子連れ旅行記”を拝見し、ご参考とさせていただきました。
そのため僕も、今後子連れ旅を検討される方の一助となるべく、簡単ではありますが、旅の様子をご紹介したいと思います。
なお今回の旅行は、子連れのため移動を少なくしたいという観点から、当初はパリとブリュッセルを訪問する予定でしたが、11月のパリ同時多発テロにより同地域を避けたいという強い要望があったため、出発1ヵ月前に旅行先をストラスブールとドイツに変更したという経緯があります。
1ヵ月前というタイミングだったため、航空券は基本的にそのままとせざるを得ず、急遽ジャーマンレイルパスを購入するなどし、地上移動によりドイツ方面を旅することとしました。
(例外的取扱として、両親と弟妹の往路は羽田→FRA→CDGの予定でしたが、無料でFRA→CDGのフライトを取り消してもらったことにより、FRAで降機することができました。)
ミュンヘン滞在中の大晦日に、ホテルが隣接するミュンヘン中央駅が閉鎖される(自爆テロ実行の可能性が高まったため)という出来事もありましたが、我々は幸いにもこれといった影響を受けず無事に旅を完遂しました。
この旅行記が多くの方のご参考となっていただければ幸いです。
【フライト】
(1)僕・妻・娘
新ルールだと必要マイルが増加となるため、2015年4月11日以前にANAマイル180,000マイル(2人分)を使用しビジネスクラスの特典航空券を購入しました。
なお、娘については座席は購入せずバシネットの利用でしたが、幼児運賃としてビジネスクラス正規割引運賃の1割(50,600円)を支払っています。
① 12/26 NH215 羽田(11:25)→(16:05)パリ
② 1/ 3 NH216 パリ(20:35)→(翌16:30)羽田
(2)両親
沖縄から東京を経由してヨーロッパに向かう両親とっては、新ルール(日本国内であればどこから出発しても同マイル)を適用した方がお得なので、2015年4月12日以降に、ANAマイル190,000マイル(2人分)を使用しビジネスクラスの特典航空券を購入しました。
① 12/29 NH460 那覇(08:05)→(10:15)羽田
② 12/29 NH223 羽田(11:45)→(16:00)フランクフルト
③ 1/ 3 NH216 パリ(20:35)→(翌16:30)羽田
④ 1/ 4 NH479 羽田(20:00)→(22:45)那覇
(3)弟妹
2015年3月に、110,190円(1人)というこの時期にしては信じられない価格で正規割引運賃のエコノミークラス航空券を購入しました。
なお、往路については、ダイヤモンドメンバーである父のアップグレードポイントを使用し、ダイヤモンド2倍ルール適用により2人ともビジネスクラスにアップグレードしています。
① 12/29 NH223 羽田(11:45)→(16:00)フランクフルト
② 1/ 3 NH216 パリ(20:35)→(翌16:30)羽田
【ホテル】
ミュンヘンのインターシティホテルについてはエクスペディアから、それ以外はホテルのWeサイトから直接予約しました。
◇ 12/26 CDG: ヒルトン CDG エアポート
◇ 12/27 ストラスブール: オテル ヴァンドーム
◇ 12/28 ストラスブール: オテル ヴァンドーム
◇ 12/29 ミュンヘン: インターシティホテル ミュンヘン
◇ 12/30 ミュンヘン: インターシティホテル ミュンヘン
◇ 12/31 ミュンヘン: インターシティホテル ミュンヘン
◇ 1/ 1 ケルン: ヒルトン ケルン
◇ 1/ 2 ケルン: ヒルトン ケルン
◇ 1/ 3 機中泊
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
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-
12月29日(火)、旅行4日目。
今日は5時間半かけてストラスブールからミュンヘンへ移動します。
まずは腹ごしらえ。
昨日と同じく、ホテルの食堂で朝食をいただきました。 -
食べ物は、パン類(バゲット、デニッシュ、クロワッサン等)、シリアル、ハム、チーズ、ヨーグルト、フルーツなど。
典型的なコンチネンタルブレックファストです。 -
可愛らしく、とても居心地のいい食堂でした。
-
早朝は濃い霧がかかっていましたが、今日も晴天です。
-
8時半前にホテルをチェックアウト。
1泊70ユーロに、朝食1回8ユーロと宿泊税を加えて、計176ユーロをお支払い。
とてもコストパフォーマンスの優れた宿でした。
この日は前日までと比べかなり寒くなりましたが、頑張って駅に向かいます。 -
とは言っても、徒歩3分で到着。
ミュンヘンまではジャーマンレイルパス(GRP)で向かいますが、このパスは国境駅であるケールから有効になるため、ストラスブール→ケールのチケットを窓口にて購入。
1人4ユーロでした。
ちなみに、ストラスブールにはDBの窓口は無いようなので、パスのバリデーションは日本で済ませました。
(ストラスブールでGRPのバリデーションができるか否かは未確認です) -
08:52発のオッフェンブルク行に乗ります。
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使用するホームは25番。
-
