2016/01/08 - 2016/01/08
2546位(同エリア4060件中)
櫻さん
写真などで何度か見たことのある『仏陀紀念館』の大きな大きな大佛様を間近で見て来ました。
大佛様のみならず、敷地から何からすべてが巨大で豪華絢爛です。
建設されてからまだ5年しか経っていないそうですが、とにかく「金かかってんなぁ」というのが全体を通しての感想。
でも子供から大人までみんなで楽しく仏教のことが学べるテーマパークです。
仏教のみならず、宗教というと「奥が深すぎる」とか「厳格」なイメージがつきものですが、こうやって楽しみなが勉強できるなら、宗教ももっと身近なものになるのかなぁと。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 自転車 徒歩
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『佛光山』から歩いて『佛陀紀念館』へ。
相互間を走る送迎カートもあるらしいんですが、歩いても5分も掛かりませんでした。佛光山 (佛陀紀念館) 博物館・美術館・ギャラリー
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山門を抜けてまず目に入るのは「禮敬大廳」。
ショップやレストラン、観光案内所などが入っています。
仏教寺院にこのような施設が入っていることがビックリ仰天。 -
入口の左側には獅子の像。
獅子は寺院の守護を担う霊獣。 -
右側には象の像。
仏陀のお母さん・摩耶夫人が象の夢を見て懐妊したことから、象は入胎のシルシ。
という意味があるから象と獅子の像があるのだろうと勝手に解釈。 -
1階はお土産屋さんなど、さながらショッピングモール。
更に驚いたことに、参拝客の多くは若者達でした。
イメージ的に年配の方がたくさん来るような場所だと思ってたけど。
さすが台湾、老若男女みな信仰心が篤いです。 -
スタバまで入っています。
仏教の施設らしく、レストランやこのスタバには素食メニューがあるらしい。 -
2階には素食料理の自助餐。
100元で食べられます。 -
せっかくなので記念に食べてみました。
台湾では野菜不足になってしまうので、こういう食事は本当に有り難い。 -
「禮敬大廳」を抜けて待ち構えるのは長さ240mの成佛大道と、その先に見える高さ108mの佛光大佛。
とにかく広くてデカい。 -
成佛大道の両脇には7層作りの八つの寶塔。
手前から七誡塔・五和塔・三好塔・一教塔。 -
こちらは手前から八道塔・六度塔・四給塔・二眾塔。
一教とか三好とは、佛陀が説いた涅槃に至る修行の基本となる八種の徳(偏見を持たない、嘘をつかないとなど)を表したもの。 -
いくつかの塔は中に入ることが出来ます。
ショップ、子供の遊戯施設、結婚式を挙げる会場までありました。 -
佛光大佛に近づいて参りました。
手前にいる観光客と比較しても、大佛様がどれだけどデカいかお分かりいただけると思います。 -
大佛様がお座りになる「本館」へ。
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なぜか館内の様子の写真があまりない。
もっと撮りゃよかった。
まるで美術館や博物館のようでした。 -
こちらは「金佛殿」、の扉。
内部の撮影は禁止でした。
名前の通り金佛が安置されており、第19代のタイ国王より寄贈されたものだそうです。 -
それでは大佛様を間近で見ましょうかね。
大佛平台(屋上)へ出ます。 -
うほ。
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ズン。
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ズン。
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ズーン。
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台座を含めて36階立てのビルの高さに相当。
東大寺の大仏様を初めて見た時も「デカイわ〜」と思ったけど、このような開放的な空間にそびえる様が一層巨大さを引き立てているので「スゲ〜な〜」って感じ。 -
この屋上の四隅にある塔は「普賢塔」「文殊塔」「地蔵塔」「観音塔」。
人生における因と果を明らかにした四つの真理を、それぞれの菩薩を拠り所にして悟り究めなさいという教えを意味しているそうです。 -
四つの真理=四つの苦(生・老・病・死)。
「苦」とは「苦しみ」ではなく「思うようにならないこと」。
更に「愛別離苦( 愛する者と別離すること)」「怨憎会苦(怨み憎んでいる者に会うこと)」など四つの「苦」を合わせて「四苦八苦」。
現在日常的に使っている言葉の中には、仏教用語や歌舞伎用語が語源となっているものがたくさんあるんですよね。
言葉の語源を学ぶのって結構好きです。 -
佛陀の教え通りの生活や考え方が出来たら、そりゃ神様仏様にでもなれてしまう。
でも人間らしく人間臭さがあるからこそ、それはそれで人生の醍醐味を色々味わえるのではないのかなぁ、なんて思ってしまってはダメなのかしら? -
とは言いつつも人生の有難みと、こうやって自由気ままに旅をさせてもらえる環境と周囲の人々に感謝の気持ちを感じながら、この巨大仏教テーマパークをあとにします。
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所変わりまして、高雄市内に戻って参りました。
プラプラ歩いていると、ちょうど民進党からの候補者の方の街頭演説中。
選挙の結果は民進党の圧勝。
この方も無事に当選していましたね。
高雄など南部は民進党支持者が多いそうです。 -
私が立ち去ってから数秒後、すんごい爆竹が鳴り出しました。
とある報道番組で「世界一賑やかな台湾選挙」と紹介されていました。
そんな台湾人から見ると日本の選挙って地味に見えるだろうし、
「やる気がないのか?」
と思われてしまうのかも。 -
そして着いた先は、私の高雄滞在ではこちらも毎度お馴染み鼓山輪渡站。
鼓山輪渡站 (鼓山フェリーターミナル) 船系
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長崎か〜ら船に乗って神戸に着いた〜♪
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海上から眺める高雄の街の景色が一番のお気に入りです。
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当たり前ですが、神戸ではなく旗津半島に着きました。
旗津半島 散歩・街歩き
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旗津に来たのはこの夕陽を見るため。
旗津海岸公園 / 海水浴場 広場・公園
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旗津輪渡站から徒歩20分ほどの、この場所に到着。
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どこかと言うと、海沿いに立つ「貝殻館」。
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とある高雄観光サイトでみた、この建物の脇にある「彩虹教堂」という、虹色のオブジェ越しに見える夕陽の写真がとても素敵だったので来てみました。
思いっきり逆行なので虹色とは分かりづらいですが、プロが撮れば素晴らしい光景が写し出されるんですよ。
「教堂」という名だけあって、結婚記念写真の撮影場所として人気だそうです。 -
あの赤いドレスを着たカップルも、私が教堂に着く寸前まで写真撮影してました。
ちなみにこの時かなりの強風が吹いていました。
あんなに肩出して、さぞ寒かろうに。 -
日没まであと20分ほど。
砂浜をブラブラ歩きながら輪渡站方面に戻ります。 -
砂浜にはお犬様たちがゴロゴロいました。
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波間にゴミが浮いているように見えるのはサーファー達です。
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漁船かな?貨物船かな?
