2015/11/20 - 2015/11/21
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Zebraさん
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鬼怒川温泉に出張してきた。
隔年くらいで同じ場所で会議がある。
帰りに寄り道をするので、時間調整に日光の東照宮を訪れた。
実に、20年ぶりくらいになる。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
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-
午後の会議なので、朝、都内の家を出て
浅草から、東武線のスペーシアで鬼怒川温泉まで向かうのだが、
スペーシアが遅れているそうだ。
大雪になってホテルに閉じ込められたときもあるし、
路線の近くの火事で、何時間も電車が動かなかったときもある。
それらに比べると、今年はまあまあいいほうかな。浅草駅 (東武鉄道 地下鉄) 駅
-
お? 座席が『ニゴロ』だ。
これでうれしくなるのはオタクなんだろうか? -
あまり天気がよくないのが残念だが、鬼怒川温泉は紅葉がきれいだ。
ちなみに、この鬼怒川温泉駅、駅のすぐ前に足湯があって、
誰でも無料で楽しむことができる。
――この後、楽しくない会議がしばらく続くので略――鬼怒川温泉駅 駅
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プライベートホテルなので口コミなどは出せないのだが、
とても贅沢できれいだ。
こんな広い部屋に一人で泊まる。メンバーに女は一人なので仕方がない。
ちなみに、仕事のメンバーで借り切っているので、女湯も完全に一人だった。
ひろ〜い浴槽と露天風呂も私一人だった。
気分はテルマエロマエの皇帝だ♪ -
贅沢な夕食の中でも、一番珍しくて美味しかった柿のサラダ。
オードブルとして出てきた。
柿の器も食べられて、ほのかに甘く、でもきちんと和食で美味でした。 -
翌日も(土曜日なのに)昼までは仕事があったので、
せめて午後は東照宮によってから帰ろう、と誘われる。
各駅停車の東武線で鬼怒川温泉駅から日光駅まで行き、
そこからバスで東照宮方面に向かう。
バスから降りてすぐに、湯葉そばをいただこうという話になる。
神橋の近くの『神橋庵』というお店だ。神橋庵 グルメ・レストラン
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生湯葉を食べたかったので、冷たいおそばを注文する。
暖かいほうでもよかったかな、いずれにしても香りが高くて美味しい。 -
出ると神橋のところで結婚式をしていて、
神主さんと巫女さんが新郎新婦を先導して、橋を渡っていた。
これは出待ちをしていたときの神主さんたち。少し寒そうだ。
白無垢の花嫁さんは観光客たちに写真撮られまくってたけど、
こういう神聖な感じの結婚式もいいな♪ -
向こうに見えるのが『神橋』
紅葉と同じ色で、溶け込んでいるのがとても素敵だと思うけれど、
このきれいさをうまく表現できる言葉を持たないのが、
とてももどかしい。 -
『日光東照宮』に到着。
(ピントがすれているわけではなく、人の顔に画像処理でぼかしをかけています)日光東照宮 寺・神社・教会
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石の灯篭もブロンズの灯篭も、苔むした感じ、古い感じに魅力がある。
でも、ここでカメラを抱えて日差しがよくなるのを待っているのは、
アジア人たちではなくヨーロッパの観光客だった。日光東照宮 寺・神社・教会
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有名な三猿の彫刻がある『神厩舎』
わかりやすいように、三猿の周りを少し明るくした。
見ざる言わざる聞かざるばかりが有名だが、赤ちゃん猿や、お母さん猿も描かれている。
猿の一生(死ぬまで)を描いたものではなく、
自分生まれてから子供を産む所までで、元の赤ちゃん猿の彫刻とリンクしている。
なお、見ざる言わざる聞かざるは、子供時代は悪いものを見ない言わない……
という意味で、何も「事なかれ主義の勧め」ではないようだ。日光東照宮 寺・神社・教会
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これも形や色合いがちょうど美しくて好きな三神庫(中央が上神庫)。
日光東照宮 寺・神社・教会
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上神庫に施されている象のレリーフ。
麒麟も獅子も象も、見たことのない人たちにとっては、
想像上の生き物みたいなもんだったんだろうなあ。 -
