韓国?１、ＬＣＣのチェジュ航空で釜山へおでかけ（１日目）

2015/12/11 - 2015/12/13

この夏、チェジュ航空のオレンジプロモーションで、格安航空券の予約ができたので、短い旅に出かけてきました。釜山は３度目ですが、相変わらずのローコスト旅行です。

エリア 釜山(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: チェジュ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

この夏、予約した航空券は、運賃片道１，０００円、税金燃油サーチャージ含めて往復７，８００円と言う格安の空の旅。現地２泊のショートトリップです。関空までの交通費は、ちかトク切符で１，０００円です。関空に来るのは２年前のソウル旅行以来です。空港に来ると心がうきうきします。

ＡＮＡのカウンターの奥にチェジュ航空のカウンターがありました。結構便利な場所でした。

チェジュ航空のオレンジプロモーションは、国内線、国際線の無料手荷物が０kgのため、機内持ち込みの可能手荷物１０kgが悩ましいところでした。「機内持ち込み可能手荷物は、規定内のサイズ・重量１０kg以内の１個に限り無料で持ち込み可能です。」とかかれていて、規定のサイズとは、縦横高さが１１５センチ以内、５５センチ×４０センチ×２０センチ以内とありました。問い合わせ先もよくわからず、結局ハンドバックと、小さめの旅行バック１つで出かけました。着る物なども必要最低限にして、いざとなったら、旅行バックの中にハンドバックを入れて乗っちゃおうと。でも其の旅行バックのサイズは１１５センチ以内だけど縦横高さが条件を満たさない・・困ったけど、何か言われたら追加料金を払おうと思って、出かけました。チェックインカウンターの近くにはかりがありました。ピギーバックはこの条件を満たさないし、絶対追加料金だわとおもったけれど、他のお客さんを見ていても、このサイズに納まらない人も多く、重さは測っていましたが、サイズはそんなに厳密じゃないようでした。まあ何とか乗れました。因みに行きの機内持ち込み手荷物は、２キロでした。

ボーイング737-800は、近距離向けの小型ジェット機。近距離ねえ。確かに北海道に行くより近い釜山。全１８９席、全てエコノミーシート。乗車率は９割以上でしたが、私の隣は２席空いていたので比較的ゆっくり座れました。シートピッチは狭いけど、短いフライトだからね。

短いフライトですが、機内販売もありまして、行きの便で注文して帰りの便で受け取ることができます。関空の免税店とほぼ同じ価格でした。関空の免税店も久しぶりでしたが、ロッテ免税店が入っていたので、びっくり。韓国製品をここで買って帰る韓国のお客さんがお目当てなのかしら？他には、日本のちょっとしたお土産を扱っている免税店もありました。有田焼のお湯のみのセットとか、南部鉄器の鉄瓶とか、春日井のわさび豆もありました。電化製品、キティーちゃんのグッズとか、富士山や食品サンプルのマグネットなどもありました。ちょっとしたお土産を数多く欲しいお客さんのためでしょうか。お菓子類も抹茶を使ったクッキーや、お洒落なパッケージのチョコなどいろいろ。いろんな国の人が楽しげにお買い物をされていました。私は、久しぶりにエルメスのオードトワレセットを買いました。イリスという香りはブティックの方にしか置いていないとのことで、李氏の庭という新しい香りの免税店限定セットを買いました。店員さんと話が合い、特別にミニサンプルセットももらいました。日本の免税店で買うほうが安いですよといわれましたが、行って見てなるほど帰国してネットで見て納得でした。

路線バスで市内に移動するつもりが、うまく行かず、軽鉄道で移動することに。途中で寄り道です。ホームプラスに寄ってから、Ｅマートに行くつもりでした。

かわいい雪だるまがお出迎え。

韓国のポストも赤いのですね。ツバメみたいな模様がついていました。

ホームプラスに入ったつもりが、別のビルでした。どうりで。中はファッション系の店がいっぱい。東大門のファッションビルみたいな感じです。個人商店がぎっしり。婦人服、若い婦人服、子供服、紳士服、家具やインテリア商品、そして最上階はフードコートでした。

フードコートの中のお店の人に声をかけられ、ビビンバを食べることにしました。写真を撮り忘れましたが、バンチャンの４種盛りもあり、おかわりも出してくれましたので、おなかいっぱいになりました。たくあんは日本のものと同じ味でした。このアルミの洗面器みたいなのでごはんを食べるのは初めてでした。６，５００ウォンでした。お店は女性客と子供連れでいっぱいでした。

Ｅマートのフードコートです。ここで食べる予定だったのになあと思いつつ、おなかはいっぱいいっぱいです。まあ、またの機会に。

量が多いのは、何人か分なのでしょう。

地下鉄で田浦駅まで来ました。五番出口を出て左折。高校横の坂道をくだってホテルまで歩いていきます。今回の釜山は、Ｔ−ｍｏｎｅｙカードとマイビーカードを持っていたので、Ｔ−ｍｏｎｅｙカードを使って移動するつもりが、ストラップ式のＴ−ｍｏｎｅｙカードが途中で分解してしまい、気がついたら半分になっていました。軽鉄道の沙上駅はどこをみても駅員さんはいないし、困ってしまって。精算機があり日本語表示に切り替えて、切符なくしたときの精算をして降りました。結局地下鉄はマイビーカードをチャージして乗ることになりました。ストラップ式は二度と買わないと思いました。

