ソチカルコ遺跡の地下天文台【ちょっとディープなメキシコの旅No.10】

2015/12/20 - 2015/12/31

2015年の暮れに三度目のメキシコを旅しました。
世界遺産宝庫の国ですので、多くの方々が旅行記を投稿しています。
そこで、ちょっとディープなメキシコを旅行記にしてみました。
ソチカルコ遺跡には地下に天文台があります。
洞窟は石を切り出した跡とも言われていますが、
その洞窟から地上に作られた煙突状の穴から太陽の直射日光が差し込むというものです。
古代ナワ人はこの洞窟に入る光から、春分と秋分の日を割り出して、効率的な農業を営んでいたことが最近の調査で判明したと聞きました。

ここはパワースポットでも有名です。

エリア クエルナバカ(メキシコ)

入場券は博物館で購入します。
遺跡に入る前に博物館を見学します。

ソチカルコ遺跡 史跡・遺跡

入口にはポスターがあります。
今日は地下天文台は見学できると確認してホッとします。

エントランスからの眺めは迫力があります。
遠くに見えるのが遺跡です。

遺跡全体のミニチュアがあります。

博物館の展示は大したことありません。
重要なものはメキシコシティの国立人文学博物館に展示しているようです。

さっそく山に見える遺跡に向かいます。

ユネスコの登録碑があります。

グランピラミッド

これがソチカルコのもっとも重要な建造物。
ケツァルコアトルのピラミッド神殿。
羽毛の生えた蛇の全景です。

カレンダーの修正をしただろうとされる絵。

拡大して撮影します。
年号を表す絵が真ん中にあります。
左手で何かを足す絵があり、右手で綱を引いている絵があります。
一年を足して11月を引き、新しい年になるという意味らしい…です。

北球戯場。
ソチカルコには3つの球戯場があります。
ここは観戦者用のスペースがないため、限られた人々だけが使用することが許された球戯場ではないかと言われているそうです。

この先に目的の場所があります。

いよいよ天文台の入口が見えます。

入口の案内板。
作られた煙突状の穴からダイレクトに太陽の直射日光が差し込んでいる写真があります。

余談ですが、これを見るために大行列となり、この一瞬を見れる人は限られるようです。

手がレントゲン写真のようになるそうです。

入口の階段を上ります。
この奥に洞窟が伸びています。

一回に入れるのは20人と書かれています。
順番を待つので時間のないツアーでは入るのが厳しいかもしれません。

洞窟入り口は電気がついていますが、ここを左折すると真っ暗です。

懐中電灯を持った案内の女性が同行します。
歩きながら撮影したので、暗くて写真がブレてしまいます。

いよいよ到着!!

天井にあけられた穴の真下に立って真上を撮影します。
この吹き抜け穴に太陽の光が一直線に差し込むのは、4月30日から8月13日頃。
ベストタイムは午後1時。
今の時期は間接的に太陽光線が差し込んでいます。
これが直接入ったらスゴイだろうと思います。

手をかざしてみます。
この後、手をどかすと白い影が残りました。
何かのパワーがあるのでしょうか。

手をかざしたり、光の下に座ってパワーをもらいました。

私たちの後にも多く人が並んでいます。

ソチミルコの人形島
http://4travel.jp/travelogue/10979698
に続いてのメキシコミステリーツアーを体験。