中央アジア　ウズベキスタン（３）　カラカルパクスタン、ヒヴァ

2014/04/28 - 2014/05/06

　「文明の十字路　ウズベキスタン」のツアーに参加。
　ウズベキスタンは、1991年のソ連崩壊によって独立した共和国。全人口の8割はウズベク人で、そのほとんどがイスラム教徒。

4月28日　ソウルで乗り換え、ウズベキスタンのタシケントへ。
4月29日　サマルカンドへ移動後、観光。
4月30日　終日、サマルカンド観光。
5月1日　シャフリサーブス移動後、観光。ブハラへ。
5月2日　ブハラ観光。
5月3日　カラカルパクスタン自治共和国を通って、ヒヴァへ。
5月4日　終日、ヒヴァ観光。
5月5日　ウルゲンチから空路でタシケントへ。着後、観光。
深夜にタシケント発。
5月6日　ソウル着後、乗り換え、帰国。

エリア ヒワ(ウズベキスタン)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ブハラからヒヴァまでバスで長距離移動になるので、朝7時半に出発。
途中、トイレ休憩。

キジル・クム砂漠に入ると、そこはカラカルパクスタン共和国。
ウズベキスタン国土の北西部にあり、約37％を占める。独自の憲法を持ち、国旗、国歌を制定している自治共和国。

アヤズ・カラの遠景。カラとは城塞の意味。6～7世紀の都城の跡。

ユルタ（遊牧民のテント）を訪問。

ユルタで昼食。

屋根。

昼食後は、トプラク・カラへ。
「土の宮殿」を意味し、紀元前から紀元後5世紀の間に造られたとされている。

宮殿、広場、市民の住居等の遺構がある。

20時にヒヴァに到着。ホテルで夕食。
ラグマン（中央アジア風うどん）。トマトベースのスープに具が入っている。緑色の瓶は、首都タシケントのビール「キブライ」。イスラムの国だが、旅行中どこのレストランでもアルコールの飲酒は問題なかった。

ヒヴァの伝統料理のキーマゼラフシャンというオムレツ。

次の日は、終日ヒヴァ観光。
ヒヴァの旧市街イチャン・カラは、1991年にウズベキスタン国内で初めてユネスコの世界遺産に登録された所。
泊まったホテル、マリカ・ヒヴァの部屋からは、イチャン・カラのオタ・ダルヴァザ門（西門）がすぐ目の前に見えた。

ヒヴァの町は、外敵の侵入を防ぐために外壁と内壁の二重の城壁で守られていて、内側の城壁に囲まれた内城が「イチャン・カラ」。
高さ約8～10ｍ、厚さ約6ｍの城壁に囲まれていて、その中には20のモスク、20のメドレセ（神学校）等の遺跡が残されている。

西門から入ってすぐの所にあるミナレット（礼拝告知をする塔）、カルタ・ミナル。1852年に着工されたが、当時の王の戦死により中断。高さ26ｍ。

今日は日曜日で学校がないため、学生の見学者で混雑していた。

ムハンマド・ラヒム・ハン・メドレセ。1871年、建設。

綱渡りショーをしていた親子。

キョフナ・アルク。
17世紀に建てられた、「古い宮殿」という意味のハーン（君主、有力者が名乗る称号）の宮殿。内部は、公邸、モスク、火薬工場、造幣所もあった。

奥にある、クリヌッシュ・ハーンのアイヴァン（テラス）。2本の柱で支えられ、壁面は七宝タイルで覆われ、天井は色とりどりの模様で飾られた王座の間となっている。

キョフナ・アルク内にある「アクシェイフ・ババの見張り台」からヒヴァ全景を見渡す。

イスラムの国にしては女性の服装の戒律は緩く、写真撮影にも気軽に応じてくれる。

イスラム・ホジャ・メドレセとミナレット。
ヒヴァで一番高い45ｍのミナレットを併設するメドレセ。1910年に建設。

ジュマ・モスク。
ジュマとは金曜日を意味する。212本の柱があり、説法者から全員の顔が見えるよう計算されて建てられている。彫刻は1本1本異なり、最も古いものは10世紀に建てられたもの。

昼食は、民家風レストランで。ディル（ハーブの一種）を使ったラグマン（中央アジア風うどん）。

パフラヴァン・マフムド廟内。

東門から旧市街を抜けて、バザールへ。

タシュ・ハウリ宮殿。
中庭を囲む2階建ての部屋のハーレムには163の部屋があり、1階には王と4人の正妻の部屋がある。

ムハンマド・ラヒム・ハン・メドレセに戻り、さっきの親子の綱渡りショーを見学。

その後は自由時間なので、メインストリートを外れてブラブラ。

エリヌールというチャイハナ（中央アジアの茶店）で、コク・チャイ（緑茶）。

ヒヴァで一番高いイスラム・ホジャ・ミナレットには118段の階段があり、登ることができる。階上からの景色。

夕食は、ホテルのレストランで。ロールキャベツ。

夕食後に、ライトアップされたイチャン・カラを散策。
西門から入ってすぐ、カルタ･ミナル。

イスラム・ホジャ・ミナレット。

ヒヴァで連泊。

次の日、ヒヴァからウルゲンチ空港へ。

ウズベキスタン航空でブハラを経由して首都タシケントへ。

ここで昼食。

最終日は、タシケント市内観光。まずは、ハズラティ・イマーム広場。
広場内にある博物館には、世界最古と言われる、7世紀に書かれた「オスマン・コーラン」のコピーがある。
ここから、中央アジア最初のメトロに乗って移動。

歴史博物館が休館だったので、歩いて独立広場へ。

夕食後、空港へ。22時20分タシケント発、翌朝、ソウル着。乗り換えて帰国。