２度目のニュージーランド旅行 １

2015/12/01 - 2015/12/12

約１５年前の口コミを書いてるうちにニュージーランドを再訪したくなり、久しぶりにニュージーランドを旅行してきました。
再訪するのは、昨年のスペインに続き２か国目になります。
前回は8月の寒い時期にオークランド、クライストチャーチ、クイーンズタウン、テカポ、ミルフォードサウンドをざっと観光しました。
今回はアクティビティーも楽しみたいと南島だけを巡る旅程を計画し、２週間前から慌ただしく飛行機やホテル等を手配しました。
直前予約でホテルも予約が難しく(特にテカポとマウントクック)ユースホステルにも泊まってみたかったのですが、個室は予約で一杯でした。
「ご旅行は計画的に」―行き当たりばったりでなく早めの計画が大切ですね。

旅程
12/1 自宅出発
12/2 ニュージーランド航空で18：30成田発
12/3 オークランド経由クイーンズタウン13：55着
12/4 ミルフォードサウンド日帰りツアー
12/5 フランツジョセフへ
12/6 フランツジョセフ滞在
12/7 クライストチャーチへ
12/8 テカポへ
12/9 マウントクックへ
12/10 クイーンズタウンへ
12/11 クイーンタウン16：40発　
12/12 8：15成田着

旅も二度目なら、少しは上手に旅のメッセージ、伝えたい〜♪♪
旅の楽しさを上手く伝えられるかな?

最初は旅行の1日目〜4日目、日本出発からクイーンズタウン到着、ミルフォードサウンド日帰りツアー編です。

エリア クイーンズタウン(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

12/1 いつも通り、静岡から国道1号線を走り、海ほたるを経由して成田に前泊。

12/2 夜の出発便なので、昼間、近くの(と言っても50km位離れている)ホキ美術館に出掛けました。

成田空港へ行き、窓口でｅチケットを引き換えて搭乗を待ちます。
出発便がぎっしり。

オークランド行きNZ90便、機体はB787-9で新しくて綺麗。
飛行機の離陸順番待ちで、18:30出発予定が19:35発と1時間以上遅れました。

機内食はチキンを選択。ライスの上にキャベツの葉が被せてありました。

映画も最新作が入っています。今回、レンタカーを運転するのでドライビングのページなども見ておきます。

朝食は和食を選択。紫蘇ふりかけをまぶしたご飯にシャケと卵焼き。
飲物はオレンジジュース、デザートにフルーツとヨーグルト。

ニュージーランド上空へ。

オークランド空港に20分遅れで到着。
かなり遅れを挽回したようです。

入国手続きや荷物の受け取りをして、エアポートバスで国内線ターミナルへ。

12:15発クイーンズタウン行きNZ641便。

1時間50分で到着するので、出されたのはスナック菓子とドリンクだけでした。

後にドライブすることになる山岳道路が見えます。

クイーンズタウンに近づいてきました。
日本の山とは全く違う眺めです。

着陸態勢に入ったところで機体がガクンと揺れ「ギャー」というおばさん達の悲鳴が客室に響きました。飛行機の揺れより、悲鳴のほうが怖かったです。

日本出発から約15時間、定刻通りクイーンズタウンに到着。

乗ってきたA320の機体。雨上がりなのか路面には水溜まりがあり、後で聞いた話では午前中は大雨だったとのことです。

クリスマスの飾り付けがあるクイーンズタウン空港。

クイーンズタウンの宿はメルボルンロッジB&B。シングルの部屋を探して見つけた宿で、中心部のモールにも近いです。
口コミではバス・トイレ共用、部屋は狭いが綺麗で朝食が美味しいとありました。
口コミの写真を見ると確かに狭く見えましたが、安さ優先です。
こちらに２泊しました。

