年末年始スペイン旅行～弾丸６日間～

2012/12/28 - 2013/01/02

「サグラダ・ファミリア」が見たい！
その思いと年末年始に旅行がして見たいという思いでスペイン旅行を決めました。

バルセロナ・マドリード・トレドをめぐる６日間のスペイン弾丸旅行です。

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

12月28日（土）成田空港をＫＬＭオランダ航空で出発しました。
日本ースペイン間は直行便がないので、まずはオランダ・アムステルダムを目指し
乗り換えてスペイン・バルセロナに向かいます。

飛行機の中で出た機内食です。ケーキがわりと美味しかったな。

アムステルダムまで11時間のフライト、そのあと乗り換えで2時間待ち、
バルセロナまで3時間
夜１０時頃バルセロナに着きました。
今回は夜に着くので危険かなと思って空港からホテルまで送迎依頼しました。

バルセロナで宿泊したホテルリアルトです。
地下鉄の駅も近く、便利な立地でしたよ。

リアルト ホテル ホテル

翌日、ホテルで朝食を取った後、さっそく地下鉄で移動開始！

目指すはサグラダファミリア。
事前にネットで予約を取っておくこともできるのですが
予約しなかったので朝9時のオープン前に並んで開門を待ちます。
8時半くらいにいったらもうずいぶん長い列になってました。

道路を挟んだ隣は普通のマンションでした。
なんだかちょっとがっかりな景観でもあり、
隣に住んでるなんてうらやましい
だって毎日工事が進んでいく様子がみられるんですよねぇ。

さて、いよいよサグラダファミリアに入場です。
受難のファサード側から。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

教会なのでこの日も何か行われてました。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

ステンドグラスを通った光が幻想的ですね。
この柱の形にも注目！木の幹と枝のようですよねぇ。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

こちらは天井まで写してみました。
なんだか恐竜の骨の間にいるみたいです。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

こちら側は受難のファサードの反対側の入り口
生誕のファサード

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

この「奏楽の天使たち」の彫刻は日本人彫刻家の作品なんだそうですよ。
すごいです！

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

塔の上にエレベーターで行って来ました。
エレベータはーは予約制です、当日予約なので何時に登れるかは分かりません。
わたしたちは1時間半くらい待ちました。

建築中です。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

塔からみたバルセロナの景色です、あの丘の上の建物はなんだったんだろうなぁ

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

塔の上の方はホントにまだ建築中なんですよね。
クレーンが伸びている。２０２6年に完成なるかっと言われているらしいです。
すでに建築開始から129年経っていて未完成の教会

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

つづいては地下鉄に乗って移動して、
駅から15分くらい歩いて グエル公園にやってきました。

人の多さと、長い登り坂で心折れそうになっちゃった（笑）

グエル公園 広場・公園

こちらの鮮やかなモザイクの装飾もガウディの作品
このドラゴンを観にやってきたんですよ。

グエル公園 広場・公園

公園からの眺め素敵です、そしてこのベンチや壁のモザイクも素敵です。
グエル公園自体がガウディの建築物なんですよ。

グエル公園 広場・公園

こんなところにもモザイク。
ほんとに目を奪われる美しさ。

グエル公園 広場・公園

つづいてはカサ・バトリョ
ガウディが設計したバトリョさんのお家

この真ん中のお家です。
大きな通り沿いにあって、普通に街中の一角に建っているので
見落としそうになりますよ。看板も小さいし。

カサ バトリョ 現代・近代建築

このバルコニーなんだか仮面みたいですよねぇ

カサ バトリョ 現代・近代建築

お家のなかも見学できます。かなり見ごたえありなので
時間をじっくり取ってくださいね。
ちなみに有料です２０ユーロくらいしましたが、音声ガイド料金も含まれているので高い気はしません。もちろん日本語の音声ガイドです

さっきの仮面のバルコニーのところのお部屋です。
天井がおもしろい

カサ バトリョ 現代・近代建築

こちらは吹きぬけ、タイルがキレイなんですよ。
全体的になんだか海のなかにいるようなイメージ。
全部ガウディのアイディアです

カサ バトリョ 現代・近代建築

こちらは夕方にライトアップされてからの様子

カサ バトリョ 現代・近代建築

こちらもガウディの建築「カサ･ミラ」
ミラさんの家です。こちらも街角に突然ありました。

営業時間が終わってしまったので、中には入れませんでしたので
外観の写真だけ。バトリョさんの家とはだいぶ趣がちがいます。
　

カサ ミラ 現代・近代建築

夜はレイアール広場にある、「ラスキンザニッツ」へ
有名店らしく、地元のひとも観光客もたくさんきてました。
外に並んでいるときに案内してくれる店員さんが面白かった。

