3歳子鉄が行く信濃路～三才駅とスノーモンキー編

2015/11/07 - 2015/11/08

ウサギの息子・子ウサギ、寝ても覚めても電車のことで頭がいっぱいな3歳児。
そんな子ウサギのために、今年の義父母との旅行は表向き善光寺詣り、その実は子ウサギ憧れの長野電鉄＆しなの鉄道に乗るツアーを企画しました。

親の趣味(旅行)にもヒットする電車好きも今のうちかもしれない…
10年ぶりくらいに開く分厚いJR時刻表と首っ引きで母はがんばった。
長野には「三才駅」というまさに今の子ウサギのためのような駅もあり、紅葉の美しい信濃路を電車で満喫してまいりました。

☆2015年秋・三世代旅行☆
１日目　東京駅→長野駅(北陸新幹線)
　　　　タクシーで善光寺へ、「北野屋本店」で蕎麦の昼食
　　　　善光寺詣り
　　　　タクシーで北しなの線三才駅へ
　　　　三才駅→長野駅(北しなの線)
　　　　長野駅→湯田中駅（長野電鉄スノーモンキー号）
　　　　あぶらや燈千泊
２日目　湯田中駅→長野駅（長野電鉄ゆけむり号）
　　　　長野駅→上田駅（しなの鉄道観光列車『ろくもん』）
　　　　上田駅→東京駅（新幹線あさま）

※JR東日本「フリー週末パス」利用　　
※子連れ電車旅のポイントは荷物！
あらかじめ2日目に使う荷物は宿へ送り、手持ちはなるべく減らします。そして1日目の洗濯物など2日目に必要ないものは、宿から自宅へ宅配便。

エリア 長野市(長野)

旅のはじまりは東京駅。
長野までは北陸新幹線「かがやき」に乗りますが、早めにホームへ向かい新幹線ウォッチング。
連結チェックはmustだよね〜！

子ウサギが東京駅のキオスクで母が知らぬまに義父にオモチャを買わせてた。
さっそく孫パワー炸裂！
子ウサギが持ってるのはチョコエッグ。中には飛行機のオモチャが入ってます。

長野駅のコインロッカーに荷物を預け、
タクシーでまず向かったのは善光寺近くのお蕎麦屋さん「北野家本店」。

子ウサギが大好きな「鉄道BIG4」(惜しまれつつ終了した日テレ『笑神様は突然に』の電車好き芸能人ユニット)が、長野周辺の電車旅したときに来ていたお店です。

そう、今回の旅の目的は鉄道BIG4が紹介してた電車たちに会うこと。

ウサギは10食限定の十割そば。
みずみずしくて、上品なお味。
授乳期の胃袋にはちょっと少なめだったな…

オットは天ざる。
卵焼きは子ウサギのお腹へ。
麺大好きな子ウサギはざるそばを一人前きちんといただきました☆

お腹を満たしたあとは、お店から歩いてすぐの善光寺へお詣り。
7年に一度のご開帳は終了していましたが、たくさんの人が参拝していました。

暗闇を歩くことで有名なご戒壇巡り、ウサギと子どもたちは外で待っていようかと悩みましたが、子ウサギも「行く」と張り切るので思いきって行ってみました！

大人でも不安になるまっ暗闇でしたが、「たのしかった！」そうです(*´∀｀)

善光寺からまたタクシーで、北しなの線「三才駅」へ。
子ウサギまさに3歳、
3歳鉄道ファンの聖地と言えましょう。

昼間は無人駅になる三才駅ですが、ボランティアの方々が待機して、3歳だけでなく13歳23歳、もっと大きなお友だち、そしてもちろん3歳に関係なくても歓迎してくれます。

帽子と模擬制服をお借りして記念撮影☆

ボランティアの方にいただいた手作りのおみやげ。
子ウサギは折り紙の「コマ」に大喜び、今も大切に自分のカバンに入れています。

三才駅から北しなの線に乗って長野駅に戻ります。

運転席の後ろに陣取り長野駅へ。

長野駅、
隣のホームにはワイドビューしなの！

「次は、あれに乗るの？」
…ちがいます(--;)

テレビで見た長野電鉄の改札に子ウサギ大興奮！
待ちきれなくて、出発までまだ30分もあるのにホームへ向かいました。

スノーモンキー号。
以前「成田エクスプレス」として東京と成田空港を結んでいた車両が生まれ変わって活躍しています。

ピンボケですみません。

1000円で使える個室が空いていたので、奮発しました♪
…って、長野電鉄の特急料金は大人でも100円。
個室は1000円ですが、1室の料金です。
コレは買いでしょ！
但し1室限定で予約はできません。当日、窓口で空いてたら券が買えるという言わば早い者勝ち。

湯田中温泉に向けて出発！

途中、今乗っているスノーモンキー号と同じ路線で使われている特急ゆけむり号の車両が見えました。

子ウサギが「ゆけむり、乗りたい」と言うので、母は翌日の時刻表チェックに勤しむ。帰りはゆけむり号に乗りましょう。

車窓からは紅葉に染まった山々や果物畑など、のどかな信濃の風景がひろがります。

湯田中駅から送迎車で今夜のお宿へ。

「あぶらや燈千」。
ウェルカムドリンクをいただきながらチェックイン。

お抹茶と、はなまめ。
マメ好きな息子のお腹に消えました。

お部屋からの眺め。
「千遊館」というリニューアルしたばかりの露天風呂付きのお部屋です。

洋室と和室がひとつずつ、
義父母はベッドで、ウサギたちは和室にお布団で休みました。

三世代旅行は寝室だけでも分けられるとお互いにストレスが少なくて済みます。

風光明媚な露天風呂。

冷蔵庫のお水はサービス。

ダブルシンクで使いやすい。

義父オット子ウサギの男子組と義母ウサギちびうさ女子組に分かれて大浴場へ。
湯あたりの柔らかい温泉で疲れを癒しました。

そのあと楽しみにしていた夕食。
食事処の個室でいただきます。

ちびうさにバウンサーが用意されてました！
ありがたいです。

子ウサギのお子さまディナー。
いちばんテンションが上がったのは妖怪ウォッチのふりかけっていう。
ふりかけごはんを夢中でバクバク。
おさかなと野菜は親がなんとか食べさせました。

で、パタン。
よっぽど疲れたようで、部屋に戻って着替えさせても朝までグッスリ☆

それでは大人の時間。
ゆっくりいただきまーす

キレイなお肉、柔らかくておいしい☆

肉を焼くウサギと義母の後ろをナニモノかが通過。
ハイハイ始めた0歳児は夕食中もアクティブでしたが、部屋に戻ったらこちらもすぐにオヤスミナサイ☆
ウサギは再度ひとりで大浴場に向かい、ゆっくり夜の温泉を楽しんだのでした。

つづく。