部屋のカギをもらって、ドアを開けると「えっ、広いじゃん」。部屋が空いてて３人部屋にアップグレードしてくれたようです。嬉しい。

バスタブは無いけどシャワーは有ります。

トイレももちろんあります。
しかも、どこを見てもピッカピカで、すごく綺麗。丁寧に掃除してますね〜。
今回の旅行で一番おもてなしの心を感じた宿でした。

冷蔵庫もあって言うこと無しです。アイロンとアイロン台まであります。
今回の旅行では写真の通り、小さなスーツケースとリュックに荷物をまとめました。

部屋の外には破砕タイルを使った洒落たテーブルとイスがあります。
湖は見えませんが、花の咲く手入れの行き届いた庭を眺められます。

シャワーを浴び、着替えてから湖畔をぶらつきます。

機内では眠れなかったのでかなり眠い。そこで、眠気覚ましにジェットボートに乗ることにしました。

誰も最前列に座りたがらないので最前列に一人で座りました。

湖の奥のほうへ向かいます。

湖から川の上流へと進みます。

時々、急旋回。

水しぶきが直撃。

１８０度回転。

人もカメラも濡れます。

でも、とても爽快な気分で眠気も吹っ飛びました。

更に回転して前進します。

風が心地よく多少の水しぶきも爽快。

湖面を打ち付けながら跳ねるように進みます。

浅瀬も大丈夫らしく、岸辺や中洲の近くも疾走します。

この辺りでＵターンして湖に戻ります。
ボートを降りた後、水中の見える場所に案内され、写真とキーホルダーを渡されました。記念品として配られる物かと思ったら別料金。
商売の仕方が気に入らなかったので、買わずに返却しました。

腹もすいたので、ファーグバーガーへ行きチーズバーガーを注文しました。
ランチタイムを外れているせいか並ばずに済みましが、バーガーが出来上がるまでビールを飲みながら待つこと15分。