この25番ホームは駅舎からかなり離れた場所にあります。
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しかも列車は1両編成。
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ただ、車両は大きく(日本の一般的な車両の1.5倍以上はあります)、車内も広々としています。
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出発から約10分、ライン川を越え、ドイツへ入国します。
ライン川を越えたすぐの駅がケールです。 -
定刻どおり、所要30分でオッフェンブルクに到着。
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お世話になった1両編成の車両。
ちなみにこの列車では、フランス側でもドイツ側でも車内検札はありませんでした。 -
次の列車、ICE372号も定刻どおり入線し、09:30に出発。
乗り換え時間は8分でしたが、特に焦ることなく乗り換えることができました。 -
今回はGRPの1等セイバーパスを購入。
オッフェンブルク→マンハイム→ミュンヘンは、1人4.5ユーロを支払い、4人掛けテーブル席を予約しました。
ちなみにDBは、幼児は無料で座席が指定でき、また乗り換えで複数の列車に乗ったとしても1つの座席指定として扱われるので、オッフェンブルク→マンハイム→ミュンヘンの列車2本を大人2人+幼児1人で予約しても、座席指定料は計9ユーロで済みました。 -
牧歌的な風景の中を疾走していきます。
妻とみうたろう(娘)は気持ちよくお昼寝中zzz -
10:30、ちょうど1時間でマンハイムに到着です。
(到着は5分程度遅れました)
ちなみにこの列車(我々の乗車区間)の乗車率は3〜4割くらいで、座席指定していなくても特に問題無い感じでした。 -
次の電車は11:31発なので、構内のダンキンドーナツで時間をつぶすことにしました。
なお、その前のミュンヘン行きICEは10:30分発。
乗換時間が6分と厳しそうだったので1つ後の11:31発に乗ることにしたのですが、マンハイム到着が5分ほど遅れたので、この選択は正解でした。
(ただ、1時間の時間つぶしはやはり暇でしたが) -
妻はカプチーノ、僕はエスプレッソを注文。
お腹はあまり空いていなかったので、ドーナツを1つ頼んで分け合いました。 -
気持ちよくお昼寝できて、みうたろうはご機嫌です。
-
ずっとダンキンドーナツにいるのも苦痛なので、軽く構内を散歩することに。
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11:31発のミュンヘン行きIEC515号は5番ホームに入線する予定です。
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5番ホームで列車を待ちます。
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向かいのホームにもICEが止まっています。
この列車はハノーファーを経てドイツ北部のキールまで行くようです。
確か戦時中のUボートが展示されている街ですね。 -
ミュンヘン行きICE515号もほぼ定刻どおり入線し、出発。
この列車では、車両の端にあるテーブル席を予約しました。 -
みうたろうは車窓の景色を楽しんでいます。
さっきから妙にハイテンションです。 -
我々のテーブル席と通路を隔てて向かいにある、2人掛けのテーブル席です。
座席幅、シートピッチとも充分広く、なんと言っても高級感があります。
この2人掛けテーブル席と我々の4人掛けテーブル席の2列は、一般的なオープンフロアである車両中央部とガラスで仕切られていて(写真右端)、半コンパートメントのようになっています。 -
走り始めて10分ちょっと。
列車は既に200kmを超え、快調に飛ばしています。 -
発車して1時間半ほど経った13時ごろ、昼食をオーダー。
はじめは食堂車に行こうかと思ったのですが、みうたろうもいますし、ここの席があまりにも快適なので、そのまま座席で頂くことにしました。 -
ラージサラダと、
-
カリースープを半分こ。
ドイツビール(小)と共に美味しくいただきました。 -
大人の食事をつまみ食いし、相変わらず上機嫌なみうたろう。
-
ひたすら牧歌的な景色が続きます。
なお、この列車の1等車の乗車率は2割くらい。
座席指定ははっきり言って不要でした。
まあ、安心料だと思って。 -
ほぼ定刻の14:30、5時間半の長旅を終え無事にミュンヘン中央駅に到着しました。
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ミュンヘンで滞在するのは、中央駅直結のインターシティホテル。
早速チェックインを済ませ、お部屋へ向かいます。
お部屋は253号室。
一番端の部屋(しかも別館のような所。廊下はつながっていますが。)で、エレベーターから結構遠かったです。 -
ただ、中に入ってびっくり。
予約はコンフォートツイン(普通のツインより広めの部屋)でしたが、子連れへの配慮でしょうか、ジュニアスイートにアップグレードして下さいました。 -
大きめのソファーとテーブルが備え付けられていますが、それでも余りある広さです。
