2015/11/28 - 2015/11/28
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jilllucaさん
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2015年に日本の動物園では16園で23匹(訪問日当時、その後、残念ながら日本平動物園のタケル君が天国に旅立ってしまいました)のレッサーパンダが誕生しました。
9月のシルバーウィークから公開が始まり、毎年の事ながら秋はその年生まれの仔パンダに会いに行くのをメインに旅をしてきました。
2015年仔パンダの旅も残すは2園・・・今日は広島市安佐動物公園です。
安佐動物公園と言えばここ最近はなかなか繁殖には恵まれませんでしたが、中国地方のレッサーの雄、安佐生まれのパンダに特徴的な目尻から頬に掛けての茶色が濃く、アイシャドーも濃い目の顔立ちが”安佐顔”と呼ばれるほど日本のレッサーシーンに貢献してきた園なのです。
今年、9年ぶりにレッサーパンダが誕生!!
ついに中国地方の雄が復活の狼煙をあげました!!
もうすぐ12月と言うのにまだ性別判定がされていないキク&マルコンビに会いに行ってきました・・・きっと双子の男の子だよね??
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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今朝は羽田空港7時発の全日空671便で出発、広島空港にはほぼ定刻の8時30分すぎに到着しました。
空港からはバスで中筋駅へ出て、アウトラムラインと路線バスを乗り継いで10時20分頃に広島市安佐動物公園に着きました。
ANA0671 羽田→広島 1021PP
(2015年トータル 99497PP 内 ANA 55061PP)
あと503PPで来年度ダイヤモンド。 -
安佐動物公園です。
入園料は大人510円です。 -
入園すると目の前にデンとそびえるのがサル山ならぬヒヒ山・・・ニホンザルではなくアヌビスヒヒがいます。
アヌビスヒヒはサバンナの岩山に暮らすのでいわゆるサル山と言う環境にとても適しているそうです。 -
ヒヒ山近くの掲示版には今日のお目当てちゃんの情報が掲示されていました。
まだ性別が公表されていないキクちゃんとマルちゃんの公開は14時から30分程度とのこと。 -
現在は動物園秋まつり中ですが、12月5日から始まる冬まつりのポスターはキクマルコンビでした。
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エントランスすぐの動物科学館にもキクマルコンビの情報がいっぱい。
雨の日は屋内展示だそうです。 -
可愛い。
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さて、レッサーパンダ舎は園内で一番遠い西園の坂を登り切ったところにあり、一度行くとおいそれと下界に戻れません。
キクマルコンビが出てくるのは14時、その前に1時間前に行けば午前中展示のマツ君と麻麻(マーマー)ちゃんにもしっかり会えるでしょうから、まずは、ゆっくり本園を回ろうと思います。
サバンナゾーンのアミメキリン 個体識別は出来ませんでした。 -
サバンナゾウのアイちゃんとマルミミゾウのメイちゃん。
メイちゃんはサバンナゾウとして入園しましたがなかなか体格が大きくならず、改めて調べたところ、一回り体の小さいマルミミゾウと判明しました。
もちろん、サバンナゾウのアイちゃん、タカ君と仲良しですが、希少種だけに交雑は厳に避けなくてはならず、もちろんタカ君とのペアリングは出来ません。
お隣の山口県の秋吉台サファリには同じマルミミゾウのダイ君がいます。
将来的にメイちゃんとダイ君が夫婦になれればいいなと心から思います。 -
続いて、ネコ科猛獣ゾーン
ここでの楽しみはネコ科の皆様ご本人に会う事ももちろんですが南方キーパーさんの8コマ漫画を読むことです。
新作がアップされていました。
アムールトラ漫画は「トラトラあげいん」です。
現地で読みたい方もおられると思いますので漫画は最後に纏めてアップしますね。 -
アムトラ、本日の展示ご担当はバイコフ君。
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アムールヒョウ漫画は「ヒョウ柄マダム」。
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今日の展示担当はマダムことチャイムちゃんでした。
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なんと、18歳のベル君は2日前の11月26日に周南市徳山動物園に移動したとの事。
ベル君はチャイムちゃんとの間にピンちゃん、ポンちゃん、ダッシュ君を誕生させた偉業を残し、繁殖を離れて徳山で悠々自適の生活に入ります。
安佐には福山市動物園からアニュイ君が12月15日に来園し、将来的にチャイムちゃんとペアを組む予定だそうです。 -
ライオン漫画「レオ通」。
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今日の展示ご担当はライト君。
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安佐動物公園では今年ミルキーちゃんとナナミちゃんの双子が天国に旅立ち、現在はライト君と息子のリク君の男所帯になってしまいました。
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ブラックバックは繁殖シーズンなのでしょうか?
