2015/11/07 - 2015/11/09
140位(同エリア2159件中)
まめ猫さん
天保6年(1835年)11月15日、高知市上町で生まれ、慶応3年(1867年)11月15日、京都近江屋で土佐の盟友・中岡慎太郎とともに襲撃され、33歳(数え年)という若さで闘死した坂本龍馬。
2015年は龍馬の生誕から180年という節目の年という事で、今なお多くのファンを持つ彼の故郷、高知を旅してきました。
5000円分の宿泊券と観光券、龍馬パスポートが付いた高知家プレミアム旅行券を利用して、お得に旅する事ができました。
≪日程≫
(1日目)
●羽田→高知(JAL495)
●「龍馬伝」幕末志士社中
●坂本龍馬誕生地
●高知市立龍馬の生まれたまち記念館
●土佐茶カフェ
●宿泊:セブンデイズホテルプラス
(2日目)
●日曜市
●高知城
●高知県立牧野植物園「菊花展」
○五台山 竹林寺
○ひろめ市場
○宿泊:セブンデイズホテルプラス
(3日目)
○高知県立坂本龍馬記念館
○桂浜
○高知→羽田(JAL498)
※この旅行記では●を掲載しています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- JALグループ
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羽田空港第一旅客ターミナル。2階のマーケットプレイスに11月6日から飾られたクリスマスツリー。
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「大切な人が待つ場所へ。Gift is you!」をテーマとした装飾。
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最高のクリスマスギフトは、大切な人と過ごす「時間」。羽田空港を訪れた人々が大切な人のもとへと旅立ち、素敵な時間を過ごせますように…との思いが込めらているそう。
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ドイツのローテンブルク市にあるケーテ・オルファルト社(クリスマスアイテム専門店)製のオーナメント。
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天井からプレゼントが降ってくる…。
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ツリーの前には、サンタになったロボットのペッパーくん。目と耳が青く光っているときに、ゆっくりと大きな声で話しかけるのがこつ。
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搭乗の前に、「エアターミナルグリルKIHACHI」でランチ。
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エスカロップサーモンのグリル。ポロ葱の焦がし醤油バターソース。
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ムール貝とルッコラのリングイネ ルッコラのジェノバ風。もっちりパスタが美味しい。
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スープ・デザート・ドリンク付。窓際の席は飛行機の離着陸が良く見える。この時は席が空いておらず、奥の席になってしまった。
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出発前の風景は、いつもワクワクする。
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今年(2015年)は、坂本龍馬の生誕180年という節目の年。
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龍馬の生誕の地、高知へ初めての旅。
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約1時間半の空の旅。クラスJ限定の飲み物は、濃厚野菜ジュースだった。
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高知龍馬空港に到着。外はあいにくの小雨。空港連絡バスは飛行機の到着に合わせてすぐに出発するので、荷物は預けなかった。
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出口の左側にバス乗り場(1番)がある。
券売機で回数券を購入(720円分2枚綴り・1340円)。 -
空港から約30分の「はりまや橋」停留所で下車。徒歩5分程のところに本日宿泊するセブンデイズホテルプラスがある。白が基調のお洒落な外観。
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事前に1枚5000円で購入したプレミアム旅行券をフロントで引き換える。宿泊券5000円分と観光券5000円分(500円券の10枚綴り)と龍馬パスポートがついたお得な旅行券。観光券は、500円以上の観光施設の入場料やお土産購入などに使うことができる。
龍馬パスポートは、参加施設に提示すると特典が受けられ、スタンプを集めるごとにパスポートの色が変わり、ステージアップすると賞品がもらえたりする。 -
料金は前払い。
<ホテルに支払った金額>
6,990円(1泊目)+4,490円(2泊目)-5,000円(プレミアム宿泊券)=6,480円 -
ビジネスホテルだけど、スタイリッシュで女性好みのインテリア。
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ツインルームはこんな感じ。禁煙ルームが選択できず、たばこの臭いが気になったので、空気清浄器をずっとMAXにしていた。部屋を出るとスイッチが切れるようになっていたので、あまり消臭できず…。部屋は綺麗なのにそこが残念だった。
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チェックインを済ませた後は、高知駅前の観光情報発信館「とさてらす」で旅の情報収集。
翌日に使用するMY遊バスの乗車券を購入(2日間分・1600円)。 -
南口の「こうち旅広場」には三志士像。左から土佐勤王党を結成し、吉田東洋の暗殺を指示した武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎。
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とさてらすの横には、大河ドラマ「龍馬伝」の撮影で使われた龍馬の生家セットを再現した「龍馬伝 幕末志士社中」がある。
ここで龍馬パスポートに初スタンプ!