ラス キンザ ニッツ 地元の料理

パエリア2人前とサラダとワインを頼みました。
美味しいけど二人では食べきれない量。

しかし、周りの方々はメインやデザートなども付けていて
よく食べられるなぁと

ラス キンザ ニッツ 地元の料理

レイアール広場からは歩いてホテルへ、5分もかからないです。
クリスマスのイルミネーションとお正月のイルミネーションは同じなんですね。

バルセロナは昼間は非常に暖かく、上着はいらないくらいでした。
念のため裏地の取り外しできるモッズコートを持って行ったんですが
昼間はコートもマフラーも荷物になってしまうくらいに暖かい。

夜はそんなに寒くならなかったけど羽織ってました。
朝はさすがに日が出るまで寒いです。
でも、１２月の東京ほうがはるかに寒い

おはようございます！やっとバルセロナ2日目（12月30日）のスタートです。
今日は午後にはマドリードへ移動するので
午前中にホテル近くの名所を巡ります。



カテドラル、教会です、中ではミサが行われてました。

ゴシック地区 旧市街・古い町並み

カテドラルの前の建物に描かれているピカソが描いた壁画

かなり大きな作品なのですが、このあたりにあると知っていれば気付くけど
街に溶け込んでいるので知らないと見落とす可能性が高いです。

ゴシック地区 旧市街・古い町並み

ホテルの最寄り駅地下鉄3号線ＬＩＣＥＵ駅出口から出てすぐにある
ミロのモザイク床。こっこんなところにも芸術作品が！
人々に踏まれてます（笑）

ゴシック地区 旧市街・古い町並み

先ほどのミロのモザイク床から歩いてすぐのところにある
グエル邸、こちらもガウディが設計したグエルさんの家です。
10ユーロ入場料が取られますが、こちらも日本語のイヤホンガイド付き

グエル邸 現代・近代建築

グエル邸の内側

グエル邸 現代・近代建築

このカラフルな煙突がなんと20個もあります。
ガウディ以外の芸術家も デザインしています。20個全部は写真撮れなかった。

グエル邸 現代・近代建築

さて、これから新幹線に乗ってマドリードを目指します！
その途中に大事件！？発生？
駅で移動に乗っていたエスカレーターが止まってしまい困っていると
スーツケースを持ってあげるよという感じに男が現れ
「あっこれ親切強盗じゃないか？」かと、意地でも渡さないように、
エスカレーターで踏ん張っているとタイミング良く団体客が来て、
男は立ち去っていったのです。振り返ったらもう一人エスカレーターの下で男が待っていた。危ない、危ない。

スペインの新幹線　「AVE」これでマドリードへ向かいます。大体３時間。
新幹線の中でさきほどの怖い思いが蘇って来て二人ともウトウトもできなかった。
また盗られるんじゃないかと思って。
新幹線は乗るまでにセキュリティチェックもあるので変な人は乗れないと思いますが。車内もとってもキレイ。

あと駅構内にお手洗いがぜんぜんないので「AVE」乗るまでトイレ我慢でした（苦笑）トイレほんとにないんですよ。

マドリードでお世話になるホテル「ウサ・プリンセサ」
地下鉄ARGUELLES駅から地上に出てすぐです。
お隣がスペインのデパート「エル・コルテ・インテグレス」
ほぼ繋がってます。5つ星なので高級感漂ってました。

マドリード マリオット ホテル プリンセサ プラサ ホテル

お部屋はこんな感じ
電子ロックの金庫も冷蔵庫もあり。テレビも大きいですよ〜

マドリード マリオット ホテル プリンセサ プラサ ホテル

ホテルに荷物をおいたら大急ぎで「プラド美術館」へ向かいました。
もうあと2時間くらいで閉館時間なので、日曜日は入館料無料です。
そのかわり大混雑でのんびり絵をみることはできません。

プラド美術館 博物館・美術館・ギャラリー

GOYAさんの銅像がありました〜
館内はもちろん撮影禁止です、そう考えるとパリのルーブル美術館の写真撮影OKってすごいよね。

ゴヤ・ベラスケス・エル・グレコの絵画が目玉です。
エル・グレコさんは独特の色使いなので、この方の絵がまとめて展示されてると
ちょっと薄気味悪いなぁ（ファンの方ごめんなさい）