写真左奥には廊下へ出るドアがあり、その前にも大きめのクローゼットと「ベビーカーを畳まずに置けるスペース」がありました。 -
みうたろうもごろごろ転がっています。
あれだけハイテンションでしたから、そろそろ眠くなったのでしょう。 -
バスルームの様子。
-
広さ・清潔感ともに文句なしです。
-
ちなみにコンフォートルーム以上では、ミニバーが無料で飲み放題になります。
冷蔵庫の中には、
◆ビール3本
◆ミネラルウォーター(ガスなし)2本
◆ミネラルウォーター(ガスあり)2本
◆オレンジジュース2本
◆アップルジュース2本
◆コカコーラ2本
◆ファンタオレンジ1本
◆スプライト1本
が入っており、飲んだ分は翌日にしっかりと補充されていました。
飲み放題と聞けば頑張って飲みたくなりますが、意外と飲めないもので、2人で1日4本くらいしか消費できませんでした。(外が寒かったからかな)
今思っても、とてももったいなく感じます。 -
1時間弱休憩した後、15時半ごろにミュンヘンの街に繰り出しました。
-
徒歩3〜4分でカールスプラッツに到着。
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まずは、オプレッターというおもちゃ屋さんでみうたろう用のおもちゃを物色。
店内は子連れで大変な賑わいでした。
ただ、いかにも「ドイツっぽいもの」はあまりなく、多くは日本のトイザらスでも売ってそうなものばかりだったので、指人形などの小物をいくつか購入するにとどまりました。 -
次にノイハウザー通りを東進します。
ここも人・人・人です。 -
この通りに面して、バイエルンの民族衣装(オクトーバーフェストの時に女性が着ているやつ)の専門店がありました。
-
乳幼児用の衣装も豊富にあり、記念に1つ購入しました。
価格は60ユーロもしましたが、今年の夏に着せるのが楽しみです。 -
ノイハウザー通りを抜け、マリエンプラッツに到達。
新市庁舎前もすごい人です。
ここで、両親&弟妹から無事にフランクフルト国際空港に到着した旨の電話を受けました。
4人ともビジネスクラスを満喫できたとのこと。
(特に弟妹は長距離国際線では初めてのビジネスクラスでした)
彼らはこれからICEに乗り、ミュンヘンを目指します。 -
その後、UバーンでUniversitat(マリエンプラッツから2駅)へ移動し、付近を散策しました。
妻情報によると、このあたりにお洒落なショップが点在しているとのこと。 -
U3/U6のUniversitatから東の方に歩いていると、このようなお店が。
-
古着や、
-
中古のバッグを売っている、ヴィンテージショップでした。
妻はスカートを10ユーロ弱で購入。
その後、ぷらぷら散歩しながらU2のTheresienStrasseまで抜け、そこから中央駅(2駅)へ戻りました。 -
ホテルに戻り、アマノフーズの夕食。
今日はにゅうめん2種と、具だくさん豚汁です。
無料のビールやジュースと共に。
その後、近く(と言ってもホテルから徒歩7〜8分かかりました)のコインランドリーにてこれまでに発生した汚れ物を洗濯・乾燥。
やはり子連れだと洗濯は避けられないですね。
さらに22時ごろ、3時間半かけてフランクフルト国際空港から到着した両親&弟妹をホームまで迎えに行き、ホテルのチェックインを済ませて各部屋に案内し、長い一日を終えました。 -
12月30日(水)、旅行5日目。
今日はノイシュヴァンシュタイン城を見学する、今回の旅行のメインとも言える日です。
まずは朝食。
この旅で初めて7人全員集合となります。 -
このホテルの朝食は充実しており、
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種類が豊富なパン類、
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ヨーグルトやチーズはもちろん、
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スクランブルエッグやベーコン、ニュルンベルガーソーセージ等のホットミールもあります。
写真右側の透明なポットに入っているのは、このホテル名物の白ソーセージです。 -
野菜類が全くないのがマイナスポイントですが、朝からガッツリいただきました。
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07:30、ホテルを出発。
構内を横切り、フュッセン行の列車のホームを目指します。 -
乗車するのは07:53発のフュッセン行きレギオナルエクスプレス(RE)。
30番ホームから出発します。
なお、ミュンヘン中央駅の27〜36番ホームは「シュタルンベルガー駅」とも呼ばれ、駅北側の奥の方にあります。
駅中央部から見て、インターシティホテルと真逆側にあるため、結構遠かったです。 -
ここで1つ目のハプニングが発生。
(この旅では3回のハプニングがありました)
無事に席を確保し、まったりしながら所持品を確認したところ、父が両親&弟妹4人分のジャーマンレイルパスをホテルのサイドテーブルに置いてきたことが発覚。
全身の毛が逆立ちました。
金券のように扱うべき鉄道パスを鍵がかからないところに置くのも問題ですが、このままでは無賃乗車となり、1人数十ユーロの罰金と正規運賃の支払いを求められます。(この時間帯はバイエルンチケットも使えないので、運賃は高額に)