国宝である『陽明門』、『唐門』を順にくぐって、本社の拝殿に向かう。
陽明門は修理中、唐門には龍がいる。
ほかにも、本社エリアには、麒麟と狛犬・獅子が山ほどいる。日光東照宮 寺・神社・教会
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** 自分で撮影した写真ではありません。公式HPからもらいました **
本社である拝殿・石の間・本殿は撮影不可だったが、
石の間の狩野探幽の麒麟の襖絵を、偶然に見ることができた。
(ふだんは襖が開けて重なっているので観光客は見られない)。
麒麟はものを食べず、清らかな水しか飲まない神獣だといわれているそうだ。
争いごとを嫌い、戦争のあるところには現れない―――
神社や霊廟に、よく似合う。
清らかな水というのも飲料メーカーが喜びそうな設定だ。日光東照宮 寺・神社・教会
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奥宮の入口の坂下門で番をしている眠り猫。
これも猫のまわりを明るくしている。
門の裏側には雀がいるのだが、この猫も「平和だ」という様子を示している。日光東照宮 寺・神社・教会
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坂下門をくぐり、奥社に向かう石造りの東回廊を進む。
巨木をワイヤーで固定しているのは、
巨木が建物の側に倒れると、国宝の建物が壊れてしまうから、その防止のためだそうだ。 -
奥社には徳川家康の墓と位牌があり、その前を守る鋳抜門には狛犬がいる。
このブロンズの狛犬、左側の子は、まるで一角獣みたいだ。
そうそう、狛犬と唐獅子は「同じなんじゃないか?」 と思って昔、調べたことがある。
早いタイミングで日本にあった狛犬と、中国から来た唐獅子が
混ざっちゃったみたいなので、姿形としては同じだそうだ。
狛犬は阿吽ペアなので、ペアでないのが唐獅子かというとそうでもなく、
中国には阿阿ペアや、吽吽ペアの獅子がいる。
結果として、アシンメトリーのペアが狛犬、
シンメトリーになってたり個体でいたりするのが唐獅子ですかね?
(立ってるのと伏せてるので分けたり、いろんな説があるようだ)日光東照宮 寺・神社・教会
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家康の棺を納めてある宝塔の前には亀に乗った鶴と、小さな唐獅子がいる。
鶴は魚っぽく見える蜀台を咥えていて、
唐獅子は香炉のような毬を押さえている。日光東照宮 寺・神社・教会
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最後は薬師堂(本地堂)。 天井に鳴き龍が描かれているところだ。
昔は下でクラップ音を出しても場所が悪くてなかなか龍が鳴かなかったのだが、
今は神主さんが説明しながら拍子木を打ってくれる。
龍の口の下のときだけ、すばらしく響いて、観光客たちが感嘆の声を上げていた。日光東照宮 寺・神社・教会
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それにしても、紅葉がきれいだ。
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同行者たちと別れて、JR日光駅に向かう。
JRは東武線に比べてえらく寂れているのだが、
クラシカルな建物でなかなか素敵だと思う。日光駅 駅
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本殿で鈴を購入してきた。
小6の息子に渡したら、つい先日の修学旅行の時に欲しかったけれど、
その日は財布を持ち歩いていなくて購入できなかったのだ、と喜んでいた。
鈴の中に、小さなすずが入っていて、その中にも音源の石が入っている。
玄関において、出かける前に鳴らすといいことがあるのだそうだ♪
……翌日、予定外の旅行に出かけるときも鳴らした。
(というわけで、翌日から衝動的に秋田に行くのだが、それはまた別の旅行記) -
同じような旅程で出かけたので、ついでにお弁当情報。
東武線は一部の特急での車内販売以外、食事を購入するのに困るのだが、
東武宇都宮線の駅ビルである東武デパートの中の、
柿安ダイニングは、とても便利。
左が中華弁当700円程度で、右がオプションでつけた生春巻き。
少し味が濃いのが難点だが、宇都宮から利用するときには購入してます。
http://www.kakiyasuhonten.co.jp/brand/7kakiyasu_dining/
……口コミの追加登録ができないので(該当店舗が口コミ登録されていない)、
適当な柿安ダイニングにリンクしました。
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