1頭のオスはハーレムを作っていましたが、他の数匹のオスは別の放飼場に隔離されていました。 -
本園から西園に入り坂の途中のユーラシアカワウソ舎へ。
屋外放飼場はユウじいちゃんとユッチーちゃん。
ユウじいちゃんは野生出身でなんと推定24歳以上で国内最高齢(のはず)!!
昨年生ままれのユウじいちゃんとユッチーちゃんの娘のリオちゃんには今日も会えませんでした・・・理由は分からないのですがバックヤード飼育になっているどうです。 -
山を登り切ってレッサーパンダ舎へ。
13時に着くはずが12時に着いてしまいました。 -
キクマルコンビに会えるのは14時からですので、あと2時間あります。
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14時まではマツ君と麻麻(マーマー)ちゃんの展示です。
安佐のレッサーパンダ舎は屋外放飼場と屋内展示室に分かれていますが、別々に使用することはあまりなく、今日も屋外と屋内を開放しての展示となっています。 -
こちらマツ君です。
マツ君は2004年7月23日安佐動物公園生まれ。
目尻からほっぺに掛けての毛色がとても濃い、いわゆる安佐顔の男の子です。 -
安佐の御曹司で繁殖も期待されているマツ君ですが、前妻のサクラちゃん(現、日立市かみね動物園)、モミジちゃん(すでにお星さま)、そして、現在の奥さんの麻麻ちゃんとの間にもまだ子宝に恵まれていません。
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そして、麻麻ちゃん・・・むーん、下半身の毛はどうしちゃったの?
麻麻ちゃんは2005年7月7日秋田市大森山動物園生まれ、日立市かみね動物園を経て安佐にお嫁入りしてきました。 -
横浜の野毛山動物園のキンタちゃんと同じような毛の抜け方にちょとビックリ。
執拗な毛繕いが原因だと思いますが、その執拗な毛繕いの原因は分かりませんでした。
なんらかのストレスなのでしょうか? -
キンタちゃんもそうですが、お顔がとってもキュートなだけに余計に下半身の毛並が目立ってしまっています。
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マツ君と麻麻ちゃん。
この様に普通に通年同居が出来るペアです・・・まあ、それがいいかと言うとなんとも言えませんが・・・。
円山のココちゃんとセイタ君の様に恋のシーズン以外で同居させると大喧嘩はするけど、繁殖の成績は極めて良いペアもいますから・・・。
今年、トロリ君とミウちゃんの若ペアに子供が出来たので、今後の安佐の繁殖は若ペアがメインになると思うのですが、もし、マツ君と麻麻ちゃんにもチャンスが与えられるなら、敢えて暫く会えないようしてから恋のシーズンを迎えさせるのもいいかもしれないですね・・・素人考えですが。 -
マツ君・・・かっこいい!!
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麻麻ちゃん・・・可愛い!!