発車まで10分ちょっとというタイミングでしたが、弟にホテルまで走ってもらいました。
発車2分前、なんとか無事に帰還。
今思えば、この列車に乗れなければ(次の列車は1時間後)ノイシュヴァンシュタイン城の見学ができなかった可能性が高いため、弟の走りは2〜3万円(罰金&運賃4人分)の価値がある殊勲のダッシュとなりました。 -
弟の活躍により、何とか出発。
7人旅はどっと疲れるスタートになりました(笑) -
09:24、出発から1時間半が経過。
ミュンヘンはどんより曇っていましたが、フュッセンに近づくにつれ晴れてきました。 -
この列車は2階建て車両の4両編成(=フロアは計8つ)ですが、1等車は1両の2階部分の1フロアのみ、つまり1/8しかありません。
我々は発車15分前に乗車したため席を確保できましたが、発車間際に満席となり、諦めて2等のフロアに下りていく人もいました。
この列車の1等車には、1席だけですがおもしろい席があります。 -
このような子供専用席です。
ベルトがあればよりベターですが、みうたろうは自分専用の席をもらえて上機嫌。 -
09:46、フュッセンまであと少し。
空は雲一つなく晴れ渡っています。 -
10時前、ほぼ定刻どおりフュッセン駅に到着。
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駅舎(たしかクリーム色の建物だったような)は建替のため解体されており、ホームのみの存在となっていました。
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駅を出て、目の前の停留所からバスに乗り、ホーエンシュヴァンガウを目指します。
当日はすごい人でした。
(ノイシュヴァンシュタイン城には9年前に来たことがありますが、3月上旬だったこともあり、人が少なく何もかもスムーズに事が進んだ記憶があります。)
73番と78番の2台のバスが待っていましたが、ともに超満員で乗り切れない人もいるくらい。
我々は73番ほバスにギリギリ乗ることができましたが、残された人たちはどうなったのでしょうか。(すぐに次のバスが来ているといいのですが) -
バスの中はまさにすし詰めでしたが、道中は極めてスムーズで、10分くらいでホーエンシュヴァンガウに到着しました。
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バスを降りると、目の前に朝日に輝くノイシュヴァンシュタイン城がお出迎え。
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この季節、ノイシュヴァンシュタイン城に日光があたるのは朝だけのようなので、ベストタイミングでその輝く姿を見ることができました。
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バスを降り、すぐにチケットオフィスへ。
事前に予約している人は右側、していない人は左側の列に並びます。
12月はローシーズンだと勝手に思い込んでいましたが、すごい人です。
予約なしの列は、バス停のすぐ近くまで伸びており、「いったい何時間かかるんだ」という長蛇の列でした。 -
この日は予約済みの列もなかなか進まず、結果的にチケットをゲットするまで約30分を要しました。
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11時頃、ようやくチケットを受け取り、チケットオフィスを後にします。
その後、子供のおむつ交換のためトイレを探しましたが、ここから10分近く歩かざるを得ず、しかも内部は狭く、結構苦労しました。 -
さて、いよいよノイシュヴァンシュタイン城へ向かいますが、ホーエンシュヴァンガウとお城とを結ぶシャトルバスは、ガイドブックには冬季は運休と書いてあったものの、この日は運行していました。
積雪が無かったからでしょうか。
(このシャトルバスが冬季運休となったのは、数年前、バスが雪でスリップし、バス停にいた日本人を轢いて死亡させたのが原因だったはずです)
この日は2台のみで運行していたようで(道中はバスがすれ違うことはできません)、我々は2台目に満杯寸前で乗ることができました。
正確に言うと、「次のバスを待つよ」と言ったら、ドライバーから「次は30分後だぞ!早く乗れ!」と言われ、頑張ってぎゅうぎゅう詰めのバスに乗り込みました。 -
10分もしないうちにお城近くの停留所に到着。
ノイシュヴァンシュタイン城には、この停留所から15分程度歩く必要があります。 -
雲一つない快晴で、美しいシュヴァンガウ一帯を見渡すことができます。
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ノイシュヴァンシュタイン城に近づいてきました。
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妻&みうたろうと記念撮影。
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ベビーカーを押していたこともあり、標準よりも少し遅く20分程度かかってノイシュヴァンシュタイン城に到着。