★龍馬パスポート提示で入場料は500円→400円に。
更にプレミアム観光券を2人で1枚使用すると1人150円に(350円お得!)。 -
入ってすぐに、書家・紫舟さんの書いた題字が飾られていた。幕末の世界へ。
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井戸やお庭など撮影に使われたセットがそのまま。衣装に着替えて記念撮影ができるコーナーもある。
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台所と龍馬の部屋。
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「龍馬伝 幕末志士社中」を出て、商店街を歩いていると
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お店の中に…
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ちょこんと座った可愛い猫ちゃん♪♪♪しっぽを足の上に乗せてる(*^_^*)
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ひろめ市場に行ったら混んでいたので、帯屋町アーケードにある「土佐茶カフェ」で夕食。
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550円のちりめんじゃこ丼。なんて安いんでしょう!
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四万十豚のさっぱりかつ丼は、野菜たっぷりでかつが隠れちゃっている。こちらも550円。
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プラス250円でデザートと飲み物をつけられる。デザートはショーケースから好きなものを選べる。
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上町一丁目。このあたりは龍馬が生まれ育った町。12、3歳になっても、寝小便をするくせがなおらず、鼻を垂らして泣き虫だった龍馬。乙女姉さんに鍛えられ、14歳になって近所の小栗流日根野道場に通い始めると、メキメキと剣の腕を上げ、わずか19歳で目録を伝授される。
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生家があった場所には、吉田茂による揮毫の碑がひっそりと立っている。戦火で焼けてしまった跡地には現在、上町病院が建っている。
天保6年(1835年)11月15日に龍馬は誕生した。2015年はそこからちょうど180年にあたる節目の年。
毎年11月15日にはここで誕生祭が行われる。この日に訪れたかったが、残念ながら予定が合わず。1週間早いけど、おめでとう! -
石碑の前には、家紋(組み合わせ角に桔梗紋)の入った素敵なベンチ。
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上町には主に商人と職人が住んでいたが、郷士など農民以外の身分の人々も混在する町だった。そんな環境で育った龍馬は、分け隔てのない平等な考え方を持つようになったと言われている。
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誕生の地から2分ぐらい歩いていくと、「龍馬の生まれたまち記念館」がある。館内には、龍馬の少年時代や町の歴史について映像や模型で分かりやすく展示されている。
★龍馬パスポート展示で入館料は300円→240円に(60円お得!) -
中庭には、龍馬と乙女姉さんと近藤長次郎の像があり、一緒に記念撮影ができる。
乙女姉さんが男だったら、歴史が変わっていただろうか? -
2階の展示館で開催していたイラストレーター 角谷やすひとさんの作品展 vol.6 〜らぶ&ぴぃーすぜよ!2015〜『日本を今一度せんたくいたし申し候。』。
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龍馬の言葉に元気をもらう。
来年の春には、東京(谷根千)で角谷やすひとさんの個展が開催されるようだ。 -
高知城がライトアップされていた。周りは真っ暗でひと気がなかったが、お城の近くまで上がってパチリ。
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明日は、昼間の高知城を見る予定。
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駅前の像もライトアップ。でもなんだか怖い。
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〜〜翌日〜〜
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ホテルの朝食。フロント前のコーナーに並んだサラダ、ヨーグルト、ジャムなど。
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近所のパン屋さんから取り寄せた焼き立てパン。バナナも毎日青果店から届けられている。
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お洒落なスペースでいただく。
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飲み物の種類は、コーヒー(アメリカン、エスプレッソ)・紅茶・牛乳・オレンジジュース・グレープフルーツジュース。
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朝食後は、ホテルから歩いて5分ぐらいの追手筋で開かれている日曜市へ。南国高知、ちょっと湿度が高い。
