サッカラの階段ピラミッド＆博物館内の写真撮影開始

2015/12/01 - 2015/12/01

カイロよりこんにちは！

まずはビッグニュースです！！

カイロ・ダウンタウンにあるエジプト考古学博物館が、12月1日から2016年1月7日までの期間限定で、なんと博物館内部の写真撮影ができます！！

巨大なファラオの像から小さな日用品、ツタンカーメンの何重もの棺や玉座などの副葬品など、古代エジプトの遺物が文字通りごろごろと展示されているエジプト考古学博物館。通常は博物館内の写真は禁止されていますが、今だけ写真撮影することができますよー！

じっくり見ていたら1日中かかってしまうくらいなのに、撮影できるとなると、1日じゃ足りないかも！？早速スタッフが視察に行ってきましたので、その様子はおいおい。写真は本日撮ってきたものです！

※ツタンカーメンの黄金のマスクは修復の為、公開中止中です。
※ミイラ室内は写真撮影できません。

エリア サッカーラ(エジプト)

さて、昨日のブログの続きはおいといて、日本でも報道されたようですが、11月28日にギザのAl Manawatという場所で警察が銃撃される事件がありましたが、その近くの観光地・サッカラへ行って来ました。

サッカラには、第4王朝に建造されたギザの3大ピラミッドよりも古い、第3王朝第2代のジェセル王によって人類史上初めて建造されたピラミッドがあります。

その形状から「階段ピラミッド」と呼ばれています。

サッカラのピラミッドはギザのピラミッドエリアから直線距離にして約20km。のどかなサッカラ街道を南下します。

牛もいました。カイロでもロバは普通にみかけますし、時々馬もいますが、道路で牛を見ることはないですね。

トゥクトゥクとともに牛が「駐車」していました・笑

サッカラ街道は、マリオテイヤ（運河）と並行しています。

緑の畑が広がる光景はなんだか日本の田舎のようです。

サッカラの階段ピラミッドコンプレックス周辺にはナツメヤシがたくさん。これは日本では見られないですね。

ゲートに到着。

ピラミッドコンプレックスの入口です。

ちょうど朝９時。中に入るとまず柱廊になっています。ガイドがグループのお客さんに説明をしていました。

柱廊を抜けると階段ピラミッド！

階段ピラミッドは現在（というか何年も･･･）修復の為、上部が木材で覆われていてちょっと残念ですが、この独特のシルエットがとてもおもしろく、個人的にはギザの3大ピラミッドよりお気に入りです。

左はコブラの壁です。

内側から見た柱廊。

ルクソールの巨大建造物に比べると見劣りしますが、ルクソールよりも850年以上も前に造られ、さらにカイロ・ギザエリアで見られるものとして、かなりおススメです。

4600年以上前に建造された階段ピラミッド。完成時は表面を真っ白な石灰岩で覆われていたそうです。

カイロも朝晩はだいぶ涼しくなりましたが、日中、陽が射す中を歩くとまだ少し暑くなります。特に遺跡観光時はサングラスや帽子があった方がいいですよ。

この旅行記へのコメント （2）

• スイカさん 2015/12/02 06:57:57

  惜しい！！

  おはようございます、ペリカン・・・さん
  
  え〜！！
  博物館内写真撮影可能って、そんなこと時々やるんですか！
  今までいろいろ旅行記見たけど、写真撮影できた人はいない。是非見たいけど・・・・、来年２月にもやってくれ〜！(^_^;)
  
  サッカラ、行かれたんですね。微妙だな、私はギザに３〜４泊する予定、サッカラ行きは現地で決めましょう。
  銃撃の場所は、Al Manawatというところですか、地図で確認してみます（グーグルマップで表示されるかな？）。
  情報ありがとうございました。
  
  スイカ

  スカイバードトラベル（旧：日通ペリカントラベルネット エジプト店）さん からの返信 2015/12/02 17:54:10

  RE: 惜しい！！

  スイカ様
  
  こんにちは。コメント書き込みありがとうございます。
  
  博物館内の写真撮影許可は10年以上振りのようで、非常に貴重な機会です。
  
  
  日通ペリカントラベルネット エジプト店