入口付近のオフィスの中に、ベビーカー置き場があります。 -
スペースはとても広く、ベビーカーだけではなくバッグ類も置くことができます(バッグは一つも置かれていませんでしたが)。
それにしても、ヨーロッパのベビーカーは大きですね。
日本では我が家のエアバギー(写真左)も大きい方ですが、ここではとても小さく感じられます。 -
ご存知のとおり、ノイシュヴァンシュタイン城の見学は30人程度のグループ毎の集団行動となります。
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見学開始時刻は5分毎となっており、入り口には次のグループが待機しています。
この写真のモニターには12:10と表示されているので、モニター前に待っている人たちは12:15出発のグループということになります。
(表示が12:15に変わるのを待っている) -
我々は12:20出発のグループ。
モニターに12:20と表示されたので、我々も出発です。
子連れなので、グループの最後尾で行動することにしました。 -
約40分で見学終了。
内部は撮影禁止なので、写真はありません。 -
ノイシュヴァンシュタイン城に別れを告げ、来た道を戻りバス停を目指します。
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シュヴァンガウ一帯の眺望。
先ほどよりも日光があたる範囲が広がり、より美しく見えます。 -
ホーエンシュヴァンガウ城やアルプ湖も輝いています。
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バス停に戻ると、タイミングよくバスが出発するところでした。
ノイシュヴァンシュタイン城の見学にあたっては、フュッセン⇔ホーエンシュヴァンガウ⇔ノイシュヴァンシュタイン城の往復計4本のバスに乗りましたが、この3本目のバスのみ、混雑無く余裕をもって乗ることができました。
(それ以外の3本はまさにぎゅうぎゅう詰め) -
麓に到着。
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内部の見学はしませんでしたが、ホーエンシュヴァンガウ城が美しく鎮座しています。
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時刻は13:43、ノイシュヴァンシュタイン城のチケットはとっくに売り切れたでしょうから、チケットオフィスも閑散としています。
それにしても、朝は恐ろしい大行列でした。
「もしチケットを事前予約していなかったら・・・」と考えるとゾッとします。 -
ホーエンシュヴァンガウから満杯のバスに乗り、フュッセンに戻ってきました。
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まずはランチをいただくためレストランを探しましたが、どこも満杯。。。
2〜3人ならまだしも、大人6人の席を予約なしで確保するのは大変です。 -
そんな中、5件目くらいに入ったHerzl am Rathausで空席を見つけました。
正確に言うと、このお店はJTBツアーのご一行様が予約されていたのですが、我々がご一行の2〜3分前に入店したため、スタッフが我々をツアーの参加者と勘違いしてしまい、ツアーのためにキープされていた席を占領してしまいまいた。
その後、スタッフから「申し訳ないが、この席はツアーご一行が予約していたから、空けてくれないか」と謝られましたが、店内にはもう空席が無かったことから、ツアーガイドさんが「私たちはカウンター席に座るので、このままどうぞ」とおっしゃって下さいました。
JTBツアーご一行の皆様、ご迷惑をおかけしました。 -
とりあえずここでランチをいただけることになったため、一安心。
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この旅で初、ドイツビールで乾杯です。
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料理はスピーディに運ばれてきます。
僕と妻はHausgemachte Suppe(スープ)1杯ずつと、 -
Schweizer Rösti(スイス風レシュティ)1皿をシェア。
母もこのレシュティを注文。 -
弟はAllgäu Rösti(アルゴイ風レシュティ)、
-
妹はHerzls Hausomelette(オリジナルオムレツ)、
-
父はTiroler Bauernomelette(チロル風オムレツ)を、それぞれオーダー。
いずれも大変美味しくいただきました。 -
大満足のランチを終え、レストランを後にします。
みうたろうは食事中ずっと寝ててくれたので、のんびりランチを楽しむことができました。
ただ、ご迷惑をおかけしたJTBツアーご一行は、事前に準備されていたセットメニューを急かされながら平らげ、そそくさと退店してしまいました。
ツアーって大変ですね。。。 -
フュッセンには可愛らしいお店がいくつかあり、本当はウィンドウショッピングを楽しみたかったのですが、時刻は15時半、列車の出発が近づいているため、諦めて駅に戻ります。
-
後ろ髪を引かれる思いでしたが、フュッセンの街に別れを告げます。
-
フュッセン駅に到着。
-