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1.3?にわたって430もの店がずら〜〜っと軒を連ねる日本最大の街路市。
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日曜市は朝市ではなく、日の出から日没まで開かれている終日市。
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お野菜が安い。この辺りに住んでいたら、いっぱい買ってしまうだろうな。
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午前中の早い時間に行くと品物がまだ沢山ある。手作りのお餅やおまんじゅうは、地元の人に人気だった。
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日曜市へ来たらこれを食べないとね。ホクホクのいも天。美味しかった♪
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大きなゆず。これは獅子ゆずと言って、飾っておくと福を呼ぶといわれているそうだ。
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赤いオクラを初めて見た。
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しぼりたての「ゆずネード」をいただく♪高知はゆずの生産日本一。血管を広げ、血流を良くする作用があるゆず、健康的!
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たくさんお店がありすぎて、どこの店が安いのかわからなくなってきた。
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食べ物ばかりではない。
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骨董品や
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刃物も。さすが龍馬の生まれた町。
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ずっと歩いてきたら高知城が見えてきた。追手門は、石垣の上に渡櫓を乗せた櫓門。2階部分には、「石落とし」のしかけがある。江戸時代の城で天守閣と追手門が一枚の写真に入り、本丸の全ての建物がそのまま残っているのは高知城だけとか。
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山の自然石を使った「野ヅラ積み」という方法で造られた石垣は、南海大地震にも耐えたという。
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天守は3層6階、内部はすべて昔のままに残されている。
★龍馬パスポート展示で天守・懐徳館等入場料は420円→330円に。
更にプレミアム観光券を2人で1枚使用すると1人80円に(340円お得!)。 -
三菱のマークの元となった山内の家紋の三葉柏(左上)。波の透彫欄間(右上)。竹の節欄間(左下)。正殿上段の間の帳台構えの裏は納戸になっていて武士がここに隠れたことから「武者隠し」とも呼ばれている(右下)。
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素敵なお庭が見える。
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鉄砲狭間。鉄砲は床に座って撃つため、窓より下の位置に設けてある。
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急な階段を上がって最上階へ。
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漆塗りの手摺は、ペンキと違って内部に浸透した水分は空気の流通によって蒸発するため、木材が腐朽しにくいといわれている。
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天守から西側の展望。雨が降ったり止んだりの天気だけど、これもまた情緒があっていい。
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青銅製の鯱。
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詰門、廊下門、東多聞。
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緑が美しい。紅葉も始まってきてる。
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ランチは、日曜市で買った「いなか寿司」。みょうが、こんにゃく、筍、しいたけなどが乗った高知の名物。柚子が入った酢飯がさっぱりしていて美味しかった♪
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がっかり橋と言われている「はりまや橋」。可愛らしくて私は好き。
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ホームランというパチンコ店のマスコットキャラクターの路面電車。
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高知市内の観光スポットを周る乗り放題のバス「MY遊バス」を利用して、牧野植物園に行こう!