猛ダッシュでみたいものだけみて来ました、18時にはしっかり締め出されます。
あんなにたくさん人来てるのに、追い出し上手いです

プラド美術館 博物館・美術館・ギャラリー

SOL広場、クリスマスツリーが立ってました。
すごい人出で歩くのが大変でした。

ここを抜けて目指すは「マヨール広場」
そのちかくの店に晩ご飯を食べに向かいます。
しかしどの道も人出溢れかえっていて、年末のアメ横みたいだった。

日本人に人気のある、マッシュルームのお店「メソン・デル・チャンピニオン」
狭い小さな店なのですが、超満員でカウンターに辿り着くだけでも大変！

でも、店員さんがとても親切なので、スペイン語も英語もできない私でも
注文できるように対応してくれます。写真付きメニューあり。
といってもみんなお目当てはマッシュルーム焼きだからそれとビール or　ワインの注文になる。

これが有名な「シャンピニオン・ア・ラ・ブランチャ」
焼立てがほんとに美味しい。店はごった返していて食べる場所も確保できない様子だったんですが親切なスペイン人の方がもう自分は済んだからここどうぞと譲ってくれました。
やっとお皿を置けたところでパチリです。

まだまだ続くスペイン旅行。この日は12月31日大晦日です。
今日は午前中お土産を買いにマドリード市内をあちこち回りました。
マドリードはバルセロナとは違って、東京の冬と同じくらいの寒さ。
昼間でもコート、マフラー、手袋とフル装備、ダウンコートでもよかったかなぁと思うくらいの寒さ。

今日はオプションのバスツアーで午後から「トレド」の街へ、
マドリードからはバスで1時間くらいのところにあります。

古都トレド 旧市街・古い町並み

トレドの街は迷路のように道が入り組んでいて、しかも狭い！
ガイドさんなしではとても周れません。
こんな道ばかり

古都トレド 旧市街・古い町並み

せっ狭いよ〜、この日は大晦日のマラソン大会をしていて
マラソンに参加している人たちとたくさんすれ違いました。

古都トレド 旧市街・古い町並み

カテドラル。
この日休館日だったので、なかにあるエル・グレコとゴヤの絵画は観られませんでした、残念。

トレド大聖堂 寺院・教会

川にぐるりと囲まれていて、小高い丘になっているので
トレドは昔、要塞都市だったそう。景色がキレイでした。

古都トレド 旧市街・古い町並み

トレドからマドリードに戻ってきてから、この旅の最終目的地へ
フラメンコショーを観に予約していたタブラオへ行きました。

タブラオというのはフラメンコショーをやっているお店です。
食事つきのコースを予約。
大晦日だからお休みの店も多いし、営業している店は混んでいました。
「casa patas」というタブラオに観に行きました

カサ パタス 劇場・ホール・ショー

前の方の席は踊り手さんの汗が飛び散る、大迫力のステージでした。
フラメンコがあるから情熱の国って言われるんだろうな。
日本でフラメンコ観に行ったことがあるんですが、その時は女性の踊り手さん
ばかりだったので、男性の踊り手さんが新鮮でした。

カサ パタス 劇場・ホール・ショー

歌も踊りに負けずに迫力あります。
あれだけの声が出たらストレス発散できる だろうなぁって、違うか（笑）
小さい劇場なので、後ろの席でもよく見えました。

終ったのが夜22時頃それからホテルへ帰ったのですが、
この日は地下鉄のストをやっていて、本数が１５〜２０分に1本に減っていました。
地下鉄SOL駅はなぜがどの電車も通過してしまうし
（たぶんSOL駅の上の広場がすごい人出だからではないかと）
帰るのに結構な時間を取られてしまいました。

大晦日のパーティーへ向かう、仮装をした人たちをたくさん見ました。

1月1日朝3時半にホテルにお迎えが車が来るので空港へ向かいます。
日本には1月2日朝７時到着予定です。

今回の旅も実に盛りだくさんで、マドリードがあまり時間が取れなかったので
もうちょっと美術館めぐりをしたかったなあ。
念願のサグラダ・ファミリアを観て来たので、それだけで満足ですけどね。

カサ パタス 劇場・ホール・ショー