なんか、望郷の念に駆られる光景。 -
そうして今日の太陽が水平線の彼方に姿を消しました。
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そういえば産卵中の巨大カニが居なくなってたカニ。
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旗津での私の大好物、イカの串焼きを食べます。
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丸ごと食べるとお口の周りがタレでベタベタになっちゃうので、今回は切ってもらいました。
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あ、白糖粿。
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台北など北部では見られない、南部のお菓子らしいです。
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餅を揚げて砂糖をまぶしたお菓子。
胡麻をまぶしたものもあるらしい。
揚げたてだから柔らかくっておーいしー。 -
ちゃんと夕飯も食べましょうね。
せっかくだから海鮮料理の店に入りたかったんですが、1人だと量が多いし注文の仕方が難しくって。
そして目に入った生魚片の文字。 -
エビ炒飯と。
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そしてもちろん生魚片をオーダー。
魚、凍ってました。 -
媽祖様にもご挨拶。
毎度毎度台湾に来させていただき、ありがとうございます。旗津天后宮 寺院・教会
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それでは、そろそろ帰りましょうかね。
旗津フェリー 船系
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うっとり。
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鼓山輪渡站前のかき氷屋通り(勝手に称呼)。
今回の旅は「一日最低一かき氷」をスローガンに掲げています。鼓山輪渡站 (鼓山フェリーターミナル) 船系
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普段は夏でもあまりかき氷を食べないんですが、台湾にいると何故だか食べたくなる。
ザ・台湾マジック。渡船頭海之冰 スイーツ
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うっとり。
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腹ごなしに港付近をプラプラ散歩。
出港間際の客船が待機していました。
のんびり船旅もイイよな〜。 -
ここは以前、使われなくなった倉庫の中で何軒かのレストランやバーが営業していた『漁人碼頭』という所だったんですが、いつの間にか閉鎖してしまってました。
高雄港漁人碼頭 散歩・街歩き
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香焦碼頭に到着。
かつて日本へ台湾バナナを輸出するための殆どの輸出船が、この高雄港から出港したという縁の場所。
でも、それが目的ではなく。 -
その横にある、これ。
歩き疲れたんで自転車に乗って帰ります。
偉いもんで、市内のどこに租賃站(自転車貸し出しスポット)があるか大体記憶しています。 -
自転車という快適な手段を手に入れたので、ちょっと寄り道。
駁二藝術特區の大義倉庫群です。駁二芸術特区 博物館・美術館・ギャラリー
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壁際に、ワイヤーで作られた天女(?)のオブジェがありました。
とっても幻想的。 -
寄り道した理由はコレ。
去年の10月にこのエリアにオープンしたばかりの「微熱山丘」。 -
パイナップルケーキってあまり興味ないんですが、新スポットだから旅行記で紹介している人はまだ少ないだろうなぁと思い来てみました。
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船の形を模した作りが特徴らしい。
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買わないけど、「賞味期限短いな〜」などと買う素振りを見せ、そしてちゃっかりまるまる1個試食させてもらいました。
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このエリアは他にもシャレオツなカフェやバーが入っています。
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偶然、夜空が紫色(タロイモカラー)に撮れました。
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ところで愛河沿いにこんなものが。
去年の10月よりチャイナエアが熊本−高雄線を就航開始。
その記念に、くまモンがやたら高雄に出張して色々なイベントに顔を出している様子をネットで目にしました。
台湾は、やはり大陸に似た思考をお持ちなのですね。
大陸のお家芸「パクり」を堂々と駆使し、くまモンのパチもん「高雄熊」というゆるキャラを作ってしまいました。愛河 滝・河川・湖
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無事に「我が家」に帰宅。
明日はちょっと遠出します。
3日目終了〜。トラベルホーム サービス アパートメント ホテル
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この旅行記へのコメント (1)
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- トロピカルおやじさん 2016/01/29 21:46:18
- よかですね〜
- ここの 大仏様 彰化の八掛山大仏よりバランス良いですね
全体のフォルムも顔の造形も 洗練された感じがします
旗津の夕陽 良いね〜 私も大好きな場所
高雄に行くと必ず立ち寄るスポットです
異国の夕暮れ時ってホームシックにさせますよね
そこが自分の居場所じゃないからかな!
計画中の台湾旅行 今回も高雄は立ち寄るんで
旗津で伊勢エビの刺身&味噌汁を食べて
夕陽を見届けたいです。
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