出てきたチーズバーガー。これ一つで十分な量です。

すでに午後7時半だがまだまだ明るい。ゴンドラに乗りワカティプ湖を上から見ることにしました。

一気にボブズヒルの展望台まで昇ります。

ゴンドラの丘の頂上からダイブするザ・リッジ。
クイーンズタウンはバンジージャンプ発祥の地。

ゴンドラを降りてワカティプ湖を眺めます。昔と変わらず絶景。
前回は雪景色が綺麗でしたが、初夏の景色もまたいい。

更に登ります。ここは冬にはスキー場になるのかな。

しばらく、丘の上を散策し、再びゴンドラで山を降りました。
湖周辺はすっかり日が暮れていました。

日が落ちても、湖畔を散歩したり、寛いだりしている人は多いです。

レイクサイドを歩きます。

ノスタルジックな蒸気船アーンスロー号。

スーベニアショップとカジノ。飲食店も遅くまで営業しており、24時間営業のコンビニなどもあって便利な町です。

午後11時位と夜遅い時間となったので、軽くビールでもとイタリアンの店へ。
同じ一人旅の男性に声をかけられ、一緒に飲むことに。

12/4 今日はミルフォードサウンドへの日帰りツアー。
朝6:45にツアーバスが宿に迎えに来ました。

何ヵ所かホテルに寄って客をピックアップして出発。

暫くは、湖に沿った道を進みます。

運転手のピーターさんとガイドの鈴木さん。
ピーターさんが英語で、鈴木さんが日本語でガイドをしながらバスは進みます。

大型バスの座席がほとんど埋まっていました。
客の半分位が日本人で、ほとんどがシニア層と言われる人達でした。

最初のうちは,羊や牛のいる風景もニュージーランドらしい風景だなと写真に撮りました。
15年前と比べると羊の数が減ったなと感じます。

テ・アナウに到着。
こちらで休憩。

テ・アナウの目抜通り。

テ・アナウ湖。

長めの休憩の後出発。

更に川沿いの道をミルフォードサウンドに向けて進みます。

広々とした所に出ました。

エグリントン・バレーで下車します。

ニュージーランド固有種の花はほとんどが白か黄色らしいです。

河原まで歩きました。

ミルフォードサウンドの方向は雲が多く、晴天は望めそうもない感じです。
少しがっかりしながら、バスに戻ります。

ミラー・レイクに到着しました。
前回来たときは、快晴でしたが風がありミラーとならず残念でした。
今回、リベンジできるか。

水面に周りの景色が映っているのですが･･･。

湖面上をわずかに風が吹いているのか、水面が揺れます。

遊歩道も整備され、景色も水も綺麗で散策するには良い所です。

前回来た時、こんな看板あったかな。

暫く待ちましたが、水面は完全なミラーとはならず。
置いていかれると困るので、バスまでダッシュ。

バスに戻り、少し走った所でトイレ休憩です。

少し時間があったので記念写真を撮ったり、周辺を散策したりしました。

またバスに乗り、見えてきたのはレイク・ガン。今回は下車しませんでした。

しばらく、レイク・ガンを見ながら進みます。

前に来たときはここで下車したのですが、今回はここも車窓から見るだけでした。

一面緑の原生林の先にアルプスが見えます。

川沿いの道を更に進みます。

滝が有りました。

滝のように水が流れています。

こちらでまた休憩します。

ケアという鳥かな。悪戯をするので有名な鳥らしい。

中国か台湾の客が、手を突っつかれて、ペットボトルの水を奪われました。
しばらく転がして遊んでいましたが、飽きたのか、ポイ。

今度は私に向かってきました。
鋭いくちばしで突かれないように逃げます。

赤い河原。

崖の上からの水の流れが何本も見えます。

フィヨルドらしい険しい岩肌が迫る道をミルフォード･サウンドに向け走っていきます。

バスはかなりの急坂を下っていきます。

キャズムに到着。
クレドウ川の奇岩を見ることができます。

原生林の中の歩道を歩きます。

シダが生い茂る鬱蒼とした森。

橋の上の展望台。

橋の上からの眺め。

水が勢いよく流れ落ちています。

この穴を覗くと。

勢いのある水によって岩が曲線に削れています。

岩の裂け目に川の水が入り込み、長い年月によってこんな形になったらしいです。
水と岩が年月をかけて作った芸術作品。

再びバスに乗ります。モデル撮影かな？ドレス姿で寒そうでした。

インフォメーションセンター。

ミルフォードサウンドの船乗り場に到着。
ミルフォードサウンドはマオリ語でピオピオタヒというのね。

天気はやっぱり超曇りで、青空の見えていた前回より悪い。
こちらもリベンジならず、返り討ち。

今回は、和風弁当付き。
結構なボリュームがあり、ゆっくり食べてるとクルーズが終わってしまうので、早食いです。

曇り空も幻想的で悪くないかも、と気持ちを切り替えます。
マイター･ピークとシンドバッド渓谷が見えています。

ミルフォードサウンドで常時流れている滝は２つだけで、その1つがスターリング滝。この辺りを探検した船長の名前にちなんで付けられました。

もう１つがボーエン滝なのですが、出航してすぐに見られる滝で、弁当食べている間に通り過ぎてしまったようです。遠くに見えているのが、たぶんボーエン滝。

クルーズ中には、他にも多くの滝が見られます。

小さなボートが滝に近づいています。

雨が降ると多くの滝が現れるそうです。
昨日の雨で、多くの滝が見れました。

イルカが船と並走するように泳いでいました。

イルカがピョンピョンと水面をジャンプする姿がかわいく、これを撮りたかったのですが、反射神経が鈍く(私だけではなくカメラも)残念ながら撮れずじまい。

イルカが私の乗る船から次第に離れていきます。
後方の船の客がイルカを見るためにデッキに集まっています。
左下にイルカがいるのですが･･･。

望遠で撮ってみましたが、ぶれてしまいました。

イルカに続いて出くわしたのは、フィヨルドランドペンギン。
岩陰から並んで出てきました。

全部で４羽います。

ちょこちょこと歩く姿がかわいいです。

顔つきも仕草もユーモラスなペンギン。

タスマン海へ出ていく船もありますが、自分の乗っている船は外洋には出ず、この辺りでUターンします。

前回も見た岩の上で昼寝するオットセイ。一夫多妻らしい。

気持ち良さそうに寝ています。

寝相の悪いのもいます。

落差のある滝が見えます。

クルーズのハイライト、スターリング滝に近づいていきます。

先を行く船が滝に突っ込んでいきます。

そして、大量の水しぶきを浴びます。

続いて自分達の番。
滝に近づいていきます。

人もカメラもずぶ濡れです。

滝のしぶきを浴びる「水も滴るいい女」。
韓国から来た新婚さん。
よくぞ同じ船に乗ってくれました。

滝を見ながら、船は桟橋へと戻ります。

ミルフォードサウンドは曇っていても、それなりに楽しめました。

前回来た時は帰りに乗ったセスナ。今回も何人かこれで帰ったようでした。
今回は天気も悪いし、バスでふて寝して帰ります。

クイーンズタウンに到着し、荷物を宿に置いてから湖畔を散歩。
湖畔ではギターやオルガン、それに合わせて歌う人などでけっこうにぎやか。

湖を見ながら友人・恋人同士語らう人々。

陽の落ちた湖を眺めながら、一人、物思いに耽ります（晩飯、何食べようかな）。

静かなワカティプ湖も素敵です。

ローリングメグスで夕食。

暖炉のある店内。

最初に白ワインとパンプキンスープ。

続いて、ニュージーランド定番のラムラック。

個人的にはビーフの方が好みですが、美味しかったです。
もうちよっと安ければ良いのですが。
店の対応は「お一人様も大歓迎」といった感じで悪くなかったです。

デザートにパタゴニアのアイスクリーム。

甘過ぎずなかなか美味しかったです。

ファーグバーガーは夜遅くまで混んでいました。

モールをブラブラしながら宿に戻ります。
明日からは、レンタカーを借りてのドライブ。
早く寝ることにしよう。