街角でイベントのポスターが。貼り方がいかにも韓国流。友人のお気に入りのスターさんの姿がありました。バラードの皇帝といわれている割には、９分の１の扱いでした。釜山公演はクリスマス頃に２日なのですが、チケットはまだ完売ではありませんでした。

地図を片手に歩いていくと、ホテルエンジェルの看板が見えました。あと少し。

道端のゲーム機。どんなものが人気なのかな。ドラちゃんがありますね。

ホテル到着。日本語であっさりチェックイン。ネット予約しているためか、宿泊名簿の記入もなし。釜山のガイドマップや、ホテルの名刺（道に迷った時帰ってこれるように）などいただき、朝食の説明を受け、カードキーをもらってエレベーターで上がりました。早速テレビをつけると子供たちがカラフルな衣装で歌っていました。

ホテル近くの路上です。ＡＲＴＢＯＸという文房具屋さんや、猫カフェ、パン屋さんに飲食店、ドラッグストア、化粧品店などいろいろありました。

屋台で靴下や、アクセサリーを売っていました。韓国の人はよく働くなあと言う印象です。町のあちこちに露店があり、結構お年寄りが頑張っています。個人商店、露店、屋台、或いは道端で品物を広げて売っているひとも。朝早くから、昼間に、或いは夕方から夜にかけていろんな人がいろなものを売っています。後日、ヤフーのニュースで、高齢者の貧困率世界一が韓国と書いてありました。日本は4位。働かねばならない現実と、働けるうちは働こうという勤勉さのある国民性なのかなと、おもいました。

韓国で初めて古本屋さんに入りました。駅の地下街にありました。ロッテの光復店にあったはずの本屋さん（CDもあった）が、なくなっていて、困りました。

駅構内の照明写真機です。日本の方が安いのでは？韓国の経済成長？、日本の円安のため？最近はとても物価が高くなっていますね。

証明写真機の隣は券売機です。今回の旅では、何度もトラブルが。コインを投入したら投入口にひっかかったり。どこの駅も駅員さんがどこに居るやらわからず、券売機を離れることも出来ずでしたが、困っていると、切符を買おうとしていた若者が代わりに駅員を呼んでくれ（コールとかかれたボタンがあった）、駅員に事情説明をしてくれました。その人も機械のトラブルでした。駅員はというと、機械をドンドンと叩いてコインを落とそうとし・・。まあ、無事に切符を買うことが出来ましたが、駅員さんより、ぶっきらぼうな感じの若者の親切さが心に残りました。自分の用もあったでしょうに、駅員を呼ぶだけでなく、問題解決まで側に居てくれました。感謝ハムニダ。

地下鉄の駅では車椅子の人への配慮がいろいろとされていました。

顔だし看板は、韓国にもありました。地下鉄をサブウェイと言って聞くと通じなかったのですが、メトロでした。
軽鉄道の沙上駅から地下鉄の沙上駅への乗換えがちょっと離れていてわかりにくいのです。通りかかった警察官の方に教えてもらいました。地下鉄のキャラクターを見ていて、ああ、メトロって言えば、すぐにわかてもらえたのになあと。

このようなリフトが、あちこちの駅にありました。
地下鉄に乗って移動する間に、眼のご不自由な６０歳ぐらいの男性が白い杖と、ビニールのザル籠を持って歌いながら物乞いをしていました。乗客の反応をみていると、５０くらいのサラリーマン風の男性が、お財布から１０００ウォン札１枚を取り出しザル籠に入れてあげて降りていきました。白い杖に当たって躓きそうになりながら。どうも、全盲の人ではないようで、そういう意味でもみなの反応を見ていたのですが、若い人は無関心な感じでした。この日は車椅子に乗ったおばさんも、何事か言いながらゆっくり車内を移動していました。このときは、おばあさんが小銭を渡してやり、若者は１５０００ウォンほどあげていました。地下鉄の出口の階段でも物乞いの男性が居ました。韓国の社会福祉制度ってどうなっているのかな。

この日は疲れたので、ホテルの近くのチキン屋さんで、チキンをテイクアウトにしました。韓国のチキンを食べるのは初めてで、一応、こういうものを食べようというリストは作ってあったのですが、適当に選んだら、甘辛い味付けのチキンでした。大根の甘酢漬けがおいしかったです。若い店員さんとのかみ合わないやり取り、長く待たされてやれやれでしたが、店主らしき中年男性が注文したチキンを手渡してくれて、いかにも、善良で正直で素朴な風貌にほっとしました。夜の１０時過ぎと言うのに、次々とお客さんが入ってきて、はやっているおみせのようでした。エンジェルホテルを出て左に５０メートルくらいのところのお店です。これは、１４５００ウォンのセットでした。

チキンだけではなあと思って、ホテルの前のコンビニでおにぎりを買いました。２個で１５００ウォンです。ごはんも海苔も日本のものの方がおいしいけれど、具が珍しくて。おにぎりは３角形で、日本のと同じです。おにぎりを食べたらほっとしました。