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利用日を削った乗車券を提示して乗車。
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車内の天井には観光案内が。
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20分程で牧野植物園に到着。約6ヘクタールの園内では、日本の植物分類学の父・牧野富太郎博士ゆかりの植物など約3000種類の草花が四季折々に彩る。
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菊花展が開催中。園内のあちこちに咲く野生菊。
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「オオツワブキ」は、九州の海岸周辺に生育する多年草で、葉柄は粕漬けなどにして食用される。
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龍馬パスポートは期間限定のレアスタンプ。まず窓口でフレームのスタンプを押してくれる。
★龍馬パスポート展示で入園料は720円→620円に。
更にプレミアム観光券を使用すると120円に(600円お得!)。 -
企画展示室の中で、ギャオーっと恐竜の声が出るこのスタンプを押すと…
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こんな感じでレアスタンプのできあがり。ちょっと曲がっちゃった。
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企画展は「恐竜時代の植物たち」。水の中に生まれた植物の祖先は、約5億年前に上陸。シダ植物から裸子植物そして花を持つ被子植物へと移り変わって行ったそう。
下の写真は、シダを持つ牧野博士と最後の恐竜エドモントサウルス。 -
植物園の中に遍路道がある。
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天気が回復してきて、遠くの景色が綺麗に見える。
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「ダルマギク」は、海岸の岩上に生える多年草。
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木々の良い香りで清々しい。美味しい空気を沢山吸おう。
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雨に濡れた「コムラサキ」が綺麗。
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50周年記念庭園の東屋。
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イチオシ
菊師がつくり上げた菊細工「土佐のオナガドリ」が展示されている。
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国の特別天然記念物に指定されている高知県原産のオナガドリ。
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オスの尾羽は生え換わらない為、極端に長くなるのが特徴。長いもので10m以上に達することもあるとか。素晴らしい作品。
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蛇紋岩植生園では、江戸時代から栽培されてきた古典菊と伝統的で華やかな仕立て菊が展示。
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【奥州菊】
250年前に青森県八戸市で栽培が始まったとされている。独特な花容は抱え咲きと呼ばれている。 -
【七本仕立て】
北陸地方でよく行われている仕立て方。1本の苗を2回摘芯して7本の枝を伸ばす。中央の花を高く、外側の花が低くなるようにして、すべての花がよく見えるように仕上げる。 -
【一文字】
一重咲きで、幅の広い花びらが水平に開いて咲くもの。明治元年(1868年)から皇室の紋章となり、御紋章菊とも呼ばれている。 -
【伊勢菊(松阪菊】
伊勢・松阪地方で生まれた品種群で、嵯峨菊をもとに改良されたと考えられている。花弁が垂れるのが特徴で、ナデシコ・ハナショウブと共に伊勢(松阪)三珍花のひとつとなっている。 -
【丁子菊】
花の形が胡椒の丁子(クローブ)に似ていることからこの名がついたそう。 -
【管物】
管状の花弁が長く真っ直ぐ伸び、大輪の花を咲かせるのが特徴。花弁の先が小さく固く玉巻き状となり、花芯の部分はカップ状になったものが良い花とされている。 -
【千輪作り】
大菊を使った仕立て方のひとつ、1本の苗の摘芯を何回も繰り返して枝数を増やし、半球形になるように花を並べて咲かせる。 -
温室。大木の洞窟をイメージした高さ9mの塔。
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びっしりと緑の世界。
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ウァンダ・アムプラケアという珍しいランの花。
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ジャングルゾーンのダイナミックな滝。
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展望デッキより。暑くて長い時間はいられなかった。
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南門の近くの日本伝統園芸植物観賞棚には「総合花壇」が展示されていた。
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様々な仕立て方の菊を組み合わせて立体的に飾られている。
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菊ってこんなに綺麗だったんだ。
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花弁の流れが美しい千輪作り。
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牧野植物園の様々な種類のみごとな菊を見てうっとりした後は、五台山 竹林寺へ向かう。
続きは「高知の旅は、龍馬生誕180年記念の年に ② ~86年ぶりに公開された龍馬の愛刀~」で。
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旅行記グループ 2015年 高知2日間の旅
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