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麻麻ちゃんのお母さん姿も是非見てみたいですよね。
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14時少し前にキーパーさんが登場して、まずはマツ君と麻麻ちゃんをバックヤードに収容して、放飼場のお掃除。
そして、いよいよ安佐動物公園としては9年ぶりの仔パンダちゃんの登場です。 -
まずはお母さんのミウちゃんが登場。
シーちゃんは2010年7月19日静岡市日本平動物園生まれ、お母さんがナラちゃん(すでにお星さま)、お父さんがシュウシュウ君、双子の姉妹にシーちゃんがいます。
ミウちゃんとシーちゃんは人工哺育で育ちました、人工哺育で育った子は一般に育児能力が乏しかったりする場合が多いのですが、日本平にいるシーちゃんは今年で3年連続の自然哺育に成功し、ここ安佐にお嫁入りしてきたミウちゃんも今年初産で自分の手で自然哺育をしています、素晴らしいです。
ミウちゃん、シーちゃんは人工哺育とは言え双子で育ちましたし、割と若いうちからお父さんのシュウシュウ君との同居でレッサーパンダとしての本能を磨いたんだと思います。
人工哺育後のレッサーパンダ社会への適応に成功した素晴らしい事例で、そのスキルをレッサーパンダの種別調整園である日本平動物園が持っていることは大きな意味があるように思います。 -
続いて6月26日生まれの双子、キクちゃんとマルちゃんが出て来ました!!
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お母さんと一緒にリンゴを食べているのがマルちゃん。
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そして、少し離れたところでリンゴをもらったのがキクちゃんです。
キクちゃんとマルちゃんの性別はまだ発表されていませんが、さすがに園は既に把握しているようにも思います。
僕の見た目での判定は双子の男の子・・・どうでしょう? -
まずはリンゴを一切れ食べてミウお母さんはキーパーさんにおかわりをしに、双子はなぜか屋内展示室の方へ(苦笑)
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双子ちゃんの動向より今はリンゴ命なミウちゃん。
綺麗な立ち姿でリンゴをおねだりするミウちゃんです。 -
なぜか屋内展示室に入ってしまった双子。
キーパーさんが呼びにきましたよ。
呼びかけに出て来たキクちゃんがキーパーさんと一緒にマルちゃんを呼びます(笑) -
ミウちゃんも屋内展示室に入り、双子を連れて出てきました・・・さすがママですね!!
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「リンゴちょうだい」なマルちゃん。
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「リンゴくれくれ」なキクちゃん。
こう見るとキクちゃんもマルちゃんもミウお母さんにそっくりな毛色ですね。 -
キリッと顔のキクちゃん。
目尻からほっぺの色の濃さはいわゆる安佐顔・・・おばあちゃんのナラちゃんは安佐出身ですもんね。 -
ほんわか顔のマルちゃん。
マルちゃんの顔の毛色は薄いですね・・・誰からの遺伝だろう??おじいちゃんのトロ君からかな?
今のところ個体識別がとても容易な双子ちゃんです。 -
お母さんが木に登ると双子も追いかけて木や東屋に登っていきました。
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マルちゃんはちょっと不思議っ子。
ミウお母さんとキクちゃんがキーパーさんにかまってもらっているのを横目にパンダアイウェイに登って、一人で寛いでいました。 -
キーパーさんが「マル〜、降りといで〜」と呼びかけても投降に応じないマルちゃん(笑)
さっきはこの双子は両方とも男の子と感じたのですが、こう言うGoing My Wayなところを見ているとマルちゃんは女の子のような気もしてきました。 -
マルちゃんが後半暫くパンダアイウェイで寛いじゃったこともありなかなか双子のツーショットが撮れなかったのですが、なんとか撮れました!!
体格差も目で見て分かるほどはありませんし、初産で初めて育児のミウお母さんに大感謝ですね!!
キクちゃん、マルちゃん今日は会えてとても嬉しかったよ!!
なるべき早く性別教えてね!! -
ミウちゃんと双子ちゃんの展示は結局1時間で、15時からはお父さんのトロリ君です。
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トロリ君は2011年6月27日姫路セントラルパーク生まれ、今年初めてお父さんになりました。
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これぞ安佐流・・・リンゴを食べている間に健康診断!!