16:06発のミュンヘン行列車を待ちます。
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列車が到着し、すぐに乗車。
間もなく2等車(2階建て4車両のうち7フロア)は完全に満席(立っている人多数)、1等車(1フロアのみ)も2〜3席を残して満席となりました。
我々は幸運にも往路と同じ座席を確保。
(写真はミュンヘン到着時に撮影) -
お気に入りは、往路でもご紹介したこの座席。
窓側に幼児用の席が併設されています。 -
向かい側は普通の2名掛けの席。
1等車はシートピッチが広くて快適です。 -
みうたろうは車内で遅めのランチ。
我々のランチ中に熟睡していたので、お腹が空いていたようです。 -
18:10頃、ほぼ定刻どおりにミュンヘン中央駅に到着。
一旦ホテルに戻り、身支度を整え、ディナーへ向かいます。 -
ディナーにはトラムに乗って向かいます。
ホテルの目の前の停留所から乗車します。 -
トラム車内の様子。
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フラウエン教会近くのTheatinerstr.にて下車。
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ディナーは新市庁舎の地下にあるラーツケラーにて。
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ラーツケラーの店内の様子。
歴史を感じられます。 -
まずは各々ビールを注文。
僕と妻は黒のヴァイスビアを。
「普通のヴァイスビア」や「黒ビール」は日本でも飲めますが、「黒のヴァイスビア」は初めて飲みました。コクが深く、大変美味しかったです。 -
ドイツ旅行1日目を終え、みんなで乾杯です。
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まずは1人1つずつ、スープ料理を注文。
僕と妻はグラーシュスープを。
それ以外のメンバーはポテトスープやパンケーキスープを選択。 -
合わせて、Bayerische Schmankerl Etagèreというバイエルン風前菜盛り合わせを3つ注文し、2人で1つずつシェアしました。
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上段はレバーケーゼ。付け合せはポテトサラダ。
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中段はニュルンベルガーソーセージ。付け合せはザワークラフト。
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下段はミートパテ。付け合せはコースローサラダ。
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みうたろうには、キッズメニューからパンケーキを選択。
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メインとして、シュヴァイネエブラーテン(左)とソーセージ盛り合わせ(右)を注文。
お皿は熱々の焼石の上に載せられていて、時間が経っても温かい状態で食べることができます。
ただ、スープと前菜でお腹いっぱいになってしまい、何とかシュヴァイネエブラーテンを平らげたものの、ソーセージ盛り合わせは一切箸をつけずにテイクアウトしました。 -
はち切れんばかりのお腹を抱え、ラーツケラーを後にします。
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お腹を落ち着かせるため、帰りは歩いてホテルに戻ることにしました。
時刻は20時半、さすがにこの時間にもなるとノイハウザー通りも閑散としています。 -
ただ、出店やアイススケートリンクが設置されているカールス広場には、たくさんの人がいました。
この日はこのままホテルに戻り、シャワーを浴びてすぐに眠りに落ちました。
片道2時間の列車を2本、ぎゅうぎゅう詰めのバス4本(うち1本は多少空いていましたが)、そしてどこへ行ってもすごい人の中での行動となり、この旅行子中で一番体力を消耗した日となりました。 -
12月31日(木)、旅行6日目。
今日は日帰りでローテンブルクを訪問します。 -
まずは朝食をがっつりと。
ただ、野菜類が全く無いので、少々胃がもたれそうです。 -
みうたろうも子供用の椅子をお借りし、パンをぱくぱく。
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8時、ホテルを出発。
今日は複数の列車を乗り継いでローテンブルクを目指します。 -
まずは08:22発のハンブルク行ICE882号に乗り、ニュルンベルクへ。
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最後尾(最も駅舎に近い側)の1等車に乗車します。
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往路は座席指定をしていませんでしたが、6人掛けコンパートメントが空いていました。