まずはお尻のチェックから。 -
そして、体全体を触診。
こうして触られることに慣らしておくといざ病気に掛かったときも発見や処置が容易になりますね。
今日はありませんでしたが以前訪問した時はミウちゃんもこの様に健康診断されていました→http://4travel.jp/travelogue/10979760
素晴らしいですね!! -
「リンゴもっと」なトロリ君
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「え〜、もうないのっ!!」なトロリ君。
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トロリ君は姫セン時代にお母さんのキララちゃん、双子兄妹のキラリちゃんだけでなくお父さんのトロ君との同居も経験している子、きっと双子ちゃんとの同居展示もこなせると思うんですよね・・・無理にとは言いませんが双子ちゃんの経験値も上がりますし、一度、チャレンジしてみて欲しいと思います。
今日はとても寒い一日で、海外出張帰りと言う事でコートも持たずに朝から動物園に居たためにいよいよ体が悲鳴をあげ始めました・・・トロリ君にも会えたことだし、そろそろ撤収致します。
トロリ君、また来るね!! -
先ほどご紹介した南方キーパーさんの8コマ漫画。
1作目「ヒヒ通」、2作目の広島本大賞を受賞した「キリマンじゃろ」に続き3作目の「キリマンじゃろのつづき」が売店で売られていたのでもちろん購入しました。
ここからは猛獣舎に貼られていた「トラトラあげいん」「ヒョウ柄マダム」「レオ通」の最新作をアップさせて頂きますね。
現地で読みたい方、本になってから読みたい方は飛ばしてくださいね。 -
トラトラあげいん その9
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その10
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その11
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その12
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ヒョウ柄マダム
その9 -
その10
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その11
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その12
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レオ通
その9 -
その10
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その11
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その12
-
その12.5
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この旅行記へのコメント (2)
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- まみさん 2016/01/14 08:53:17
- いつもながら参考になりました
- Jilllcaさん、こんにちは。
コミュニティー掲示板にも書きましたが、初の安佐動物公園遠征の成功もJilllcaさんのおかげです。
私もレッサーパンダのところへは13時時をめざしたのですが、13時半になってしまいましたが、13時くらいでもマツ君とマーマーちゃんに会えたか、わかりませんね。
レッサーパンダは最後のつもりだったので、途中わりとゆっくり見て回りました。
キリンの個体紹介はテラスにありました。
ケープハイラックスはおおぜいいいて、ちっこい赤ちゃんたちに夢中になりました。
売店で販売していた飼育員さんの漫画はかなり立派な書籍でしたね。重かったので一冊、二冊目のキリマンジャロだけ買いましたが、若くして亡くなったキリンの男の子のエピソードは、最新刊の方にあったかも知れませ
ん。キリマンジャロ初刊では、男の子が来園したところまででした。惜しかったです。
- jilllucaさん からの返信 2016/01/15 20:58:09
- RE: いつもながら参考になりました
- まみさん
こんばんは。
> コミュニティー掲示板にも書きましたが、初の安佐動物公園遠征の成功もJilllcaさんのおかげです。
いえいえ、逆に新白鳥駅のこと教えてもらって・・・次回から使ってみたいと思います。
> 私もレッサーパンダのところへは13時時をめざしたのですが、13時半になってしまいましたが、13時くらいでもマツ君とマーマーちゃんに会えたか、わかりませんね。
> レッサーパンダは最後のつもりだったので、途中わりとゆっくり見て回りました。
そうですね、安佐に限らずですが効率だけを考えると、個体入れ替えの時間居るのが一番いいですもんね。
安佐の場合は完全に入れ替えになりますもんね、屋外と屋内で2チーム出すということはないようですね。
> キリンの個体紹介はテラスにありました。
> ケープハイラックスはおおぜいいいて、ちっこい赤ちゃんたちに夢中になりました。
安佐のケープは有名ですもんね、確か夢見の男の子も安佐出身だったと思います。
ユーラシアカワウソは行かれました?
リオちゃんが展示に戻ったとの情報は得ているのですが・・・いましたかね?
> 売店で販売していた飼育員さんの漫画はかなり立派な書籍でしたね。重かったので一冊、二冊目のキリマンジャロだけ買いましたが、若くして亡くなったキリンの男の子のエピソードは、最新刊の方にあったかも知れませ
> ん。キリマンジャロ初刊では、男の子が来園したところまででした。惜しかったです。
僕は行くたびに買い増して全巻持っています。
動物園ファン必携のシリーズですよね!!
jillluca
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