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このように、全区間空いていた訳ではありませんが、3席が予約されている区間はニュルンベルク→ハノーファー間なので、ニュルンベルクまでは我々が座ることができます。
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座席はオープンフロアの1等車のものと同じで、座り心地は抜群です。
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乗車して、記念に一枚。
なお、弟は腹痛(軽い胃腸炎?)のため、この日はホテルで休養となりました。
人生初めてのビジネスクラスで暴飲暴食したことも、影響したのかもしれません。 -
09:30頃、定刻どおりニュルンベルクに到着。
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続いて、09:35発のカールスルーエ行IC2160号(ニュルンベルク始発)に乗車。
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この列車の1等車は1両のみで、座席は全てコンパートメントでした。
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10:06、定刻どおりアンスバッハに到着。
向かいのホームに停車していた、10:10発ヴュルツブルク行RB58110号に乗車します。
写真は乗り換えを終えた後、向かいに止まっていたIC(ニュルンベルクから乗ってきた列車)を撮影したものです。 -
RB58110号の車内の様子。
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1等の座席もあったのですが、ベビーカースペースに誰もいないのが見えたので、ここに陣取ることにしました。
10:31、定刻どおりシュタイナッハに到着。 -
最後、4本目となる10:35発ローテンブルク行RB58891号に乗車。
こちらは半分以上座席が埋まっていたので、先ほどと同じくベビーカースペースに着席しました。
写真は無事にローテンブルクに到着し、最後に下車した際の写真。 -
ローテンブルクに着くと、強い雨が。。。
日本で確認したときは、ドイツの天気予報は全て晴れだったため、僕以外は傘を持っておらず。
しかたなので、駅そばのショッピングセンターで折り畳み傘を調達しました。
なお、ベビーカーは、同じショッピングセンターで最も大きい(120?)ゴミ袋を購入し、屋根や足元に被せて対応しました。 -
駅から5分ほど歩いて、レーダー門から旧市街に進入します。
-
入場してすぐ、マルクス塔が見えてきました。
9年ぶりの訪問、懐かしいですね。 -
塔をくぐると、すぐにマルクト広場。
-
昨日のフュッセンでの反省(大人数だとお昼時に席が見つからない)を踏まえ、時刻は12時前ですが、ちょっと早めにランチをいただくことにしました。
まずはガイドブックに載っていたグロースターシュテューブレに行くも、大晦日ということでこの日は休業。
次にツア・ヘルというお店に行くも、開いておらず(休業なのか、開店前なのかは判らず)。
3箇所目に訪れたRestaurant Roter Hahn -
左から、妻の黒ビール(陶器入り)、僕のフランケンワイン、父のビール、妹のコーラ。
母はレモネード(左奥)をそれぞれ注文。 -
このレストランでも、まずはスープを1人1杯注文し、メインやサイドディッシュをシェアする形とします。
こちらは妹のパンケーキスープ。 -
妻と母が注文したラディッシュスープ。
ホースラディッシュの辛味が絶妙でした。 -
こちらは僕と父がオーダーしたポテトスープ。
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メイン/サイドディッシュはケーゼシェペッツレ1皿とミニサラダを2皿。
ケーゼシェペッツレにも付け合せでサラダ(写真左下)が付いていたので、サラダは計3皿となり、頼み過ぎました。 -
楽しく食卓を囲みます。
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デザートはアプフェルシュニッテを。
スープがボリューム満点でお腹いっぱいだったので、デザートは1皿だけオーダーし一口ずつ味見しました。 -
大満足のランチを終え、ショッピングに繰り出します。
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まずはプレーライン近くに、
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伝統的なお人形屋さんを発見。
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みうたろう用に、西洋人形を一つ購入。
寝かせると目を閉じるタイプで、一昨日にミュンヘンで購入したものと同じ色合いの伝統衣装を身に纏ったお人形さんを選びました。 -
次に、同じくプレーラインの近くにあったおもちゃ屋さんに。
ここでもみうたろうが遊んでくれそうなものを2、3購入。 -
3件目はお土産屋さんに。
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こちらでは、中にランプを入れることができるミニチュアハウスをお買い上げです。
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4軒目は、マルクト広場に面したテディベアのお店に。
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人形だけではなく、クマをプリントしたシャツやアウターも売っていました。
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こちらではセールでお得になっていたクマさんを購入。
今ではベッドの枕元に鎮座しています。 -
5件目、こちらはマルクス塔近くにある、
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ラベンダーのポプリのお店です。
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ラベンダーポプリ入りの刺繍付きパックのみならず、交換用のラベンダーポプリそのものや、テーブルクロス等をご購入。
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最後に、中世犯罪博物館近くにあるシュネーバルのお店に。
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中にはイートインのスペースもあり、お客さんも多く繁盛しています。
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ここの店員さんはフレンドリーで、妹は実演に参加。
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僕も写真を撮ろうとすると、しっかりポーズを決めてくれました。
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大晦日なので、14時を過ぎるとお店は続々と閉店していきました。
大満足のショッピングを終え、駅に戻ります。
往路は大雨で撮影できなかったので、帰りにマルクス塔の前で記念撮影。 -
駅に着くと、タイミング良く列車が待機していました。
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ドイツの鉄道は、どの列車にもベビーカーを置くスペースがあるので、子連れにはとても便利です。
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シュタイナッハに到着。
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アンスバッハ行きの列車を待ちます。
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シュタイナッハ→アンスバッハ行きの列車は結構混んでいて、2等車のベビーカースペースには何人かの先客が。
わずかに設けられていた1等席には誰もいなかったので、遠慮なく6人で占拠することにしました。 -
座席は2等とさほど変わりませんが、シートピッチが雲泥の差です。
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アンスバッハに到着。
(写真左がシュタイナッハから到着した列車)
ニュルンベルク行きのICを待ちます。
(車内の様子は往路と全く同じなので、写真は省略します) -
アンスバッハから30分でニュルンベルクに到着。
もともとはニュルンベルクで1時間程度散策する予定だったのですが、また雨がしっかりと降ってきたこと、またローテンブルクでは14時を過ぎると店舗が閉まり始めており、この時間から繰り出してもショッピングができない可能性が高いことから、ニュルンベルクでは滞在することなく、そのままミュンヘンに戻ることにしました。 -
ICE車内はガラガラ(乗客は1車両に数人)だったこともあり、往路と同じくコンパートメントを利用。
コーヒーやココアをいただきほっと一息。 -
17:40、無事にミュンヘン中央駅に到着。
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ホテルで少々休憩した後、駅に買い出し。
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このキオスクで、サラダを3つ購入しました。
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今日の夕食はホテルにて。
アマノフーズのリゾットorパスタと先ほど調達したサラダを、ミニバー(無料)のドリンクと共に。
ジュニアスイートなので、皆で広々と夕食をいただくことができました。
この2日間は移動時間が長く疲労がたまったので、食事を終えたらシャワーも浴びずに眠りに落ちました。
隣接するミュンヘン中央駅は閉鎖され、周囲は厳戒態勢となっていることも知らずに(笑)
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